転生して霊媒師になった俺、やたらと退魔師や妖にビビられる   作:暁刀魚

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第60話 ミクモちゃんの様子がおかしい

 そう、小さい方がイブさんで、大きいほうがイバラさんなのだ。

 ただでさえ誤解されやすい上に、イブさんが人に化けていたせいでミクモちゃん達はすっかり騙されたようだ。

 ちなみにこれ、外部の存在が大江山にやって来る場合は定番なのだという。

 俺の時もやったけど、俺もリツも初見で見抜いたからイブさんに「つまらない」と言われた。

 

『ボ、ボクがこれをやる理由は……二つあります』

「一つは、こうして正体を隠して接触した際に失礼なことをしても、怒りを見せないことで大江山の妖鬼が”安全”であることを示すため、だったな」

『はい。仮にもここは妖鬼の総本山、外部の人からは……危険だと思われていますから』

 

 相変わらず、少しおどおどした様子でイブさんが言う。

 そもそも現在の妖鬼はその大半が穏健な存在だ。

 なにせ人は増えすぎた。

 今の妖鬼の数で人と戦争をしても、大きな被害は出るが妖鬼に勝ち目はない。

 いつだったか俺を襲撃してきた餓鬼の妖鬼”キガニ”のように、事件を起こそうという勢力もいるが、大江山はそうではない。

 そもそも、悪事を企てるのは何も妖鬼だけではないしな。

 

「ちなみに、もう一つは何でしょう」

『……父上はいたずらが好きなのだ。妖鬼故、いたずらが成功した時の”驚愕”が極上の餌にもなるからな』

『こら、ロウク。もう少し情緒のある言い方をしましょう? 人を化かす性質がある、とか』

『逆にタチが悪いじゃないかい』

 

 ミクモちゃんの言葉に、ロウク達一家が和気あいあいと返す。

 

「むぅ、疎外感」

「慣れていきたいなら、これから慣れていけばいいさ」

『あ、ご、ごめんなさいツキ。ええと……パパと呼んでも構いませんからね』

「ん、ありがと、パパ。……えっと」

 

 そんな風に、軽く雑談をしてから――

 

「――ツキネの話に入ろう、イブさん」

『わ、わかりました』

 

 俺達は本題に入る。

 ツキネ。

 黄泉還りの末零号妖鬼となり、朽土果とともに封印された。

 今は、朽土果の消滅とともに封印が解かれ、黄泉にいる。

 ツキネについて、疑問点は二つある。

 

「一つは、どうして黄泉から出てこないのか。現状、ツキネが黄泉から現世に戻ってくることに対して、障害は存在しないはずなんだ」

「……好意的に捉えれば、”耐えている”のでしょうか」

『黄泉還りの際に、おかしくなっちまったとはいえ、あの子はいい子なんだ。そうであることを願いたいね』

 

 何より、ツキは間違いなくツキネの一部だ。

 本人が良心と言う通り、その性質も裸で俺のベッドに潜り込む以外は善良である。

 

「ん、もう一つは」

『……えと、どうしてツキを生み出したのか、ですね』

「誕生した。ふふん」

『おー、ツキはかわいいねぇ』

『姉上が二人に増えたようにしか見えん』

 

 ロウクのげんなりした顔は、ツキネがロウクに対して、一般的な姉的行為とでも呼ぶべき行為を働いてきたことをありありと語っている。

 姉とは、横暴な生き物なのだ。

 俺に姉はいないけど。

 

「疑問の答えは、イブさん達もわからないんだよな?」

『そうさね。なにせツキネが封印されてからまだ()()()()()

『ツキの存在が確認されたのも、()()()()()()()ですしね』

 

 さっきからイブさんたちはのんびりしているな、と感じたかもしれないが。

 妖鬼というのは時間間隔が人と違うのだ。

 人間にとって、百年は長い時間だが妖鬼にとってはあっという間。

 というわけでもともと、大江山もあまり情報はないだろうと踏んでいた。

 大事なのは、妖鬼の視点からぱっと見てわかることを俺達が知ることだ。

 

『んで。そもそも黄泉に直接調査に行くわけにもいかんだろう、霊媒師(あんた)じゃないんだから』

『ひ、ひとまず、現状解っていることなのですが――』

 

 何やらイバラさんに、変なものを見る目で見られたぞ。

 え、妥当?

 

『現在、黄泉にて”成仏不全”とでも呼ぶべき現象が発生しています』

「単語から察するに、黄泉の霊魂が成仏できなくなってるのか?」

『は、はい。ただまぁ……昨今、霊魂はそのほとんどが成仏できずに現世を彷徨っていますから。危急の問題というわけではないのですが』

 

 人々が霊的存在を信じなくなった結果、現世に三号霊魂が溢れているのは今も問題になっている。

 色々と解決策を講じてはいるものの、抜本的な解決には至っていなかった。

 今回は、それが功を奏した形だ。

 

「ええと……わざわざこちらから進言する必要はないかと思いますが。退魔師の視点から一つ、いいでしょうか」

『構いませんよ。ミクモさんは物怖じしませんね』

「あはは……えっと。この成仏不全、”前兆”と考えるのが自然かと思いますが、どうでしょう」

 

 ミクモちゃんの視線が、ちらりとこちらを向く。

 暗に、大江山で妖鬼の総大将と話をするより俺のやらかしの方が怖い、と言っているな?

 ともあれ。

 

『それはこちらとしても同意見だね。何が起こるか、までは読めないが……』

「ツキネは良心を”ツキ”として切り離している。おそらく、なにか大きなことをしようとしているが、それを止めて欲しいという意識もある……と考えると自然だな」

「ん」

 

 で、最後に俺が現状を踏まえて状況をまとめる。

 ツキネはなにか行動を起こすつもりで、その予兆が成仏不全。

 それに対し、ツキネ自身にも”止めて欲しい”という思いがあり、ツキが生まれた。

 そのうえで、大事なのはここからだ。

 

「――だからこそ、俺は大江山の方針をイブさんとイバラさんに聞きたい」

『ボクたちは――』

 

 その言葉に、イブさんは真剣に答える。

 

 

『ツキネを止めたい、と考えています。あの子は……とても、”いい子”ですから』

 

 

 ――なら、決まりだ。

 俺も、真剣な声音でそれに返した。

 

「そういうことであれば、俺も手伝います。俺ができることであれば、何でもする」

 

 なお。

 

『え、あ、そ、それは……』

「れ、霊媒師さんはその……真っ当に事件を解決してくださいね?」

『そ、そうだぞ。冷静になれ。何でもするとか言うな。やめろ、マジでやめてくれ』

『あはは……』

 

 一斉にたしなめられた。

 くぅーん。

 

 

 ◯

 

 

 その後、色々と俺達と大江山の妖鬼たちの間で話し合いが行われた。

 基本的には事務的な内容だ。

 今後、ツキネの狙いを調査していくこと。

 これに関しては、俺が積極的に黄泉への調査に乗り出すこととなる。

 イブさんとイバラさんを含めて、その場にいる全員が止めたが、これ以外に有効な調査方法がないのだから仕方ない。

 それ以外にも、変化が起きたら可能な限り早めに共有することも確認した。

 

 今回の件、退魔師側はあまり事態に絡むつもりはないらしい。

 各地の監視には協力するし、ミクモちゃんを派遣するからそれでなんとかしてくれとのこと。

 これには理由があって、黄泉でタツメの存在が確認されたためだ。

 あいつが今更何かをするとも思えないが、万が一何かあった時それをどうにかするのは退魔師の領分である。

 

 後、霊媒師がツキネに対応するなら応援はそれで十分だろう、とも言われた。

 俺は”魔”に対する最終兵器か。

 否定はできない? そう……

 

 ――そうして話がまとまれば、その後は宴会だ。

 妖鬼はとにかく酒が大好き、理由があったら呑みたいらしい。

 というか、俺達が真面目な話をする傍ら、大江山の一般妖鬼がそれを見物しながら呑んでたしな。

 なんてやつらだ。

 

 そして、夜。

 

「ういー、れいばいしさーん、いい夜れすねぇ」

「ミクモちゃんは、なんで呑んでないのに酔っ払ってるんだ――!」

 

 ミクモちゃんが酔っ払っていた。

 誓って断言するが、ミクモちゃんは一切酒を飲んでいない。

 保護者として、未成年の飲酒はないように配慮した。

 生まれたばかりのツキはガバガバ呑んでたけど、アレはまぁ妖鬼だし。

 で、どういうわけか呑んでないのにミクモちゃんが酔っ払ってしまったのだ。

 おそらく、雰囲気に呑まれたのだろう。

 ミクモちゃんは、現在体の半分が人間ではなく、妖鬼だ。

 妖鬼は肉体がない分、こういう雰囲気に影響を受けやすい。

 こういう時は、難儀な体になってしまったなぁと他人事ながら思う。

 

「わふーん、わふわふ。甘やかしてください、れいばいしさーん」

「……後でリツに殺されてもいいなら、甘やかすけど」

「今の私は半妖なので、半殺しまでなら耐えられますよ、わふーん」

 

 いやまぁ確かに妖鬼は殺しても死なないし、半妖もかなり死ににくくなるけど。

 昔ちょっとだけ話したと思うけど、妖鬼は首を飛ばされても死なない。

 心臓を貫かれたら死ぬ場合が多いけど、それですら死なない妖鬼もいる。

 イブさんとかイバラさんとか。

 じゃあどうやって妖鬼が死ぬんだっていう話。

 

「いや妖鬼だからこそ、()()()()()()それで終わりだ。本気でブチギレてるリツを前に、心を強く持てる自信はあるか?」

「くぅーん」

 

 あ、ミクモちゃんがお腹を見せて布団の上に倒れた。

 現在、俺達は大江山の館の一室に布団を二つ並べて眠っている。

 ロウクとツキは、イブさんとイバラさんの寝室に連れて行かれていた。

 家族水入らず、ってやつだな。

 俺とミクモちゃんを同じ部屋で大丈夫? と思うかもしれないが。

 ミクモちゃんを一人にして妖鬼に絡まれる方がまずいので、今回は俺と同室で正解である。

 

「お腹を撫でてとはいいません……せめて頭を……髪を撫でてくださいませんか!?」

「まぁ、それくらいならいいけど……」

 

 リツも今は反省中だし、それくらいなら許してくれるだろう。

 …………多分。

 

「んんー、私、霊媒師さんにずーっとこうしてもらいたかったんですー」

「そりゃ、どうしてまた」

「いつも通りですよう。身近な憧れの大人に、甘やかしてもらいたいんですぅ」

「まぁそこは、いつもどおりなんだろうけども」

 

 でもなんというか、それだけじゃない気がするんだよなぁ。

 酔っ払ったとはいえ、わざわざこのタイミングで甘えモードに入るというのは。

 

「だって、普段の私は甘えるのが苦手なんですから。いいところを見せたいって、思っちゃうタイプですから」

「……それはよく知ってるけどさ」

「ここは人の目も、神様の目だって届かない妖鬼の異郷です。そんな場所でなら、すこしくらい甘えたい自分をさらけ出してもいいと思いませんか?」

 

 場所の雰囲気に当てられている、ということだろうか。

 それなら確かに、酔っ払ったことも含めて納得は行く。

 

「わふぅん……霊媒師さんの手って……あったかくてきもちいいですねぇ」

「そりゃあ何よりだ」

 

 ともあれ、ミクモちゃんはそれ以上何をするでもなく。

 ゆっくりと意識を眠りに落としていった。

 話す内容も、だんだんと散発的になっていって。

 

「……きっと”わたし”は、こうしてもらいたかったんですねぇ」

 

 そんな言葉を残して、眠りについた。

 ――さて、俺も今日は眠りにつくとしよう。

 

 

 で、翌日。

 

 

『――――い! おい!』

「む……」

 

 俺は、何者かに起こされた。

 ゆっくりとまぶたを開き、自分を覗き込む者が誰かを確認する。

 そこにいたのは――

 

『起きろ、霊媒師!』

「……なんだ、ロウクか」

『なんだとは何だ! ええい、さっさと起きぬか! 一大事なのだ!』

 

 ――ロウクだ。

 ん、なんでロウク?

 意識がはっきりしてくると、起こしたのが昨日一緒に寝ていたはずのミクモちゃんでないことに違和感を覚える。

 起き上がると、隣の布団にミクモちゃんの姿はなかった。

 なんとなく、嫌な予感。

 そしてその嫌な予感を正解だと言わんばかりに、ロウクが俺に要件を告げる。

 

 

『――ミクモが()()()()()()!』

 

 

 ――――どういうこと?

 

 

 ◯

 

 

 何でも、朝起きてきたミクモちゃんは、語尾に「ワン」をつけるようになっていたらしい。

 それからしばらく、いつも以上にテンションが高いと思っていたら急に野山に飛び出していったのだとか。

 

『一号妖鬼足る我が追いかけたのに、追いつけなかったのだぞ。どうなっているのだアレは!』

 

 今のミクモちゃんは、下手な一号妖鬼より強いからなぁ。

 霊力と妖力のミックスができるから。

 勝てるの、イバラさんくらいじゃないか?

 まぁ、兆候と言える兆候は昨夜からあったわけで、めちゃくちゃ驚いたけど復帰は早い。

 あの時対処できなかったのかって?

 こんなトンチキが発生するとは誰も思わないだろ!

 

『ええい、誰でもいい。我に神力を充填しろ。そしてミクモのやつを追いかけてやる』

「落ち着け落ち着け、アレは負担が大きいんだから。いくらミクモちゃんが野生に帰ったとはいえ、ここは大江山。他の妖鬼に止めて貰えば――」

「それだけどー」

 

 ひょこっと、どこからともなくツキが現れる。

 そういえば、イブさんとイバラさんはいないのだろうか。

 

 

「……大江山を、ミクモが制圧した」

 

 

 ……はい?

 

『ミクモのやつ、謎のアイドル力があっただろう。アレで大江山の妖鬼を魅了してしまったのだ』

「イ、イブさんとイバラさんも!?」

『すくなくとも、母上がミクモのライブ会場でオタ芸をかましているのは確認した』

「ええ……」

 

 ミクモちゃんのアイドルヂカラといえば、朽土果討伐の際に発揮されたアレだ。

 どうやら、ミクモちゃんは妖鬼にとってあまりにもマブいスケであるらしく。

 本気でミクモちゃんが魅了すると、妖鬼は耐えられないらしい。

 

「二人はどうして耐えられたんだ?」

『普段のミクモを見ているからな。どれだけ凄まじいアイドルだろうと、家でだらけている姿を見ていたら幻滅するだろう』

「零号ですゆえ」

 

 ロウク的には、ミクモちゃんは手のかかる妹だ。

 そんな妹が媚を売ってきても、なんか引いてしまうのだろう。

 わかる気がしなくもない。

 俺もリツがアイドルっぽいことしてたら、多分引く。

 かわいいんだけど無理しないで、と思うだろう。

 

「ん、零号が無事ってことは――」

『ぼ、ボクは無事……です、よー?』

「あ、イブさん! よかった……」

 

 さらにひょこっと、イブさんもまた現れる。

 なんでも、外の様子を見に行っていたらしい。

 ともあれ、イブさんが無事なのはありがたい。

 野生に帰ったミクモちゃんを正気に戻すうえで、戦力は多いほうがいいのだ。

 そして合流した全員で話し合い、一度ミクモちゃんの様子を見に行くことにした。

 

 

 ◯

 

 

『みんなー! 今日はきてくれてありがとうございますワン!』

 

 大江山の、比較的開けた山の広場。

 そこに、無数の妖鬼が集まっていた。

 中央にはミクモちゃん。

 その横には、なんか昭和っぽい雰囲気のラジカセがぽつんと置いてある。

 あそこから音楽を流しているらしい。

 

『残念ですが、次が最後の曲になりますワン!』

 

 ミクモちゃんの言葉に、妖鬼たちが悲しそうな声を上げる。

 うーん、すごい一体感だ。

 

『最後の曲は……この曲! キュートにポップにほっぴんぐ!』

「……なんか、選曲が一昔前だな」

 

 曲は、この世界の一般で歌われているアイドルソングを使用しているようだ。

 ただし、だいたい三十年くらい前の曲。

 

『え、そうですか? 最近のアイドルソングだと思いますけど……』

「時間感覚……!」

 

 まあ、大江山の妖鬼にとっては、これが最新なのだろう。

 なら……いいか。

 

「それにしてもミクモ……歌上手いね」

『そうだな。時折カラオケで練習しているようだからな』

 

 ミクモちゃんの歌は、上手い。

 歌のうまい女子中学生みたいな上手さ。

 いや本当にその通りなんだけど。

 

「ダンスはかなり上手いぞ、退魔師は時折、巫女として神事で舞うこともあるからな。一通り叩き込まれてるんだそうだ」

「そう考えると、ミクモってアイドル、向いてるー」

「まぁなぁ」

 

 本人も、結構アイドルっぽいことが好きなのもあるだろう。

 以前、退魔師の家に生まれてなかったら、アイドル声優目指してたかも、とか本人が言っていた。

 一つ言えることがあるとすれば……この場にシオンちゃんがいなくて良かったということだ。

 まず間違いなく、零号神魔が自分の意志でミクモちゃん側についてたぞ。

 

 とか思っていると、ミクモちゃんが歌を歌い終わった。

 

『お聞きいただき、ありがとうございましたー! ワン!』

 

 といって、観客に手を降っている。

 盛大な拍手が飛び交い、中には泣き出すものもいて――

 

『さて、出てきてくださいワン! 霊媒師さん』

 

 俺の名前……名前か? まぁ、名前が呼ばれた。

 妖鬼たちが、一斉にこちらへ視線を向ける。

 

「……ミクモちゃん、どうして野生に帰ってしまったんだ」

『それは、本当の私をさらけ出すためですワン!』

「本当のミクモちゃん?」

「本当の私は――霊媒師さんに、甘えたくて、甘えたくて、甘えたくて仕方ないのですワン!」

 

 お、おう。

 ――まずいぞ、ミクモちゃんが俺に感情を向けたことで周囲の妖鬼たちが俺に殺意を向けている。

 特にイバラさんが、なんかやばい。

 

『ですから――勝負ですワン! 私と霊媒師さん、参ったと言ったほうが負けですワン!』

「ええと、やらにゃいかんか」

『やらないとお家に帰りませんワン! そして私が勝ったら――』

 

 そして、ミクモちゃんは――

 

 

『お腹を撫でてもらいますワン!』

 

 

 お腹を撫でながら、言った。

 ああ、殺意が! 周囲の殺意が! そしてなんか、遠くから殺意が!

 落ち着けリツ! ミクモちゃんは暴走してるだけで……この殺意二つあるぞ!?

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