ホグワーツの破天荒なあの人   作:一光

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原作だとアズカバンの囚人編ですけど、この物語のシリウスはアズカバンにブチ込む側なんですよね〜

それでは本編をどうぞ!


えっ、何で?

8月中旬のホグワーツの教員塔でホグワーツの教員達が席に座っていた。ダンブルドアからケトルバーンが教員を退職する事と新たに新任になる先生2人を紹介する事を話した。

 

 

「先ずは魔法生物飼育学の教員としてルビウス・ハグリッド先生が就任される」

 

 

ダンブルドアがそう言うとハグリッドが入室すると緊張した表情で話し出した。

 

 

「俺が先生になれるなんて思わなんだが、色々と教えてくれ」

「そうだな、君は何かする前に他の先生に聞いた方が良いぞ。ルビウス」

「分かっちょる。それこそローリエル先生に相談するぞ、トム」

「待て・・・・・・ローリエル先生に相談する前に他の先生に相談してくれないか? ローリエル先生は、その・・・・・・」

「私が何だい? トム」

「あっ、いえ・・・・・・それはその・・・・・・」

「先輩、進めてよろしいでしょうか?」

 

 

ハグリッドが言った後にトムが言うとハグリッドの返答にトムは少し焦った様に言った後にエミレアが少し意地悪そうな表情で言うとトムは苦笑いしていたが、ダンブルドアがエミレアに言うと笑顔で進めてもらうように促した。

 

 

「続いてトム先生は今年を最後にホグワーツの先生を退職される。その後任として闇の魔術に対する防衛術はリーマス・ルーピン先生が就任される。トム先生はルーピン先生の補助をされながら引き継ぎをされる」

 

 

そして次にボロボロのローブを着たリーマスが入室した。

 

 

「どうも、ご紹介に預かったリーマス・ルーピンです。少々“事情”があって月に1〜2回程休暇をいただくので、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」

「誰も迷惑には思わんぞ。貴様が休もうがそのフォローをする事など容易い」

「そう言ってもらえると助かるよ、セブルス」

「学生時代の友人と言っても、公私は分けたほうが良いぞ。ルーピン先生」

「それをセブルスが言う?」

「・・・・・・何の事ですかな? ローリエル先生」

「またまた〜・・・・・・結構ハリーに甘い気がするよ」

「・・・・・・先輩」

「分かったよ〜」

 

 

セブルスがリーマスに言った後にエミレアは微笑みながらセブルスに言った後にダンブルドアが声を掛けると、エミレアが言った後にダンブルドアは1つ咳払いした。

 

 

「次に、最近ホグズミード並びにホグワーツ周辺で怪しい魔法使いが目撃されておるらしい・・・・・・先輩、よろしいですか?」

「分かった・・・・・・これは私がホグズミードで聞いた事なんだけど、最近手配書が出されてる闇の魔法使いが目撃されるって」

「それならば、先生が動けば解決するのでは?」

「まぁそうなんだけど・・・・・・私の事、相当警戒してるらしくて全然尻尾を出さないんだよね〜・・・・・・闇祓い局には既に報告したんだけど、闇祓いの派遣は入学式頃になるらしい」

 

 

エミレアの報告に教員一同はかなり険しい表情をしていた。まさかホグワーツ周辺でそんな危険な魔法使いが目撃されているなど、生徒達に危険が及ばないかと思っていた。

 

 

「生徒達に危害が出るようなら私がどうにでもするよ」

 

 

エミレアは笑顔のままそう言ったがその言葉は何処か冷たく恐ろしいものだとダンブルドアとトムの2人は感じていた。2人はエミレアとの付き合いは長く闇の魔法使いや密猟者狩りに連れられていた時の容赦の無さは嫌という程見ていた。

 

 

((1年何も起こりませんように))

 

 

2人は冷や汗を掻きながら思っていた。ダンブルドアは話題を変えるようにハーマイオニーが逆転時計(タイムターナー)を使用する事を伝えるとその場は解散となった。

 

 

「あー、トム。お前さんのお陰で色々助かった」

「君を基準にした知識のまま授業をされたら生徒が危ないからな」

「ハハハッ! 心配せんでも大丈夫だ!」

 

 

ハグリッドはトムの背中をバシバシ叩いていたが、半巨人のハグリッドの力で叩かれてるトムは痛そうに顔を歪めながら半笑いしていた。

学生時代ハグリッドが3年生の時にトムは5年生で監督生だった。トムによってハグリッドはホグワーツを退学になってしまったがダンブルドアの尽力によってホグワーツの森番としてホグワーツに残り、トムはハグリッドの元に行き勉強を教えていたりした為そこまで険悪にならずにハグリッドはトムを良い奴として認識するようになった。トムはハグリッドが間違った知識で魔法生物に接するのを防ぐ為に勉強を教えており、トムにとってハグリッドは気軽く話せる相手になっていた。

 

 

「さて、先輩教員として色々と教えてくれませんか、スネイプ先生」

「引き継ぎはサロウ先生だが・・・・・・まぁ、それ以外なら良いだろ。ルーピン先生」

 

 

ルーピンとセブルスはポッター家で会う事が何度かある為、普通に話すような感じで話しているとマクゴナガルがとても懐かしそうな様子で話しかけた。

 

 

「久しぶりですね、リーマス」

「お久しぶりです! マクゴナガル先生。ご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします」

「悪戯じゃなければどんな迷惑も平気ですよ」

「まぁ、リーマスは止める側でしたがね・・・・・・強くは止めてはくれませんでしたが」

「それは済まなかったよ」

 

 

そんな様子を見て難しい表情をしているエミレアにダンブルドアは声を掛けた。普段のエミレアなら声を掛ける筈のエミレアが様子を見ているだけなのをダンブルドアは不思議に思っていた。

 

 

「どうかしましたか? 先輩」

「ここじゃあれだから、校長室で良いかい? アルバス」

 

 

ダンブルドアはそれを聞くとエミレアと共に校長室へ向かった。校長室に向かう道中、2人の間には会話はなく、ダンブルドアはエミレアが何か言い難い事があるのを察した。

 

 

「さて、先輩。どうしたのかお話しいただけますか?」

 

 

校長室についたダンブルドアがエミレアに聞くと、エミレアは難しい表情のまま話し始めた。

 

 

「アルバス、ピーター・ペティグリューを覚えているかい?」

「勿論、覚えております」

「・・・・・・目撃された闇の魔法使いが、彼を殺したガルディメル・リュグナーらしいんだ」

「何と・・・・・・」

 

 

ダンブルドアはエミレアから聞かされた名前を聞いて驚いていた。ピーター・ペティグリューはジェームズ達の同級生で、もう1人のガルディメル・リュグナーは手配書が出る程の闇の魔法使いだった。

 

 

「ピーターを12人のマグルを巻き添えにして殺害したガルディメル・リュグナーが、このホグワーツ周辺に?」

「まだ何とも言えないよ・・・・・・それにこれはまだ誰にも話してない」

「そうですか・・・・・・その方が、良いかもしれません」

 

 

ピーターは闇の魔法使いのガルディメル・リュグナーによって12人のマグルと共に殺害された。遺体は指1本しか残らず、ガルディメルは現在も逃走中だった。

 

 

「それにしても、何で姿を現したんだろうね? このホグワーツに」

「それは当人を捕まえなければわかりません」

 

 

エミレアとダンブルドアは12年間も姿を現さなかったガルディメルが現れた事に疑問に思いながらも捕まるまでは警戒しておこうと話がついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生になるハリーはダイアゴン横丁で3年生で使用する学用品を買いに来ていた。

 

 

「それにしてもロン、エジプトに行けて良いなぁ」

「そうね・・・・・・うちはジェームズが纏まった休みが取りづらいから外国に旅行は難しいわね」

 

 

ロンは今回家族でエジプト旅行に行っており、ネビルやハーマイオニーも予定が合わず、ジェームズも闇祓いの仕事でいなかった。ハリーはロンのエジプト旅行を羨ましがったがリリーはジェームズの仕事上、長期の旅行は難しい事を言った。

 

 

「外国への旅行なら良ければ僕がハリーを連れて行きますよ。僕なら予定も空けやすいですし、屋敷はクリーチャーが見てくれますから」

「おいレギュラス、お前ここぞとばかりに言うな・・・・・・ハリー、外国旅行も良いが男で2人旅なんてどうだ? そこまで遠出は出来ないが色々と楽しいと思うぞ」

「あなたこそ何をいきなり言ってるんですか? それにハリーは外国旅行が良いと言っていたんですから・・・・・・」

「2人共。喧嘩するなら帰ってもらうわよ」

「「喧嘩してないぞ(ませんよ)」」

 

 

今回の学用品の購入にはシリウスとレギュラスが一緒についてきており、2人が喧嘩を始めそうになりリリーが言うと2人は肩を組んで声を合わせて言った。

 

 

「あのね・・・・・・」

「ママ、早くしないとお店混んじゃうよ」

「そうね・・・・・・なら早く行きましょう」

 

 

ハリーはシリウスとレギュラスに関してはいつもの事だとしてリリーに店に行くように言うと、リリーもそれに同意して4人で教科書を購入した。その後、ハリーは箒店に行くと競技用に飾られてる箒を見た。

 

 

炎の雷(ファイアボルト)・・・・・・」

「確か、今最速の箒だよな」

「試作品のようですが、性能はかなり良いと思いますよ」

 

 

ハリー、シリウス、レギュラスの3人は競技用で最速の炎の雷(ファイアボルト)を興味津々といった様子で見ていた。レギュラスは学生時代はクィディッチチームのシーカーをしていた為、とても興味を持ってみていた。

 

 

「・・・・・・ハリー、良かったらこの炎の雷(ファイアボルト)プレゼントしますよ。シーカーなら最速の箒を使うべきです。お金は僕が出しますし、ハリーなら乗りこなせますよ」

「おい待てレギュラス! それだと俺のプレゼントしたニンバス2000が力不足だと言いたいのか!?」

「常に新しい箒が出る中で前の箒に拘る必要はないですよ! ハリーの様にとても優秀なシーカーなら尚更最新で最速の箒に変えるべきです! それにニンバス2000についてはあなたが勝手に買ったんじゃないですか!」

「2人共・・・・・・」

 

 

言い争いを始めた2人にリリーが声をかけた。ハリーはリリーが2人を止めるのかと思ったが・・・・・・

 

 

「買うなら私とジェームズに相談してくれないかしら? 箒をプレゼントするなら親である私達だってしたいのよ。分かる?」

 

 

リリーは止めるどころか言い争いに参加してしまった。ジェームズとリリー夫婦もハリーがシーカーになったと手紙を貰った時には嬉々として箒を買おうとしたが、その前にシリウスが箒を買ってしまった為2人して肩を落としていた。

 

 

「ねぇ! お店の迷惑になるから出よう」

 

 

ハリーは言い争いが激化する前に3人に言うと箒店を出た。取りあえずはハリーはまだニンバス2000を使う事と、新しい箒がほしい時には相談する事を言うとそれで話はついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月1日、ハリーはホグワーツ特急に乗る為にキングス・クロス駅の9と4分の3番線に来ており、ジェームズとリリー、レギュラスの3人に見送れていた。

 

 

「今日はリーマスおじさんとシリウスおじさん、見送り来れないんだね・・・・・・」

「どうしても、予定が合わなかったみたいなんだ」

「仕方ないよ。シリウスおじさんも仕事があるし、リーマスおじさんも大変なんでしょ?」

「大丈夫ですよ、ハリー。リーマスはきっとまめに手紙を送るでしょうし、あの兄だってそうすると思いますよ」

「そうだよね・・・・・・また手紙出すね!」

「えぇ、気をつけていってらっしゃい」

 

 

3人がハリーが乗ったホグワーツ特急を見送り、キングス・クロス駅を出ると丁度バイクに乗ったシリウスが駅に来ていた。

 

 

「あら? シリウス、どうしたの? 仕事で来れないんじゃ・・・・・・」

「と言うより、来れるならもっと早く来れなかったんですか?」

「俺だって出来ればそうしたかったさ。ジェームズ、行くぞ」

「OK。リリー、済まないが仕事で長い期間家を空ける」

「何処かに出張? せめて場所は教えてくれない?」

 

 

リリーに聞かれるとジェームズとシリウスは悪戯が成功したような表情をするとリリーとレギュラスの2人は”これはあえて言わなかったな“と思うと2人してため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホグワーツ特急が出発した頃のホグワーツで、リーマスはエミレアの私室でセブルスと共に紅茶を飲んでいた。

 

 

「それにしても、こうして先生と共に働けるなんて夢にも思いませんでした」

「私はいつか君と共に働いてみたいと思っていたよ。だって君、優秀じゃないか」

「私には、勿体ないお言葉です」

「ローリエル先生の授業を受けて優秀でない者等おりません。そんな者がいるなら、ただの無能ですな・・・・・・去年のロックハートの様な」

 

 

セブルスは表情を変えずに言っていたが、その声には苛立ちが混じっておりリーマスは苦笑いしていた。エミレアはいつもと変わらない様子でセブルスに声を掛けた。

 

 

「君、ギルデロイ許す気無いでしょ」

「永遠に・・・・・・」

 

 

間髪入れずに返したセブルスの言葉を聞いたエミレアは声を出して笑い、リーマスは変わらず苦笑いしていた。

 

 

「ローリエル先生は、ハグリッドの補佐をしっかりとお願いしますよ。彼は何をするか予想出来ませんからな」

「それはトムにも言われたよ・・・・・・結構必死に」

 

 

セブルスはエミレアの言葉を聞いてトムが必死にエミレアに対してハグリッドの事を言っている姿が容易に想像できていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜、ホグワーツの大広間に入ったハリーが教員席の方を見るとセブルスの隣の席にリーマスが座っているのに気付いた。ハリーの視線に気付いたリーマスは小さく手を振った。リーマスがホグワーツの教員をする事は本人から送られた手紙で既に知っており、どの教科を担当するのか楽しみだった。

組分けが終わるとダンブルドアが立って話を始めた。

 

 

「さて、皆目の前のご馳走を食べたいようじゃが食べて眠くなる前に伝えておかねばならん事がある。先ずは魔法生物飼育学のケトルバーン先生が前年度末で退任なされた、手足が残っている内に余生を楽しむとの事じゃ・・・・・・新任の教員としてルビウス・ハグリッド先生が森番と魔法生物飼育学を受け持つ事になる」

「あー、紹介にあずかったルビウス・ハグリッド・・・・・・です。この1年で、皆が、危険な魔法生物も手懐けられる様にする。だから付いてきて欲しい」

 

 

ハグリッドの言葉に生徒達は拍手を送っていた。トムは少し不安に思っていたが、エミレアと生徒達がいれば問題ないと考えていた。

 

 

「それと防衛術の教員のサロウ先生も今年度末で教員を退任される」

 

 

ダンブルドアのその言葉に1年生以外の生徒達が動揺していた。

 

 

「それに伴い後任としてリーマス・ルーピン先生が新たな防衛術の教員として就任される。それとこの1年、サロウ先生は引き継ぎと補佐をされる」

「ご紹介にあずかりましたリーマス・ルーピンです。皆の反応を見てサロウ先生がとても慕われてるのが一目でわかりました。事情があって月に1、2回お休みをしてしまいますが、そんな皆がこの先生の授業を受けて良かったと思っていただける様にしていきます」

 

 

リーマスが話し終えると生徒達から拍手が起きると、ロンはある事に気付いた。

 

 

「ねぇ、ローリエル先生が居ないんだけどどうしたんだろう?」

「本当ね・・・・・・魔法省の仕事ならダンブルドア校長から話があるはずよ」

 

 

ハーマイオニーがそう言うとダンブルドアが話を続けた。

 

 

「それと最近、このホグワーツの周辺で闇の魔法使いが目撃された。皆に危険がないようにするが魔法省から闇祓いに来てもらう事になっておる・・・・・・ローリエル先生が迎えに行っているのじゃが、そろそろ戻ってくる頃かの」

 

 

ダンブルドアがそう言うと大広間の扉が開くとニコニコとした笑顔のエミレアが入ってきた。

 

 

「やぁ皆! 突然ごめんね・・・・・・アルバス! 来てくれたよ!」

「そうですか、では入ってきてもらいましょう」

「そうだね・・・・・・2人共、入って!」

 

 

エミレアが扉の向こうにいた人物達に声を掛けるとその人物達が大広間に入るとその入ってきた2人にハリーとセブルス、リーマスが目を見開き、ロンとハーマイオニー、ネビル、ジニー、パーシー、フレッド、ジョージとスリザリンの席にいるドラコはその2人の内の1人を見て驚いた表情をしていた。

その2人はしっかりとした足取りでダンブルドアの元に歩いて行き、ダンブルドアに笑顔で挨拶した。

 

 

「お久しぶりです! ダンブルドア校長・・・・・・お元気そうで何よりです」

「久しぶりじゃのう。あの悪戯ばっかしとった生徒が闇祓いとして立派になってわしも誇らしいぞ」

「学生時代は色々とご迷惑をおかけしました。マクゴナガル先生やローリエル先生、他の先生にも」

「その話は後にしようかの。先ずは生徒に挨拶をお願い出来んか?」

 

 

ダンブルドアの言葉にその2人は振り返って生徒達の方を向くと笑顔で挨拶を始めた。

 

 

「初めまして! 私は魔法省闇祓い局のシリウス・ブラックだ! いきなり闇祓いが来た事に不安に感じる生徒もいると思うが、君達の安全は私達とホグワーツの教員達が保証しよう! 何か怪しい人物や噂を聞いたら我々に伝えてほしい! それが難しいなら先生に伝えてくれ! 闇の魔法使いは我々が捕まえるから安心してくれ!」

 

 

シリウスのその発言に生徒は大きな拍手をしていた。現役の闇祓いであるシリウスの発言は生徒達にとってはとても安心出来るものだった。

 

 

「ねぇハリー、何で教えてくれなかったの?」

「そうだよ、水臭いじゃないか」

「僕も聞いてないよ・・・・・・待って・・・・・・えっ、何で?」

 

 

ハリーにハーマイオニーとロンが聞き、ネビルも目で訴えていたが当のハリーも聞いていなかった為、混乱していた。

 

 

「初めまして! シリウスと同じ闇祓い局のジェームズ・ポッターです! 名前を聞いて勘付いた子もいると思うがハリー・ポッターの父親です」

 

 

ジェームズのその発言に生徒達の視線が一気にハリーに向き、ハリーはその視線に苦笑いしていた。

 

 

「今回はハリーの父親としてではなく、闇祓いとしてこのホグワーツに来ました・・・・・・もしハリーの小さい頃の話を聞きたいなら、時間を空けて話すから聞いてくれても良いぞ! それとは別に君達の安全の為、闇の魔法使いを逮捕する事に全力を尽くす事を約束しよう!」

「勘弁してよ、パパ・・・・・・」

 

 

ジェームズの発言にハリーは恥ずかしがっていた。ロンとネビルは何処か同情している表情でハリーの肩に手を置いていた。

 

 

「さて、皆待たせてしまったな・・・・・・宴じゃ!」

 

 

ダンブルドアのその言葉に生徒達がテーブルの上のご馳走を食べ始めるとハリーは急いでジェームズとシリウスの元に走っていった。

 

 

「パパ! シリウスおじさん! 何で教えてくれなかったの!?」

「我々が知ったのも今朝の事だったんだ」

「まぁ正確にはシリウスが先に知って、ハリーを見送った後に私が知ったんだよ」

 

 

ハリーは妙に笑顔のジェームズとシリウスの言葉を聞いて、そうなのかと思い始めてた所にため息をつきながらセブルスとリーマスが来ていた。

 

 

「君等、驚かせる為に黙っていたでしょ」

「貴様等のその笑みは悪戯をした時のだ・・・・・・学生時代に何度見たと思ってる」

「パパ、シリウスおじさん!」

 

 

苦笑いしてるリーマスと呆れた表情のセブルスが来て言うとハリーは少し怒った表情でジェームズとシリウスを見ると、リーマスはハリーの肩を軽く叩いた。

 

 

「ハリー、折角なんだから友達との食事を楽しむべきだよ。2人には我々が言っておくからね」

「・・・・・・ありがとう、リーマスおじさん」

「おっと、ここでは先生だよ。ミスターポッター」

「わかりました、ルーピン先生」

 

 

ハリーはそう言うとグリフィンドールの席に戻ると友人達と話しながら食事を食べ始めており、リーマスが少し寂しそうな表情をしているとセブルスがリーマスの肩に手を置いた。

 

 

「君の気持ちが分かるよ、セブルス」

「ホグワーツでは教員として働いてるから良いが・・・・・・あの時は教員をしている事を呪った」

「教員は教員で、大変そうだな」

「だろうな。俺達は闇の魔法使いを捕まえれば良いが、教員なんて生徒に教えて安全を保証しないといけないんだろ・・・・・・それは大変だろうな」

「けど、生徒の成長を見るのはとても楽しいよ」

 

 

ジェームズ達の元にエミレアが微笑みながら来るとシリウスは握手をした後に抱き合った。

 

 

「お久しぶりです、先生! またこうして先生に会えたのはとても光栄です!」

「シリウスも立派になったね・・・・・・こうして見ると君達の学生時代を思い出すよ」

「あの時の3人はよくローリエル先生に返り討ちにされてたね」

「今思うと、あの時の我々は若かったな」

「だろうな・・・・・・けどあの頃はとても楽しかったさ」

「さぁ、他にもお世話になった先生がいるんだし、話しときなよ」

 

 

エミレアに促されるままジェームズとシリウスは学生時代の教員達に挨拶をしており、グリフィンドールの席にいるハリーは友人達にジェームズとシリウスの事について質問を受けていた。




ホグワーツに再び集結する悪戯仕掛け人(3人)!

今回出てきたガルディメル・リュグナーは作者がポッと出で思いついたキャラです。
ぶっちゃけるとただのモブ闇の魔法使いです。

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