呂布がダンジョンでベル達と謎の少女と出会った後、呂布は何時もの様にダンジョンから戻るとファミリア組と居候組が睨み合い何やら物々しい雰囲気が漂っていた
呂布「…………………………何事だ?」
呂布が訪ねると居候組の1人が跪き答える
「はい、呂布様の配下の者がモンスターを連れて戻ってきたのです」
「呂布様!!呂布様!!こいつ怪物趣味です!!こんな気持ち悪いモンスター連れてきて助けるとか言ってるんですよ!!」
ワイワイと居候組が声を上げベルは何とか説得しようとしているが上手く行っていない
呂布「…………下らん」
しかしそれも呂布の一言でシンッと静まり返り呂布の次の言葉を待つ
呂布「飼いたいならば飼えば良かろう。周りにどうこう言われる理由は無い。それよりも腹が減った」
呂布はそう言うとソファに腰を下ろす
呂布「我は腹が減った」
2度目の言葉で漸く居候組が動き出し呂布の前に次々と食事が運ばれるが何時もの様にキャッキャッとした雰囲気は無い
ヘスティア(これは流石に彼女達には受け入れ難い事だったかな?)
ヘスティアがそう思い居候組の方を見る
「ねぇ聞いた?呂布様の言葉」
「ええ、『周りにどうこう言われる理由は無い』………………なんて素敵なのかしら~////」
ヘスティア(そんな事も無かった⁉)
その感情はあっという間に居候組に伝播し何時もの様子でせっせと呂布の世話を焼く様になった
ヘスティア(まぁ、本人達が気にしないなら良いか)
ヘスティアはそう思い呂布の方を見るといつの間にか呂布の隣にベルの連れてきたヴィーヴルの少女がおり呂布をジッと見ていた
ベル「う、ウィーネ⁉いつの間に⁉その人は食事中だから戻って来て⁉」
ベルも慌ててヴィーヴルの少女を呼び戻す
呂布「ウィーネ?」
ベル「は、はい、この子の名前です。名前が無いそうなので僕が付けました」
呂布「………………………………」
呂布は再び食事に手を付けようとした時
ギュルルルルルルルル
と誰かの腹の虫が鳴る音が聞こえる
周りをキョロキョロと見回すが誰も自分ではない事を確認し1人の少女に向けられる
ウィーネ「……………………お腹空いた」
ウィーネはそう言い呂布の料理をじっと見つめる
呂布「………………………………おい」
呂布はウィーネを呼ぶとウィーネはビクリと反応し呂布の側に寄る
呂布「肉は好きか?」
ウィーネ「???分かんない」
ウィーネの答えに呂布は鳥の丸焼きから手羽先を毟りとり渡し自身も反対側の手羽先を食らう
ウィーネも真似をし手羽先に食らい付くと気に入ったのかムシャムシャと食べ始めた
ヘスティア「呂布君が隣に座らせるなんて…………」
リリルカ「それもですけどウィーネが隣に行くなんて…………ベル様ですら後ろに隠れられるだけだったのに」
ヴェルフ「やっぱあの人のカリスマって凄いんだな」
一行は2人独特の空間に何とも言えない空気を感じながら彼らの食事が終わるのを見届けた