〜前書き〜
【エレン奪還作戦編】はここから3話続く予定です。
※基本、3話とも原作ベースとなります。
↓それでは、本編へどうぞ↓
#28 エレン奪還作戦①:屍の道
「その中の!3名の正体は……巨人でした!!」
104期の中に敵が潜んでいることはエルヴィンの睨み通りであったが、想定の範疇を超えたのはその“人数”だ。
これまで『女型』の他に目撃されたのは、『鎧』と『超大型』の2体__やはり、ライナー・ブラウンとベルトルト・フーバーがそれぞれの正体だったらしい。
しかし、伝令による巨人の人数は
さらに驚くべきは、新たなもう一体の巨人がエレンの口から聞いたあの“ユミル”という調査兵団の新兵なのだという。
「調査兵団は超大型巨人・鎧の巨人と交戦。我々がその戦いに加わった時には、すでに決着が……エレン・イェーガーは
「ふむ……して、それはいつ頃の話じゃ?」
「に、2時間ほど前です…」
「そうか。まずい事態になったの…」
差し迫った表情で焦燥を吐くピクシスへ、エルヴィンが詰め寄る。
「ピクシス司令、壁の上に兵士たちを集めてください。それから
「よかろう……すぐに出発の準備じゃ!皆、訓練通りに動け!可動式の
***
___2時間後。
トロスト区から壁の上を西へと進軍していたエルヴィンたちは、戦場となった地点へ到着した。
そこでは超大型巨人の熱風攻撃による火傷を負った兵士たちが横たわっており、その中にハンジの姿もあった。
「ハンジさん!」
急いで駆け寄ったカイルは、その痛々しく焼け爛れた皮膚に顔を歪める。
カイルの呼び声に目を覚ましたハンジは、縋りつくようにして体を起こした。
「や、やぁ…来たんだね。すまない。ヘマをした…」
「いえ、敵も捨て身だったのでしょう……これだけの犠牲で済んだのは、不幸中の幸いです」
「…だと、いいけど……リヴァイとニックは?」
「兵長たちにはトロスト区でピクシス司令らと共に待機してもらっています」
「そうか、よかった……カイル。ち、地図を…」
カイルが地図を広げると、エルヴィンたちも周りに集まってきた。
ハンジは這いつくばったままの姿勢で地図の真ん中辺りを指し示す。
「ここに小規模だが、『巨大樹の森』がある。多分、彼らはここに向かいたいだろう…」
「何故だ?」
「これは、賭けだけど…」
エルヴィンの問いに、ハンジは力を振り絞りながらその根拠を語り始めた。
まず、巨人化の能力者であっても通常種の巨人に襲われることやアニが巨大樹の森での戦闘後に寝込んでいたという情報から、逃走中の敵はどこか巨人の手が届かない場所で休憩する可能性があると推察した。
さらに、敵の目的地をウォール・マリアの向こう側と仮定した時、彼らにその長大な距離を渡り進む体力が残っていないとすれば__
「…夜までだ!!夜までにこの森に着けば、まだ間に合うかもしれない!」
***
___【エレン奪還作戦】:決行前準備。
ハンジの推察を頼りに、一行はエレンを取り戻すべく『巨大樹の森』へ向かう作戦を練り始める。
エルヴィンが分隊長のディルクらと共に憲兵や駐屯兵たちを交えた合同編成を組み立てている中、カイルは鎧・超大型と交戦した調査兵の中から奪還作戦への参加者を募っていた。
「この中で、まだ動ける者はいるか!?」
カイルの呼びかけに真っ先に立ち上がったのは、アルミンとミカサだった。
「僕たちは行けます!それと、クリs……
アルミンに促されたヒストリアは、ミカサの後ろに隠れるようにしてチラチラと此方の様子を伺っている。
そう、このヒストリアこそまさしく__ニックが打ち明けた『壁の秘密を握る血族の子』なのだ。
「報告は受けてる。君が“ヒストリア・レイス”だね……すまないが、君にはここに残ってもらう」
「そんな!待ってください!…私も……私も行きます!」
「ダメだ。酷なことを言うが、君に死なれては困る……わかってくれ」
ガシッ…
「待った、カイル……彼女も連れて行くんだ…」
カイルの足首を掴んだのはハンジだった。
「ハンジさん!?……し、しかし…」
「ユミルという子は、この子に執着しているそうだよ。ユミルが敵か味方かわからない以上、この子の存在がその先の展開を
そう話しながら上体を起こそうとするハンジ__カイルはそれを押し戻すようにハンジの体に手を添えた。
「…わかりました。ハンジさんがそこまで言うのなら、連れて行きましょう」
ハンジが何も言わずに頷くと、そのやりとりを見ていたヒストリアが深々と頭を下げる。
「…あ、ありがとうございます!」
「ヒストリア。君の生家に関する話は、この戦いが終わってから詳しく聞かせてもらう……いいね?」
「…はい」
すると、ヒストリアの後ろからもう一人、104期の新兵が顔を出した。
「カイル分隊長、俺も行けます!アイツら……ライナーとベルトルトには、直接話を聞かないと気が済みません…!」
「コニーか……よし、立体機動装置は奥の荷馬車に積んである!装備のない者は、早急…に…」
カイルは立ち上がった者たちの顔を見渡しながら、次第に声をすぼめていった。
「え……まさか、これだけ……なのか?」
動揺を隠せないでいるカイルの疑問に答えたのは、アルミンだ。
「北へ向かった調査兵たちの行方はわかりませんが、この戦場で生き残ったのは……今ここにいる僕たちだけです」
「…じゃあ、ナナバやゲルガーたちは北に向かったのか?」
この問いには、虚ろな目をしたコニーが答える。
「2人は……巨人に殺されました」
「!?…あの2人は調査兵団の中でも熟練の兵士だ!そんなはずはっ…」
「俺たちはウトガルド城で野営してる時に、突然巨人の群れに襲われたんです。それで、無防備な俺たちを庇って……ヘニングさんや、リーネさんも…」
「巨人の群れが、
「いえ、俺には普通の巨人に見えました」
「
カイルは右のこめかみを掌で押さえながら考え込む。
(また、謎が増えた。これも敵の能力の一つなのか!?…わからない……でも、ということはつまり…)
「コニー、最後にもう一つ聞かせてくれ。ここにいないということは、ミケ分隊長も…」
コニーはカイルの話を聞き終えるよりも先に俯いた。
「…わかりません。最初に巨人を発見した時、そいつらが急にすごい勢いでこっちに向かってきたんです。だから、ミケ分隊長は1人で
「わかった……ありがとう、コニー…」
カイルは一言お礼を言うと、集った兵士たちへ背を向けながら一度だけ奥歯をギリっと噛みしめたのだった。
***
___【エレン奪還作戦】:決行直前。
エルヴィンへの報告を終え、愛馬のシャルルを
ふらっ…
体に力が入らないのか、カイルはよろけて転びそうになってしまう。
そんなカイルの肩を受け止めたのはアデルだった。
「大丈夫か、カイル!?」
「…心配ない。昨日から一睡もしてないからちょっふらついだけだ。アデルこそ、その火傷*1……君もここに残るべきじゃないのか?」
「これくらい平気だ。俺も行く……お前が無茶をしないか見張るためにもな」
「無茶もするさ。『
力のない声でそう話すカイルの肩をアデルは両手でがっしりと掴んだ。
「…いいか? 俺たちの役目は、何としてでも『エレンを奪い返すこと』だ。例え仲間が何人死のうと、俺たちはその役目を決して放棄してはならない。例え、
それを聞いたカイルの瞳には一瞬、影がかかったように見えたが、すぐにまた光を取り戻した。
「…あぁ、わかってる」
「そうか……なら、俺も覚悟を決めた」
「…
きょとんとしながらアデルの顔を見上げるカイル__その表情に、アデルは少し頬を赤らめる。
そして、大きく息を吸ってからゆっくりと口を開く。
「この戦いの前に伝えておきたいことがあるんだ」
「…?」
「俺は昔からずっと、
「カイルー!私たちの馬もここから下ろせばいいのー!?」
アデルの話に被さって聞こえてきたのは、ニコの声だった。
「あぁ、俺の馬と同じ
「いやぁ~、僕たちもカイルの班だとは……心強いです!」
「…って、あれ? あなたもしかして、アデルじゃない!?」
ドーラは驚いた顔でアデルを見る。
「あ…あぁ、久しぶりだな。まさか、お前らも派兵されてたとは…」
「ほんとだ、また同期に会えた!何、何、アデルもカイル班なの!?」
いつの間に元気を取り戻したのか、ニコは目を輝かせながらアデルに詰め寄った。
「まぁな……というより、俺はこいつの隊の副官だ」
「え!隊ってことは……カイルは分隊長さんだったんですか!?」
「へぇ、訓練兵時代とは逆転してるのね!」
楽しそうに和気あいあいとしている目の前の3人に、アデルはため息を漏らす。
「はぁ…お前ら、もっと気を引き締めろ。ここから先は『巨人の巣窟』なんだぞ」
すると、カイルもそれに続く。
「アデルの言う通りだ。実戦では、常に細かい指示を出せるわけじゃない……これは
「う、うん。わかった…」
「…が、頑張ります」
気が小さくなったニコとヴィドは背中を丸め、ドーラは唾をごくりと飲み込んだ。
その様子を受け、カイルはまたアデルに顔を向ける。
「それで、アデル……
「…いや、続きはこの戦いが終わってからでいい」
「そう……わかった」
この時、近くにいるはずのアデルの姿が何だか遠くに感じた気がしたが、カイルはそれに気づかないフリをしたのだった。
***
___【エレン奪還作戦】:決行。
「準備は整った!これより、エレン奪還作戦を開始する!総員、出陣せよ!!」
各兵団をより合わせた合併軍は、『エレンの奪還』を目標とし、ウォール・マリアの土地へ足を踏み入れる。
数時間に及ぶ行軍を経て、合併団一同は目的地である巨大樹の森へ到着した。
その途中、巨人による襲撃で憲兵や駐屯兵の多くが犠牲になるも、陣形は何とか形を保っている。
森へ向かって一直線に突進していた時、森の中に瞬く光を捉えたアルミンが真っ先に声を上げる。
「今、森の奥の方で光が見えました!巨人に変化した際の光だと思われます!」
「間に合ったか……総員散開!エレンを見つけ出し、奪還せよ!!」
「「 はっ! 」」
エルヴィンの作戦通り、森へ侵入したのは104期の兵士たちを多く集めた部隊だ。
敵の発見が第一とされる本作戦では、戦闘は目的ではなく、何よりも『奪い去ること』に重きを置いている。
そのため、長い年月を共に過ごした104期を向かわせることで、敵の同情心や良心に揺さぶりをかけようというのだ。
さらに、森の外側をエルヴィンの部隊、それからカイルの部隊がそれぞれ左右に分かれて回り込んでいる。
これは、敵の発見確率を上げると同時に、逃げ道を塞ぐという策略でもあった。
***
___森の西側にて。
カイルは部隊を率いながら敵の居所を探ろうと森の中を注視している。
森の中腹辺りまで進むと、こじんまりとした巨人が木の幹にしがみついているのが見えた。
そこへ104期たちが向かう__だが、その周辺に目を凝らしてみても、ライナーとベルトルトの姿は見当たらない。
(報告によれば、あれが巨人化したユミルの姿なのだろう……他の2人はどこだ!? エレンは一体、どこに…!)
そうこうしていると、部隊は森の出口にまで到達しようとしていた。
ここでようやく、必死に目を凝らし続けていたカイルが端に佇む木の上にライナーとベルトルトの姿を捉える。
エレンは気を失っているのか、ベルトルトに担がれた状態でうなだれているようだ。
「目標発見!!端にある木の上だ!……総員、戦闘態勢!!」
カイルが叫び、その後ろに続く兵士たちが一斉に抜剣した瞬間…
…ドッ…ドツ…ドッドッドッドッ!!
突然、カイルたちの目の前に巨人の群れが現れた。
(!?…なんだ、
その個体数と発見時の距離から、撒くのは困難だと判断したカイルは、隊の兵士たちに迎撃の指示を出す。
「戦闘は避けられない!討ち取って進め!!」
「「 はっ! 」」
兵士たちは森に入ると、すぐさま立体機動へ移った。
カイルとアデルは息を合わせた連携で次々と巨人を討伐していったが、やはり実践経験のない憲兵たちは足を引っ張ってばかりだった。
「うわぁぁあぁ!来るな!や、やめろぉぉぉ!!」
「よせ!離せ!……っああぁあぁぁあぁ!!」
一人、また一人と、巨人の餌食になっていく__目も当てられない惨劇にカイルは歯痒い顔をする。
(クソッ、あと一歩だというのに!憲兵たちを庇う余裕はないが、大幅に人員が欠如してもその先の生還が困難を極める……どうすれば…!?)
_仲間の命を救い、最終的な局面へ備えるか。
_犠牲を踏み台に、この機を逃すまいか。
焦燥感と責任感の狭間で、カイルの心が揺れ動いていると…
バリバリッ……ドォォォン!!
突然、雷鳴のような音が当たり一面に轟いた。
ハッとした表情でライナーたちがいた木の辺りに目を向けると、そこには鎧の巨人の姿が__肩にはエレンを背負ったベルトルトが人間の姿のまましがみついている。
少しすると、そこにユミルの巨人もやってきて、鎧の肩へ飛び乗った。
そして、鎧の巨人は平地を南の方角へ疾走し始めたのだ。
その後ろを追いかけるようにして、104期と駐屯兵たちの隊が森から飛び出して行く__それを見たカイルも、すぐさま自分の隊へ号令をかける。
「目標、南へ逃走!直ちに騎馬に移れ!我々も後を追う!!」
すると、愛馬のシャルルに跨ろうとしたカイルの行く手をヴィドが立ち塞いだ。
「待ってください!ドーラが……ドーラがどこにも見当たらないんです!」
「!?…すまないが、ドーラを探している暇はない!早く馬にっ…」
「ドーラなら、私…見たよ。あっちの木陰で…死んでた。
そう話すニコの目には大粒の涙が溜まっている。
「そ、そんな!? いつの間に……誰かっ……誰か、ドーラの最期を見ましたか!?」
そう言って取り乱した様子で目撃者を探し始めるヴィドの腕をアデルが強く引っ張った。
「ヴィド、しっかりしろ!ドーラの死を無駄にしたくなければ、今すぐ馬に乗れ!!」
「う…うぅ……こんなの、あんまりです…!」
ようやく観念したヴィドが馬に跨るのを確認したカイルは、再び声を張り上げる。
「その場の巨人に構うな!この数なら引き連れてでも対処できる!……総員、突撃!!」
***
___カイル率いる『右翼隊』が全速力で向かい始めた頃。
逃走する敵に追いついていた104期たちは、立体機動で鎧の巨人へ飛びかかっていた。
肝心のエレンを背負ったベルトルトは鎧の手に覆われていたため、それ以上近寄ることができない。
104期たちは何やら抗議しているようだが、鎧がその手をどけることもなければベルトルトが中から顔を出すこともなかった。
だが、鎧は両手を胸元に固定させているせいか、速度はかなり落ちているようだ。
(ミカサたちは接触したようだな。問題はあの手を
カイルはエルヴィンの姿が見当たらないことに不安を抱いた。
その時…
…ッドドドドドドドド!!
敵の進路方向の先からおびただしい数の足音が聞こえてきたと同時に、砂埃が激しく立つのが見えた。
此方へ向かって来ていたのは、なんと__“巨人の大群”を引き連れたエルヴィンの部隊だったのだ。
(あれは……エルヴィンさん!? あんなに巨人を引き連れて、一体…)
その時、思い違いかもしれないが、カイルはエルヴィンと目が合ったような気がした。
(…なるほど。
「団長の策略だ!あの巨人群が目標に衝突する寸前に、左へ散開する!!」
「「 はっ! 」」
**
鎧の巨人とエルヴィンが率いてきた巨人の大群が、いよいよ目前にまで迫った。
兵士たちがタイミングを見計らっている中、カイルはアデルにだけ聞こえる声で言う。
「アデル、シャルルと隊の皆を頼んだ。……俺は
「なっ…正気か!? いくらお前の眼でも、あの群れを掻い潜るなんて…」
「できる!敵の意表を突くには、もうこれしかない!!」
「待っ…」
アデルの制止を待たずしてシャルルから高く飛び上がったカイルは、そのまま迫り来る巨人にアンカーを刺し、巨人の群れの中へ飛び込んで行く。
すれ違いざまにエルヴィンと目が合うと、何も言わずに左胸へ拳をトンと当てて見せた。
行く手には幾重にも重なる巨人の影が__さらには、何本もの巨大な腕がカイルを掴もうと迫ってくる。
そんな戦況でも、カイルの勢いは留まることを知らない。
まるで、巨人たちの動きが
だが、やっとのことで鎧の背中を捉えた時…
「ひぃぃぃぃぃ!!」
「でねっちゃ!でねれっちゃ!!」
後方からへんてこな叫び声が聞こえてきた。
振り返ると、何故かそこにはニコとヴィドがいるのだ。
「バカ!!何でついてきた!?」
「だって!カイルが最初にっ…」
「と…
「なっ…!?」
呆れ果て言葉も出せずにいると、ニコとヴィドの背後に大きな影がかかる。
「二人とも!後ろだ!!」
次の瞬間__2人は呆気なく巨人に捕まってしまう。
「うわぁぁぁ!!…ごめんなさい!許してください!!」
「嫌だ!まだ死にたくない!!…助けて!カイッ…」
バクン!!
助けに行く間もなく、2人を掴んでいた巨人の口は閉ざされてしまった。
噛み千切られた胴体から飛び散る血飛沫がカイルの瞳に映る。
「くっ…」
こめかみに浮き出た血管がはち切れそうになりながらも、カイルはまた進む。
腹の底からふつふつと沸き上がる怒りを当てつけるように、巨人の体を刻み込みながら。
返り血で染め上げられたその姿は、まるで憤怒した鬼神のようにも見える。
そして、ついに__鎧の背後へ躍り出た。
(…見えた!チャンスは今しかない!!)
エルヴィンの狙い通り、鎧は巨人の大群を押し退けるのに必死で、ベルトルトとエレンは剥き出しになっていた。
その背後では、ユミル巨人も鎧の肩にしがみつきながら応戦している。
(なるほど、
カイルはブレードの持ち手を握り直し、切り掛かる体勢に入った。
すると、鎧の肩に
「…待って!ユミルは敵じゃありません!!」
「ヒストリア!?…何故、そんなところに…!?」
驚いたカイルは勢いを殺したために、態勢を崩してしまう。
その瞬間、背後から大きく口を開けた巨人が飛びかかってきた。
(!?……まずい!
ガンッ!!
―【 続く 】ー
〜後書き〜
『ここにきてようやく!? 主人公、大ピンチ!』
…どうも、著者です(´-ω-`)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
カイルには絶妙に準チート能力を持たせてしまったので、自然な流れで危機的状況にさせるのが難しく、苦労しました。
それと、今回はベタなほの字展開も混ぜ込んでみました(笑)
何故ここでアデルに想いを吐かせようとしたのか、それについてはどこかのタイミングでまた語ろうと思います。
◼︎次回予告:『#29 エレン奪還作戦②:灯火』
ピンチに陥ったカイルに救いの手はあるのか!?
血走る眼で取り返した“カケラ”に映るは__あの日の『誓い』。
~おまけ~
■調査兵団の分隊について
当作品では、850年の時点で第5分隊まで存在します。
以下、幹部の配役です。
・団長 :エルヴィン ※原作通り
・兵士長 :リヴァイ ※原作通り
・第一分隊:ミケ ※原作通り(?)
・第二分隊:ディルク ※オリジナル設定
・第三分隊:ダリウス ※オリジナル設定
・第四分隊:ハンジ ※原作通り
・第五分隊:カイル ※オリジナル設定
※あくまで当作品における“設定”となります。
※ミケは分隊長であることは原作で明らかですが、第何分隊なのか不明のため(?)です。
※ダリウスは第57回壁外調査の際に死亡しているため、もう登場しません。
※その他、オリジナル設定における説明は、またそのうちnoteの記事にまとめようと思います。