ホグワーツの破天荒なあの人   作:一光

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さてさて、今回手早く書けましたが次回以降は少し時間がかかるかもです。

この物語のグリフィンドールとスリザリンはそこまで仲は悪くはないです。


無茶苦茶な・・・

ある日のホグワーツのスリザリンの談話室にて、ドラコはエミレアと対面になる形でソファに座っていた。周りのスリザリン生達は聞き耳を立てている様子だったが2人は気にする事なく紅茶を飲んでいた。

 

 

「お忙しいのにお時間をとっていただいてありがとうございます、ローリエル先生」

「私はそんな忙しくはないよ。他の先生より時間はあるから・・・・・・それにしてもここで話でよかったの?」

「えぇ、僕はホグワーツのスリザリン生の先輩のお話が聞きたいので・・・・・・それは僕が1人だけ聞くのは違いますから」

「なら、遠慮なく・・・・・・他の皆も聞きたい事あるなら聞いてね」

 

 

エミレアとドラコの会話を聞いていた中で、1年生のノットとザビニもドラコの横に腰を下ろした。エミレアは新たに2つのティーカップに紅茶を注ぐと、2人に出した。

 

 

「では、先ず先生が学生時代のスリザリンはどんなでしたか?」

「昔も今も殆ど変わらないよ。寮内の結束は強くて友達想いの友人達も沢山いた・・・・・・まぁ、他寮の生徒を見下したりはしてなかったね。ライバルとして、敬意を払っていたよ」

 

 

その発言に何かのスリザリン生は苦い顔をしていた。純血の家系だからと他の寮の生徒を見下す事があった為だった。そんな様子に気付きながらもエミレアは特に何も言わなかった。

 

 

「それでは、先生は学生時代はどんな生徒だったんですか?」

「そうだね・・・・・・話すなら先ずはこの事を言わないとね・・・・・・実は私は5年生からの編入なんだ」

「5年生からの編入ですか? 父上からも、聞いた事ないですね」

 

 

エミレアの言葉にノットは驚いた様に言うと、エミレアはだろうねと言って言葉を続けた。

 

 

「私以降、編入する生徒もいなかったからね・・・・・・私の学生時代なんて100年くらい前だし」

「100年!? そんなに前なんですか?」

「あぁ、私が7年生の時にアルバス・・・ダンブルドア校長が1年生だったからね」

 

 

スリザリン生の全員がその話題にとても興味が惹かれた。ダンブルドアの学生時代など聞ける人物はエミレア以外に身近にはいないから、珍しい話を聞けるのでは?と思っていた。

 

 

「ダンブルドア校長の学生時代の話しも魅力的ですが、ローリエル先生は何故補助としてホグワーツの教員になったんですか?」

「それに関しては私が魔法省で働いててね。友人の子供が入学するのとアルバスに誘われて、補助としてならって話しで教員をする事になったんだ」

 

 

ザビニは少し意外そうな表情をしているとドラコは少し過去の記憶を思い出しており、エミレアに訪ねた。

 

 

「ローリエル先生、先程魔法省で働いてると仰ってましたが、魔法省ではどんなお仕事を?」

「・・・・・・そっか、ルシウスの子だから魔法省の職員を呼んでパーティーとかしてたっけ?」

 

 

ドラコの問を聞いたエミレアは少し考えてから思い出したかのようにドラコに聞けだ、ドラコは驚いた表情をした後に肯定するように首を縦に振った。

 

 

「魔法省の仕事については、闇祓いと無言者を兼任してるよ・・・・・・今は無言者の仕事が多いよ」

 

 

無言者という言葉を聞いたスリザリン生達は目を見開いて驚いていた。魔法省神秘部の職員は無言者と呼ばれており、魔法の研究をしている部署でその職員が補助とはいえホグワーツの教員として目の前にいるのはかなりの驚きだった。

 

 

「神秘部の仕事に闇祓い、ホグワーツの教員なんて・・・・・・3つも掛け持ちするなんて」

「教員と言っても補助だし、闇祓いはここ何十年顔出してないよ・・・・・・神秘部の仕事も手が空いてる時をしてるしね。後はホグズミードで店を出してるけど、屋敷しもべ妖精に任せてるからね」

「・・・・・・何だか言葉が出ませんね」

「3年生になったらホグズミードへ行く許可をもらったら来てみると良いよ」

「えぇ、そうします」

 

 

そこからはエミレアのホグズミードの店の話などをして、その日のエミレアの話は終わった。3年生以上はエミレアの店に行こうと決め、2年生と1年生は3年生になったら真っ先に行ってみようと決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリフィンドールとスリザリンの合同での飛行訓練にハリーはワクワクしていた。子供用の箒を使って飛んでいた事のあるハリーにとってはこの飛行訓練は今までと違い、クィディッチへの道でもあると感じていた。

ハリーは父ジェームズやシリウスがホグワーツでクィディッチの選手として活躍していた話を本人達とリリーやリーマスから聞いており、また子供用箒で飛んでいた時もレギュラスは“きっとクィディッチの選手としてホグワーツでもプロでも活躍できますよ!”と褒めに褒めた結果、クィディッチ好きになり将来はクィディッチのプロ選手として活躍したいと思っていた。

 

 

「やぁハリー、ご機嫌だね」

「だって今日は待ちに待った飛行訓練だよ!」

「ハリーの奴、楽しみすぎて朝からこうだよ」

「きっとクィディッチが好きなんだろ。俺達は来年にならないと参加できないけどな・・・・・・」

「僕、上手く飛べるかな・・・・・・」

「俺も、飛べるかわかんねぇや」

 

 

そんな様子を見たドラコも楽しみといった表情をして、ロンは朝からハリーがこの様子だと言うとクラッブは納得した様に言っていた。ネビルとゴイルはどこか不安な様子だった。

 

 

「大丈夫だよネビル、困ったら僕が手伝うよ!」

「ゴイル、殆どは今日が初めてだ。不安になる必要はないさ」

「ハリーは昔から箒で飛んでたじゃん。僕、怖くて飛べなかったから・・・・・・」

「ネビル、殆どの皆はそうさ。必要以上に怖がらなくても先生の言う事を聞いていれば大丈夫・・・・・・それにハリーは飛び慣れているんだろ? こんな近くに箒について教えてくれる先生が居るじゃないか」

「僕は先生って程は教えられないよ」

「それでも皆より飛んでる。十分に先生だ・・・・・・困ったら教えてくれよ」

 

 

ハリーとドラコは不安がるネビルとゴイルを励ましており、ドラコはハリーが飛び慣れていると分かると上手い事、教えてもらうと思い褒めていた。

 

 

「ドラコ、君上手い事僕を乗せようとしてる?」

「君の想像に任せるよ。けど、経験の差はあるだろう?」

「なら、その経験を見せてあげるよ」

「「何だか楽しそうだな・・・・・・あの2人」」

 

 

ハリーとドラコのやり取りを見ていたロンとグラップは特に意識した訳では無いが同じタイミングで同じ言葉を発していた。校庭には箒が並べられており白髪を刈り上げてるマダム・フーチとエミレアが何か話していた。

 

 

「皆さん、早く箒の側に立ってください!」

 

 

マダム・フーチの声に生徒達は箒の右側に立つとマダム・フーチは生徒達を見た後に、エミレアを見た後に言った。

 

 

「今日の飛行訓練はローリエル先生にもついて貰う事になりました。では、ローリエル先生も何か一言」

「ありがとう、フーチ。さて、今日の君達の飛行訓練にはマダム・フーチと私が教えるんだけど、彼にも手伝ってもらう事にした」

 

 

エミレアの言葉に生徒達は驚いた表情をしていた。この場にいるのはグリフィンドールとスリザリンの生徒とエミレア、マダム・フーチしかいないからだ。彼とは誰だ?と疑問に思っているとエミレアの目の前に炎が出るとそこから1羽の不死鳥が出て、エミレアの肩に止まった。

 

 

「不死鳥!?」

「そっ・・・・・・彼の名はトリン。私とは古い付き合いの不死鳥さ」

 

 

ハーマイオニーが驚いたように言えばエミレアは不死鳥、トリンを紹介してトリンはお辞儀をするかのように頭を下げていた。生徒達はまさか不死鳥が飛行訓練を手伝うとは思っておらず、暫くは開いた口が塞がらなかった。

 

 

「では皆さん、飛行訓練を始めますよ! 訓練中は私とローリエル先生の言う事を聞く事! でないと死にます。先ずは左手を箒の上に出して箒に上がれと言いなさい!」

 

 

マダム・フーチの言われた通りにハリーが上がれと言うとすんなり箒は上がり、左手で掴んだ。ハリーが周りを見ればドラコも一発で成功させていた。だが他の生徒は苦戦しており、ロンに至っては箒が顔面に当たっていた。

 

 

「当たれじゃなくて、上がれだよ・・・・・・」

「ロン、大丈夫?」

「何とか・・・・・・ハリー、これコツない?」

「コツって言う程じゃないけど、落ち着いてしっかり上がれと言えば大丈夫だよ」

 

 

ロンはまた再び上がれと箒に言い、ネビルも箒を上げるのには苦労していた。いつも勉学で優秀なハーマイオニーも苦戦していた。スリザリン側はドラコに続いてノットとザビニも箒を左手で握っていた。ドラコは両隣のクラッブとゴイルにアドバイスしているようだった。その後はマダム・フーチの指示に従って箒に跨った。

 

 

「では次は私の合図と共に地面を少し蹴って、上がります・・・・・・いち・・・・・・にの・・・・・・」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

「ネビル!?」

 

 

ハリーは隣からいきなりネビルの悲鳴が聞こえた事に驚いて隣を見た後に上を見ると、地面を思いっきり蹴ってしまったのか上空に上がっておりそのまま落ちようとしていた。

 

 

「アレスト・モメンタム」

 

 

その様子を見ていたエミレアは懐から素早く杖を出して呪文を唱えるとネビルの落ちるスピードが遅くなり、唱えたと同時に飛んでいたトリンがネビルを掴むと炎に包まれ、空中から消えると今度はハリー達の目の前で炎が上がるとトリンとネビル、ネビルの跨っていた箒が現れた。それを見たハリーとロンはすぐに駆け寄り、ドラコも駆け寄った。

 

 

「ネビル大丈夫!?」

「怪我はしてないか?」

「お前、ビックリさせるなよ!」

「ご、ごめん・・・・・・ありがとう、トリン」

 

 

ネビルはビックリした表情のまま、駆け寄ってきていたハリー達に謝るとトリンに礼を言った。トリンはまるで気にするなっと言っているように鳴いていた。

 

 

「大丈夫かい? ミスターロングボトム」

「は、はい・・・・・・先生、ありがとうございます」

「怪我がなくて良かったよ。フーチ」

「すいません、ローリエル先生。私の監督不行き届きです」

「仕方ないさ・・・・・・それと、ミスターロングボトムや他に飛ぶ事に不安のある生徒をトリンと見てくれるかい?」

「それは良いのですが、他の生徒はどうしますか?」

「私が見てるから大丈夫だよ。トリン、お願いしていいかい?」

 

 

トリンが任せろと言う様に鳴くとマダム・フーチと共にネビルやゴイル、他にも少し不安があった生徒数名が離れた所で浮く事から練習を始めるとエミレアは来ていたローブの懐から箒を取り出して跨ると数メートル上空に上がった。

 

 

「さて、残った皆は早く飛びたいだろうから先ずはここまで上がっておいで」

 

 

エミレアの言葉で、箒に跨り直したハリー達も含めてエミレアと同じ高さに上がると続いて少し移動して校庭に設営されていたクィディッチのゴールの様なリングの上に止まった。

 

 

「先ずはこのリングを潜ってみよう!」

 

 

エミレアがそう言うと全員がリングに向かって飛ぶがどこかフラフラしている様子だったがハリーとドラコは安定した姿勢で飛び、リングを潜り抜けた。

 

 

「ドラコ、君初めてじゃないでしょ。とても上手いよ!」

「入学前に少し飛んだだけさ。君もとても上手いじゃないか」

 

 

ハリーとドラコはお互いに褒めあっていると他の生徒達も潜り終えた。エミレアを全員潜ったのを確認した後、また別のリングの上に止まった。

 

 

「さぁ、次はこのリングを潜ろうか!」

 

 

そして、再びハリーとドラコがすんなり潜り終えた。他の生徒達も苦戦しながらも先程より上手く飛べており潜っていた。

 

 

「さて、もう一つ潜ろうか・・・・・・ミスターマルフォイとミスターポッターは皆に飛び方についてアドバイスしながら飛んでみようか」

 

 

そう言ってエミレアは再び別のリングの上に行くと2人は教えながら飛んでいたがハリーは感覚派な為かどこか抽象的な感じで、ドラコも上手く説明出来ないでいたがそれでも大体の生徒達は何とかコツを掴んでリングを潜り抜けた。

 

 

「皆良く飛べたね! それじゃ、1回降りようか」

 

 

エミレアがそう言うと全員1度降りると、エミレアはポケットの中に手を入れて何かを探して目当ての物を掴んだのかそれをポケットから取り出した。

 

 

「スニッチだ!」

 

 

ロンが興奮気味に言うと、エミレアは手に持っているスニッチを生徒達に見えるように前に出した。スニッチはクィディッチで使う1番小さいボールでスニッチを取ると150点の得点が入り、試合が終了するボールである。

 

 

「そう、黄金のスニッチ・・・・・・マグル生まれの皆は見慣れないと思うけど、これはクィディッチで使うボールだ。興味があるなら私か同級生に聞くと良いよ・・・・・・さて、本題だ」

 

 

エミレアがそう言うとハリーとドラコに視線を向けると2人はお互いに顔を見合わせた。

 

 

「さて、ミスターマルフォイとミスターポッターにはこのスニッチを取るのを競ってもらうよ」

「先生、それって良いんですか?」

 

 

エミレアの言葉にハーマイオニーは疑問に思った事に聞くとエミレアは特に表情を変えずにハーマイオニーに言った。

 

 

「問題ないよ。だって私が言ってるんだから」

「今日は飛行訓練の筈ですよね?」

「ミスターマルフォイとミスターポッターの2人はさっき飛んだ様子を見て問題ないと判断したよ」

「ですけど・・・・・・」

「良いよ、グレンジャーさん。それにとても楽しそうだし」

「確かに・・・・・・来年のクィディッチの予行練習にもなるしね」

 

 

ハーマイオニーの言葉を遮るようにハリーが言うとドラコも楽しそうに笑みを浮かべると、ハリーも同じ様に笑みを浮かべていた。

 

 

「まぁ、怒られるとしても君達じゃなくて私だからね」

 

 

エミレアがそう言うとハリーとドラコの2人は箒に跨ると少し浮いた状態で待っていた。

 

 

「ただ先にスニッチを取った方が勝ち。単純でしょ?」

「シンプルでわかりやすいですね」

「同じ箒だから純粋に乗り手の力量の競い合いだね」

「スニッチを上空に投げるから、スニッチが飛んだら開始だよ!」

 

 

そう言ってエミレアがスニッチを上空に投げて少し落ちたあたりでスニッチが飛ぶと2人同時に動き出した。その様子を見ていた生徒達はグリフィンドールはハリーを、スリザリンはドラコを応援していた。

 

 

(ハリー、とても飛び方が上手い! ただ飛んでるだけじゃ取れない!)

 

 

飛んでる中、ドラコはハリーの飛び方を見て内心冷や汗をかいていた。ハリーは飛び方が上手く、普通にスニッチを追いかけてるだけでは取れないと感じたドラコは少し上空に上がるとそこからスニッチを追いかけた。

 

 

(ドラコ、取る時に下に向かうスピードを利用する気だ! 油断したら先に取られる!)

 

 

ハリーはすぐにドラコが何を考えているか勘づくと少しでもスピードを上げる為に姿勢を低くした。

 

 

「おっ、2人共考えたね」

「ポッターはスピードを速くする為だと思いますけど、マルフォイの奴は何を?」

「取る時に下に向けるスピードを利用して有利にしようとしてるんだよ」

 

 

ノットがエミレアに聞くとエミレアはそれに対して解説をすると周りの生徒は納得した様に感心した声を上げるとハリー達に動きがあった。ハリーは出来るだけ姿勢を低くしてスピードを上げて、ドラコも下に向かう時のスピードを利用してスニッチを取りに行きそして・・・・・・

 

 

「・・・・・・やった!」

 

 

取ったスニッチを掲げたのはハリーだった。取れなかったドラコは悔しそうな表情をしながらエミレア達の元に戻ってきた。

 

 

「やったなハリー!」

「飛ぶの上手くて凄かったよ!」

 

 

グリフィンドール生達はスニッチを取ったハリーに対して凄いと賞賛していた。一方スリザリン生達はドラコの元に寄っていた。

 

 

「マルフォイ、負けたのに何だか悔しそうじゃないな」

「純粋に技術で負けたんだ。悔しいより凄いと思ったよ」

「おいおい、そんなじゃ困るぞ。次は勝つって言う気概がないとな」

 

 

ノットが悔しそうな表情をしてないドラコに聞くとドラコはハリーの飛行技術に素直に感心していたが、ザビニがドラコに言うとドラコはザビニの方を向いた。

 

 

「確かにな、負けたままじゃ格好もつかないからね」

 

 

ドラコはそう言ってハリーに近付くとハリーもドラコに近付き、お互いに握手していた。

 

 

「凄いよハリー・・・・・・けど、次は負けないから」

「悪いねドラコ、次も勝つよ」

 

 

お互いに再戦の約束を交わすとグリフィンドールとスリザリンの両方の1年生達が2人を讃えていた。その様子を見ていたマダム・フーチは見ていた生徒達にハリー達の飛行技術は手本になると説明しており、エミレアをそれを微笑みながら見ていた。

 

 

「ミスターポッター!」

 

 

全員が声のした方を見ればマクゴナガルが立っており、ハリーの元に近付いた。生徒達は叱られるのではと思っていたが、エミレアは表情を変えずにマクゴナガルを見ていた。

 

 

「やぁミネルバ・・・・・・ミスターポッターに用かい?」

「えぇ、よろしいでしょうか?」

「あぁ、大丈夫だよ」

 

 

エミレアの答えに生徒達がギョッとした表情をしたがエミレアは気にせず、マクゴナガルがハリーに付いてくるように言うとハリーはマクゴナガル付いて行った。

 

 

「先生、何でハリーを連れてって良いって言ったんだよ!?」

「そうですよ! 自分が許可したから問題ないって言ってたじゃないですか!」

「ハリーが連れてかれるなら僕も行くべきの筈ですよね!? 何故ハリーだけなんですか!?」

 

 

ロン、ハーマイオニー、ドラコがエミレアに非難の声を上げ、他の生徒達も非難の目で見ていたがエミレアは変わらずに笑顔だった。

 

 

「叱るならミスターマルフォイも一緒に連れて行くさ・・・・・・大丈夫だよ、悪いようにはされないさ」

「ですけど先生!」

「それにあぁ見えてミネルバ、クィディッチ好きだから」

「だからって何にもないとは・・・!」

「ミスグレンジャー、私は君よりミネルバとの付き合いは長いよ・・・・・・それとも付き合いの長い私がミネルバの事を分かってないとでも?」

「そんな無茶苦茶な・・・・・・」

「大丈夫、安心して・・・・・・さて皆、言いたい事はあるとは思うけど授業を続けよう!」

 

 

エミレアの言葉を聞いて生徒達は納得してなかったがそのまま授業を再開した。そして後日、ハリーが最年少シーカーとしてクィディッチの寮杯に参加する事が決まりグリフィンドールは勿論、飛行訓練の時に一緒にいたスリザリンの1年生達も大いに盛り上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホグワーツの校長室でエミレアとアルバスは対面に座りながらお菓子を食べながら紅茶を飲んでいた。

 

 

「先輩・・・・・・わしの言いたい事はわかりますな?」

「あぁ、スニッチ持ってた事? 飛ぶの上手い子居たら使ったら楽しそうだなって思ってね」

「だからと言って1年生の飛行訓練で使わないでください」

「まぁ良いじゃん」

 

 

ダンブルドアは困り顔でエミレアを注意していたが当のエミレアはどこ吹く風だった。しかしダンブルドアも上手く飛べていたハリーとドラコのみで、先に取ったら勝ちとシンプルなものだった為そこまで注意する事ではないかと思っていた。

 

 

「しかし、今度からは辞めてくださいよ」

「勿論! 私もそこまで考えなしじゃないもん」

「全く困ったものですな・・・・・・」

「あぁ、そう言えば思い出したけどある生徒が私とアルバス、トムの3人なら誰が一番強いか気になってたみたいだね」

 

 

困った表情のままダンブルドアが紅茶を飲んでるとエミレアが言った言葉で紅茶を吹き出していた。ダンブルドアはギョッとした表情でエミレアを見た。

 

 

「私も気になるなって思ってね・・・・・・今度試してみる?」

「先輩、流石にホグワーツでそんな事は出来ませんし、わしもトムも忙しいので無理ですよ」

「他の先生達優秀だから平気じゃない?」

「流石に無理です」

 

 

エミレアが試そうか?と聞いたがダンブルドアは断固拒否していた。暫く押し問答的に続いたが、ダンブルドアは絶対にしないと拒否し続けた。




ハリークィディッチ参加決定!

ドラコに関してはセブルスが見てなかったのでクィディッチ選手にはなれませんでした。
まぁ、セブルスは多分どんなに上手くても1年生からは参加させないと思いますが・・・・・・
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