セイア実装がとっても嬉しくなって書きました。

ブルアカは復帰勢なので時系列等が若干ずれているところもありますが笑って許してください。

皆さんはセイア引けましたか?


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ーAttentionーーーーー
記録者は元トリニティ総合学園でティーパーティーを務めており、キヴォトス緊急支援学校の初代生徒会長であった百合園セイア。

この記録はキヴォトス連続消失事件の記録としてキヴォトスの秘匿データ上に残り続ける。

いつか我々が消え去らないようにするための足がかりになることを祈る。


第1話

キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から15日目

 

予知夢のはずれは連邦生徒会長の失踪から始まった。もともと私達ティーパーティーは連邦生徒会長からの提案で、ゲヘナ学園とのエデン条約の締結に動いていたため、仲介役の連邦生徒会長が行方不明になったというのは大きなニュースの一つだった。

 

まぁ、それに関しては私は予知していたわけだが。そこまで慌てずともどうにかなること自体は知っていた。その後にどういった結末を迎えるかも。

だから私は諦めたのだ。

 

しかし、私の予知は外れる結果となった。 

彼が来ない。何度も予知夢で生徒を導き救い、そして救いきれなかったはずの彼の話が出るはずなのだが誰に聞いてもそんな話はどこにもない。

 

そして、事案発生から2日後。

我々の独自情報網から各学園の生徒合計六名が行方不明になったと情報が入った。私たちの学園の生徒で言うと、守月スズミが行方不明だそうだ。

私の予知には存在しなかった事件である。これが予知が外れたことを意味するのか、この予知夢を見ていなかったことを意味するのかは不明だが。

 

 

例の彼は来る気配すらない。私の予知夢はただの幻だったのだろうか?

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から20日目

 

本日の昼頃に連邦生徒会から2日後に全学園を巻き込んだ緊急対策会議を開くと通告があった。

 

各学園の生徒が不明な手段で消えたという事実をどうやら重く受け止めたようだ。……かの超人が消えた中であの組織がまともに対策を出せるとは思えないが、参加することには意味があるだろう。

 

……すでに私の夢からは大きくズレている。

 

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から22日目

 

本日は第一回緊急対策会議だった。トリニティからは我々ティーパーティーの四人が。ゲヘナからは羽沼マコト、トリニティからは、アビドスやハイランダー、レッドウィンターからも複人が来ていた。

約六時間にも渡る会議だったがまともな進展はなく、各学園の消失者の確認と消失者の規則性や法則は不明であること。が再確認されただけであった。

 

私の予知夢のことについても詳しく聞かれた為、すでに予知からは外れていること、彼……”先生“という存在についての話をしたが、残念ながら役に立ったとは言えない。

結局この会議で起こったことは誘拐事件ではなく、消失事件と改名したことぐらいだ。

 

なお、今回の件を重く受け止めている羽沼マコトから“例の条約”の件について、話すことができたことをここに記載しておく。

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から30日目

 

トリニティで同時期に複数人の消失が確認された。

阿慈谷ヒフミ、栗村アイリ、羽川ハスミ、朝顔ハナエ、円堂シミコ、井原木ヨシミ。

そして、正義実現委員会の委員長である剣先ツルギだ。

 

正義実現委員会のトップが消えたことによりかなり混乱が起きており、一時は内戦一歩手前まで事が荒れたものの何とか無事に収まった。

 

しかし、ナギサが報告を聞いた後、倒れてしまう。ここ数日の無理がたたったのだろう。休ませてあげるべきか。しかし 彼女にしかできない仕事は未だ多い。そんな緊急事態に派閥とか言ってる場合ではないと思うのだが、この無能どもが。

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から31日目

 

本日16:00を持ってゲヘナとの簡易条約『ネフィリム条約』の締結をした。内容は我がトリニティ総合学園から正義実現委員会、向こうのゲヘナ学園からは風紀委員会が合同で軍事行動を起こせるといったものだ。

 

本来の形とは違うことや、ミカの反発はすごかったが、今のまま放置するよりかはマシであること、ミカ本人がゲヘナと関わりを持たないことなどを挙げて説得した。

これからは正実と風紀が合同で暴動を起こすスケバンの鎮圧に当たる。

 

2つともトップが消えた組織だ。あまり役には立たないかもしれないが、これで少しはマシになるといいのだが。

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から34日後

 

どうやら、ハナコが消えたらしい。彼女の自室も、彼女のお気に入りの場所も探したけど見つからなかった。

 

彼女からの最後のモモトークには一言だけ、謝罪が

描かれていた。まるで自分が消えてしまうと分かっていたかのように。

 

少し…休もう。今は何も考えたくない。

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から42日目。

 

 

少しまずいことになった。ナギサの調子がおかしい。阿慈谷ヒフミと仲が良かったからだろうか。あの子が消えてから、ナギサの目には周囲への警戒と、疑心が残り続けているような気がしていた。

今まではそれをトップの責任と役目で抑え込んていたのだが、彼女の中でその疑心と不安が爆発してしまったのだろう。

 

そしてそれは最悪な方向に作用してしまう。本日のトリニティ役員会議だ。

途中までは順調な話し合いだったにも関わらず、何を思ったのかナギサが被害報告中のサクラコを糾弾し始めた。

理由も「サクラコ様は大聖堂で怪しい儀式をしている」といった内容の根も葉もない噂だったこともあり、雰囲気がかなり悪化してしまう。

会議という状態でもなくなり、そこで強制的に終了したが、ナギサはずっとサクラコを睨み続けていた

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から45日目

 

条約締結から行っているゲヘナとの定期連絡会の日だった。普段はナギサが担当なのだが今の状態では何をいうかわかったものではないと思い、私が担当することに。

ナギサも自覚はあるのか素直に譲ってくれた。

急な人員変更に文句の1つや2つは覚悟していたもののゲヘナ側もかなり参っているようで特に何もいわれず。消失者の再確認と治安悪化の抑圧の協力の話をしたぐらいで終わった。

 

糸口は未だ見つからない。

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から☓☓日目

 

ナギサが消失した。

それを聞いたのはナギサとともにいたはずのミカからだった。隣で話していたのに目を離した隙にそこから忽然と姿を消していたのだと彼女は泣きながら言っていた。

 

フィリウス分派のティーパーティーの人間からナギサを次ぐティーパーティー後続を指名するべきだと言われているが、これを棄却する。

 

明らかに怪しい。ナギサを今消すメリットがあるのはコイツラだ。こいつらが犯人なのかもしれない。

 

いや、消失は人為的な理由とは限らない。しかし、怪しいという事実に変わりはない。

ティーパーティーはミカと私の二人で継続することに決まった。

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から135日目

 

聖堂方面から現れた“アリウス分校”という謎勢力が暴動を起こしたが、条約を下に正義実現委員会、風紀委員会の両組織が対処。

暴動首謀者である錠前サオリを確保し地下牢獄内で拷問しているが情報を吐きやがらない。

挙句の果てには逃げられたと拷問担当から連絡が来た。

どうやら目の前で消えたとのことだがそんな都合のいい話があるわけがない。その拷問官が逃がしたのだろう。疑わしきは罰せよということでその拷問官は現在拷問にかけられているだろう。

 

ミカにやり過ぎだ、もうやめてほしいと懇願されたが、そんなことできるわけがない。

最終的に言い争う形になり、ミカが出ていこうとしたので、正実に取り押さえさせる。

 

ミカは私に短絡的だの、アリウスがかわいそうだのと言ってきたが間違っているのは君だ。ミカ。ナギサが消えるのを助けられなかったのは誰だ?被害を出したテロ組織を許そうとしているバカは誰だ?君は楽観的で優しすぎる。甘すぎると言ってもいい。それは君の美徳だが同時に君の弱さでもある。

緊急事態時にミカのような者がいると困ると判断し、聖園ミカをティーパーティーから除名。彼女を学園内のセーフティハウス内に隔離することにした。消えられると困る。いなくなられると困るんだよミカ。

 

君もいなくなれば…私は……

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から145日目

 

何回目かの連邦生徒会からの呼び出しがある。また意味のない会議だった。おかしい。明らかにおかしかった。

なにせ、連邦生徒会は誰もは消えていない。これはどういうことことなのか?他校の重要役職の人間のほとんどが被害を被っているのにもかかわらずそこだけが無事だなんて。

 

第一回の時とは参加しているメンバーは大きく変わっていた。アビドスの人間はいつの間にか来なくなっていたし、レッドウィンターの人間もいつの間にか変わっている。

ゲヘナは議長こそ変わっていないものの、人的被害が出ていることは分かっているし我々トリニティいでも…

他の弱小校で被害が出てないのはまだわかるのだが大規模な組織であり、真っ先に狙われるはずなのに、いまだに無事な連邦生徒会の奴らは明らかに怪しかった。

 

だから私は会議の中で言ってやった。犯人は連邦生徒会だと。当然相手は犯人なのだ否定しきれる材料はない。他校の代表や代表もこれに同意している。

暴動がその場で起き、数人が見せしめになった。

アリウスという危険分子が所持していた爆弾はとても高火力だったようだ。念の為所持していたのは正解だったね。

結果として会議は終了、無期限の凍結となった。

 

当たり前だろう。裏切り者どもめ。

地獄で罪を悔い改めるがいい。

 

 

 

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キヴォトス暦【滲んでいて日数が読めない】

 

ミカが消失したとのこと。

私は彼女に謝ることも最後に立ち会うことすらできなかった。

ティーパーティーが、私一人になったことによる実質的な独裁に耐えられなくなった正義実現委員会、シスターフッド、その他諸々の組織が団結し大規模反乱が発生したが、その反乱をゲヘナ側の戦力が抑え、私の独裁が始まることとなる。

 

パデルもフィリウスもサンクトゥスも関係ない。今日からここはトリニティ総合学園ではなくキヴォトス緊急支援学校と名を改め、怪しいやつは処していくことに決めた。

 

誰が犯人かはもうわからない。人為的な現象なのかもわからないが、疑わしきを減らして消失事件が止まればそいつが犯人であるとわかる。

 

もう止められない。

 

ああ、我が愛しの友人たちよ。敵は必ず私が取ろう。

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から☓◯日目。

 

本日のゲヘナとの定期的連絡でマコト議長から丹花イブキ消失事件の容疑をかけられ、一方的にネフィリム条約の破棄を言い渡された。

 

数時間後、羽沼マコト議長も消失したとの連絡がゲヘナの京極サツキから伝えられ、正式にネフィリム条約の破棄が宣言された。軍事衝突こそ起こらなかったものの、ゲヘナの統治機関が完全に消え暴走。

対処に追われているらしい。

 

…私も消えてなくなれれば楽なのに。

 

 

 

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キヴォトス暦 ★〇✕年 ◯月✕日

補記:事案発生から1459日目

 

あぁ、ようやく私もそちらに行けるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




補記:この記録を最後にキヴォトス緊急支援学校初代生徒会長百合園セイア氏は行方をくらませたと考えられている。
当時の状況としては、なかなか部屋から出てこないことを訝しんだ近衛部隊が百合園セイア氏の私室に突入するともぬけの殻だったこと消失したと判断されたが、真偽は不明。

この記録を残すのにはかなりの賛否があり、理由も不確かな粛清の続いていた緊急支援学校ではこの記録を破棄すべきという意見も多く出たが何かの手がかりになるという考えのもとこの記録は保管されている。


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