PERSONA5 THE SKY 〜Phantom Thief and Hero Girl〜 作:ぎんすた
今回からいよいよ舞台はひろプリ世界へ移ります。
双葉ちゃんとソラちゃん達の出会い。
彼女達の旅路はここから始まります。
では、どうぞ。
2023年 3/3日 金 晴れ
ー???・上空ー
双葉side
前回、いざ、蓮を探しに新天地へ!!
と意気込んでゲートをくぐったけど…
「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!しぬぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
くぐった先がいきなり上空で、パラシュートなし降下を強いられていきなり死の危機に…。
「…って、なんじゃこの始まり方はあああっ!!死ぬぞこのままじゃ!!
おーたーすーけぇぇぇぇっ!!!」
あんなに張り切ってゲート潜って来たくせに、転移先でいきなり転落死とかいきなりダサい終わり方するとかマジで勘弁だぞ!!!
〜♪『名前を呼ぶよ』(文ストの)
だから唐突にEDに入るなぁ!!!
しかも私達じゃなくて敦達の曲だし!!
せめて私達の曲だろー!
〜♪『Autonomy』
わざわざかけ直すな!
こうなったら何かパラシュート代わりにしてヘイロー降下を決めるか、木の上に落ちれるように落下するか…。
でないと死ぬぞこれ!!
蓮を探せないまま死ぬのが一番嫌だ!!
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
?なんか隣から違う声が…!
「なな…なんじゃあいつ!?」
声のする方に目をやると、敦とは正反対のアシメな斜め前髪か目立つ青い髪をサイドテールにくくり、現代とは懸け離れた昔っぽい服を着た女子が推定1歳くらいの赤ちゃんを抱えながら、頭から落下していた。
尻から落下してる私より危なくないか!?
このままじゃ赤ん坊が無事になったとしても、悲惨なことになるぞ!!
ペルソナを出せればいいけど、ここは現実だしなぁ…
でも、さっきラヴェンツァがこの世界は認知と現実の境界線がわたしたちの世界より曖昧だって言ってたな。
もしかしたら…
「うわぁぁぁぁ!!そこ、どいてくださぁぁぁい!!!」
「え…えええっ…!?」
って、サイドテールの女の子が、下にいるお団子ハーフアップのサーモンピンク髪の女の子と衝突しそうになってるううう!!!
わたしも死の危機、あっちもごっつんこの危機で
2つのピンチが同時に起きるとか、なんだこのカオスな状況!!
「何か手はないか!?」
ポコン
『私も今検索してるけど、ここは異次元ネットワークの対象外だから電波が届かない…』
「やっぱ電波繋がんないか…!
異世界行った時あるあるだから気にすんな!!
って言ってる場合じゃなぁい!!」
くっそー…このまま落ちて死ぬのか…!?
せっかく来たのに、そんなこと…!!
わたしは来る衝撃に備え、目を閉じる。
すると、隣の少女に抱きかかえられていた赤ちゃんが何かを発した。
「えるっ!!」
「…!!」
落下した感覚から、ゲート内にいた時のような身体が浮くような感覚に急に変わったから目を開けてみると、身体の輪郭を薄紫色の光が包み、わたしの身体は空中に浮かびながらゆっくり落下していた。
「ほえっ!?うわぁっ!」
横を見てみると隣の少女と赤ちゃんも浮いており、少女の方がかなり驚いてその弾みで赤ちゃんを離してしまっていたので(赤ちゃんは浮いてて無事)、この現象を起こしたのは恐らく赤ちゃんのほうだろうと結論付けた。
まさか…赤ちゃんの方は異能者なのか?
わたし達はゆっくりと落下していき、着地体勢をとって無事何事も無く、地面に着地した。
「よっと…助かった…」
「よっ!」
そして少女の方も着地した後、ふわふわと落下してきた赤ちゃんをキャッチした。
「…セーフ…」
「あーい!あい!」
少女は安心したのか、安堵の息を吐く。
赤ちゃんはそれも露知らず、楽しそうに笑っていた。
「さ…さっきは助かった。…あ…ありがとな!
…ふう…お前がいなかったら、今頃みんなお陀仏だったぞ」
「…!貴方、その声もしかして私の隣で大声で叫んでた人ですか!?」
「…そーだぞ。わたしもお前と同じく、パラシュート無しヘイロー降下を体験してたやつの一人だ」
わたしは、赤ちゃんに助けて貰ったお礼を言うため、少女たちに近づいて深呼吸しながら声をかけた。
少女は声でわたしだと気づいたのか、赤ちゃんを抱えながらわたしの方に向き直る。
「ぱらしゅーとなしへいろーこうか?
さっきのはそう言うんですね!勉強になりました!」
「勉強しなくていい。それにしても、そこの赤ちゃん…さっき凄い力使ってたな…。もしかしたら異能者かもな」
「える?」
「異能者?」
少女と赤ちゃんが知らない単語に耳を傾ける。
わたしは異能者について、軽く説明した。
「なるほど、普通の人とは違う特殊な力を持つ人のことを異能者って言うんですね。
だから、さっき誘拐されてたのでしょうか…?」
「誘拐?」
「…!あっ!そういえば!」
「ちょっ、おい!」
少女が異能者について理解し、今度はわたしが彼女から飛び出した気になるワードに耳を傾けていると、何か思い出したのか、向こうにいる一連の出来事を見ていたサーモンピンクの髪をお団子のハーフアップに纏め、髪色と同じ色のセーラーワンピを着た少女に詰め寄った。
「ごめんなさい!!びっくりしちゃいましたよね!?
実は私も相当びっくりしてて…この一緒に落ちてきた人が話しかけてくれたから、今少し冷静になれてるんですけど…」
「た…タイム…」
サイドテールの少女はここに来た経緯をべらべらとサーモンピンクの髪色の少女に喋って、彼女を困惑させていた。
少女曰く『赤ちゃんの誘拐現場に遭遇して、追いかけて謎の穴に入ったら、空の上に放り出された』らしい。
で、その放り出されたタイミングがどうやらわたしが出てきたのと被ったらしく、さっきのに繋がったらしい…。
なんで、あいつと一緒に空に出たんだ?
お陰で助かったけど…。
「そういえばここって…見るからにこの世界の日本か?」
わたしはふと、周りの景色を見渡した。
建物は多いけど渋谷と比べると少し落ち着いた感じで、どこか爽やかな色合いが印象的な街だ。
何処かの地方都市か?
「なんか、仙台や札幌に来た時を思い出すな…。取り敢えず、新たな戦いの舞台が慣れ親しんだ日本で安心だ…」
「うわああああっ!?」
「今度はなんだ!?」
戦いの舞台がまた日本になりそうで取り敢えず安心しそうになってたら、今度はまたサイドテールの少女がまた悲鳴を上げて、思わずたじろぐ。
「えっ、え!?何ですか!?この変な街!?
あれは何ですか!?あれは!?」
どうやら異世界転移は初めてなのか、街を見て大混乱し、電子機器をみたことないのか、車や街頭ビジョンを指さしては余計に混乱していた。
ポコン
『彼女の心拍数の上昇を確認した。慣れないものにびっくりして困惑しているみたいだ』
ファンタジー世界出身の人達って文明が違うせいで、電子機器に全く耐性ないよな…。
魔法!?とか言い出すし…。
「ちょっ、落ち着けって」
「ここって…魔法の世界ぃ〜!?」
「だから取り敢えず落ち着け!!な!な!」
とにかく彼女を落ち着かせるべく、精一杯宥める。
けど、少女の混乱は収まる気配はない…。
気持ちはわかるけど、目立つのはマズイ…!
なんとかこいつを落ち着かせないと…!
その時だった。
「ターイム!!」
「!?」
「!!」
急にまた違う大声が聞こえたと思って振り返ってみると、サーモンピンクの髪の少女がこの状況を見かねたのか、バレーで使われるタイムのシグナルを作ってこの状況を収めようとしていた。
このお陰でサイドテールの少女は我に返ったのか大人しくなり、やっと落ち着いて話し合える状況になった。
ーーーーーーーーー
取り敢えず、端っこに移動して情報交換を提案しようとしたけど、他のふたりがまだ現実を受け入れてないのか…
「「これ夢だ〜」」
「夢でしたか〜」
「うんうん、夢夢!」
現実逃避しようとして、曲解を受けた時みたいな顔になってるー!!
「ストップ!ストップ!!夢で片付けるな!!現実だぞ、ここ!!
現実を受け入れろ!!」
わたしはふたりにここが現実であることを自覚させる為に、両手で思いっきりふたりの頬を片方ずつつまんだ。
「「…ううっ!!痛い!!痛いです/よ!!」」
「いきなり何するんですか!!」
「初対面の人の頬をいきなり掴むのは失礼じゃないかな!?」
「すまん、夢か現実を確認するには一番手っ取り早いかったからな」
「だからといって実際に実行しなくてもよかったと思うけど…」
「いやそうでもしないとお前ら、夢で片付けて話進める気満々だったぞ」
摘まれたふたりは当然怒って抗議するけど、わたしはすぐに謝って話を進める。
「とにかく、今ここで起きてることは全部現実だ。夢でも幻でもない。
さっき起きたことも、異世界転移してここにいるってことも全部な」
「じゃあ…ここは本当に現実ってことなんですね…。さっき感じた痛みもその証拠…」
サイドテールの少女はそう言って、つねられた頬を触った。
つねった効果はどうやらあったみたいだ。
「そういえば、自己紹介がまだでしたね
はじめまして。
私は《ソラ》、《ソラ=ハレワタール》です」
ソラ=ハレワタール
ーーーアルカナ『正義』
「私は《ましろ》。
《虹ヶ丘ましろ》だよ」
虹ヶ丘ましろ
ーーーアルカナ『魔術師』
えっと…サイドテールの方がソラ、サーモンピンクの髪の方がましろか。
よし。
「さ…佐倉双葉だ。ソラからすると双葉・佐倉だな…!!
ソラ、わたしは立場的には住む世界は違うけど、お前と同じく異世界からこの世界に来たやつ!おk?」
「おけ?」
「OKの略称みたいなもんだ。よろしくな」
ふぅ…わたしにしてはスムーズに自己紹介できた気がする…。
色々あったし、助けてもらったのもあってか話して打ち解けてたせいか?
「なるほど…わかりました。
ようは双葉さんは、私と同じってことですね」
「お前みたいに突然迷い込んだってわけじゃなくて、わたしは自分の意思でこの世界に来たんだ。こいつと一緒にな」
わたしはそう言って、スマホを取り出して画面をふたりに見せる。
「何ですか!?これ!?」
「スマホだ。1台で色々こなせる便利アイテムだぞ!!」
「凄い…こんなものまであるんですね…」
「えるぅ〜」
ソラや赤ちゃんはスマホをみたことがないのか、特に興味津々に見つめていた。
でも、スマホを見せた目的は別にある。
「出てきていいぞ、ソフィア」
ポコン
わたしがスマホの中にいる“彼女”に呼びかけると、ふよふよしていた赤く丸いアイコンが変化して、赤い髪をハートが連なる特徴的なツインテールで纏めた、マシュマロみたいな服を着た少女が映し出された。
『よっ、お前がソラとましろか』
「箱の中に女の子!?」
「える!?」
「えっ!?どーなってるの!?」
画面の中いっぱいに映し出されたソフィアに、ソラ達はそれぞれ驚いたリアクションを取った。
まぁ、普通は驚くよな。
『私はソフィア、人の良き友人であるAIだ』
「AI!?にしてはめちゃくちゃ自然に受け答えできてない!?」
「えーあいって何ですか!?」
「人工知能…人によって作られた生命体みたいなもんだ」
「凄い魔法ですね…」
「魔法じゃなくて、人間の技術の結晶だ。ソラ達の世界も文明が発達すれば多分そうなるぞ」
「人間の技術でここまで!?凄いです…。
ところで、この街の名前は何ですか?」
ソフィアに注目が集まる中、感心を向けつつもソラがこの街の名前について尋ねる。
すると、ましろは親切にそれを答えてくれた。
「《ソラシド市》だよ」
「ソラシド市か…初めて聞く街だけど、この世界にしかない街だからか…。
それにしても、いい名前だな」
「そうですね…あっ!」
ソラシド市のネーミングが良いって話をしていると、ソラがましろが持っていた革の手帳を指差した。
あの手帳、何かあるのか?
「あ、もしかして…!」
ましろも何かに気づいたのか、歩き出してその革手帳をソラに渡した。
「私のです!拾ってくれてありがとう!
とても大事な手帳なんです!」
どうやら革手帳はソラのものだった。恐らく落下した時に落としたのを、ましろが拾ってくれてたみたいだな。
なんて書いてあるのか文字が読めん。
ソラの世界の単語か?
「へぇ、どんなことが書いてあるんだ?」
「これは…私の夢への記録が詰まってるんです!」
「夢?」
「はい!私、夢を叶える為に色々修業してるんです!」
夢への記録か…懐かしいな。
わたしも、蓮と一緒にああいう約束ノート作ったっけ。
ソラは今、夢を叶える為に努力してるんだな。
「それで、ソラの夢って何なんだ?」
「私は…」
わたしはソラの夢を尋ねてみた。
ソラが夢について話そうとした時…。
ポコン
『双葉!空に変なモヤモヤがある!』
「上?…!!」
ソフィアが空に以上が発生したのを検知し、わたしは急いで上空を見る。
見てみると、何やら紫色のモヤモヤしたものが少しずつ拡大しており、これはただ事じゃないと、長年の経験から察したわたしはソラとましろに急いで声をかけ、意識を怪盗モードに切り替えて警戒体勢に入った。
空にモヤモヤが!!
⇒上を見ろ!
「ソラ!ましろ!
上!!上を見ろ!!」
「上…ですか…?」
「双葉ちゃん…急に大げさにどうしたの…」
「「…!!」」
わたしに促され二人は上を見ると、空に広がるモヤモヤに目を見開いて固まっていた。
だけど、ソラに至っては数秒固まった後何かを警戒するような姿勢に切り替わった。
ソラ、あのモヤモヤが何か知ってるのか?
そんなことを考えていると、モヤモヤから何かが落ちてきた。
どうやらあれもワームホールの一種みたいだ。
落ちてきた何かが地面に衝突し、その周りには土煙が舞っていた。
「何何!?空にモヤモヤが現れたと思ったら今度は何か落ちてきた!?
本当にここ現実だよね!?」
夢であってたまるか!
⇒現実であってるぞ
「落ち着け、現実であってるぞ」
ましろは立て続けに超常現象を目撃したせいか、若干の混乱状態に陥っていた。
そんなましろを宥めつつ、目の前にいる落っこちてきた奴に対して一切の警戒を緩めなかった。
ペルソナがなくても、姿が見えなくても、ソラの態度で何となくわかったからだ。
“こいつは警戒すべき敵だ”と。
煙が徐々に晴れていき、やがて落っこちてきた奴の姿が露わになった。
「許さないのねん…ソラ…!!」
紫色の肌に、ブタの様な…というかまんまブタの顔。左腕にはハートのタトゥー。頭には紫のモヒカン。
横に広い体格に、黒いノースリーブに赤い首輪。
首輪と同じ色のズボンをカーキのサスペンダーで留めて、両腕にはトゲのついたゴツい腕輪といった格好をしており、明らかに新手のシャドウかと言いたくなるような見た目のやつは、明らかにソラを睨んでいた。
「なんだ…あいつ…」
「まずはお前をボッコボコにして、それからプリンセスをいただくのねん!!」
「…えるぅ…」
ブタのシャドウ(?)の気迫に、赤ちゃんは怯える姿を見せる。
明らかにソラを恨んでいて、おまけにこの言い回し。
ソラのさっきの話から推測すると、赤ちゃんは何処かのプリンセスで、何らかの目的で誘拐したのがこいつ。
で、ソラはこいつから赤ちゃんを助けて、その拍子にわたしと同じタイミングでソラシド市に落っこちてきたと。
なーるーほーど?
話は大体読めたぞ?
つまり、大元の元凶はあのブタのシャドウ(?)ってことだな?
ロイヤルファミリー誘拐とか、なんつーことしてくれてんだ!!こいつ!!
わたしはあいつに怒りを抱きつつ、少し尋ねてみることにした。
⇒ブタのシャドウだな?
何者だ?
「お前、ブタのシャドウだな?」
「そこの眼鏡のお前!!ブタじゃないのねん!!《カバトン》なのねん!!」
アンダーク帝国の刺客
ーーーカバトン
⇒“ブタトン”じゃないのか?
名前が矛盾してないか?
「え、ブタなのにカバ?
“ブタトン”じゃないのか?」
「“ブタトン”じゃない!!”カバトン“なのねん!!
聞いて早々間違えるんじゃないのねん!!」
「はいはい、すまんすまん。
…で、何であの赤ちゃんを誘拐しようとしてるんだ!」
わたしはカバトンと一連のやりとりをした後、怒りを露わにして彼を問い詰める。
「そんなの、お前には関係ないのねん!
脇役はとっとと下がってろ!!」
けど、カバトンはそう吐き捨てた後ハート柄の手拭いで顔を拭いた。
「…脇役…か」
こいつ…自分意外の人を脇役扱いか…!
ハート柄の手拭いとか、可愛い趣味してるのがちょっと腹立つな…。
「えるぅ…」
「怖くないですよ。私が守ります」
カバトンに怯える赤ちゃんを抱いていたソラが優しく声をかける。
「守れるのかねん?」
それを見ていたカバトンは、向こうにある工事現場にあったショベルカーに目をつけた。
「何をする気だ…?」
それに気づいたわたしは嫌な予感がし、咄嗟にふたりと赤ちゃんを庇う。
カバトンはニヤリと笑い、地面に手を触れた。
「カモン!アンダークエナジー!!」
カバトンの手から黒いエネルギーが溢れ出し、それがショベルカーに注がれていく。
ショベルカーはエネルギーに包まれるとその姿形を変え、ショベルカーをベースとした丸っこいフォルムに、両腕にはショベルのアーマー、操縦席を模した頭にはカバトンと同じ紫のモヒカンが装備され、金色の丸い目をギラつかせた怪物へと変貌した。
「ランボーグ!!!」
こいつ…物を怪物に変えやがった!!!
しかし、ランボーグ…乱暴とボーグを掛け合わせたのか?
それは置いといて…アニメではこういうのよく見てたけど、まさか実際にこの目で見るとは思わなかった。
威圧感ハンパな…。
今まで戦ってきた歪んだ大人達の戦闘形態と比べると…あまり怖くはないけど…。
「なんだあれ!?」
「キュアチューブの撮影か?」
「何!?何!?これアップしたらバズるかな!?」
って、うわぁ…!!突然現れた怪物に気づいた大衆が集まってきてる!!
逃さないと危ない!!
「おい!!お前ら逃げろー!!撮影でも、なんでもないぞ!!
信じられないかもしれないけど、ガチのやつだ!!」
わたしは大声でみんなに避難を呼びかけた。
「逃げろ…え?マジで言ってんの…?」
けど、殆どのやつはすぐに逃げようとしなかった。
やっぱり、すぐには信じられないか…。
「…ランボーグ!!」
けど、ランボーグがアームの拳を勢いよく合わせると、周囲に突風が吹き荒れる。
「…!!マジかよ…この子の言う通りじゃねぇか…!!逃げろ!!!」
それを見て流石にヤバいと感じたのか、街の人達は一目散に逃げていった。
わたし達もあの赤ちゃんを守って逃げないと…!!
ペルソナを出せたとしてもわたしじゃ決定打に欠けるし、何より今は赤ちゃんだけじゃなくて、二人の無事も優先だ。
ソフィアもスマホから出られるかわからないし、今ある手段でなんとかするしかない…!!
「現実なんだよねこれ!?夢の出来事って言われた方がまだマシだよ!!」
次々に起こる出来事にましろは頭を抱える。
けど、隣にいたソラはましろの方を真剣な目で見ていた。
「ましろさん」
「…はい!」
「この子を頼みます!」
ソラはそう言って、ましろに赤ちゃんを託した。
まさか…!
「ソラ…お前、囮になる気か?」
「はい…!そのつもりです…!」
⇒無茶だぞ!
死にたいのか?
「無茶だぞ!危険すぎる…!」
「でも、皆さんが無事でいられるには、これが最善なんです!!」
そう言って、ソラは飛び出そうとする。
「…!いっちゃダメ!!」
けど、それをましろがソラの手を掴んで制止する。
よく見ると、ましろに掴まれたソラの手は震えていた。
「…!」
「お前…」
ソラ、本当はお前も怖いんだな…。
ランボーグが一歩一歩近づく中、ソラはましろの手を振り払う。
そして、ランボーグへと向き合った。
「双葉さんは、ましろさん達を連れて逃げてください。
その時間を、私が稼ぎます…!
相手が強くても、正しいことを最後までやり抜く…!
それが…ヒーローだから!!」
ソラは深呼吸をし、胸に手を当ててそう言った。
「…!!ヒーロー…!」
ソラの夢って…!
彼女…何処か、蓮に似てる…?
「待って…!!」
「逃げてください!早く!!」
ましろの静止も虚しく、ソラはランボーグに向かって駆け出していく。
「どうしよう…!このままじゃソラちゃんが…!!」
「えるぅ…」
ましろが赤ちゃんを抱きかかえながら、わたしのミリタリーコートの裾を掴む。
確かに、ソラが時間を稼げればわたし達は確実に逃げられる。けど、それだとソラ自身が危ない…!
「わかってる…!だから、わたしもソラを援護する。
勿論、逃げながらだけどな。
行くぞ!」
わたしはましろ達を連れて逃げ出しつつ、右手をランボーグに向けて構える。
ここが現実と認知の境界が曖昧なら…!
「ランボーグ!!」
「ふっ!」
ソラはランボーグの攻撃の軌道を読み、アーマーが振り下ろされる直前に避けて回避し、上手く攻撃を交わしながらランボーグを引きつけている。
生身でそれやれるとか凄いな、あいつ…!
「…カバトントン」
けど、それを見たカバトンが何か呪文を唱え額の黒い宝石を光らせると、ソラの視界を一瞬黒い霧で奪う。
「わっ!?」
そのせいでソラは動きが止まってしまい、敵に隙を作ってしまった。
その隙を逃すまいとランボーグがアーマーを彼女向かって振るう。
マズイ…!!
一か八か!!
「『システムコール・ジェネレート・サーマルエレメント・フォームエレメント・アローシェイプ・カウンターメタリックオブジェクト』!」
「双葉…ちゃん?」
わたしは右手に3つの熱素を生成し、それを矢の形へと変換し構える。
「『ディスチャージ』!!!」
そして、それをランボーグへ向けると術式を唱えて発射した。
3本の熱の矢はランボーグの腕へ命中し、ソラへと降ろされる筈の腕は弾かれた。
できた!!
「何!?あれ!?」
「双葉さんの手から矢が!?」
「えるっ!?」
「あいつ…脇役の癖に変な力使うのねん!?」
周りから驚愕の声が上がる。
あとカバ擬き、いちいち脇役脇役うるさいな。
人を馬鹿にしなきゃ生きていけないのか?こいつ。
この世界には恐らく、当たり前に『不思議パワーが現実でも出せる』という認知が存在してる。
しかも、この世界は現実と認知の境界線が曖昧。
だから、前に戦術を増やす為にアリスから教わった神聖術を行使できた。
ついでにペルソナも…!
わたしは『もう一人の自分』を呼び出そうとした。
「来い!ネクロノミコン!」
…しーん。
「…なっ…!」
何も起こらない…!
神聖術は行使できるのに、ペルソナは出せない…。
相手に警戒されていないからか?
神聖術に驚いたから多少は警戒されていると思ったんだけどな…!
「そこで何しているのねん!
脇役の癖に変な力を使いやがって…!!
ランボーグ!!」
「ランボーグ!!」
そうこうしているうちに、カバトンが痺れを切らしランボーグに攻撃の指示を出した。
ランボーグはわたしを狙ってアームを振り下ろす。
「…!しまった…!!」
「…!双葉ちゃん!?」
わたしは咄嗟にましろ達を突き飛ばし、避ける間もなく攻撃をまともに受け、地面に突き飛ばされてしまう。
その時の拍子でヘッドフォンが外れてしまい、地面に強く当たった衝撃で壊れてしまった。
『双葉!!』
「うぎゃあっ!!
…!かなり痛いな…!!これ…!」
わたしは全身に痛みを負いながらも、なんとか立ち上がり『タケミナイエール』を飲んで体力を回復させる。
買っといてよかった…!
「…!!双葉さん!!」
「双葉ちゃん!大丈夫?」
「ああ、なんとかな…。
ヘッドフォンがイカれちゃったけど…むしろ犠牲がヘッドフォンだけで済んだのが幸いだ…」
壊れたヘッドフォンをリュックにしまいながら、作戦も忘れてこっちを心配そうに見ているソラとましろに対してそう言った。
「YOEEE!脇役なのにカッコつけるからこーなるのねん!ランボーグ!!」
一方のランボーグはわたしを攻撃した後、再びソラに標的を切り替えていた。
「…!ソラ!ランボーグ、そっちに向かってる!!」
「…!きゃあっ!!」
それに気づき、ソラに声をかけ神聖術で援護しようとしたけど間に合わず、こっちの方に気を取られてしまっていたソラは反応が遅れ、避けきれず攻撃を受けてしまう。
その拍子に、ソラの胸ポケットから革手帳とペンが落ちてしまい、しかも手帳がカバトンの元へ転がってしまった。
「ん?『私のヒーロー手帳』?
なんじゃこりゃ?」
カバトンはそれを拾い上げ、中を開いて読み上げる。
ソラの夢、ヒーローだったんだな…。
いや、人の手帳勝手に開いちゃだめだろ!!
プライバシーの概念ないのかあいつ!
「『空の上を怖がってちゃヒーローは務まらない』、『ヒーローは泣いてる子供を絶対に見捨てない』、『ヒーローになるぞ!!』
プーッw、ヒーロー?w ギャハハハ!!」
カバトンはそれを見た後、ヒーローの夢を馬鹿にするように笑い…
「フンッ!!」
ビリッ!
「「「…!?」」」
なんと、ヒーロー手帳のページを1枚破いた。
…は?
「力のない奴は!ガタガタ震えて!メソメソしていればいいのねん!!
変に夢見て、立ち向かおうとするからこーなるのねん!!
ギャハハハ!!!」
ビリビリビリビリ!ビリ!
そして1枚破るだけじゃ飽き足らず、全部を大胆に、革になるまで破り捨て、ソラのことを罵って笑った。
「…ヒーロー気取りかよっ」
「…!」
ページを全部破り捨てると、もういらないと言わんばかりの態度で革表紙だけになったソラのヒーロー手帳を、ソラの頭に当たるように投げ捨てた。
「………」
それを見た瞬間、私の中で何かがキレる音がした。
こいつ…強さを振りかざして、人を見下す…わたし達の世界にいた悪い大人と同類な、最低野郎だ…!!
「…ふざけるな…!!」
「…!双葉さん!?」
「…!眼鏡の脇役、何の用なのねん?
脇役はそこで大人しく見ていろ…」
わたしは怒気を含めた声でカバトンを睨みつけ、一歩一歩近づく。
カバトンはそれを良く思わないのか、怪訝に扱おうとする。
けど、わたしはそれに怯まず進む。
「脇役脇役、いい加減にしろ!!
さっきからお前の言動をずっと聞いてたら、人を見下す言動ばかり!
だから、戸惑いなく人を傷つけることができるんだ…!!」
「…!な、何なのねん!?」
カバトンはさっきとは違うっぽいわたしの様子に気づいたのか、怯み始めた。
それを見ても、わたしの怒りは収まらなかった。
「脇役な人間なんて、一人もいない!!
誰もが夢を抱いて、それに向かって必死に生きてる!!
ヒーローになったっていいじゃないか!!
でも、お前はソラをはじめとしたそういう人達を馬鹿にした!!
しかも、ソラが大事にしてきた手帳を破って嘲笑って!!
最低だぞ、お前は…!」
脳裏に自分の夢を追いかける仲間たちの姿が思い浮かぶ。
お前のやったことは、その姿も否定する行為だ…!!
「お前のような奴や、悪い大人のせいで夢を奪われた奴が何人いると思ってるんだ!!
人には誰にだって、夢を追いかける権利がある。
それを否定して、馬鹿にして、嘲笑うお前を…
絶対に…許すものか!!!」
ーーーーーーーーーーーー
ソラside
「絶対に許すものか!!」
双葉さん…私の為に怒ってる…!?
初対面の筈なのに、私の夢がヒーローだってことを知っても、カバトンのように笑わずに、肯定して受け入れくれて…。
誰にだって、夢を追いかける権利はある…か…。
「…えるぅ…!」
あの子が泣いて、怯えてる…。
そうだよね、いきなり攫われてこんなことになって…怯えない訳、ないですよね…。
私は赤ちゃんを安心させたくて、ましろさん達がいる方に優しく、笑いかけた。
「…大丈夫」
「…える…!」
「パパとママの所に…お家に帰ろう…!」
「…!」
よかった…赤ちゃん泣き止んで少し、安心してくれたみたい。
それを確認すると、私は痛みを押して立ち上がる。
《優しいね、君は。
そして、自分の夢を馬鹿にされても、誰かの為に立ち上がれる意思がある》
私に…似た声!?
「…!誰ですか!?」
《でも今は、【私】の出番じゃないみたいだ。
君の心の中に【私】とは“違うもの”が生まれかけてるみたいだしね》
「…!それってどういう…」
《何れ【私】の力が必要になる時が来る。
けど、今はこの難局を乗り切るために“違うもの”の力を借りるといい。
君が【私】を目覚めさせる“ピース”を芽生えさせる時、また会おう。
ほら、ヒーローってどういうものだった?》
「…!そうでしだ…。
例え、相手がどんなに強くても正しいことを最後までやり抜く…!
それが、ヒーロー!!」
《そうだね。
なら、その意思と君の心に芽生えた力で、『勝利の導き手』と共にこの難局を乗り越えるといい!》
頭の中に響く“声”がそう叫ぶと共に、私の心が熱を帯びたと思ったら、今度は胸元が光りだし、その光は空中へと飛び出し、羽根のついたピンク色のペンへと変化した。
「…!これって…!」
私はすかさずそれを手に取る。
「…!ぷいきゅあー!!」
そして、赤ちゃんが生み出した光が飛び出し、それを手に取ると真ん中にピンクの太陽が描かれ、水色のラインストーンがはめ込まれたシンボル。そのシンボルを半円状の透明なドームと、水色のレリーフが囲うように覆った見た目の小さなアイテムとなった。
それを手にした瞬間、私の中である確信が生まれた。
この力なら…あの子を…ましろさんを…双葉さんを…守って…助けられる!!
私は覚悟を決めて、ペンと石を構えた。
「ヒーローの…出番です!!」
ーーーーーーーーーー
双葉side
《今度は己が為では無く、他者の為にこの怒りを燃やすか》
…!『ネクロノミコン』!!
てっきり…ここでは出せないのかと思ってた…。
《違うな…間違っているぞ。
お前が反逆の意思を宿す限り、【私】はいつでもこの【現実】に顕現できる。
さっき出せなかったのは、さっきのお前の考察通りなのもあるが、お前の反逆の意思が『かけら』と『希望』の影響で不安定だったから。
だが今のお前の怒りで、再び【私】を呼び覚ますことができた。
奴は、彼女の夢を傷つけ…踏みにじった…!
怒れ!クズな奴らを許すな!!》
「もうとっくに怒りレベルはMAXだ!
ネクロノミコン、いつでも来てくれ!」
《どうやら、聞くまでもないな》
…!
「ぐっ!ううっ…!!」
また来た…この頭の痛み…!!
2回目だけど、やっぱめっちゃ痛い!!
あまりにも激しい痛みに、やっぱり膝をつく。
「双葉ちゃん!?大丈夫!?」
横には突然わたしが頭痛で苦しみだしたのに困惑したのか、心配するようにましろが声をかけてくる。
「…心配すんな…!大丈夫だ…!」
わたしは頭痛に苦しみながらも、ましろにそう返した。
《契約。我は汝、汝は我。
禁断の叡智は再び拓かれる。
いかなる悪意の声や邪悪な意志も、最早お前の旅路を止められはしない》
もう一人の自分の再契約を告げる声と共に、いつもの暗視ゴーグルが視界を覆う。
わたしはそれに手をかけ、鮮血と共に引き剝がした。
「干渉せよ!『ネクロノミコン』!!」
仮面を剥がすと、わたしの周りを青い炎が取り囲んだ。
ーーーーーーーーーー
「スカイミラージュ!!トーンコネクト!!
ひろがるチェンジ!スカイ!!」
ーーーーーーーーーーー
双葉side
〜♪『Will Power』
視界が晴れるとわたしの服は私服から、首から全身を包み、黒に緑の光るラインが走る、上半身のボディラインが出た馴染みの怪盗服『サイバースーツ』へと変わる。
上空にはてっぺんにあるガーゴイルと、緑がかった黒いボディにナスカの地上絵とか色々描かれた、アダムスキーUFO型のわたしのペルソナ『ネクロノミコン』がふよふよと浮かんでいた。
「え、なになになに!?双葉ちゃんが痛そうにゴーグル剥がしたと思ったら、今度はUFO!?
しかも服まで変わってる!?」
隣を見ると、ましろが突然現れたペルソナと服が変わったわたしを見て、また困惑していた。
「ごめん、今日一日でめっちゃ混乱させて…。
けど、もう大丈夫。
お前達のことは…わたしが守る」
「双葉…ちゃん…」
わたしはそんなましろに笑いかけた。
「うわぁ…私、どうしちゃったんですか!?」
向こうからソラの驚く声が聞こえる。
怪盗服に驚いたわけじゃない?
ソラのいる方を見ると…
「あれって…お前、ホントにソラなのか!?」
「はい!不思議なペンと石の力を使ったらこうなって…!」
ソラはなんと、少し見ないうちに水色とピンクのグラデが特徴的なツインテール、頭には羽のアクセ。腰にピンクのリボンが2個ついた、白と水色のワンピース。白ニーハイに水色のブーツ。左肩に青と赤のマントといった魔法少女みたいな姿に大きく変化していた。
これって…!!
「おおお…リアル魔法少女キター!!」
「ま…まほーしょうじょって何ですか!?
私、魔法は使えませんよ!?」
ソラは何のことかわからず大混乱してるけど、こっちは今、リアル魔法少女という夢にまで見た光景を現実で見れて、めっちゃテンション上がってるんだよ!
変身手段は後で聞くとして…
「魔法少女は変身したら超パワーを発揮できるのがお約束ってもんだ!
ちなみに今のソラ、素の状態よりもかなりパワーアップしてるぞ!」
「ホントですか!?」
「ああ、わたしそういうのわかるからな!全力で保証する」
「ありがとうございます!
双葉さんのヒーロー姿もカッコいいですよ!
あと、上の円盤みたいなのは何かわかりませんが…あれもカッコいいです!
あ、でもわたしはまほーしょうじょじゃなくてヒーローです!!」
お互いに互いの服を褒めあったところで、わたしはそろそろあることを切り出す。
「ところでソラ、その姿の時なんて呼べばいいんだ?」
「呼び名ですか?」
呼び名…つまりコードネーム。
あの姿のソラには流石に別名がある筈だ。
「ヒーローや怪盗が、本名で活動なんて格好つかない…というか、平たく言うと普通の生活を送りづらくなるリスクが高まるんだ。
だからコードネーム…つまり戦闘中は、別の名前で呼びあったほうがいいってことだ」
「そういうことでしたら…私は…
無限にひろがる青い空!キュアスカイ!!
さっき頭に浮かんだこの名前で行きます!」
ソラは自然と名乗りとポーズを決めた。
完璧じゃん!
てか、変身するとコードネームも自動でついてくるって便利だな。
「ソラだから『スカイ』か…いい名前だな!
じゃあ、今からお前のことスカイって呼ぶ」
「双葉さんは?」
「わたしは既にあるんだ」
わたしはそう言って、怯んでいるカバトンの方に向きなおる。
「『ナビ』、勝利に導いてやる。
サポートは任せろ!」
「ナビ…まさか貴方が…。
…わかりました。お願いします!」
「あと、わたしはヒーローじゃなくて怪盗だ。
カバトン、お前の歪んだ欲望…わたしが頂戴する!」
「…怪盗…?」
カバトンに向かって、コードネームと共にそう宣言する。
これは宣戦布告だ。
彼は怯みながらも、圧倒されなおように逆に挑発した。
「ふん…!やってみるのねん!!
その変な乗り物もすぐボッコボコにするのねん!」
「それはどーかな!」
わたしは搭乗口から降りてくる触手に捕まり、ネクロノミコンに乗り込む。
乗り込むと、いくつものコードやモニターが360°に映し出された緑色の空間が視界に写る。
わたしは空間をタップし、スカイをサポートをする準備に入る。
「さぁ…反撃開始だ!」
ーーーーーーーーーーー
ー???ー
Noside
ランボーグに向かって並び立つネクロノミコンとスカイ。
それを、ある人物が遠くから見ていた…。
『あれは…UFOと…新たなプリキュア?
もしかしたら…彼女達が…
………なら…!』
姿は影に隠れて見えないが、少女っぽい声を発した人物は何かに希望を見いだしたように見えた…。
NEXT⇒#2 『Hero Girl & Phantom Thief Arrive!』
ヘイロー降下:飛行機から非常に高い高度で飛び降り、長時間落下してから低い高度でパラシュートを開いて降下するテクニック
(グーグル検索より引用)
さて、双葉ちゃんとソラちゃんが出会う1話でした。
流れはほぼ原作と同じなので、双葉ちゃんもパラシュートなし降下を味わう羽目になりました()。
原作よりもアグレッシブかもしれん、双葉ちゃん。
さて、次回は反撃の時間。
ヒーローガールと怪盗のショータイムをお楽しみに。