「おや、生塩君だけかね?」
不意の声に、ノアは顔を上げた。
夜十時過ぎの、シャーレ執務室。その入口に視線を向ければ、先の声の主がそこにいる。白の長髪に黒のパンツスーツ姿は、先程見送った時と何の変わりもない。違いがあるとすれば抱えていた小包がなくなり、脱いだジャケットを肩に掛けているくらいか。
葵・硝子。自称二十七歳児のシャーレ顧問。一階のコンビニでアビドス宛の配送手配を行うと言って外に出ていた彼女の質問に、ノアは給湯室の方を手の平で示して、
「ユウカちゃんなら冷蔵庫の方に行ってますよ。バランスを考えて組んだ献立なので、明日の先生の予定に合わせて再計算するって」
「相変わらずのカーチャン気質で何よりだよ。後でまた礼をせねばならんな」
苦笑する先生に笑みを返す。彼女の手伝いを終え夕食を作ることになった際、作り置きをしてはどうかと提案したのはノアだ。私生活を疎かにしがちな先生の為、明日の朝の分から用意していたのだが、いざ退出しようとした段になって、
「おやおや私が生徒だけで夜道を帰すと思ったかね? このままミレニアムまで送るつもりだよ?」
とさも意外そうに首を傾げたことから全てがズレ始めた。そのまま外出支度を始める先生にユウカが頭を抱えつつ手を上げ、
「……その場合先生一人でシャーレまで戻ることになってそっちの方が不安なんですが」
「泊まって帰れば良い。宿直室か空き部屋くらいあるだろうし、何ならゲーム開発部の部室で夜通し騒ぐのも手だ」
生じる騒動と先生の安全を天秤に架け後者が勝ったので折れたが、確実にエンジニア部やヴェリタスにC&Cまで顔を出して来るわね……、とユウカが遠い目をしていた。ほぼ間違いなく徹夜コースだが、仕事ではなく楽しめるのならそれで良いとノアは思う。何だかんだ言ってユウカも楽しむのだろうし、それを他の面々とも共有出来るのは幸いだ。
同校の生徒同士ですら纏まりがないことの多いキヴォトスでも、先生が緩衝材に入ると上手くハマる。それを誰よりも喜んでいているのは、他ならぬ彼女自身だろう。昼間には興味本位で仕事をしているように言っていたが、その実『先生』という役割に強い拘りを持っているのは、それとなく察することが出来るのだから。
「それで、生塩君は何を? 君のことだからルンルン気分の早瀬君を間近で眺めるものかと思っていたが」
内心で笑みを満面としているこちらを知る由もなく、対面のソファーに腰掛けた先生が問うた。こちらは答えとして自前のタブレットを見せ、
「そちらは夕食の準備中に堪能しましたので。今は今日の記録を纏めていました」
「ほう、業務報告書かね? 確かに私の補佐はセミナーとしての実績にもなるし、良いことだ」
「あ、いえ、そういった公的なものではなく、私的な先生の活動記録です」
元々はキヴォトスに存在しない先生という存在に興味を抱いたことから、記憶するに留めていた記録だ。ただもう一つの未来からの来訪者、もう一人の先生と言うべき人物の顛末を知って以降、こうして外部に記録するようになっている。
元より自己満足の産物だ。己の中に仕舞っておけば、それで済むものではあった。だがそれは己以外が知り得ず、継ぐ者がいないということでもあって、途絶えてしまえばそれまでだ。もう一人の先生が最期に残した言葉は端的で、しかしそこに宿った万感の想いと重みは、どれだけ想像の翼を羽ばたかせても決して足りることはないだろう。
だから、せめてこちらの世界の先生と積み重ねた時間は、可能な限り記録し残しておこうと、そう思ったのだ。
彼女のことを知る者が少しでも増えれば。彼女の志を継ぐ者が少しでもいてくれるなら、と。
無論本人の許可は得ている。その意図は通じていて、故に先生も二つ返事で承諾してくれた。だが表情は苦笑混じりで、このことを話題にすると決まってある一言を言う。
「相変わらず物好きだね君も」
「キヴォトス中の生徒に首を突っ込む先生以上の物好きもいないと思いますよ?」
「これは失敬。……ところで、差し支えなければ私にも見せてもらえないだろうか。他者の風聞など気にしたことはないが、記録として残るというのは些か興味がある」
「構いませんよ? どうぞ」
応じ、手にしていたタブレットを渡す。受け取る先生の隣に移動し、二人で画面を覗き込んだ。
・13時12分26秒:シャーレ訪問。先生は書類でドミノ倒しの設営中。ユウカちゃんに敢え無く散らされいつもの夫婦漫才の後仕事を開始。
・14時00分01秒:アビドス宛にゲヘナの件で連絡。通話の合間にスクワット五十回三セット。水分補給も抜かりなし。
・15時38分17秒:ユウカちゃんからの取り次ぎでゲーム開発部と十八分四十秒雑談。部室に仕込んでいた数量限定ウエハースで宝探しゲームに興じさせる。時折ヒントを出し見事見付けさせるも、付属のシールが激レア品で泣き真似までして悔しがる。
・16時06分40秒:コーヒーのお代わりを私とユウカちゃんに差し入れ。淹れる際におまじないと称して食玩で祭壇を組み祈祷と舞。堂に入った動きにユウカちゃんが何故アイドル企画時に指導しなかったのかと詰め寄る。
・17時44分59秒:椅子をひっくり返す勢いで立ち上がりダッシュでテレビの前へ。夕方の子供向けアニメの録画設定を行いガッツポーズ。
・18時20分38秒:休憩中の私を背中に座らせ腕立て伏せ二十回三セット。ユウカちゃんが不満そうにしていたので交代の後同内容でもう一回。
・19時24分29秒:差し入れとして燻製チーズを配布。傍から見たら中毒者そのものの勢いで香りを堪能。我慢出来なくなったのか燻製部屋に向かおうとするもユウカちゃんが襟首掴んでインターセプト。
・19時30分02秒:ゲヘナ風紀委員会宛に連絡。前述の件で風紀委員長、アビドス生徒会長による打ち合わせのアポを設定。通話の合間にプランク三十回三セット。通話終了時、ビデオ通話に変更した後ホラー映画のパッケージをベルトに挟み、上下する腹筋を煽り画角で生中継、天雨行政官に悲鳴を上げさせる。
綴られた文章に、先生が首を傾げた。何かおかしな点があっただろうかと、ノアも同じように首を傾げる。やがて彼女はこちらを振り仰ぎ、珍しく真面目な表情で、
「……生塩君、これでは事実に基づく記録ではなく創作ではないかね?」
「……先生、実は記憶が抜け落ちて行く病に罹っていたりはしませんよね?」
思わず真剣に問い返した先、先生が傾きを深くした。額に手を当て、困惑というか呆然の入り混じった様子で、
「私は基本品行方正に生きているつもりなのだが、この記録を見る限りでは控えめに言って関わりを持ちたくない類の頭のおかしな怪人物ではないだろうか」
「少なくとも先生と事を構える方々にとってはそうだと思いますよ?」
主にカイザーとかリオ元会長とかゲマトリアとか。概ね非のない生徒に危害を加えた向こうが悪いのだが、そういう時の先生は容赦がない。曰く「生徒の未来を守る為ならありとあらゆる手を辞さない」とのことで、正直こっちが悪役なんじゃないかと錯覚することさえある程だが、
……様になっているのが何ともまた。
やはり印象深いのは、彼女率いる生徒達の連合がカイザーPMCの基地を一つ潰した件だろう。狐坂ワカモ撃退に続き、先生の名をキヴォトスに広めた事件。カイザーPMCに身柄を押さえられた小鳥遊ホシノの奪還において、激昂する理事に対して砂狼シロコに弾丸をブチ込ませながら啖呵を切ったのだという。詳細は後から記録を見て知ったのだが、大体こういうことらしい。
●
如何にキヴォトス人が頑丈とはいえ、着弾の衝撃は消えるものではない。倒れこそしなかったものの一歩を退かされた理事に銃口を向けたまま、シロコが傍らの先生に問うた。
「……先生、これでいい?」
「上出来だよ砂狼君。気が済まなければ追加でブチ込んでやりたまえ。欲を言えば巡航ミサイルの一つや二つは叩き込みたいところだったが」
「ん、探しておく」
流れるように三発追加されて理事が倒れた。
散歩にでも行くような気楽な口調。銃撃を命じた下手人と、その実行犯とは到底思えない雰囲気に、さしものアビドス組も甘引きした。逆に便利屋の社長は素晴らしいものを見るような目を向けていたが、それは一旦置いておく。
「貴、様……!! 自分達が何をしたのか、誰を相手にしているのか分かっているのか!?」
「うむ、悪い大人が何やら大層な口上を長々語っていたようだが、隙だらけだったので撃たせてもらった。戦場に立つのなら警戒を絶やすべきではないね」
撃たれた額を押さえ凄む理事に対し、テストの間違いを指摘するような口調で先生は言う。一歩を踏み、二歩目を踏み出し、三歩目と共に指差し付きで、
「我々は小鳥遊君を取り戻しに来た。そして君達が何をどう訴えたところで、とどのつまり我々から小鳥遊君を奪うという宣言でしかない。そもそも無効の書類を口実に、私との話し合いを門前払いしたのはそちらが先だ。その時点で交渉は決裂であり、聞く耳を持たないのは当然だろう。テーブルに就く意味がない。……そんなことも理解出来ていないのなら、話の途中で頭に弾丸を叩き込まれても文句は言えないと思うが?」
口調は普段そのものだが、向ける眼差しは氷を思わせる冷たさで。非武装の、非力な存在である女性一人。だがそんな彼女こそが、今この場を支配しているのは誰の目にも明らかであり、
「それとも、あれかね? 君の話に聞き入って我々が素直に投降すると、存在する余地すらない可能性を信じてでもいたのかね?」
小首を傾げ、嘆息した彼女は、生徒達に手振りで指示しながらこう言った。
「夢を見るのは子供の特権だ。大人であるならいい加減現実を直視したまえよ」
一息。
「君達が侮り、見下し、路傍の石ころのように扱った子供達に負かされるという現実を、だ」
●
……リオ元会長の時は、生徒相手だから手加減してたんですね……。
しみじみ思うくらいには苛烈で、容赦のない記録だったとノアは記憶している。エデン条約の際も相当だったらしく、渦中の面々からは多大な想いを向けられているとのことだが、これは仕方ないと思ってしまうのは慣れだろうか、開き直りだろうか。
というか基本先生が煽る。かなり煽る。これでもかというくらいに煽る。折衝役にして交渉役であり、武器を持たぬが故の援護として、弁術を以て陽動や撹乱を行うのが先生の戦い方だ。生徒達とのコミュニケーションでもからかったり悪ふざけの応酬を主としているだけあり、親愛の情がない敵に対しては切れ味が増す。意識してやっている訳ではないらしいのだが、ナチュラルにコレだとしたらなかなかイイ性格してるのではなかろうか。ええ、実際さっきもカウンター食らいましたしね私。
「生塩君、後学の為正直に答えて欲しいのだが、私は話しかけづらい先生になってはいないだろうか」
あ、これは真剣に悩んでる顔。とはいえ心配する程ではないとノアは知っているし、逆に親しみやすい印象を持っている者もいるくらいだ。想像の数倍酷くて振り回されるのもよくあることだが、概ね評判も好感度も高く纏まっている。だから正直に答えるとするならば、
「関わっていて退屈しないとは思ってますよ?」
「……飽きのない趣味を持っているようで何よりだ」
口を横に広げて言う先生に、ちょっぴり仕返しが出来た気がして心が満たされた。まあ通算負け越しでまだまだ負債が山のように積み上がってますけどね……。
「とはいえ今更何をどうしたところで私の人格を矯正するのは不可能だろう。したところで別人になるのであれば生徒達に心配されるのが関の山だ。ならば気にせず普段通りで行くしかあるまい」
「あ、直らない自覚はあったんですね……。何がどうという訳ではありませんけどちょっと驚きました」
「十年来このスタイルでやっているのでね。変わろうとしたところで歪になるだけのことだよ」
その辺りの事情というか生い立ちは、ユウカ共々以前に少し聞いている。吹聴して回ることでもないので胸の内に留めているが、人格はともかく信念は本物だ。ユウカやコユキが何だかんだ言いつつ信頼しているのも、ゲーム開発部の面々に懐かれているのも、生徒達が用もなくシャーレに顔を出すのも、道行く生徒達でさえ口々に声を掛けるのも、それが通じているからに他ならない。それに、
「キヴォトスは個性的な生徒が多いので、それらを諌めたりする立場の先生が更に濃いキャラをしていないと、素直に聞いてくれない方達も一定数いると思いますよ?」
「ほう、では生塩君はそうではないと?」
「ええ。よほど変なことでなければ、先生のお願いは聞くつもりですよ?」
では、と先生が笑みでそれを取り出した。大判のスケッチブック。鉛筆で描かれたデッサンのページをめくり、白紙のそれを叩きつつ、
「最近人物画の勉強をしていてね。有り体に言えば裸婦画というやつだ。生塩君にそのモデルとなってもらいたいのだが、どこまで脱いでもらえるだろうか」
えっ、という自分の声が、酷く遠くから聞こえた気がした。
裸婦画。読んで字の如く。伝統ある文化であり、そこにやましさやいやらしさは微塵もない。だがそのモデルということは脱ぐ必要があり、つまり先生に裸を見せねばならないということで、しかも描く為には細部を丹念に観察する必要があって、いえまあ確かに普段から先生のことは表に出せるものから墓まで持って行かねばならないものまで色々と記録してますけどまさか自分がその立場になるとは思ってもおらず、加えて作品としていつでも先生が見ることの出来る形で残る訳で、更に言えば衆目に触れる可能性もないとは言い切れず、いいえ落ち着きなさい生塩ノア、これはあくまで芸術、芸術です、第一私と先生は同性、一夜の過ちなど起きる余地がありません、確かに普段の口調とか趣味の食玩とか鉄火場の男前っぷりを見ていると生まれる性別間違えてないだろうかと度々思いはするものの立派な女性です、だからそう、何も問題はないので後は私の返答次第ということなのですがさすがに急過ぎるというか心の準備というかせめてシャワーくらい浴びてから、
「生塩君」
「はひっ!?」
思考を強制的に打ち切られ、裏返った声が出た。頬に熱を感じながら見る先、先生は満面の笑みを浮かべる。まずい。今押されたら間違いなく承諾してしまう。そんな緊張で身動きが取れない中、彼女はスケッチブックを畳むと肩を竦め、
「残念ながらまだ人様にお見せ出来る程の腕前ではないのでね。モデルを頼むならもっと技術を身に付けてからにするとも」
身体から力が抜け、反動のように疲れが一気に来た。
己の未熟と機会の喪失と、果たしてどちらに掛かる残念だったのか。そんな思考が出来る程度に落ち着けば、一連のやり取りを俯瞰する余裕も出て来て、
「……からかいましたね?」
「はて、私は常に本心で話しているが?」
一切悪びれない辺り大物過ぎる。先生との会話でイニシアチブを握ることが出来る日は来るのだろうかと、遠い目でそんなことを思ってしまうが、こんな応酬でさえ楽しさを感じるのだからどうしようもない。とはいえアドリブにしては用意周到過ぎるので、
「どこまで本当だったんですか?」
「裸婦画はさすがに冗談だが、人物画に手を出し始めたのは事実だよ? いい加減室内や食玩の模写だけでは味気なくなって来たのでね。つい蛇足まで描き足してしまうのが私の悪いところだが」
苦笑と共に渡されたスケッチブックを受け取り、めくって目を通して行く。初期は身の回りにあるものの精密な模写から始まり、しかし枚数が二桁を超えた辺りから飽きというか遊び心が見え始めた。室内なのに満天の星空が広がっていたり、仕事用のデスクが波打ち際に置かれていたりと。そのくらいならまだ抽象画とも言えそうだったが、最後のページには複数の食玩を組み合わせた変形合体ロボの設計図が何とも言えないデザインで描かれていて、
「……ええと、個性的で私は好きですよ?」
「精一杯のフォローをありがとう生塩君、礼としてミレニアムに着いたら君のロッカーに燻製を詰め込みまくっておこう。開閉する度に食欲が加速する恐ろしい呪いだぞ……!」
匂いでバレて他の生徒達に貪られるだけだと思うが、そこには触れないでおいた。先生も一度詰め込んで満足したら各所に配り歩くだろうし、止めるとムキになって更に斜め上の方向にハジけかねない。
……それはそれで記録が捗るので私としてはアリですけど。
とはいえ焚き付けると思わぬカウンターを食らう可能性もあるのでやめておく。さっきので懲りました。それにこのスケッチブックを見たことで、彼女の本心は通じている。
最初のページに書かれた日付は、ノアが先生の許可の下記録を残し始めた日と同じだった。
風景を残したいだけならば、描かずに写真を撮ればいい。スマホなりタブレットなり、ワンプッシュで緻密な一枚が記録出来る。極論ノアの記録だって、レコーダーを回した方が確実で手っ取り早いだろう。
だが、誰かが手掛けた記録には、記した者の情念が宿る。
何を思い、何に惹かれ、何を以てこの記録を残したのか。その信念の残滓が受け手に通じた時、記録はより多角的な情報を見せてくれる。完結していて、不変であるはずの記録なのに、より深みを増し解像度が上がる。
不思議だ。
先生や、ユウカにコユキを始めとした周囲の人物が中心となっているノアの記録。改めて形にすることで自覚したその在り方は、きっと先生も気付いているだろう。そんな彼女が人物画を描こうというのは、
……そうですね。
大事にされている。その事実だけで、ノアにとっては十分だ。
これは秘め事。記録には残さない。彼女が公言しない限り、あくまで己の推測でしかないのだから。故にノアはこれからも、主観でも事実だけを記録し残して行く。
そして現状に限っては、それに負けない程良いものが記録出来るのだから。それは、
「ユウカちゃん? 黙って見てないで、一緒にお話しましょう?」
先程から視線を感じていた背後へ振り向く。そこにはソファーの背もたれから顔の上半分を生やしたユウカがいて、恨めしそうにこちらを見ていた。フラットな眉と半目から窺えるのは、明らかにこちらへの嫉妬。こういう素直なところが可愛らしいですよね、と少しの羨ましさを覚えつつ、
「先生と二人楽しく話していたのはユウカちゃんが席を外していたからで、仲間外れにしたかった訳じゃありません。戻って来たら三人で、と考えていましたし、そんなに拗ねなくていいんですよ?」
「べ、別に拗ねてないわよ」
「おやおや反抗期かね早瀬君。私は独り身なので経験はないが、こういう時は嫌われることを恐れず話し掛けると良いらしいね? ──ほうらつい昨日組み上げた早瀬君アイドルバージョンのガレージキットだ」
「あああああ何やってんですか先生!! というかご自分の立場を弁えてください!! 不潔です!!」
「何を言うのかね早瀬君、この尻のラインのまロさは職人の拘りがなければ成し得ない芸術品だよ!? 無論本物には到底敵わぬものではあるが、それでもなお理想を追求し続ける信仰に等しいこの情熱!! 私は是非推したいね!!」
「飾りながら言わないでください!! ちょっと、ノアも笑ってないで何とか言ってよ!!」
ごめんなさいユウカちゃん、私今凄く楽しいです。
おだてると続きが増えるそうです