博麗の巫女と普通の魔法使い、先生になる   作:無名の新人

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前回の続きです。
ではご覧ください。


プロローグ(2)

???「・・・・・い」

 

霊夢&魔理沙(う〜ん.....)

 

???「先生、起きてください。」

 

???「霊夢先生、魔理沙先生!!」

 

霊夢&魔理沙「(目を覚ます)う〜む...ここはどこかしら/だよ?」

 

???「.....。」

 

???「少々待っていてくださいと言いましたのに、お疲れだったみたいですね。なかなか起きないほど熟睡されるとは。」

 

霊夢&魔理沙「って....

 

 

 

    誰よあんた/誰だお前〜〜〜!!??

 

 

???「・・・・・夢でも見られていたようですね。ちゃんと目を覚まして、集中してください。」

 

霊夢「いやいや、あんた、平然と話してるけどあんた何者よ!?」

 

???「もう一度、あらためて今の状況をお伝えします。」

 

魔理沙(もう一度...?)

 

リン「私は七神リン、学園都市『キヴォトス』の連邦生徒会所属の幹部です。」

 

リン「そしてあなたたちはおそらく、私たちがここに呼び出した先生・・・・・のようですが。」

 

霊夢「なぜ推測形なのかしら?」

 

リン「・・・・・ああ。推測形でお話したのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです。」

 

魔理沙「たしか私たちがここに来たのは手紙を開けて読んで、それで・・・」

 

リン「・・・・・。」

 

リン「混乱されてますよね。分かります。」

 

霊夢「イマイチ状況がつかめないわね...」

 

リン「こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。でも今はとりあえず、私についてきてください。」

 

リン「どうしても、先生にやっていただかなくてはいけない事があります。」

 

霊夢(やらなくてはいけないことって、なにかしら?)

 

リン「・・・・・。」

 

リン「学園都市の命運をかけた大事なこと・・・・・ということにしておきましょう。」

 

霊夢&魔理沙(学園都市の命運?何よそれ/何だそれ?)

 

そして、なんやかんやで霊夢と魔理沙はリンについていくのであった。

 

ウィイイイイイイン──

 

リン「『キヴォトス』へようこそ。先生。」

 

霊夢と魔理沙が景色を見ると、そこは透き通るような景色が広がっていた。

 

魔理沙「なぁ霊夢、ここってやっぱり外の世界か?」

霊夢「いや、私の見た外の世界は少なくともこんな近未来な景色じゃなかったわ。」

魔理沙「ということは、やっぱり別の世界か?」

霊夢「どうやらそのようね。」

 

リン「どうかされましたか、先生?」

 

霊夢&魔理沙「何でもないわ/ないぜ」

 

リン「それはさておき、キヴォトスは数千の学園が集まってできている巨大な学園都市です。これから先生が働くところでもあります。」

 

魔理沙「改めてみると幻s..ゴホンゴホン私達がいた世界よりも広いな」

霊夢「私もそう思うわ。」

 

リン「きっと先生がいらっしゃったところとは色々な事が違っていて、最初は慣れるのに苦労するかもしれませんが・・・・・。」

 

リン「でも先生なら、それほど心配しなくてもいいでしょう。」

 

リン「あの連邦生徒会長が、お選びになった方々ですからね。」

 

霊夢&魔理沙(連邦生徒会長って誰よ/誰だよ...?)

 

リン「・・・・・それは後でゆっくり説明することにして。」

 

(チン)

 

エレベーターが到着すると、そこには4人の天使の輪っか(?)を持った人が待っていた。

 

ユウカ「ちょっと待って!代行!見つけた、待っていたわよ!連邦生徒会長を読んできて!」

 

ユウカ「・・・・・うん?隣の大人?の方は?」

 

ハスミ「首席行政官。お待ちしておりました。」

 

チナツ「連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が、今の状況について納得のいく回答を要求されています。」

 

霊夢(風紀委員長ってやつは誰かしら?)

 

リン「あぁ・・・・・面倒な人たちに捕まってしまいましたね。」

 

リン「こんにちは、各学園からわざわざここまで訪問してくださった生徒会、風紀委員会、その他時間を持て余している皆さん。」

 

リン「こんな暇そ・・・・・大事な方々がここを訪ねてきた理由は、よくわかっています。」

 

リン「今、学園都市に起きてる混乱の責任を問うために・・・・・でしょう?」

 

ユウカ「そこまで分かってるなら何とかしなさいよ!連邦生徒会なんでしょ!」

 

霊夢&魔理沙(気まずすぎて会話に混ざれないわ/混ざれねぇぜ...)

 

ユウカ「数千もの学園自治区が混乱に陥ってるのよ!この前なんか、うちの学校の風力発電所がシャットダウンしたんだから!」

 

チナツ「連邦矯正局で停学中の生徒たちについて、一部が脱出したという情報もありました。」

 

魔理沙(一体どんなことをしたら矯正局?っていうヤバそうなところにぶち込まれるんだよ...)

 

霊夢(今更気づいたけど、なんでみんな銃?っていうやつを持っているの?)

 

スズミ「スケバンのような不良たちが、登校中のうちの生徒たちを襲う頻度も、最近急激に高くなりました。

治安の維持が難しくなっています。」

 

ハスミ「戦車やヘリコプターなど、出所の分からない武器の不法流通も2000%以上増加しました。

これでは正常な学園生活に支障が生じてしまいます。」

 

リン「・・・・・。」

 

霊夢&魔理沙(要するに悪いやつを"退治"すればいいのかしら/いいのぜ?)

 

ユウカ「こんな状況で連邦生徒会長は何をしているの?どうして何週間も姿を見せないの?今すぐ会わせて!」

 

リン「・・・・・。」

 

リン「連邦生徒会長は今、席におりません。正直に言いますと、行方不明になりました。」

 

霊夢&魔理沙(え?/は?)

 

ユウカ「・・・・・え!?」

 

チナツ「・・・・・!!」

 

ハスミ「やはりあの噂は・・・・・。」

 

リン「結論から言うと『サンクトゥムタワー』の最終管理者がいなくなったため、今の連邦生徒会は行政制御権を失った状態です。」

 

リン「認証を迂回できる方法を探していましたが・・・・・先ほどまで、そのような方法は見つかっていませんでした。」

 

ハスミ「それでは、今は方法があるということですか、首席行政官?」

 

リン「はい。」

 

リン「この先生方こそが、フィクサーになってくれるはずです。」

 

ユウカ「!?」

 

チナツ「!」

 

ハスミ「この方たちが?」

 

霊夢&魔理沙「私たちが?」

 

ユウカ「ちょっと待って。そういえばこの先生方はいったいどなた?どうしてここにいるの?」

 

霊夢&魔理沙「私たちにもわからないわよ/わからないんだぜ」

 

ハスミ「キヴォトスではないところから来た方々のようですが・・・・・先生だったのですね。」

 

リン「はい。こちらの霊夢先生と魔理沙先生は、これからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が特別に指名した人物です。」

 

ユウカ「行方不明になった連邦生徒会長が指名・・・・・?ますますこんがらがってきたじゃないの・・・・・。」

 

霊夢「そういえば自己紹介がまだだったわね。私は博麗霊夢。博麗神社の巫女をしているわ。」

魔理沙「そして私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いさんだぜ!」

 

ユウカ「(博麗神社?普通の魔法使い?)とにかく、こ、こんにちは先生。私はミレニアムサイエンススクールの・・・・・」

 

ユウカ「い、いや、挨拶なんて今はどうでもよくて・・・・・!」

 

リン「そのうるさい方は気にしなくていいです。続けますと・・・・・」

 

ユウカ「誰がうるさいって!?わ、私は早瀬ユウカ!覚えておいてください、先生!」

 

霊夢「え、ええ。今後ともよろしく頼むわ」

魔理沙「こちらからもよろしくだぜ!」

 

リン「・・・・・先生方は元々、連邦生徒会長が立ち上げた、ある部活の担当顧問としてこちらに来ることになりました。」

 

リン「連邦捜査部『シャーレ』。」

 

霊夢&魔理沙(シャーレ?)

 

リン「単なる部活ではなく、一種の超法規的機関。

連邦組織のため、キヴォトスに存在するすべての学園の生徒たちを、制限なく加入させることすらも可能で、」

 

リン「各学園の自治区で、制約無しに戦闘活動を行うことも可能です。」

 

魔理沙(要するに弾幕ごっこのルールとほぼ同じっつうわけだな)

 

リン「なぜこれだけの権限を持つ機関を、連邦生徒会長が作ったのかは分かりませんが・・・・・。」

 

リン「シャーレの部室はここから約30km離れた外郭地区にあります。

今はほとんど何もない建物ですが、連邦生徒会長の命令で、そこの地下に『とある物』を持ち込んでいます。」

 

霊夢&魔理沙(とある物?)

 

リン「先生方を、そこにお連れしなければなりません。」

 

霊夢&魔理沙(私たちは飛べるから大丈夫なんだけど/なんだが...ここはひとつ言葉に甘えておくとするわ/甘えておくか!)

 

リン「モモカ、シャーレに部室に直行するヘリが必要なんだけど・・・・・。」

 

魔理沙(誰と話してるんだ?)

 

モモカ「シャーレの部室?・・・・・ああ、外郭地区の?そこ、今大騒ぎだけど?」

 

魔理沙「なあ、霊夢、今とんでもない言葉が聞こえたんだが...」

霊夢「ええ、聞こえたわ。どうやら私たちで道を切り開くしかないようね。」

 

リン「大騒ぎ・・・・・?」

 

モモカ「矯正局を脱出した停学中の生徒が騒ぎを起こしたの。そこは今戦場になってるよ。」

 

魔理沙「この世界ってもしかして私たちの住んでいた世界より治安が悪いかもしれねぇぜ、霊夢?」

霊夢「はぁ、めんどくさいけど、どうやらそのようね。」

 

リン「・・・・・うん?」

 

モモカ「連邦生徒会に恨みを抱いて、地域の不良たちを先頭に、周りを焼け野原にしてるみたいなの。

巡航戦車までどっかから手に入れてきたみたいだよ?」

 

霊夢「巡航戦車?私たちがいた世界の外では見なかったけど・・・・・」

 

モモカ「それで、どうやら連邦生徒会所有のシャーレの建物を占拠しようとしてるらしいの。まるでそこに何か大事なものでもあるみたいな動きだけど?」

 

モモカ「まあでも、もうとっくにめちゃくちゃな場所なんだから、別に大した事な・・・・・あっ、先輩、お昼ごはんのデリバリーが来たから、また連絡するね!」

 

霊夢(いやいや、一体どこまで治安悪いのよ!?)

 

改めてキヴォトスは治安が悪いことを実感した霊夢と魔理沙なのであった。

 

モモカ(ブツッ)

 

リン「・・・・・。」

 

リン「(プルプル)・・・・・。」

 

魔理沙「リンのやつ、相当怒ってるみたいだな。」

霊夢「まあ、でも無理もないわね。だってこんだけ治安が悪いのだもの。リン、大丈夫そう?」

 

リン「・・・・・だ、大丈夫です。・・・・・少々問題が発生しましたが、大したことではありません。」

 

魔理沙(本当か?)

 

リン(じー)

 

ハスミ「・・・・・?」

 

ユウカ「な、何?どうして私たちを見つめてるの?」

 

リン「ちょうどここに各学園を代表する、立派で暇そうな方々がいるので、私は心強いです。」

 

霊夢&魔理沙(あっ...(察し))

 

ユウカ「・・・・・えっ?」

 

リン「キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要です。行きましょう。」

 

ユウカ「ちょ、ちょっと待って!?ど、どこに行くのよ!?」

 

霊夢「はぁ、行くわよ魔理沙」

魔理沙「おう、分かったぜ!」

 

 

 

To be continued...

 




どうも、うp主です。
次回は戦闘回ですが、スペルカードがどれほどキヴォトス人に効くのかを自分なりに考えてまとめてみました。

霊符「夢想封印」/魔符「スターダストレヴァリエ」・・・狙撃銃の銃弾と同じ威力

夢符「封魔陣」/恋符「マスタースパーク」・・・モブキャラが気絶する程度の威力(なお、ネームド生徒には気絶しかける程度の威力)

「夢想天生」/魔砲「ファイナルマスタースパーク」・・・モブキャラ・ネームド生徒関係なくヘイローの無事は保証できない程度の威力

いかがでしょうか。
何か不満があればコメントに書いてくれると助かります。
ではアリーヴェデルチ。
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