ブルアカ 主要キャラ全員生存 RTA   作:siyu

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正実モブちゃん実装してくれないですかねぇ。生殺しはちと酷すぎるぜヨースター。



デントゥーソ

 

 

テレッ テッテッテッテ

 

テレレッ テッテッテッテ

 

テレッテッテテ テテテテ

 

テッテッテ〜♪

 

 さて皆さんこんにちは!キュー◯ー3分クッキングのお時間です。

 

 今回のテーマは、みんな大好きビナー君の処理方法。倒すだけならいくつもありますが、今日は追い剥ぎ強奪羅生門スタイルでいきましょう。

 

 狙うはいくつかの条件をクリアした上でビナー君を倒すとゲットできる『デカグラマトンの使徒』というスキル。このスキルさえあれば強靭!無敵!!最強!!!を名乗れるぐらいには好き勝手できます。リスクもデカいけど。

 

 ビナー君をぶっ倒して使徒の立ち位置を奪うので追い剥ぎ強奪羅生門スタイルと名付けられた訳ですね。名付けした人は絶対性格が悪い。

 

 ではまず初めに、『変質』に付随したスキルの一つ、『解析』をビナー君へ向けて発動しましょう。

 

>任意発動——対象•ビナー——『解析』

>成功しました

 

 や っ た ぜ 。

 

 一度成功すればこっちのものです。あとはコピーできるまで爆速でボタン連打しまくりましょう。超スピード!?

 

 一応言っておくと今のレズちゃんは先生の隣で座ってます。わざわざ動くより止まった方が成功率も気持ち高まりますしね。コイツいっつも時間稼ぎしてんな。前衛がホシノとネルの2人だけでも成り立ってるのは2人がすごいのか先生の指揮能力がヤバいのか、どっちでしょうか。答えは両方です。死神クイズに解答者はいらない…☠️。死神はクロコぐらいですけど。

 

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

 

 ………あ、ヤベ。通知切ってねぇや。

 

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

>『解析』

>成功しました

 

 うるっっっっっっせぇ!!

 

 てことでぽちー!!(通知オフ)………ヨシッ、静かになりましたね。

 

 さて、それでは追加の解説タイムと洒落込みましょう。早速『デカグラマトンの使徒』の解説……と行く前に、まずはこのゲームにおけるスキルのおさらいです。必要ないかもだけどまぁ、一応ね?

 

 このゲームにおけるスキルは、特定面に常時補正をかけるパッシブタイプ。適した状態でした使えないアクティブスキルの二つです。初めにレズちゃんが取った『器用』や『無表情』はパッシブ。『変質』はパッシブとアクティブ両方の性質を合わせ持ってます。

 

 入手法が最初のスキルガチャだけなものも、後から入手可能なものもたくさんあります。今回のレズちゃんは最初に取れた3つのスキルの他に、人との交流に補正のかかる『威迫』や感知能力に常時バフが貰える『状況把握』などなど効果はそれ程だけど、手に入りやすいスキルを手当たり次第取って行きました。

 

 初心者ニキネキは耐久力や攻撃力を上げるスキルを取っていけばよっぽど酷いステータスでも無ければある程度戦えるようにはなります。万が一ストレス値が高くなって精神バグると防御や神秘の制御がガタ落ちするので忘れない様に。

 

 そしてレアスキルについても軽く。レアスキルはいくつかのスキルが内包されて一つのスキルとしてカウントされているか、バフ率がイカれてるかのどちらかが基本です。レズちゃんの持ってる『変質』も本来別々のスキルが合わさって出来たスキルですし。それ故にレアスキルは入手確率に見合わないぐらい数が多く、ゲームの自由度も相まって全部は把握しきれてないんですよね。新しいスキルを見つけたらまずはwikiに報告してね!

 

 そして『変質』はレアスキルには珍しい神秘出力デバフや、そもそもの使いにくさが相まって初心者向けではないスキルです。レズちゃんの神秘量は85ですが、走ってる体感だと60ぐらい?基本ステが約三割減と考えればだいぶキツい。まぁ相手の神秘をコピー出来る唯一性がありますけど。

 

 ようやく話が戻ってきました。『デカグラマトンの使徒』の話でしたね。このレアスキルの入手条件の一つとして、デカグラマトンの使徒のどれかを神秘を『変質』でコピーした上で、そのコピー元を全損させる事。なので今回は最初に『変質』ガチャをした上、比較的遭遇しやすく難易度も決して高くないビナー君を狙った訳です。だって面制圧の武装弱いしコイツ。やはり面制圧……面制圧武装は全てを解決する……!

 

 実際なんでコイツ(ビナー君)って面制圧の武装こんな弱いんすかね。ミサイルも安全地帯多いし、数十mmのバルカン砲を付けるか鉄のワイヤーを何十本もぶん回すだけでもいいのに。いや、されると勝つ方法だいぶ消えるから絶対にして欲しく無いけど。

 

 ちなビナー君をこの時点で確定出現させるためには

•アビドス砂漠にいる状態で「ホシノ奪還」が終了

•原作開始前に一度遭遇済み

という条件を整える必要があります。一度遭遇する必要はありますが、それはユメ先輩を助けに行けば確定で会えるので救出ついでにクリアできます。

 

 そしてようやく入手できる『デカグラマトンの使徒』はゲーム内でも1、2を争う強さのスキルでして、効果だけなら超単純です。対象に対して一時的にとんでもねぇ倍率の強化をするってだけ。やろうと思えば調印式ミサイルを無傷で受けられます。対象の幅も広いのでめっちゃ便利。クォレハツヨイですよ!!

 

 そしてベアおばが呼び出す色彩対策ですね。色彩はキヴォトス人にとって真っ黒インクみたいなもんなので、触れれば一瞬で汚染されてテラー化します。それに対抗する為にはそれ相応の神秘の質と量が必要です。量だけ見ればホシノでも全然足りません。ま、そんな状態になる為には普通のやり方じゃ無理って事で色々荒業(あらわざ)するしかないのです。

 

 その荒技が、神になることだよ!

 

 しかしちゃんとデメリットもあります。まずデカグラマトンはガチ神なので、レズちゃんには負担が大きいです。デカすぎるのです。(ンァー‼︎)そのため、使い過ぎれば精神がイカれたり、逆にデカグラマトンに丸ごと吸収されたりします。使い放題ならチートすぎるので運営の調整なのでしょう。は〜つっかえ。やめたら?このチャート。使用可能回数はマジランダムなのでそこは運ですね。使える分だけ楽になる。最悪三回は欲しいですが。

 

 それじゃしばらく倍速〜。ビナー君レベルの神秘量になると『解析』にもクッソ時間かかるのでね。しょうがないね。

 

 

 


少女倍速中……


 

 

 

“————ッ、シズキっ!!大丈夫!?”

 

 ……………………ん?急に先生が話しかけてきましたね、なんかあったんか?………あ、まさか。履歴見ますか。

 

>神秘が暴発した

>『解析』が失敗した

>HPが減少した

 

 あぁ、やっぱり制御ミスって自爆してる。通知切ってるせいで表示されなかったのか。

 

 まぁ何百回もやってたら一回ぐらいはミスります。気にせず続けましょう。隣で急に爆発起きたのに生徒を第一に心配するのは流石先生ですかね。

 

 

 


少女倍速中……


 

 

 

>『解析』が完了した

>『ビナー』が模倣可能になった

 

 ヨシッ‼︎‼︎

 

 これさえ出来ればあとは倒すだけ……と行きたいところですが、レズちゃんでは攻撃力不足です。ここでも足を引っ張るか出力デバフ!

 

 なので未だ『デカグラマトンの使徒』というクソ強スキルがない今だからこそ使う、多分もう二度と使わない小技を見せましょう。

 

>任意発動—対象•シズキ——『模倣・ビナー』

>任意発動—対象•ネル-ホシノ——『付与•ビナー』

 

 ヨシッ。(2度目)

 

 これが小技こと神秘の付与です。『変質』で他人の神秘を真似っこしたり、真似っこした別々の神秘を混ぜ混ぜできるレズちゃんの虎の子。ゲーム的に言えば、複数人に防御無視効果の付与ですね。なんだよ、結構やれんじゃねぇか……(ORG)RTAに求められる素質じゃなさすぎますが。

 

 しかし他人に依存したチャートは不安定だし柔軟性もないのです。端的に言えばクソです。他人への付与なんて2度と使いません。

 

 その話はさておき、ここまでくればあとは消化試合です。残りは煮るなり焼くなり二宮和也。ぼたんぽちぽちで勝てる。ホシノとネルが防御無視でビナー君に攻撃できる様になったらそりゃ強いよね。

 

 てことでここで終わり。あとはビナー戦を無言で流すだけですよ。だって疲れたし?眠いし?なので今回は終わりー。文句は聞きません。

 

 次のキュー◯ー3分クッキングは未定です。じゃーねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あとどのくらいで倒せると思う?ネルちゃん」

「ハッ、んなことあたしが知るかよ」

 

 少し、安請け合いしすぎただろうか。ホシノは益体のない事を考える。

 

「………まぁ少なくとも、」

 

 ()()は未だ悠然(ゆうぜん)と、傲然(ごうぜん)と、その巨大な体軀を、見慣れた砂の地に身をくねらせていた。ここは我が地だと、王の御前だと言っているような様相だけで身が竦みそうになる。

 

 一歩——— 巨大な蛇の進みの名称がそれで良いのかわからないものの、とりあえずとして一歩———が常人の数十歩に値し、動きだけで髪を巻き上げる旋風が巻き起こるその巨体。まるで旧約聖書に書かれた、海にすむ巨竜の様だ。ただ見るだけで遠近感が狂ってしまう巨軀。ただそこに在るだけで、この身が深海に沈んだような威圧を覚える。

 

 胸に覚えた惧れを誤魔化すように2人で息を入れなおした。

 

「弱ってるなんてこと()()は、無さそうだな」

「……だよねぇ~」

「さて、どうしたもんかね」

 

 返事を返すホシノの脳裏に、忘れていた筈の記憶が蘇る。当の昔に砂で削れ切った筈の。

 

 まだアビドスに来る前の何処かの博物館で、もしくは何時かのテレビで見た光景。

 

 それ自体巨大な空間の中を、存分に使用されて天井から吊られた、1つの標本。まだ幼いホシノが初めて見た時はそれが生き物とすら思えなかった程に大きな、とても大きな海獣(クジラ)の成体の骨格標本。世界も、その身も、どちらも小さかった幼子には生きて動いているところさえ想像できなかった。

 

 ホシノとネルが感じているのは詰まる所、それと同じだ。自身とは文字通り格の違う、息をのんで見上げることしかできない、圧倒的な存在への畏怖。

 

 ジジ、と言う音と共に耳元の通信機が起動しここ数日で聴き慣れた先生の声が届いた。

 

『“ネル、ホシノ。2人とも大丈夫かい?怪我はない?”』

「大丈夫だよ、先生」

「右に同じく」

 

 ビナーの攻撃は言ってしまえば遅い。ある程度動ける前衛ならそうそう当たらない。ビナーには当てる気すらないのかも知れないが。

 

『“何か問題はある?スペック表だけじゃ分からない事もあるからね、何でも言って”』

「装甲が硬い。あたしらの武器じゃ遠距離は無理だな。それ以外は特に」

『“ふむ……じゃあ近づけるようにしてみようか。少し切るよ”』

 

 先生はそのまま通信を切る。先生のお陰である程度冷静になれた。

 

 ふと、周りを見渡す。そう言えば戦いを始めてから、めっきり姿を見ないが。

 

「シズキ先輩は何してるの?」

「先生の隣で寝てる」

 

 は?

 

「………冗談だ。多分ビナーの神秘に慣れる……先輩風に言えば神秘を変質させてんだったか。そうすりゃあ神秘での防御も関係ないって話だからな。……あんたも分かるだろ、シズキ先輩と戦ったなら」

 

 確かに、覚えはある。初めはほとんどダメージの無かった筈の銃弾が、ある時を境に骨を折るほどの威力を出し始めた。最初は銃弾の種類でも変えて火力を上げたのかと思ったが、正確には違った。纏った神秘がこちらの防御を突き抜けてきた……らしい。詳しい事は聞いていない。

 

「あたしも5年前に一度聞いただけだが、最初はそれで負けたんでね。嫌でも覚えてる」

「……アレ、ひどいよねぇ。急に威力変わるんだもん」

 

 酷さで言えばシズキよりもよっぽど酷い、キヴォトス人のほぼ全員を単なる火力で押し潰せる自分の事を棚に上げて、ホシノは思う。

 

 確かに初めは驚いたが一度慣れれば問題は無い……訳でも無い。攻撃を受けた際、衝撃が予想よりも軽かった場合も意外と精神的にクるものだ。そしてその軽い状態に慣れてしまえばその隙を突かれる。単純に他の人より戦闘の手札が多いのは有利だ。それだけ相手の虚を突きやすい。そして、知っている者には選択肢の多さで惑わせる。

 

 もし、再戦したなら?

 

 今度はどう勝つかとつい考えたところで、見透かした様子でネルが苦笑した。……ここで考えることでも無い。自分が思うより混乱していたらしい。

 

「なかなか負けず嫌いだな。あんたも」

「同い年でしょ、ホシノでいいよ」

「んじゃ遠慮なく。ホシノ」

「なーに?ネルちゃん」

 

 ネルは名前呼びに気負う事もなく、軽く言った。

 

「何があったかはいちいち聞かねぇが、どうせ自分だけで考えて空回りしたのを後悔してるだろ」

「ありゃ、そんな分かりやすい?」

知り合い(リオ)が似た様なやつでね。見た目はともかく、雰囲気が似てる」

「そう」

 

 ホシノは少し笑った。自嘲のような、何かを腹に据えかねたような。

 

 別に負けず嫌いな訳じゃない。ただ必要だったから。誰よりも強く最強で居続ける。そう在りたい訳では無いけど、アビドスの皆を守る為に誰でも勝てる様になるしかなかった。

 

 それが今までの私。

 

「うん、我ながら酷い思い上がりだったよ。先生が来なきゃ絶対気付かなかった。私が思うより後輩の子達は強いし私は弱かった。後悔はあるけど、それ以上に嬉しいよ。今の私は」

 

 ふぅん、とネルは目を細めた。

 

「今のホシノに言っても釈迦に説法だろうが、一応言っとく」

 

 ホシノはちらりと、視線を向ける。

 

「せっかく先生が来てくれたんだ。あたしらは存分に悩んで、迷走して、最後は先生に頼って学べば良い。1人で考え込むな、自己犠牲に走るな。取り返しのつく前に誰かに頼れ。連邦生徒会長が先生を呼んだのも、要はそういう事だろうよ」

「………ネルちゃんってほんとに同い年?年上じゃなくて?」

「下ならまだしも年上に見られるのは初めてだな」

 

 ホシノは少し共感した。自身も見た目よりだいぶ……少し幼く見える方なので実年齢よりも下に見られるのはよくある事だ。同時に酷く感心した。人ができていると言うのか、自然と信用される器を持つ人だと思ったのだ。

 

 話は終わりと言うようにネルは肩をすくめた。

 

「……さて、こんだけ駄弁っててもビナーは仕掛けてこねぇ。のんびりしてやがる」

 

 あの巨獣は数分前と変わらず悠々と地を這っている。機獣の視線の先にあるのは見覚えのある水色の長髪。相対している相手ではなく、後ろに控える個人を警戒し続ける。その行動の理由は多分。

 

「私たちは眼中に無いってことかな?」

「だな。まったく、腹立ってしゃあねぇ」

 

 ビナー相手にやる事は今までと変わらない。ひたすら攻めて、火力で押し切る。

 

 いつも通りに今まで通りに。それで勝てるからこそ最強なのだ。既に最強でいる理由は消えた。ならばこれはただの意地だ。私以外に渡すのが癪だから、私は最強でい続けてやる。………意外と私は負けん気が強いらしい。

 

 今度は心底楽しそうにネルは笑った。

 

「まずは一発入れて、こっちを向かせるか」

「賛成」

 

 

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