#17 口減らし
___1年後。
ウォール・マリア陥落事件から、およそ一年が経過した。
エルヴィンが調査兵団第13代団長に就任してから半年__調査兵団では未だに壁外調査が行えずにいる。
一年前の事件以来、ウォール・ローゼ内に溢れ返った失業者たちの居住問題や農耕地減少による食糧問題が足枷となっていたのだ。
そんなある日のこと、臨時兵法会議の召集のため、エルヴィンを筆頭に幹部数名が王都へ出向いた。
ようやく、次期壁外調査の運用に関する話が動き始めたのだ。
しかし、調査兵団本部の会議室でそれについて説明するエルヴィンの面持ちは、これまでに類を見ないほど憤慨していた__
「先日、王政府より命を受け、我々調査兵団における活動方針が大幅に変更となった。これまで『探索活動』に重きを置いてきた我々だが、これからは、来る
「ちょっと待った!!今、
「話を最後まで聞け、ハンジ。……ウォール・マリア奪還作戦の1回目は中央憲兵の指揮の元、1週間後に執り行われる。この作戦は王政府の管理下に置かれ、我々調査兵団はこれに関与しない。……いや、
エルヴィンはそこまで話すと、机の引き出しから徐ろに書類を取り出し、皆の前に差し出した。
「これがその【徴兵者リスト】だ。そのうち、ウォール・マリア内の
会議室に集められた班長クラスの兵士たちが恐る恐るそのリストを覗き込む中、ハンジは納得のいかない様子でエルヴィンに猛抗議する。
「まま…待ってよ、エルヴィン!何を言っているのかさっぱりだ!!……民間兵が選定された?調査兵団が関与できない? それは、一体どんなっ…」
「ハンジ、頭の切れるお前ならもうわかっているはずだ。『奪還作戦』とは名ばかりのもの。我々人類が置かれている状況から察するに、王政府は避難民たちを
「ダメだ!!こんなのは、間違っている!これは紛れもない『虐殺』だ!これを肯定する理由があってたまるか!」
エルヴィンの言葉を遮るように声を荒げたハンジは、徴兵者リストをぱらぱらとめくりながらさらに言葉を続ける。
「大多数が助かるために少数を切り捨てるなんて……人の道理を遥かに超えている!このリストを見る限り、全人口のおよそ……2割だ!!2割もの人間の命を見捨てろというのか!?私たちはここで、黙って指を咥えて見ていろと!?」
次から次へと吠え散らかすハンジの勢いは、まるで首輪の外れた野犬のようだった。
だがここで、エルヴィンの目つきが変わる__まるで鷹の目のような鋭さで、ハンジを見つめ返したのだ。
「なら、お前に
「な、何って……それはっ…」
「この狭い壁の中に溢れ返った難民たちの飢えを、今すぐ凌ぐような食材を開発するか?……職を失い、住む家をも失った者たちへ、今すぐ相応の職と温かい住居を与えるか?……それとも、巨人共と話し合い、『人類を襲うのをやめてくれ』と説得するか?……どれもできるはずがない。だが、お前が今すぐにこれらを実現できなければ、やがて内乱が起きる。そして、巨人ではなく
「っ……」
ハンジは何も言い返すことができず、歯痒そうな顔で徴兵者リストに視線を落とした。
それを受け、目つきを緩めたエルヴィンは、机の上で両手を固く握りしめながら皆に目を向ける。
「…理解が追いつかないのはわかる。皆、同じ気持ちだろう……だが、どんなに足掻いたところで覆せない現実もある。『我々は無力だ』……どうかその
その声色からひしひしと伝わるやるせなさが、兵士たちの心に刺さる__だが、大半の者がすぐに頷くことができなかった。
(無力さを受け入れるには、あまりにも“理不尽”で“非人道的”な現実だ…)
誰しもがそう思った。
この現実を受け入れてしまえば、その瞬間に生き
8割の人類がそれを
有無を言わさず『大量殺戮』の一端を担わされるこの“不条理”をどう受け入れろというのか__兵士たちは戸惑いを隠せない。
すると、唯一冷静に話を聞いていたリヴァイが口を開いた。
「確かにお前の言う通り、俺たちは無力……かもな。『奪還作戦』という名の『殺戮行為』を上の馬鹿共に引き退らせようにも、今の俺たちではその
「あぁ。さすがお前の勘は鋭いな……リストの1番下の徴兵者は、現在トロスト区手前にある避難民の集落へ招集されているとのことだ。我々はこれからトロスト区へ向かい、その者たちへ
エルヴィンの号令を受け、気を取り直した兵士たちは出発に向けて動き出した。
まだ何か言いたげな様子のハンジも、副官のモブリットに諭され渋々準備に取り掛かる。
そんな中、【徴兵者リスト】に目を通していたカイルは、
「!?…」
だが、すぐにまたリストを閉じると、準備に急ぐ兵士たちの中へと混ざっていったのだった。
***
___数時間後。
徴兵者が招集されているトロスト区の難民キャンプを訪れた調査兵団一行は、そこでリストに名前のある元兵団関係者たちを集め、団長のエルヴィンが入団勧誘演説を行った。
しかし、
「騙されるか!どうせ俺たちは一度捨てられた身だ……真っ先に囮にでも使う気だろ!?巨人のエサとしてお前らにいい様に使われるくらいなら、俺はこの奪還作戦を生き残って
「悪いが俺も下りさせてもらう!こんな
最初の兵士が不平を吐き散らしてからその場を去ると、釣られるようにして多くの者がそれに続く。
残ったのは、元訓練兵が大半を占めていた。
エルヴィンはその者たちの中で、終始肩をびくつかせていた訓練兵に質問を投げかける。
「…君、名は何と言う?」
「え…エルド・ジンです!」
「エルド、君は死ぬのが怖いか?」
「…こ、怖いです!もの凄く!!」
「…そうか。しかし、調査兵団では君らの
それを聞いた元訓練兵たちは、何かを諦めたような瞳で地面を見下げる__エルドと名乗った訓練兵もまた同じだ。
しかし、エルヴィンの話には続きがあった。
「だが、それでも……君らに待ち受ける
再び顔を上げた元訓練兵たちは、希望に縋り付くような瞳でエルヴィンを見上げる__この時、エルドの肩は、もう震えが止まっていた。
こうして、調査兵団は数十名の新兵を受け入れることとなったのだ。
***
___勧誘式終了後。
受け入れる新兵の身元確認が落ち着いたところで、カイルは一人、とある場所へと向かった。
訪れた先は、難民キャンプだった。
そして、徴兵者リストに名前のあった人物を探し、その者のテントまで足を運んだのだ。
「まさか、こんな形で再会を果たすとは……久しぶりだね、
なんと、そこにいたのはカイルの育ての母、メアリだった。
体や頬がさらに痩せこけ、パサついた髪が生気を失ったようにへたれている__数年ぶりに会ったメアリの風貌は、品性や華やかさの欠片もなく、見るも無惨な姿に変わり果てていた。
カイルはしばらく反応を待ってみたが、丸椅子に浅く腰掛けるメアリは、ひたすら遠くの山を眺めたまま何やらぶつぶつと呟き続けている。
「相変わらずみたいだね……リストに名前があって驚いたよ。あれ以来、貴方の前に顔を出すことはなかった。けど、
そう言ってカイルがメアリの前にしゃがみ込むと…
ぐるんっ
突然、此方へ顔を向けたメアリと目が合った。
メアリはしばらくの間カイルの顔をまじまじと覗き込んだかと思うと、急に目を見開き、ガバッと勢いよく肩にしがみついてきたのだ。
「…カイ…ル?……カイルじゃないか!!あぁ、
「
「何を言ってるんだい、カイル。……あら、そうだわ。
「母さん、俺は貴方の息子じゃない。……だけど、俺は母さんに言われるがままに『息子』となった。そして、今もそれを
「カイル、
カイルは少しだけ眉をひそめる。
そして、ゆっくりシャツを捲り上げると、下腹部にある痛々しい痣をメアリに見せつけた。
「覚えてる?水練の授業があった日、母さんは俺を蹴り飛ばした。まだ7つだった俺を、母さんは何の躊躇もなく蹴り飛ばしたんだ。これは、その時の“痣”。今でも消えずに、この『身体』と『記憶』に染み付いている……そうだよ、母さん。
「…私にはもう、お前しかいないんだ……お願いよ、カイル!私を……私を1人にしないでおくれ!!」
メアリはカイルの言葉が聞こえていないのか、掴んでいた肩を力無く揺さぶり、駄々を捏ね続けた。
それでもカイルは、話をやめない。
(もう自分を縛り付ける“鎖”は断ち切った……
「この奪還作戦が終わった時、きっと母さんは地獄行きだ。ネフェルには会えないだろうね……でも、安心して。この壁の中に残されるのは“大罪人”だけだ。母さんたちの尊い犠牲の恩恵を享受するんだから、皆仲良く地獄行きさ……だから、
そう言ってカイルは、メアリの肩からずり落ちそうになっていたストールを、優しく掛け直してやったのだった。
**
ちょうどその頃、2人のいるテントの近くをリヴァイが通りかかっていた。
カイルの姿を見つけたリヴァイは、そこへ歩み寄ろうと一歩踏み出すも…
ガシッ
誰かに後ろから肩を掴まれ、それを阻まれてしまう。
「おっと……それ以上は困りますよ。
振り返ると、そこにはアデルがいた。
「…カイルの馴染みか。あれは、あいつの母親か?」
そう言ってカイルのいるテントを顎で差すリヴァイ__アデルはメアリの姿に眉をひそめながら答える。
「そうですが……貴方はここで何を?」
「あいつは
「ち、違います!俺は、ただ……とにかく、今は干渉しないでやってください。あいつにも
「オイ、そいつは構わねぇが……いつまで人の肩に手を置いておくつもりだ?
「あぁ…すみません」
アデルが平謝りしながら手を離すと、リヴァイは不機嫌そうに肩のシワを直しながら言葉を続けた。
「チッ…お前が何故あいつに執着しているか知らんが、家族水入らずの邪魔なんぞしねぇから安心しろ。それから……『お前が
「!?…」
「…図星か」
リヴァイはそう一言吐き捨てると、アデルに背を向け、その場を離れて行ったのだった。
**
その頃、カイルは
すると、胸元につけられているバラのブローチの上に、メアリの頬を伝った雫が落ちた。
そのブローチは、昔メアリが 『宝物』と称してよく身につけていたものだ。
色はくすみ、錆が付着し、
カイルは市場での出来事を思い返しながらハンカチでブローチを磨き、傾きを直すように飾り位置を調整してやった。
「これで、よし……そうだ、最後に一つ聞こうと思ってたんだ。人攫いから俺を買い取ったのは、母さんだったよね……俺の、
「…いいえ、知らないわ」
単調な物言いで答えるメアリ__カイルはさらに質問を重ねる。
「どこから来たのかも?」
「…あなたは『カイル・シャルマン』よ。私たちの、
「そう…わかったよ。まぁ、期待はしてなかったけど」
カイルはまともに返事をしないメアリに呆れ顔を示しながら、ゆっくりと立ち上がる。
「それじゃあ、母さん……
そして、メアリに別れの言葉を投げかけると、一度も振り返ることなくテントを後にしたのだった。
**
メアリのいたテントからしばらく行くと、難民たちの様子を横目に歩くリヴァイの姿が目に入った。
「リヴァイさん!何故こちらに?……もしかして、お知り合いが…」
「イヤ……
「え、難民キャンプをですか?……ははっ、いい趣味とは言えませんね」
「あぁ、
「あ……母との会話、聞こえてましたか?」
「
「そう、だったんですね…」
カイルはリヴァイの返事に胸を撫で下ろしながら話を続ける。
「確かに、自分でも親不孝者だと思いますよ。……まぁ、本当の母親ではないのですが…」
「…育ての親か?」
「さぁ、どうでしょう……親と呼べるものかさえ怪しい。
「そうか……なら『シャルマン』ってのは、お前の姓じゃねぇのか?」
「…おそらく。実は俺、本当の名前を知らないんです。最後に母に問い正だしてみましたが、答えは得られませんでした。なので、俺は……『
カイルはそこまで話すと、あることに気がついた。
「あれ、そういえば……リヴァイさんも
「あぁ、母に授かったのは下の名前だけだ。……
「お母様は、今も地下街に?」
「…いや、俺が
「!?…すみません、不躾な質問でした…」
「20年も前の話だ。もう顔すら覚えちゃいねぇ」
「…そうでしたか。それにしても、
そう言ってカイルは哀歓入り混じった表情で笑いかけて見せた。
すると…
わしゃわしゃっ
リヴァイは何を思ったか、突然カイルの頭を不器用に撫でたのだ。
それは、お世辞にも優しい手つきとは言えなかったが、カイルはその手の“感触”に
脳裏に浮かんだのは、丁寧に積み上げられた
「あいつがお前を羨ましがるわけだ」
「…へ?」
「ふいに背後から刺されて死ぬかもな。お前、カイルよ……その
「
「アイツだ」
そう言ってリヴァイが指差す方を見ると、駆け足でこちらに向かってくるヘイターの姿があった。
「リヴァイ班長!カイルも!ここに居ましたか!……今から明日以降の訓練計画を立てるとのことで呼びに来ました。早速、今日受け入れした新兵達も含めて、ようやく訓練を再開するそうですよ!」
「ちょうど良いところに来たな、とんがり頭。たった今、こいつに『モテる秘訣』をお前に教えてやれと話していたところだ」
「ちょっ、リヴァイ班長!?」
慌てふためくヘイターにカイルが追い打ちをかける。
「ヘイター、君は
「う、うるせぇ!俺の“モテ期”はこれからなんだよ!!お前はいいよな?昔からほんっとモテてんだ!苦労しねぇよなぁ!?澄ました顔して女性人気を全部かっさらっていきやがって、羨ましい!!どうせ今日入団した新兵たちもお前に釘付けなんだろうな、このすっとこどっこい!!なんだ、『秘訣』って……髪型か!? お前みたいにサラサラに髪が下りていれば、良いってのかよ!?」
そう言ってカイルの頭を指差しながら喚き散らかすヘイターの身勝手な妬みに、カイルは内心で一歩引いていた。
「いや、本性丸出しじゃないか。髪型は関係ないと思うけど……まぁ君の場合、
「な、なぬをぉぉ!!」
カイルのストレートな悪口に、顔を真っ赤にするヘイター__だが、カイルはそれを構うことなく、今度はリヴァイに話しかけた。
「あ、『新兵』と言えば……勧誘式の時、
「…イヤ、知らん。俺に地上の知り合いがいると思うか?」
適当にあしらうリヴァイに、ヘイターが声を裏返しながら詰め寄る。
「師匠ぉ!!あなたまで俺を裏切るんですかぁぁ!?……そんなっ、なんで……師匠の『
「オイ…次、またその呼び方しやがったら、てめぇの頭のとんがりを更地の如く削いでやる。どうやらてめぇは、
「ははっ、それは名案ですね」
「お、俺のトレードマークがっ!!」
こうして、調査兵団では徴兵者から新たな兵員を迎え、次期壁外調査に向けて訓練を再開したのだった。
***
___そして、迎えた【第1回ウォール・マリア奪還作戦】当日。
調査兵団の兵士たちは通常通り、本部で訓練に勤しんでいた。
王政府からの通達で、民間兵の送り出しすらも禁じられていたのだ。
調査兵団では、奪還作戦の話題が暗黙の了解で“禁句”のようになっており、皆の面持ちは沈んでいた。
特にハンジはいつも以上に力が入り、立体機動の訓練では巨人の模型を首元からへし折ってしまうほどだった。
そんな中、奪還作戦は着々と進められていき、いよいよ全ての民間兵が壁外へと送り出された。
その数、およそ25万人。
だが、その日__壁内へと帰還した者は、たったの百十数名ほどだったという。
***
___数日後。
コン コン コン…
「…入れ」
「失礼します」
エルヴィンの部屋を訪れたのは、アデルだった。
「君から私に用があるとは、珍しいな」
「はい。……先日の奪還作戦における【徴兵者リスト】を今一度、拝見させていただきたく」
「…皆が避ける話題を掘り返そうと?」
「いえ、
「そうか……だが、それは無駄骨だ。
「!?…あなたも、確認してらっしゃったのですね」
「念のためだ。彼女が徴収されていないことは事前にわかっていた。君は裁判の詳細を知らないだろうが、彼女は少し前に出所している」
「そうでしたか……現在の所在は?」
「不明だ。ラング商会が密に身元を隠したのだろう。それとも、
「なっ…何故話さないのですか!?…あなたは、あいつを特別扱いしたいのか危険な目に遭わせたいのか、一体どっちですか!?」
「…数年前*1にも君に同じ質問をされたが、あの時から答えは変わっていない。……すべてはあの子を守るためだ」
「!?…どうしてそこまで、あいつを…」
「君はどうだ?…
「え…」
「君の『あの子への想い』に変わりがないかと聞いている」
「そ、それは……もちろん…」
「では、あの子には……この“秘密”を打ち明けないと誓えるか?」
「!?…」
エルヴィンの真剣な眼差しに何かを察したアデルは、固い唾を飲み込みながら答える。
「絶対に打ち明けません!
「…そうか。ならば、君には話そう…」
……
―【 続く 】―
〜後書き〜
『リヴァイのあだ名癖はクセになる』
…どうも、著者です(´-ω-`)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
ウォール・マリアの兵団組織にいた者たちに対する調査兵団への勧誘で、具体的に名前が上がったのはエルドだけですが、後のリヴァイ班となるエルド、グンタ、オルオ、ペトラは、この時調査兵団へ入団した設定にしています。
※リヴァイ班たちの入団きっかけは、アニメオリジナルの内容と少し違うかと思いますが、物語の都合上、アニオリの内容は参考にしておりません。申し訳ございませんm(_ _)m
※詳細はnoteをご覧下さい。
https://note.com/singeki_satory/n/n52f4eefeec7c
◎記事:『口減らし』における救済措置について
また、今回は主人公カイルの『正体』について触れるタイミングが何度かありました。
エルヴィンがアデルに打ち明けた"秘密"とは、どんな内容だったのでしょうか……今後も伏線を小出しにしていく所存です!
◼︎次回予告:『#18 戦果』
タイトルからも分かる通り、まさしく手帳回です。
オルオとペトラが新兵として出てきますので、お楽しみに〜(´-ω-`)
〜おまけ〜
しつこいかもしれませんが、今回も幼少期の話がいくつか出てきたので、念のためリンク載せときます。
■幼少期スピンオフ作品:進撃の巨人~Another Choice~
https://syosetu.org/novel/368820/
■2025/09/27追記
◎奪還作戦の動員数の表記と、帰還者の人数変更について
アニメを観返していて原作にはなかった情報を得たため、そちらに合わせてウォール・マリア奪還作戦に関する内容を下記のように修正しました。
・作戦への動員数(民間の徴兵者数):不明記 ⇒ 25万人
・作戦からの帰還者数:0人 ⇒ 百十数名
※上記の帰還者の中に、カイルの義母メアリは含まれていません。作戦中に死亡しています。