無味くんには抑揚というものがなかった。高揚もなければ、落ち込むこともない。
表情を動かさないことで不便したことはないし、心が動かないことはむしろ、楽とさえいえた。
――しかし彼女は、そうは思わないらしい。
「無味くん無味くん、今日はこんなことをやるので、手伝ってください」
乾燥さんは気軽に、これまた抑揚のない瞳でそう声をかけてくる。なので彼は、断る理由があれば断って、なければ今回も手伝うのだ。
この作品は、まだ自分の好みを把握できなかった初期の頃に執筆したもので、挑戦的に書いたものです。
小説家になろうとpixivに投稿したものをそのままハーメルンにも載せてます。旧タイトルは『無味くんと乾燥さん』。
追記 あらすじを変えました。元々の詩っぽいあらすじは、本編内にそのまま入れてます。
表情を動かさないことで不便したことはないし、心が動かないことはむしろ、楽とさえいえた。
――しかし彼女は、そうは思わないらしい。
「無味くん無味くん、今日はこんなことをやるので、手伝ってください」
乾燥さんは気軽に、これまた抑揚のない瞳でそう声をかけてくる。なので彼は、断る理由があれば断って、なければ今回も手伝うのだ。
この作品は、まだ自分の好みを把握できなかった初期の頃に執筆したもので、挑戦的に書いたものです。
小説家になろうとpixivに投稿したものをそのままハーメルンにも載せてます。旧タイトルは『無味くんと乾燥さん』。
追記 あらすじを変えました。元々の詩っぽいあらすじは、本編内にそのまま入れてます。
- 1話 無味乾燥な帰り道
- 2話 乾燥さんは起きる (改)
- 3話 無味乾燥な登校
- 4話 無味乾燥に教室に入る
- 5話 無味くんは友達と過ごす
- 6話 無味乾燥に実行委員を決める
- 7話 乾燥さんが負けた理由
- 8話 無味乾燥は恋できない
- 9話 無味乾燥に会話する
- 10話 無味くんの部屋は殺風景
- 11話 無味乾燥は集合する
- 12話 無味乾燥に映画館に来る
- 13話 無味乾燥は映画を見終わる
- 14話 鉛筆くんは無味くんを察せない
- 15話 鉛筆くんはうるさい
- 16話 鉛筆くんたちは部員を集める
- 17話 無味くんは驚かない
- 18話 無味くんは勧誘に成功する
- 19話 無味くんは合流する
- 20話 うーさんは直談判する
- 21話 無味くんは俯く
- 22話 無味くんは出し物を回る
- 23話 うーさんは恋愛なんて安いと言う
- 24話 乾燥さんは恋を知りたい
- 25話 無味くんは回想する
- 26話 乾燥さんは何度も夢を見る
- 27話 無味くんは初恋を語る
- 28話 鉛筆くんは失恋を語る
- 29話 無味くんは勇気を出す
- 30話 エピローグ