ーー後に、彼らは語った、カルデアの旅の中には、彼ら以外の『異物』が紛れ込んでいたのだと。

ーーある万能の人は語った『彼らは、私達とはまた違う、この世界の救世主だ』と。

ーーある聖剣の主は語った『彼らもまた、己が冠位指定を乗り越えた者達だ』と。

ーーある明かす者は語った『彼らは悪ではない、ただ彼らは……善とも言い切れない』と。

ーーある善性の者は語った『結果的には良いものであるが、彼らの存在など不要であったね!』と。

ーーある所長代理は語った『彼らの力添えがあって、初めて僕らは進むことができたのさ』と。

そして、あるマスターは語った『私を、世界を本当に救ったのは彼らの方だ』と。


この物語は本来は存在し得ない異次元からの異邦人達、【転生者】達の、特異点異聞帯へ挑み、世界救済への手助けを行う物語である。
本来ではあり得ない結末や、あり得ない特異点、生存し得ない者が生き残り、死に得ない者が死んでいく。
そんな【もしも/What If】を描いた異譚の世界を、ここへ記していく。
第0章ダイアモンド・ドックス
  第1節 潮風の香る空()
  第2節 汗滴る訓練場2025年02月01日(土) 20:53()
  第3節 青年の胸の内()
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