ボボボーボ・ボーボボ 〈ポケットモンスター 肉じゃが/ビーフシチュー〉 作:雁木まりお
原作:ポケットモンスター
タグ:クロスオーバー ボボボーボ・ボーボボ ポケモン マスカーニャ エースバーン ゲッコウガ
パ◯ワールドに遊びに来たマスカーニャ一行。
そこに待ち受けていたカクレオンから奇襲を受けるエースバーン。ゲッコウガの策略によりなんとか致命傷で済んだ一行だったが…?
「許さねぇぞ…。よくも俺様の専用特性で暴れやがって…◯してやる…。」
「ヤバいぜマスカーニャ!」
「くっ…!」
カクレオンが憎悪に満ちた目を2体に向ける。
彼らの後ろでエースバーンが「大変だねあんたら」と呑気にカレーをパクついていた。
エースバーンの隠れ特性はリベロなのだ。
「◯してやるぞエースバーン」
「」
「なんで俺?!俺リベロなのに?!」
「同じニャ…」
「リベロがありならインテレオンのほうがそれっぽいよねー」
「スパイモチーフだしねー」
全力でエースバーンを見捨てることした2体。
いつの間にかいたインテレオンが「俺もその意見に賛成だー!」と叫んでいた。
「お前もかブルータス!!」
「黙れエースバーン!お前を倒して俺がへんげんじざいを手に入れるのだ!やっちゃってくださいカクレオンの旦那!」
「すり寄ってくんじゃねーー!!」
「「ギャーーッ!!!」」
バカ2体はカクレオンの舌真拳によりズタズタにされた。
「くっ…こうなったら!ゴリランダー!あそこの人にガラルカレー一皿!俺の奢りで!」
「OK」
「エースバーンからの宣戦布告じゃーーっ!!!」
「何やってんのさー?!!」
ゴリランダーはカクレオンにカレーをぶちまけた!
※撮影に使ったカレーはカクレオンが美味しくいただきました。
「おらおらエースバーン様のカレーが飲めねえのか?」
「やめてー!!」
インテレオンはカクレオンにカレーをぶちまけた!
※撮影に使ったカレーはカクレオンが美味しくいただきました。
「すいませんうちのバカ共が!こんなに汚してしまって…!」
慌ててカクレオンにかかったカレーを拭くエースバーン。
しかし、彼の中のネイマール魂が囁いた。
「さらにもう一発!」
エースバーンはカクレオンにカレーをぶちまけた!
※撮影に使ったカレーはカクレオンが美味しくいただきました。
「舌真拳奥義!ベロベロのVENDOR!」
「「「グワーッ!!」」」
ガラル組はカレー味の舌でズタズタにされた。
走馬灯の中でガラルヤドンが笑っていた。
「イッシュ…最高…」
「そりゃインドだよ!」
「カレーパンの恨み!!」
「グワッ!?」
その時、エースバーンを見捨てたはずのマスカーニャとゲッコウガが戻ってきた!
「戻って来ると信じてたぜ二人とも!」
「あくタイプでもへんげんじざいでもないヤツが触るな」
「えっ!?」
「私たちが戻ってきたのはヤツを倒す方法が分かったからニャ!」
「何?!ヤツを倒せる?それは一体…」
「ヤツは舌真拳の使い手…攻撃には舌を使う…つまりコイツの出番ゲコ!」
「オイッス!オラベトベトン!」
「な…ナルホド〜!」
ベトベトンはその見た目通り全身がヘドロであり、どくタイプである。
舌を使う攻撃はベトベトン相手には自傷行為に過ぎない!
「あっオラキレイ好きなんで舐められるとかチョット…」
「ヘドロなのに!?」
もはや自分へのアンチテーゼである。
「こうなったらラフプレーじゃあ!盾にならんかいヘドロヤロー!」
「イヤーッ!エースバーンに殺される!」
「オラァ!!」
「普通に殴られたニャ?!」
舌を使わず拳で対応したカクレオン。
「くっコイツ強すぎる…」
「何か打つ手は…」
「私にいい考えがある!」
復活したインテレオンがゴリランダーと共に立ち上がった。
「ヤツだって真拳使いとはいえポケモン…モンスターボールで捕まえられるハズだ!」
「た…確かに…でもどうやってアイツを弱らせるウホ?」
「それなら心配ない!アイツは俺がぶっ飛ばす!ってエースバーンが言ってました〜」
「」
「また俺?!」
「上等だゴラ…」
「違うって!俺じゃないって!」
「今ゲコ!アイツがカクレオンを引きつけているうちに!」
「私たちが弱らせるニャ!」
ゲッコウガとマスカーニャがカクレオンに技を放つ!
…エースバーンもろとも。
「ぎゃあああ!」
「ゴリランダーはモンスターボールを探してきてくれ!」
「わかったウホ!」
ゴリランダーがボールを見つけ出すまでは時間を稼がねばならない。だが真拳使いにトレーナー抜きでどこまで戦えるのか…。
数の上ではこちらが有利にも関わらず、カクレオンは息すら切れない。対してこちらは瀕死一歩手前、いつ倒れてもおかしくない!
「みんな!今戻ったウホ!」
皆が諦めかけたその時、ゴリランダーが帰ってきた!
「ゴ…ゴリランダー…ポールは?」
「すまないボールは見つからなかったウホ…でもボールよりもっといい知らせがあるウホ!トレーナーを連れてきたんだウホ!」
確かにトレーナーがポケモンに指示を出せれば戦力は向上する。
だが、初対面同士のトレーナーとポケモンが果たして真拳使いに通用するのだろうか…。
「コイツがそのトレーナーウホ!」
「お前は次にボボボーボ・ボーボボじゃん!と言う!」
「ボボボーボ・ボーボボじゃん!」
現れたのは毛の貴公子ボボボーボ・ボーボボ。
毛の自由と平和を守る鼻毛真拳継承者である。
「思ってたのとは違うが…ボーボボも真拳使い…ヤツに対抗できるゲコ!」
「それはどうかな!パル◯ールドの中では俺は無敵だ!」
「いいや違うぜ…お前の作った◯ルワールドは鼻毛真拳の奥義で対抗できる!《聖鼻毛領域》!」
「なにっ!?俺のパルワー◯ドが?!」
聖鼻毛領域がパルワール◯の半分を塗り替え、カクレオン一強だった戦力図がボーボボ対カクレオンという構図に変化した。
「この世界では魂を解放させ真の力を振るうことができる…ただし解放できなければ精神崩壊して死ぬ!」
「そういうことだZE!なあボーボボ?」
この世界の住人であるKING鼻毛さんがボーボボの隣に出現していた。
「キモい!!!」
「グハアッ!!」
KING鼻毛 ー戦闘不能ー
「さて…邪魔者は消えた!」
「今の人味方じゃないの?!」
「親方!空から違法建築が!」
「オラオラー!おれの本格カレーを喰らえ!」
「ギャァァ!!」
本格カレー専門店『インド人を右に』がカクレオンに襲いかかる!
「いけっ!フライングひよこ豆!」
「コケコッコー!!」
「グアァァァッ!!」
ひよこ豆達がニワトリに進化して襲撃する!
そのうちの何割かはボーボボがスイカを食べ「タネマシンガン!」と言いながら発射していた。
「これでトドメだ!この技は親愛なるインドの人々に捧げます…!」
「ポケットモンスター 肉じゃが/ビーフシチュー 好評発売中!」
「ゴハァッ!!」
「カレーと関係ねえじゃん!!」
決着が決まった瞬間、世界は元の風景に戻った。
「カクレオン…なんでこんなことをした?」
「悔しかったんだ…!後輩たちがチヤホヤされて…!俺が忘れられていくのが…!種族値もタイプも専用技も優秀な奴がとくせいまで優秀じゃ俺みたいな奴は生き残れない…!だから復讐のために真拳使いになったんだ!」
「長い!!!」
「ゴバッッ!!」
「いいかカクレオン!確かに後から出てきたヤツのほうがポケモンの能力は洗練されていく…!バトルの環境は更新され続ける!だがな…そいつらはお前が居なきゃ存在してないんだ!そしてそいつらが活躍してくれるからお前は忘れられないんだ!この世にいらないヤツなんて一人も居ないんだよ!」
「…!」
「カクレオン…一緒に来い!俺がお前を真拳使いとしてもポケモンとしても鍛えてやる!」
「いいのか…?」
「当たり前だ!」
「待ってくれ!俺たちも…!」
「連れて行ってくれニャ!」
満身創痍だった他のポケモン達もボーボボについていく覚悟を決めた。自分たちはもっとやれると信じていた。
「いいぜ…ついてきな!」
「ただしエースバーン!テメーは駄目だ!」
「」
「待ってくれよう!」
こうして仲間を増やしたボーボボ。このときはまだ誰も想像できなかった。彼らがロケット団を壊滅させるとは…。
ー完ー