〜シーザー・A・ツェペリ、幻想郷へ〜   作:ディオ・フランドー(ル)

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なるべく原作設定を重視しているものの、原作とは異なる設定がある可能性があります。
苦手な方は、ブラウザバックをおすすめします。
なお、この作品はジョジョの奇妙な冒険 戦闘潮流と東方projectのクロスオーバー作品です。


『氷の妖精と太陽の振動』

早苗「とりあえずしばらくはこの神社に泊まってください、食事も用意します」

シーザー「グラッツェ、早苗、何もかも任せっきりで悪いな」

早苗「いえ、気にしないでください、…あ、そういえば貴方の名前を聞いてませんでしたね」

シーザー「ああ、そういえば言ってなかったな、俺の名はシーザー、シーザー・A・ツェペリ、好きなように呼んでくれ」

早苗「じゃあ…、名前で呼んでいいですか?」

シーザー「構わない、そうしてくれ」

早苗「じゃあ、シーザーさんと呼ばせてもらいます」

シーザー「ああ、これからよろしく頼むよ」

 

 時間も経過し、シーザーは今の状況がかなり分かってきた。

未だ分からないことは、他にどんな人がいるかだ。

シーザーは、いきなり神に会った時点で不安になりだしていた。

 

シーザー「…少し、この場所を、幻想郷を探索してもいいか?」

早苗「あ、どうぞ、…こんな事言うのもなんですが、迷わないでくださいね」

シーザー「心配ありがとう、だが、俺は割と地図に強い」

早苗「そうでしたか、良かったです」

シーザー「じゃあ行ってくるよ」

 

 シーザーはせっかくなので、波紋の呼吸をしながら行くことにした。

 

コォォォォッ

 

シーザー「呼吸は正常、最高の波紋を練れるッ」

 

 呼吸には何も害はなく、逆に普段より調子が良いくらいだ。

呼吸のエネルギーを実感していたその時、ある道に目が留まった。

 

シーザー「ん、山の外れにこんな踏みならされた道が…、他の町に繋がっているかもしれんな、…行ってみるか」

 

 不思議に思っている分思わず歩きになってしまっている。

その道はかなりしっかりしていた。

 

シーザー「…ふぅ、空気が美味しい、余計なガスが一切ない、そういえばこんな空気も、一ヶ月以上吸えてなかったな…」

「あんた、ここら辺のやつじゃないな」

シーザー「ん?」

 

 シーザーは疑問にしか思わなかった。

なぜなら目の前に、いきなり『少女』が現れたからだ。

 

シーザー「なぜこんな森に君みたいな子供がいる?危険だろう」

    (ん…?後ろに何か浮いている?氷…)

「『子供』とかよぶなッ!あたいはチルノッ!」

シーザー「チルド(レン)?やっぱり子供じゃあないか?とりあえず森なんて出たほうがいい、熊とかに食われても助けられる保証はないぜ?」

チルノ「だからチルノ、…随分あたいを舐め腐っているわねェ…」

シーザー「そんなことは…、もう一度聞く、なぜ君みたいな『子供』がこんな森にいるんだ?」

    (まあ少なくとも、日中から外にいる時点で吸血鬼でも柱の部類でもないな)

チルノ「だから子供って呼ぶなッ!『アイシクルフォール』ッ!」

 

 途端、周りの空気が冷えた。

 

シーザー「こッ、この空気の冷えようッ!こいつ波紋じゃねぇ何かを持っているッ!」

チルノ「凍りつかせてやるッ!」

シーザー「ただの子供じゃあないッ…、以上だ、この冷気ッ!何かが起こる前にやるしかないッ!」

 

 シーザーの手袋から、『泡』が出た。

 

シーザー「コォォォォッ!奥義、波紋『シャボン・ランチャー』ッ!」

 

ブワワワワワワワワワッ

 

シーザー「喰らって帰りなッ!」

チルノ「えッ弾幕ッ!?」

   (ただの人間じゃなかったッ)

 

 一瞬でシャボン玉の中にチルノが閉じ込められた。

 

チルノ「うッ、これくらい凍らせて…!」

シーザー「無理だね、波紋を帯びているから凍ることなしッ!、波紋エネルギーはお前の能力よりもはるかに上だ、突破することはできんッ!」

チルノ「…ッ!」

シーザー「…あ、ところで、見境のない行為はやめた方がいいぜ、『チルノ』、…降参するかい?」

チルノ「…分かった、分かったよ、こうさん」

シーザー「…分かった」

 

 シーザーがチルノを覆うシャボン玉に触れたら、一瞬にして割れて消えた。

 

パァァンッ

 

チルノ「ッ、フゥ…」

シーザー「この森、いるのは君だけかい?」

チルノ「他にもいっぱいいるぞ?…しょっちゅう外からキノコを採りに魔理沙が来るけど…」

シーザー「マリサ?人間か?」

チルノ「一応ね、でも普通の魔法使いだよ、魔理沙は」

シーザー「魔法使い?ファンタジーやメルヘンじゃあないぞ…嘘はつくなよ」

チルノ「いや、本当、多分あちこち飛び回ってるから近いうち会うと思うぞ?」

シーザー「なるほど…、さて、俺はとりあえず帰るかな、…あ、チルノ、お前知らない奴にいきなり無礼なことするなよ?」

チルノ「ア゙ァ゙ァ゙もうッ!分かったって言ってんじゃんッ!ていうか、生意気なこと言ってきたのそっちじゃん…」

シーザー「えぇ、そうだったかな?…なんて、たしかに悪かったな、じゃあ、アリーヴェ・デルチ(さようなら)」

 

 その後シーザは神社に帰った。

 

早苗「あ、お帰りなさい、シーザーさん」

シーザー「ただいま、早苗」

早苗「なにか変なことはありませんでした?」

シーザー「変も何も、氷みたいな奴に会って戦闘になったが…」

早苗「あぁ…チルノ…」

シーザー「ああ、…ところで、いきなりだが一つ質問をいいか?」

    (そろそろ球切れだ…)

    「…『シャボン液』ってのは、この幻想郷にもあるかい?」

 

To be continued.




まあ氷でも、表面が多少濡れていれば波紋は十分通るんですがね。
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