BLUE ARCHIVE Out For Shattered Skies   作:神宮寺志狼

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前書き

実は私事ですがつべでゲーム配信をしております。

https://youtube.com/@jinglebells_jinguujishiro?si=NEvmFiBwlVzT-YDr


宜しければどうぞ。



序章 ユリシーズ
#1 ユリシーズ落下─セミナーからの報告


「先生!!」

 

ある日、シャーレの事務所で仕事をしていた私の元に(早瀬)ユウカが駆け込んできた。

 

 

「"いらっしゃい、ユウカ。

 

.....どうしたの?そんなに息を...."」

 

 

ユウカだけでは無い。

 

そこには(生塩)ノアも立っていた。

 

 

「お疲れ様です、先生。

 

かなり重要な報告がありまして.....」

 

 

 

2人が揃って駆け込んでくる。

 

しかもこの2人がが走ってまで。

 

 

 

 

 

「たしかに当番はお願いしてたし、2人にしては珍しく10分以上遅刻してきたね.....」

 

 

 

 

私はコーヒーを入れ直すついでに、2人にもコップを差し出した。

 

「"はい、これユウカとノアの分"」

 

「ど、どうも...」

 

「ありがとうございます。」

 

 

 

一息入れて落ち着いた2人に、私は事情を聞いた。

 

「お、遅れてしまってすみません!」

 

 

「"うん、気にしてないし怒ってもいないよ。

 

それで、どうしたの?"」

 

 

 

ゲーム開発部やヴェリタス、そのた諸々の部活が何かやらかしたのだろうか?

 

 

 

私の質問を皮切りにユウカが書類をバックからだした。

 

 

 

 

「"これは、星空?"」

 

 

 

そうして出されたのはダークブルーの背景に白い点がポツポツと着いている5枚ほどの写真。

全部同じ写真だ。

 

 

「それを見て、何が違うか、先生には分かりますか?」

 

そう言ったノアの発言に、何かがあるのだと理解した。

 

 

「同(・)じ(・)よ(・)う(・)に(・)見(・)え(・)る(・)け(・)ど(・)ど(・)こ(・)か(・)違(・)う(・)んだね?」

 

 

 

 

「はい、説明いたします、まずはコチラを。」

 

 

そういってノアが出したのは星であろう物の拡大画像とマス目の書かれたクリアシートだ。

 

 

 

「この小惑星はミレニアムの天体観測部の部長、生田目(なまため)ユリさんが高精度電子望遠鏡で撮影した画像になります。

 

 

私達は発見者にちなんでこれを「ユリシーズ」と呼んでいます」

 

 

 

「"ユリシーズ...."」

 

ユウカが割り込んだ。

 

 

「結論から言います!

 

直径1.582kmもあるこの「ユリシーズ」ですが......

 

 

 

キヴォトスに向かって落下してきています。」

 

 

 

「"え!!?"」

 

唸る私にノアが先程出したクリアファイルを1枚の写真に重ねた。

 

 

 

「先生にもわかるように説明しますね

 

 

天体観測部はキヴォトスでもあまり多い部活とは言えません。

 

なのでこの部活は貴重かつ優秀な生徒揃いですから部費の割り当ても多いです。

 

天体観測部はミレニアムの校舎とは別に専用の観測室があり、

 

そこには先程言った砲台のように固定された大型の高精度電子望遠鏡が設置されています。

 

つまり前提として望遠鏡の制度はミクロ単位のズレすらないんです。

 

 

 

 

そしてこの写真5枚にこのグリッドの書かれたクリアシートを重ねてみてください。

 

先生にもわかるとおもいます。」

 

 

 

私はノアに言われた通りクリアシートを重ねた。

 

 

それは、数値などでは到底理解できないポンコツな私の頭でも理解できるものだった。

 

 

「"!!!!"」

 

1枚目は星の輪郭がマス目の線に届くことが無かった、

 

しかし3~4枚目では確実に輪郭は大きくなり、

 

 

5枚目でとうとうユリシーズの輪郭はグリッドの線に被さった。

 

 

 

 

「おわかり、いただけましたか?」

 

 

ノアの言葉を聞いて、私の背筋には冷たい汗が流れ始める。

 

 

「"これ、ホント?"」

 

 

 

ノアは頷いて現状の危険性を述べた。

 

 

「数日だと言うのにこの変化です.....

 

ユウカちゃんと私の見解ではおよそ5日と6時間後にはこのキヴォトス....

正確にはD.U中央区から1500~2000kmの範囲での被害は免れません。」

 

 

 

 

「"......ユウカの力で因数分解とか出来ない?"」

 

 

「じょ、冗談じゃありません!!!私に隕石砕くような怪力でもあると思ってるんですか!!?」

 

「"ごめん......事情はわかった。"」

 

 

私は自分の恐怖心を和ませようと冗談を言った後、とある生徒へ電話をかけた。

 

 

 

 

『はい、もしもし。

 

あぁ....先生でしたか。

今度はどうされました?』

 

七神リン、連邦生徒会をまとめる生徒会長の代理である。

 

 

 

 

「"ごめん、リンちゃん。今から事務所に来れない?"」

 

『はぁ...急ですね。

 

申し訳ありませんが、私も暇......先生に手を貸せるほど余裕がある訳ではありません。

 

当番でしたら───』

 

「"ごめん、リン。大真面目な話なんだ。"」

 

 

私はユウカとノアから聞いた情報をリンに伝えた。

 

 

 

『......!!本当ですか!?』

 

 

「"うん、このままだとキヴォトスが───"」

 

 

『分かりました、今から緊急対策本部を建てます。

 

 

先生は各学園の代表をどうにか連れてきて下さい。

 

事態は一刻を争います!』

 

 

慌てているが、冷静に判断を下しているリンの声。

 

当たり前だ。

 

「5日後急に隕石が落ちてくる」

 

なんて話を聞いて慌てない生徒などいるはずもない。

 

「"分かった!"」

 

 

私はリンとの通話を切った。

 

 

 

「"ごめん、2人とも着いてきてくれないかな?"」

 

 

「「はい!!」」

 

 

私はユウカとノアを連れて各学園を回ることになった。

 

 

 

黄色13の名前

  • 湯田 イスカ(ゆだ いすか)
  • 王鷲 ユナ(おおわし ユナ)
  • 鷲羽 ユナ(わしゅう ユナ)
  • 黄鷲 ユナ(おうわし ユナ)
  • 天鷲 テオリ(あまわし テオリ)
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