終わったんじゃないか術師人生(始まってない)
いや説明されたら何となく理解できるんだけど
俺の親は控えめに言ってクソだった
齢4歳の自分を放置し、父はギャンブルや女遊びに精を出し*1
母はホストにハマって金で男を漁り、何処ぞの宗教に入り浸ってるという。*2
栄養の足りない未熟な体では外に出ることも出来ず*3、さりとて室内で動き回れる体力もあるとは言えない。
そんな2005年の冬、俺の唯一の楽しみは生まれつき使えた謎の力で投影したアニメを見ることだった。
「あー今ある部分はここで打ち止めか、仕方ねぇ...それにしても面白かったな〜 ○NE[ピー音]IECE」*4
そうつぶやきながら机と布団以外何も無い部屋の壁に投影したアニメを消す。
付けたままにしておくと体力とは別のエネルギー的な何かが減っていく感覚があるし、[次のアニメ]を出せない。
何度か試したが複数画面の投影は出来ないようで、この不思議な力にも何かしらのルールがあると、感覚ながらに理解していた。
「さて、まだ
適当に力を込めて新しいアニメが出てくるよう念じる。
見たいものをイメージして念じるとイメージに近いアニメが、イメージしないで適当にやるとランダムに新しいアニメが出てくるというのが今までの経験則。
これまで見てきたアニメは現実とは違うどこか、まるで異世界のような夢がある物語ばかりで逆に、今までと別のタイプを無意識に求めていたのだろう。*5
「呪術廻戦? 今までのとはタイトルの雰囲気が違うな」
今まで原理を考えず何となくで使っていた不思議な力、その
『人間の負の感情が呪いの源になる』*6
「呪い...」
『術式は生まれながら体に刻まれてるものだ』*7
「術式は先天性... 登場人物達の例からそれぞれ違う術式なのか...?」
このアニメ見始めてからどこか引っかかる違和感があった。
登場する設定に何故か既視感というか親近感を感じる。
いつもなら疲れが気になって観るのを辞める頃合だが、焦燥感に駆られてアニメを見続ける。
そしてその答えとなる呪霊が映った。
『蠅頭、4級にも満たない低級の呪いです。』*8
その言葉と共に写ったイキモノ?に見覚えがあった。
それもそのはず、そいつは今も窓の外を飛んでいて....
「えっ、マジ? これ現実? 嘘だろ?」
現実が信じられないと言わんばかりに頬を抓る*9
...ちゃんと痛い、信じられないが現実のようだ。
ということは今見てるところまで出てきた宿儺の指や漏瑚などもあるということで...
「やべーじゃん!アニメ写すだけってこれでどうやって戦えと!? なんだこのクソ術式!」
短い人生、相当に恩恵を得ていたはずの
続かない。
続かない予定なので細かい設定を諸々
・主人公
非転生、非憑依の一般術師(5歳)
年齢に合わない言葉や知識使いは3歳くらいから術式でアニメを見て覚えた為。
普通学習は不足気味のため、これは後々変な知識の偏り方を露呈させる原因になる。
原作知識等も持っていない、だからこそ逆にアニメ「呪術廻戦」を映し出せるようになった事が解除不能のデカイ爆弾になってしまっている。
・術式詳細
名前の設定は特に決めてない。(思いつかなかった)
効果としては「物語をアニメの形にして投影」している。
あくまで結果アニメの形で編纂、再生される事が不変なだけなので元になる物語は小説でも漫画でも『歴史』でも『事実』でもOK
投影対象は別に壁だけでは無く、空間そのものに投影することもできる。
・原作で言うどの辺の時系列?
2004年11月頃、懐玉・玉折の1年半程前 青い春はまだ訪れない。