◆一「竜塚の分かれ道」
ファロス砦から一度西へ戻り、分かれ道の北の方へ行くとさらに分かれ道がある。
「竜塚の分かれ道」だ。
祝福があるから、見える褪せ人にとってはわかりやすい目印だ。
ここの分かれ道の南の方を行くと上り坂となり、ケイリッドに二本残っている小黄金樹の片方にたどり着く。
もう片方は「燻り教会」から北東にある。こちらについては省略する。
ケイリッドの黄金樹の化身は腐敗の影響で「腐敗した化身」となっており、文字通り腐敗属性を持つ。
彼らがまき散らす液がまさしく腐敗のそれで、攻略には朱い腐敗に対する備えを必要とする。
気を付けることだ。
さて、そんな分かれ道先の小黄金樹を通り過ぎるとケイリッド最北端へ続く橋が見えてくる。
が、やっかいなことに一匹の竜が縄張りとしている。
倒すことができるなら、ここが北へと行ける道となるだろう。
だが俺は、あえてもう一つの道を進んでみることにした。
「竜塚の分かれ道」の北側、海が見える崖沿いの道を行くと野生動物の姿が見える。
そもそも竜塚とは「腐敗から逃れた竜たちの住処」である。
逆に言えば、この辺りは腐敗の影響が少ないというわけだ。
故に通常の野生動物が生き残っているということだろう。
「竜塚の洞窟」という場所がある。
ここの内部は熊をはじめ鹿や狼といった動物達が住まう、ケイリッドにおける最後の楽園だ。
この場所は、マレニアの腐敗に侵されることのない安全地帯と言える。
ただし、どういう理屈であれ腐敗から生き残るということは特別だ。
ここの動物たちは皆"生き残り"であり、生きる力に優れている。
生半可な覚悟で手を出すと、間違いなくやけどするぜ。
※追記
竜塚の洞窟の最奥には、奇妙な獣人がいた。
彼らは大刀や特殊な投擲物を使う、不思議な知性を持つ。
「ファルム・アズラの獣人」というらしいが、詳細は不明だ。
だが、噂話なので信憑性はないが、彼らはケイリッド最北端の神殿と一定の関係性があるらしい。
彼らはその神殿由来の存在なのかもしれないな。
◆二「レンの魔術師塔」
竜塚の分かれ道で崖沿いの道を進むと、魔術師の罠が襲い掛かってきた。
突然道の先で鉄球が現れたかと思うと、それがこちらへ向かって転がってくるんだ。
すぐお宝の匂いを感じてその鉄球の罠を潜り抜けた。
道の先には「レンの魔術師塔」があった。
こういう魔術師塔は、入り口の封印の先にお宝が隠されている。
そして、入り口の封印を解くためのヒントは提示されている。
早速攻略に乗り出した。
……のだが、どうやらここの試練は壊れているようだ。
魔術師塔はヒントを提示している。
それはインプ像によって提示されているのだが、ここのインプ像は壊れていたのだ。
情報がない以上攻略はできない。
入口の封印を解けないから、お宝にありつけない。
口惜しい限りだ。
ただまぁ、魔術師塔の脇には最北端へ続く橋がある。
先述した橋とは異なり、今度は「夜の騎兵」が待ち構えているが、まぁ奴なら対応策はある。
例えば、離れた場所で朝になるまで時間を潰す、とかな。
これで竜塚の北へ行くことができそうだ。
※追記
レンの魔術師塔を攻略する上で、ヒントになりそうな存在を見つけた。
「霊気流」だ。
これは上昇気流のようだが、狭間の地の各地に存在する。
その発生条件や利用方法に霊の概念があるようだ。
人の身には単なる違和感でしかないが、「霊馬」なる存在に騎乗した状態ならその恩恵に与れるらしい。
気流の力で大きく大ジャンプしたり、崖上から気流の方へ飛び降りることで安全に着地したり、といった具合にな。
レンの魔術師塔は入り口が完全に塞がっているが、ベランダが開かれているので、霊気流の力を借りればそこへ飛び乗れるかもしれない。
霊馬といえば、放浪騎士の彼の存在を思い浮かべる。
霊気流は、そんな彼の馬のために存在するような性質があるが、何か関係があるのだろうか?
霊馬なる存在は狭間の地各地に存在していて、その関係で霊気流が発生しているのか。
それとも彼が友とする霊馬は、狭間の地各地で尊ばれるような血統の持ち主なのか。
もしくは霊馬の友は大いなる意思に選ばれた存在であり、だからこそ霊気流と言う形で支援されているのか。
そういう関係性を見出せそうな気がするが、確かなことは何も言えない。
機会があれば、調査に乗り出してみよう。
◆三「獣の神殿」
ケイリッド最北端にある神殿。
「獣の神殿」と呼ばれるこの場所だが、なんとあの「運命の死」に関連のある場所であるとわかった。
獣の神殿付近にいる小さな卑兵や、ガーゴイル。
彼らは赤く黒い炎のような力を使ってくるのだが、それがまさしく「運命の死」に連なる力であるという。
つまり「運命の死」が奪われ、その力を悪用したという「陰謀の夜」の真相に近づける場所というわけだ!
尤も、それ以上の情報はなかったけどな。
獣の神殿内部にいる「獣の司祭」は何も言わず、円卓の文献もこれ以上の詳しい情報が出てこない。
あの「獣の司祭」こそ、運命の死を封印した「黒き剣のマリケス」そのものだという説もあるが……俺は、せいぜいがその眷属か関係者程度だと睨んでいる。
ただ、マリケスと全くの無関係ということだけはなさそうだ。
以前紹介した「神狩りの剣」は、実はマリケスの敵対者であり同人物に敗れた「宵眼の女王」の得物という情報がある。
この剣があったのは「ケイリッドの神授塔」であり、この剣と神授塔の監視のためにマリケスの関係者がここに配置されている……というのは、比較的納得しやすいと思う。
以前紹介した「ファロス砦」については、この神殿を世俗から隔離するための場所かもしれないと記した。
だがもしかしたら、上述の「神狩りの剣」の監視を助ける中継地点としての役割もあったかもしれないな。
◆四「獣の祈祷」
獣の神殿にいる「獣の司祭」は、どうやら死に生きる者たちと敵対する狩人と一定の関係があるらしい。
彼らはリムグレイブに獣の神殿に移動できる転送門を隠して、よく彼と交流していたそうだ。
「死の根」というアイテムがある。
死に生きる者たちを生み出す源であるといい、黄金律原理主義の力を使う狩人たちはこれを求めて死に生きる者たちを狩るという。
そして得た「死の根」を、獣の司祭に捧げるという。
対して、獣の司祭は「死の根」の対価に獣の祈祷を授ける。
これは石や爪を武器とした祈祷であり、原始的なものだという。
特徴的なのは物理属性の祈祷であることで、聖属性や火・雷が効きにくい相手に対する有効策となるだろう。
また全体的に獣の祈祷は、信仰心が高くなくても使用できる。
代表的な例が「獣の生命」で、この祈祷は信仰心が高くなくても使用できる回復系祈祷として一部の褪せ人コミュニティで流行っている。
聖杯瓶の節約ができるこの祈祷の為だけに「死の根」を狩る褪せ人も少なくないそうだ。
獣の司祭へアクセスできる転送門がリムグレイブに隠されていることから、うまく立ち回れば早期の段階で頼れるのも強みだな。
その出自から、獣の神殿を護る小さな卑兵や死を狩る狩人たちが用いる祈祷となっている。
低い信仰心でも使用可能ということで、信仰だけでなく知力をも必要とする黄金律原理主義の祈祷と相性がいいという側面も見いだせる。
信仰のためのルーンを、知力の方へ振り分けることができるという意味でな。
総じて、獣の司祭は「死に生きる者たち」との敵対関係があるという側面を見出せる。
むしろ彼こそがその筆頭であり、狩人はその信者のような立ち位置であることも、容易に想像できる。
もしかしたら、獣の司祭の大本である「黒き剣のマリケス」も獣の祈祷の使い手だったりするかもな。