前回の投稿から一週間近く日は空きましたが、思いついたネタが完成しましたので、此度の投稿の運びとなりました。これから直近の数回では、こう言う感じで内容の完成が従来よりも早くなるかもしれませんのでご了承ください。
さて、今回よりヴァンガードPartとなります。
専門的な用語に関しては、ルビを振って読める様にはしていますが、詳細的な説明を省いています。お手数をお掛けしますが、もし気になった人が居ましたら、ヴァンガードの公式チャンネルがYouTubeにて公開している対戦動画などをご覧頂けますと幸いです。
それでは、本編スタートです。
ちなみに今回と次回のサブタイは、対戦する組み合わせが意図的では無いものの、因縁同士のマッチアップとなりましたので、それに準えた物にしています。申し訳ありません。
『麻弥ちゃん』
『何すか?』
『私の思うに、この試合は麻弥ちゃんが白星を上げられるかが重要よ。気負ってはダメだし、付け入る隙を見せてもダメ。でも、貴女が今出来る最高のパフォーマンスでぶつかって来て頂戴』
……千聖さんにはああ言われましたけど、いざここに立つと何だか緊張するッス〜!
「コイントスの結果、先攻はチームPastel*Palettes 大和 麻弥となった……それじゃ行くぞお前らぁぁぁぁ! チーム対抗戦、先鋒戦! READY?」
「スタグニッパー・ドラゴン」
「キャビティ・マリジア」
互いにそう宣言して、伏せられていたファーストヴァンガードを表に返しました。ジブンは前回水澄さんのリィエルに苦渋を舐めさせられましたが、アレから何も変わっていない訳じゃない。
対する京介さんも、前回日菜さんと対戦したあの時から何も変わっていないとは考えられない……まずは手堅く、準備をしながら相手の様子を伺いましょうか。
「ジブンのターンです。ドロー、手札を1枚破棄して《スコルピアサー・ドラゴン》にライド。ライドした時《エネルギージェネレーター》をセットして、ターンエンドです」
(手札5→6→5/ドロップ0→1)
(ソウル0→1)
「俺のターンだ。ドロー、手札を1枚破棄して《ホロウ・ラプター》にライド。ライドした時《エネルギージェネレーター》をセットして、後攻だから
(手札5→6→5→6→5/ドロップ0→1)
(エネルギー0→3/ソウル0→1)
【山札の上2枚】
・《サゲイシャス・スキーマー》
・《
「スキーマーをソウルに、残りを山札の下に。これでバトルに行くぞ、ラプターで攻撃」
(ソウル1→2)
「《カラスギ・ペッパー》でガードです!」
(手札5→4/ドロップ1→2)
「ドライブチェック《零から歩む者 ブラグドマイヤー・ネクサス》。ウィザードで攻撃」
(手札5→6)
「ノーガード。ダメージチェック《オンフォール・アノートガスター》。トリガー無しです」
(ダメージ0→1)
「ターンエンド」
……京介さんとこうして対面するのは、ジブンはてっきり無縁な物かと思いましたが、まさかこんな機会で実現するとは。ですが、今彼と向き合っているのはジブン自身……だったら、ここを勝利で収めて、次の日菜さんに望みを繋げます!
「ジブンのターン。ドロー、EC3。スコルピアサーのスキル発動。ソウルに《スタグニッパー・ドラゴン》があるなら、次に《マンティサイス・ドラゴン》にライドする時、手札を1枚破棄せずにライドできます。手札を捨てずに《マンティサイス・ドラゴン》にライド。《アクワイアード・パンゼラード》《幻静の騎士 クラレンス》をコール。バトル、マンティサイスでラプターに攻撃!」
(手札4→5→3)
(エネルギー0→3/ソウル1→2)
「《破滅の怪音 アドゥーロ》でガード」
(手札6→5)
……確かあれは、バトル終了時にソウルに入る効果持ちのフロントトリガーですね。この様なケースも想定済み、と言う事ですか。心底恐ろしいですね、実際に経験しないとわからない事ではありますが…っ!
「ドライブチェックです。《狂乱の令嬢》。ゲット・フロントトリガー。前列全てのパワー+10000」
(手札3→4)
「バトル終了時、アドゥーロはソウルに入る」
(ソウル2→3)
「クラレンスで攻撃!」
「ここは受けよう、ノーガード。ダメージチェック《スチームレイダー ザムーグ》。トリガー無し」
(ダメージ0→1)
……受けてくれましたか、なら……攻め込みます!
「パンゼラードで攻撃!」
「ここもノーガードだ。ダメージチェック《ジョイフル・ソングスター》。ゲット・ヒールトリガー。ダメージ1回復して、ラプターのパワー+10000」
(ダメージ1→2→1/ドロップ1→2)
「バトル終了時に、パンゼラードのスキル発動。自身を退却させる事で、山札の上から7枚を見て……レヴィドラスを含むグレード3以上を1枚手札に加えます」
(ドロップ2→3)
【山札の上7枚】
・《カウンセル・ウルティス》
・《カストーディアル・ドラゴン》
・《無限の宿命者 レヴィドラス》
・《無限の宿命王 レヴィドラス・エンピレオ》
・《チアリアポート・エルフ》
・《群爪の狩猟者 フーリ》
・《憧憬の乙女 アラナ》
「ジブンはこの中から《無限の宿命王 レヴィドラス・エンピレオ》を手札に加えます。残りを山札に戻してシャッフル。そこまで終わったら、ターンエンドです」
(手札4→5)
これでペルソナライドの準備は出来ました、あとはジブンが先攻と言うアドバンテージを最大限活かすだけです。京介さんの使用するデッキは、恐らく颯樹さんが前回使っていたテーマ……だったら、不用意にリアガードを並べるのは愚策も同然。
ですが、それは毎ターン2体と言う決まったパターンがあります。だったら、それ以上の量と高火力で攻める以外に勝つ道はありません!
「俺のターン。スタンド&ドロー、EC3。手札を1枚破棄して《ヴェイカント・ファング》にライド。ここでラプターのスキルを発動。山札の上から3枚を公開し、その中にあるグレード1以上を全てソウルに入れる」
(手札5→6→5/ドロップ2→3)
(エネルギー3→6/ソウル3→4)
【山札の上3枚】
・《凶星の檻》
・《リキューザルヘイト・ドラゴン》
・《イヴォーク・アルケミスト》
「……全て、グレード1以上……」
「なら、俺はこの3枚全てをソウルに入れるぜ。そして、この効果で2枚以上入った時、デッキから1枚ドロー。メインフェイズに入って《ヴェドローク・ドラゴン》をコール。登場した時にスキル発動。
(手札5→6→5/ドロップ3→4)
(ソウル4→7→8→7→6)(オーダー0→1)
何でしょうか、このオーダーカード……。
デッキを
「まあ、そう慌てないで下さいよ。俺が何をしようとしてるのかは、直ぐに分かります。バトルフェイズ開始時に、オーダーゾーンにある《暗黒街の遊戯》の効果を発動。俺はスキーマーを選択し、このターン中だけだが『ブースト』を付与。その後スキーマーの更なるスキル。このユニットが《暗黒街の遊戯》で選ばれた時、自身のパワー+5000」
な、なんですかその効果っ?!
それじゃあ、今中央ラインは……合計で25000?!
「行くぞ。スキーマーのブースト、ファングで攻撃」
「ノーガードです!」
「ドライブチェック《破滅の怪音 アドゥーロ》。ゲット・フロントトリガー。前列のパワー+10000」
(手札5→6)
くっ……更にパワーラインが上がりましたか。
一番低いエラボレートでも、単体で18000。ガードするなら最低でも10000シールドは用意しないと行けない……パンゼラードを退却させて、手札にエンピレオを引き込んだのは良いとしたとても、返しのターンでこうなる事を予測するべきでした……!
「ダメージチェック《幻静の騎士 クラレンス》。トリガーはありません」
(ダメージ1→2)
「エラボレートで攻撃」
「ノーガード。ダメージチェック《相思の乙女 パンセ》。トリガー無しです」
(ダメージ2→3)
「ヴェドロークで攻撃」
「《憧憬の乙女 アラナ》でガードです!」
(手札5→4/ドロップ3→4)
「ターン終了時に、ヴェドロークの効果で場に出したスキーマーはソウルに戻る。これでターンエンドだ」
(ソウル6→7)
圧倒的な
ですが日菜さんの場合は、京介さんの手の内を読み違えた事で産み出された産物……ジブンが日菜さんと同じと思ったら、大間違いです!
「ジブンのターン。スタンド&ドロー、EC3。手札を1枚破棄して……行きますよ、京介さん!」
(手札4→5→4/ドロップ4→5)
(エネルギー3→6/ソウル2→3)
(来たか、麻弥さんの
「ここでマンティサイスのスキル発動。レヴィドラスを含むグレード3以上にライドされた時、
(エネルギー6→3)
【山札の上5枚】
・《フルナレッジ・フォクシル》
・《オンフォール・アノートガスター》
・《カウンセル・ウルティス》
・《天恵の源竜王 ブレスファボール》
・《狂乱の令嬢》
「ここは《オンフォール・アノートガスター》を手札に加えて、残りはデッキに戻してシャッフルします」
(手札4→5)
「……ほう、そう来るか。しかし、アノートガスターだけではこれから先の俺の攻撃に備えられるか」
そう言うとジブンと京介さんの盤面に、新たなカードが姿を現しました。それはお互いのリアガードサークル1つに拡がって、まるで……レヴィドラスの眼だと主張する様に。
「CB1をコストに支払う事で……ジブンと相手のリアガードサークルに、
「麻弥ちゃん、すごい!」
「これで京介くんは、次のターン以降……麻弥ちゃんの掌で動かされる事になるわ。攻撃も防御も思いのまま、全てを識り尽くす無限の眼にね」
「《オンフォール・アノートガスター》をコール。登場した時にスキル発動。このユニットと同じ縦列に無限鱗粉マーカーがあるなら、EB3をコストに支払い、山札の上から2枚を見て、1枚を手札に加えて、残りを山札の上か下に置きます」
(手札5→4/エネルギー3→0)
【山札の上から2枚】
・《群爪の守護者 フーリ》
・《チアリサポート・エルフ》
「ジブンはこの中から1枚を手札に加え、残りを山札の上に置きます。その後、アノートガスターのパワー+5000。クラレンスを後ろに下げて《群爪の狩猟者 フーリ》をコール。このユニットもアノートガスターと同じく、自身と同じ縦列に無限鱗粉マーカーがあるなら、スキルが使用可能になります。このユニットが登場した時、CB1をコストに支払い、ドロップからグレード3以下を1体コールします。……ジブンが今回呼び戻すのは《アクワイアード・パンゼラード》です!」
(手札4→5→4/ドロップ5→4)
「大和さんは着実に盤面を整えていますわね。一つ一つの動きが纏まっていましてよ」
「そうだね。無駄な動作は極力省いて、その削った箇所を自らの動きを優先する形で補填してる。……初めてファイトをした時から思っていたけど、よく考えられている」
「ここでパンゼラードのスキルが発動します。このユニットが無限鱗粉マーカーのあるサークルに登場した時、このターン中のみですけど、自身のパワー+5000。その後《フルナレッジ・フォクシル》をコール。バトルに行きます。フォクシルのブースト、レヴィドラスで攻撃。この時、フォクシルのスキルを発動。このユニットがブーストした時、ヴァンガードがレヴィドラスを含むグレード3以上なら、自身のパワー+5000。更にブーストしているのがレヴィドラスを含むグレード3以上で、尚且つ相手のリアガードサークルに無限鱗粉マーカーがあるなら、自身のパワー+2000し、CB1をコストに支払い、フーリを指定し、そのユニットは後列からでも攻撃可能になった上で、そのユニットのパワーを+10000です!」
(手札4→3)(パワー28000/★)
「(来たな、レヴィドラスの無限鱗粉を絡めた連続攻撃。……先ずは小手調べだ)ノーガード」
「ツインドライブ。
(手札3→5/ドロップ4→5)
(ダメージ3→2)(パワー28000/★★)
さっきの1枚目はアノートガスターの効果で仕込んだ物ですけど、2枚目に関しては大きな収穫ッスね。
……悪く思わないでください、京介さん。
今回ばかりは、ジブンも本気で勝ちに行きます!
「……今のは流石に効いたぞ。ダメージチェック。1点目《サゲイシャス・スキーマー》。2点目《リキューザルヘイト・ドラゴン》。何方もノートリガー」
(ダメージ1→3)
「アノートガスターで攻撃!」
「ここはアドゥーロでガード、更にヴェドロークでインターセプト。……バトル終了時、アドゥーロをソウルに入れる」
(手札6→5/ドロップ4→5)
(ソウル7→8)
「フーリで攻撃!」
「……チッ、止む無しか。ノーガード、ダメージチェック《零から歩む者 ブラグドマイヤー・ネクサス》。……トリガー無しだ」
(ダメージ3→4)
先攻3ターン目でダメージ4……この機会、逃す手はありません!
「クラレンスのブースト、パンゼラードで攻撃! ここでレヴィドラスのスキル発動。無限鱗粉上のユニットが攻撃した時、そのユニットのパワー+10000!」
(パワー33000/★)
「……クソッ、ノーガードだ。ダメージチェック《ジョイフル・ソングスター》。ゲット・ヒールトリガー。ファングのパワー+10000、ダメージ1回復」
(ダメージ4→5→4/ドロップ5→6)
「……さすが京介さん、転んでもタダでは起きませんか」
「いくらアンタと言えど、調子に乗り過ぎだ。物には限度ってのがある、これ以上の勝手を俺が許すとでも?」
レヴィドラスの効果でパワーを上げたパンゼラードの攻撃は、京介さんにヒットしたものの……ダメージチェックで
ただ攻め方は悪くないし、この手の戦法は一度彩さんと対面した時に本人から相当嫌がられた物です。
……このスタイルを維持して行けば、京介さんに勝つ事だって不可能ではありません!
「このバトル終了時、パンゼラードとクラレンスの効果が同時に誘発します。先ずはクラレンスから処理します。このユニットが攻撃かブーストしたバトル終了時、自身と同じ縦列に無限鱗粉マーカーがあるなら、自身をソウルに入れて
(ドロップ5→6/ソウル3→4)
【山札の上から7枚】
・《カストーディアル・ドラゴン》
・《無限の宿命者 レヴィドラス》
・《カウンセル・ウルティス》
・《憧憬の乙女 アラナ》
・《麗容の騎士 シャンネット》
・《カストーディアル・ドラゴン》
・《チアリサポート・エルフ》
「ジブンはこの中から《無限の宿命者 レヴィドラス》を手札に加え、残りをデッキに戻してシャッフルします。これでターンエンドです」
(手札5→6)
ジブンがターン終了を宣言した直後、観客席からはドッと歓声が沸きあがっていました。先程の講習会で確り説明を受けていたから、と言うのもあるかもしれませんが……それを抜きにして考えても、すごいボルテージの上がり様ですね。
会場全体が、それだけジブンたちのファイトを見て盛り上がってくれている……そう考えたら、何だか良い気分になってしまいます。
「……麻弥さん、さっきのは結構効いたぜ」
「フヘヘ、そう言って貰えると嬉しいです。でも、次は京介さんの番ッスよ。ジブンに押されっぱなし、なんて柄じゃないでしょうから!」
「……言ってくれる。なら、見せてやる」
今回はここまでです。如何でしたか?
次回は今回の続きより始まり、次鋒戦までの繋ぎまで出来たら良いかなと思っています。その際の後書きにて、何故今回のサブタイトルをこの内容にしたかをご説明したいと思いますので、更新をお待ち頂けると幸いです。
それでは、また次回の更新にてお会いしましょう。
最後に……このお話の投稿日である1月10日は、TVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード DivineZ 幻真星戦編」の第1話放送日となっています。機会がありましたらぜひご覧下さい。