◆一「ミミズ頭の森」
ドミヌラから南にある坂道を下っていくと、「森渡の大橋」の下に広がる森に入れる。
小黄金樹を中心とする森なんだが、妙な霧がかかる不気味な場所となっている。
嫌な湿気があって、そのせいか森内部の廃墟にはナメクジが生息している。
そして何よりも嫌なのが「ミミズ頭」などともよばれる怪物達が大量に住んでいることだな。
大量のミミズが特徴の頭部を持ち、事あるごとにミミズと汁をまき散らしてくる。
悍ましいことに「死」の状態異常を発生させる効果を持つが……死に生きる者たちとの関連性は調査中だ。
光が差し込みにくいが故に湿気が溜まり、そして視界が悪い。
探索の際はランタンや松明といった灯りを持ち込むことをお勧めする。
内部には「森の民の廃墟」があるが、前述通りミミズ頭とナメクジが生息する不潔な場所となっている。
その一方で「神聖画の盾」や「ぬくもり石」を作れる製法書といったお宝もある。
どちらも体の傷を癒す効果を持つアイテムで、回復手段を増やしたい者がいるならぜひ立ち寄ってみるといい。
※追記
ここにおける小黄金樹の化身はいない。
代わりに巨大なミミズ頭がその役を担っているようで、奴を倒せば「緋溢れの結晶雫」「斑彩色の結晶雫」を入手することができた。
それぞれ「一時的にHPの最大値を高める」「一時的にすべての耐性を高め、すべての状態異常を回復する」効果を持つ。
先程紹介したアイテムも傷を癒したりする効能を持つことから、この辺りはもともと黄金樹の祝福が色濃い地だったのかもしれないと推測できる。
もともとは光あふれる、豊穣の地なのかもしれないな。
◆二「アルター坑道」
不気味な森の奥。
地図で言うところの南側に「アルター坑道」はある。
やはりというべきか、内部は炭鉱夫たちが必死に働いており、鍛石も豊富にある。
だが外の惨状が外の惨状だからな……。
ここがローデイル兵の精強を支えたのは、昔の話なのかもしれない。
あるいは別の道があるかもしれないな。
どうにもこの坑道は、別の洞窟と繋がっているような雰囲気だ。
もともとは道をつなげていたりしたのかもな。
また、ここはどうにも結晶の色合いが濃い。
結晶つむりもいるし、石掘りも魔術を使う者も多い。
その影響なのか、結晶人の姿まであった。
奴を倒せば「喪色掘りの鈴玉」を入手できた。
サリアの結晶坑道で手に入れたものより、さらに上位の「喪色の鍛石」が変えるようになるアイテムだ。
喪色の鍛石は、通常の武具ではなく「専用専技」を持つような特別な武器を鍛えるのに使う鍛石だ。
それを売買できる鈴玉がここで手に入るということは、この「アルター坑道」は特別な武器を鍛えるための鍛石がたくさん採れる地だったってことかもな。
そういう武器は、大抵デミゴッドなどが振るう武器であったりする。
彼らの強さの秘密は、案外こういう場所にこそあるのかもな。
◆三「蜃気楼の魔術師塔」
不気味な豊穣の森の西側に、インプ像があった。
どうやらその近くに魔術師塔があるようなんだが、蜃気楼に紛れているのかまったくその姿が見えない。
それが、この魔術師塔の仕掛けらしい。
魔術師塔は、おそらく後進のための宝を保管する場所。
だから宝を得る手段はしっかり提示されたのだが、それは岩に隠されていたり、インプが道中現れて襲ってきたりするものだからかなり難易度が高い。
どうやら、よほどの者にのみ託したい宝のようだ。
俺はなんとかその試練を乗り越え、現れた魔術師塔の宝にありつけた。
得た宝は魔術「見えざる刃」と「見えざる姿」。
それぞれ武器や己の姿を、見えにくくする魔術だ。
それは奇襲や暗殺などに向いており、なかなか"そういう仕事"が捗りそうな魔術となるだろう。
それはサリアの刺客たちの魔術であり、夜に潜む彼らの秘密の一端だ。
道理で試練が厳しいわけで、可能な限り限られた、それもとても有能な者にのみ託したいものなのだろうな。
……ところで、これがここにあるということは、サリアの魔術師はこの地にも関連があったということだろうか。
この不気味な森の、視界を遮るような霧は、サリアの夜の魔術ときっと相性もいいだろう。
森のこの霧は案外彼らが齎したもので、この森のどこかにサリアの獲物がいたという証左になるのかもしれない。
この森、実はとんでもない陰謀が眠っていたりしてな。
◆四「罪人送りの道」
森の情報は一通り得た。
そう判断した俺は一度ドミヌラへ戻り、まずはそこから東へ向かってみた。
地図を見る限り、そちらにもいろいろありそうだったからな。
だがそこは王都の城壁に近い場所で、すぐバリスタに襲われた。
流石にあの警備に正面衝突する勇気はなかったから、そちらの探索は断念した。
そういうわけで、今度は西への道を進んでみた。
「グレートスターズ」を運ぶ荷車が通っていたりするこの道は「罪人送りの道」というらしい。
その道の続く先はゲルミア火山であり、火山館がある。
つまり、火山館へ続く道というわけだな。
王都と火山館は、かの破砕戦争で凄惨な戦を繰り広げたという。
だがかつては、王都から罪人の処遇を託されるような場所だったかもしれない。
「罪人送りの道」という名称と、道の繋がりからしてそう思えてならない。
俺のこの考察が正しいかどうか。
それを確かめるべく、俺は道の先にある「罪人橋」を渡り「ゲルミア火山」へ侵入した。
ここからはゲルミア火山の情報を探る。
※追記
罪人送りの道の道中には「血の蠢く廃墟」があった。
色々調べてみる限り、ここはかの「血の君主」と縁がある場所のようだ。
悍ましい血色の腐肉があったり、地下には血の貴族が潜んでいたり、廃墟最奥に「血のヘリケー」なる重刺剣があったり。
あるいはこの廃墟は、血の君主が支配する領地であり、この辺りにおける彼らの拠点……なのかもな。
ただ、立地から察するにもともとは罪人送りの任につく者達のための宿場であると思われる。
連行する囚人を一時的につなぐ留置場としての側面も考えられる。
そうでないのなら、実は「血の君主」なる存在は王都に縁がある存在で、だから王都にほど近い地を領地の一つとして与えられていた……と考察するしかないな。
流石に無理があるかもしれないか。