(休)新世紀エヴァンゲリオン あまねく奇跡の始発点 作:碇ミライ
4月に入ってから隙間時間がほぼ0な状況になってしまって···
次回からは1週間に1本を守れるようにはしたいのですが···ちょっと次回というか来週ちょっと忙しくなりそうで、今週からちょくちょく書きますが、遅れたらすみません
誤字脱字、行のズレがありましたら教えてください!
ーーー対策室
アヤネSide
「はぁ、はぁ、すみません遅れました。····あれ?私が一番?」
「·····ん?これは·····嘘」
「何で·····どうしてっ?!」
ーーーーーーーーーーーーー
数十分後
ーーーーーーーーーーーーー
シンジSide
「はぁ、はぁ····す、すみません遅れました。」
「「···」」
「····あぁ、おはようシンジ君」
(あれ、いつもより雰囲気が·····昨日の件もあったから仕方ないか···)
「あの····?」
「ん?····あ~、皆こうなってる理由かな?」
「あ、まぁはい」
「···これだよ」スッ
「手紙、ですか?·······これは」
「···ん。カイザーからの勧誘、それによる借金の緩和」
「そしてもう一つ····。これだよ、私とシンジ君宛みたいなんだ、だからシンジ君が来るまで待ってたんだよ。はい」スッ
「···『自惚れかも知れないけど私自身、対策委員会の皆に実力で負けることは無いと思う。・・・だから敵対したら私のヘイローを壊して欲しい。大人としての力を最大限に使える先生と···未だによく分かんないけど凄い力をつけてるシンジ君の二人なら出来ると思ってる。』·····ですか」
「ふざけんじゃないわよ!!····何なの?!あれだけ偉そうにしておいて切羽詰まったら何でもするなんて、自分でも分かってたくせにっ!·····こんなの受け入れられるわけ無いじゃない」
「···助けないと。皆に迷惑が掛かるから私一人で······」
「お、落ち着いてください!こんな時に焦っては···今はまず足並みを揃えないと····!」
ドゴーン
「うわぁっ?!」
「爆発音···?!」
「うぅ···え、えっと場所は···。ち、近いです····え」
「どうしたの?」
「し、市街地にPMCの兵力が無差別攻撃をしています!数はざっと百近いかと···」
「カイザーPMC?!なんでこのタイミングで···」
「お、応戦しないとです!何はともあれ、アビドスが攻撃されているのを見過ごすわけには···!」
「考えてる時間が惜しい、すぐに!」
「で、ですが私たちで迎撃するにはあまりにも数が···」
「それなら大丈夫です!」
「ん、どういうこt」
[居たぞ!対策委員会はまだ校舎の中だ!]
[了解!]
「っ!もうここまで」
「···今!」
グュイィィィィン
ドッカーーン
[ぐわぁっー?!]
[がっ···?!]
「···え?なに?今度はいったい何なの?!」
[な、なんだあれ····]
[青い····]
[物理法則はどうなってやがんだ···]
「な、なにあれ?!」
「大きな···青色の正八面体でしょうか?」
「あれは···シンジの?」
「はい!市街地に救援に行くためには個々が留守になってしまうので、防衛のために呼びました!名前は『第5使徒 ラミエル』です!」
「ラミエル····でもこの数相手はきついんじゃ···」
「それに関しては大丈夫です!過去の話ですがラミエル自身、同時に100を余裕で超える数と戦闘を繰り広げましたが問題なく殲滅できたので問題ないと思います」
「えぇ、どんな環境で····」
「ん、でもそれならちょうどいい。ここを安心して任せられる」
「···ですが僕はついて行けないんです」
「え?ど、どうしてだい?」
「召喚した使徒から一定の範囲内に僕が居ないと形を維持できないんです」
「え、でもこの前のサハクィエルとかってのは····」
「サハクィエルは元々の生存範囲と言いますか、存在できる場所が宇宙空間のため範囲が大きいんです。···ですが地上で活動するほとんどの使徒はサハクィエルと···実はもう1体居るのですがその子らと比べると範囲が小さく、ここから市街地までだとギリギリ足りないくらいなんです」
「···なるほど」
「なので僕はここを防衛しておくので、皆さんは市街地に向かって市民の救出を頑張ってほしいです!」
「····確かにシンジの持ってる力ならケガをすることはあっても死ぬことはないか···?」
「···大丈夫なんだね?」
「はい!対策委員会に協力すると言ったからには任せてください!」
「·····分かった、だけどくれぐれも無理はしないでね」
「分かりました」
「···よし、皆行こう!」
「····分かったわ、だけど無茶すんじゃないわよ!」
「ん、気を付けて」
「対処が終わったらすぐに戻りますので!それまでは!」
「はいっ!皆さんもお気をつけて!」
ダッダッダッダッ
「·····さて」
ヴヴン
《ヨンダカ?ヨンダカ?》
「うん、サポートお願いできるかい?ハロ」
《マカセロ!マカセロ!》
ヴヴン
ガコン ガコン
「ん?これなんだ?····」
ガガガガ
グポン
「て、敵?!」ガチャッ
((待って!))
「綾波?!」
((ごめんなさい、伝えるのを後回しにしてしまった···))
「え?じゃああの四本脚のロボ綾波が創り出したもの?」
((えぇ、そうね。でも正確には私とハロね))
「···ハロ?」
《ソウダゼ!ソウダゼ!》
((ハロのデータから参考に再現したもの、確か名前は····『オートマトン』))
「····オートマトン」
((アビドスの生徒や先生には危害を与えないように設定したから問題ないわ))
「良かった····。」
グュイィィィィン
「ラミエルも攻撃を再開したみたいだね···。よし、僕らも行こう。任されたからには絶対に守る···!」
《リョウカイ!リョウカイ!》
ーーーーーーーーーーーー
ーーーアビドス市街地
先生Side
「·····うぅ、やっぱり大丈夫かしら。」
「···確かにそうですね。特別な力があるとは言え、忘れがちですが仮にも年下にすべて任せっきりなのも···」
「····ん、私は大丈夫だと信じてる」
「先輩···」
「···そうだね、守るって言ってくれたんだ。なら私たちはそれを信じないと!」
「···ですね!」
「「···そうね/はい!」」
「よし、なら負担を少しでも減らすために急ごう!」
「「「「はい!/ん」」」」
ーーーーー
バババババッ
「こんにゃろっ!」
「·····」
「この辺りはもう大丈夫そうですね」
「よし、セリカ!そろそろ切り上げて次のところに····」
「···?!レーダーに反応あり!何者かが近づいて·····カイザー理事です!」
「「?!」」
ザッザッザッ
「ふむ。学校までわざわざ出向かおうと思ったが····お出迎えとは感心だな」
「これは一体何の真似ですか?!企業が街を攻撃するなんて·····いくらあなたたちが土地の所有者だとしてもその様な権利はないはずです!」
「それに学校はまだアビドスのものです!信仰は明白な不法行為!連邦生徒会に通報しますよ!」
「スカウトなんて最初から嘘だったってこと?·····それよりもホシノ先輩はどこ?」
「悪党め!ホシノ先輩を返せ!」
「···くくくっ、何を言っているのやら。連邦生徒会に通報だと?面白い、今すぐにやってみたらどうだ?だが君たちはこの状況について、今まで何度も連邦生徒会に嘆願してきたのだろう?それで一度でも動いてくれたか?」
「····」
「無かったはずだ。なんせ連邦生徒会は今動けないからな。連邦生徒会でなくとも良い、今までどこか他の学園が君たちのことを助けてくれたことはあったか?····そろそろいいだろう?誰一人として君たちに手を差し出すものは居ない」
「「「·····」」」
「アビドス最後の生徒会メンバーである小鳥遊ホシノが退学した今、アビドスの生徒会はもう存在しないのも同然。君たちはもう何者でもない」
「「「?!」」」
「公的な部活も、委員会も、生徒会も、自治区すらも無いアビドスは、学園都市の学校として自立・存続が不可能だと判断·····。仕方ないな、この自治区の主人である我がカイザーコーポレーションが、あの学校を引き受けるとしよう。そうだな、新しい学校の名前は『カイザー職業訓練学校』にでもしようか」
「な、何を言ってるの?生徒会が無くても、アビドスには対策委員会がある!! 私たちがまだいるのに、そんな言い分が通じるはずないでしょ!」
「それは···」
「···アヤネちゃん?」
「対策委員会は公式に許可を受けている委員会じゃないの···」
「えっ?」
「対策委員会が出来た時には、もうアビドスには生徒会が無かったから····」
「そうだ、そこのアビドス生は分かってるようだな。所隆非公認の委員会、正式な書類の承認も下りていない。つまり、君たちの存 在を示すものは何も無い。だが喜べ!アビドス高等学校が無くなれば、君たちはもうあの借金地獄からは解放されるのだからな!」
ーーーーーーーーーー
???
ホシノSide
「な···何をしてるんだ?!どうして、どうしてアビドスを、衝を攻撃するんだ!!」
「どうしてと言われましても····。何もおかしいことは無いですよ?ホシノさん。あの借金の大半はきちんと返済させていただきますとも····。それが、私たちの間に交わされた約束ですから」
「それはそうとして・・・・・・あなたが退学してしまい、残念ながらアビドス高等学校にはこれ以上、公的な生徒会メンバーが残っていないようですね。それでは学校は成り立たないでしょう?」
「····!」
「私たちが何故、あんなくだらない企業の、詐欺紛いの行為を支援していたか····分かりますか?自治区の土地を奪ったところで、ブラックマーケットのような無法地帯が一つ増えるだけです。そんな場所はキヴォトスでは山ほどあります···········。しかし·····もし、企業を主体とした新たな学園が誕生したら······?アビドスに現れるその新しい存在は、果たしてこのキヴォトスにどんな影響をもたらすでしょうか?」
「····っ」
「···しかし、これは単なる余興に過ぎません。ホシノさん、私たちの目的は最初からあなたでした。あなたに契約書へサインをしてもらい、あなたに関する全ての権利を頂くこと。その目的のために利害関係が一致したので、カイザーコーポレーションに協力していた····。ただそれだけのことです。何か勘違いされていたようですね·····誤解を招いたのなら謝罪しましょう。しかし私は最初から、カイザーの所属ではありません。『私共の企業』がカイザーコーポレーションだとは、一度も言っていないはずです。あなたのようなキヴォトス最高の神秘を手に入れたというのに·····まさか、勿体ない形で消耗させるなんてことは致しません。あなたを実験体として研究し、分析し、理解する。この興味深い実験こそが、私たちが観測を渇望していたもの」
「·····つまりはそういうことです」
ガチャン
「······」
「····また大人に騙されたんだ。······ははは、いつになったら成長するんだろ。·······ごめん、みんな。私のせいで、全部······。シロコちゃん、ノノミちゃん、セリカちゃん、アヤネちゃん······」
「······ユメ先輩」
「ごめん·······私は·····」
「·········シンジ君、先生」
ーーーーーーーー
先生Side
「·····」
「そ、そんな·····。そんなことになったら今までの私たちの努力が·····」
「····ほう?まさか本気だったのか?本気で何百年もかけて借金を返済するつもりだったと?·····ふむ、これは驚きだ。てっきり、最後に諦める時『でも頑張ったから』と自分を慰める言い訳をするためだけに頑張っているのだと思っていたのだがな」
「···っ!!」
「いったい君たちはどうしてあんな努力をしていたんだ?」
「···あんた、これ以上言ったら」
「撃つよ」カチャ
「で、ですが···」
「···今ここで戦って、何かが変わるんでしょうか?」
「アヤネちゃん?!」
「今も物凄い数の兵力がこちらに接近中です····。たとえ戦ったとして、その後はどうすれば····。学校がなくなったらもう戦う意味がありません。学校をどうにか取り戻せたとしても、私たちにはまだ莫大な借金が残ったまま···」
「「アヤネちゃん···/アヤネ···」」
「取引された土地だって戻ってきませんし、何よりホシノ先輩も生徒会もないこんな状態で····。私たちみたいな非公認の委員会なんかに、これ以上、一体何が·····。どうして···こんな·····。ホシノ先輩···私たちどうすれば···」
「···アヤネちゃん」
「「···」」
「皆···」
ドッカーーン
「「「?!」」」
ピッ
「どうした!何があった?!」
[《なっ?!き、北の方角で爆発を確認!》]
[《合流予定のブラボー隊が巻き込まれて···!!》]
「な、何?!」
ドッカーーン
[東の方でも確認! 合流予定だったマイク小隊も、大量のC4の爆発で····]
「チッ···何が起きている?! アビドスの連中は、ここにいるので全員のはずだぞ····!!」
「全く·····大人しく聞いていれば、何を泣き言ばっかり言ってるのかしら·····」
「?!」
「日には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道のく魔境を行く···。それが、あなたたち覆面水着団のモットーじゃなかったの?」
「あ、貴方達は····」
「何をすればいいのか分からない、どうすればいいのかも分からない。やる事なす事、全部失敗に終わる·····。挙句の果てには諦め·····だから何なのよ!!」
「「「?!」」」
「仲間が危機に瀕してるんでしょう?! それなのに、くだらないことばっかり考えて、このまま全部奪われて、それで納得できるわけ?!」
「いやいや、アルちゃんその辺で勘弁してあげなよ。メガネっ娘ちゃんは繊細なんだから、こういう時もあるって」
「ど、どうして····あなたたちが····」
「あはっ♪それにしても、私の可愛いメガネっ娘ちゃんを泣かした罪は重いよ?だからもうこれは·····ぶっ殺すしかないよねっ!!!」
「ふふっ、ふふふふふ······準備はできています、アル様。仕込んだ爆弾もまだまだたくさんありますので······」
「はぁ····ただラーメンを食べに来ただけなのに····。····埋めておいた爆弾で、敵の増援を遮断。その間に敵の指揮官を無力化させて、指揮体系を崩壊させる。これで相手集団を一気に瓦解させる·····本来なら、風紀委員会相手に使うはずの戦術だったけど。ま、予行演習ってことにしておこうか」
「あなた達目を開けなさい。腑抜けた状態のあなた達に今から、真のアウトローの戦い方を見せてあげるわ。······ハルカ」
「はいっ」
ピッ
ドッカーーン
「うわっ?!」
「さあ、今こそ協業の時よ! 合わせられるわよね、先生?!そこの腰抜けたちに、今こそ真のハードボイルドの力を見せつけてやるわ!!!」
「···うん、分かった!よし···やろう!」
ーーーーーーーーーーー
ーーーアビドス高校
シンジSide
グュイィィィィン
ドッカーーン
[ぐあぁー?!]
[クソっ!情報ではシャーレのガキ一人のはずだろ?!一体何だってんだよ?!]
[ってかあの空から砲撃してるあれは何なんだよ!情報部はほんと何をやってる?!]
[しかもあの自律型のロボット兵器に弾が通らねe····]
ドッカーーン
[おいっ!···クソっ!またやられた!]
ズドドドドドド
「····ふぅ、結構片付いてきたね」パレットライフル装備
《殲滅率約74%!残リ約26%》
「綾波もありがとう、手数が増えるのは助かるよ」
((良かったわ。ハロの内部データに入ってる装備は基本的にかなり大きいから探すのも大変だった····))
「あはは···それは、お疲れ様···」
「よし、そろそろいいよね。·····ラミエル、ここは任せた!僕らは先生の援護に行ってくる!」
〔りょ、了解····です〕
「行こうか!ハロ、綾波」
((分かったわ))
《リョウカイ!リョウカイ!》
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーアビドス市街地
先生Side
ドッカーーン
「ぐああぁぁ?!···き、貴様らぁ、飼い犬の分際で!」
「うるさいわね、そんなの知ったこっちゃないわよ! あなた達カイザーよりこの子達のほうが仕事がしやすかった!それだけよ!」
「あはっ♪雇い主を裏切ることくらい、悪党としては当然でしょ! そんなことも予想できなかったの?」
「便利屋の皆さん···」
「ん、確かに悪党としては正解」
「···お陰様で目が覚めました。私たちに今、こうして迷っている時間はありません!」
「そうよ!何よりもまず、ホシノ先輩を取り戻さないと!!非公認だか何だか知らないし、不法組織だろうがなんだろうが構わない!そんなことは今、何の関係もない!」
「ん、ホシノ先輩を助ける。今大事なのはそれだけ」
「くっ、この期に及んで無意味な抵抗を····!!よくも····!!」
「よくも私の大事な生徒を馬鹿にしてくれたね···!」
「···!」
「ホシノは返してもらうよ!カイザー理事」
「ふ、ふざけるな!先生、貴様にそんな権限が····チッ。もういい!総員攻撃開始!」
「っ!全員戦闘開始っ!」
「「「「「了解!」」」」」
ーーーーーー
ダダダダダダダ
ドドドドドド
バババババババ
ドッカーーン
[ぐあぁぁ?!]
[第2部隊との連絡が···]
[第3も連絡途絶!]
[残るはここの第1のみです!]
「チィ!何をやってる?!ガキが4人増えただけだろう?!」
「戦況が変わったみたいだね····カイザー理事」
「····」
「大人しくホシノ先輩を返してここから引きなさい!」
「ん、その通り」
「はい!返してもらいます!」
「チッ、どいつもこいつもォ····!!」
[理事、このままでは壊滅です····]
「·····『アレ』の稼働は?」
[『アレ』·····?ま、まさかあの試作型ですか?!アレはまだ調整中で現段階での使用には危険が···]
「黙れ!!そんなことは分かりきっている、だか構わん!奴らに徹底的に分からせてやる····!!」
[りょ、了解!····『試作型』の空挺投下をしろ!]
「···ん、何をするつもり」
「警戒するに越したことは無いわね···」
「そうだね。皆!何が起こってもいいように最大限注意して!」
「「「「「「「「了解!」」」」」」」」
[投下完了しました!······3....2...1...来ます!]
ドッカーーン
「ぐっ?!」
「な、なによ!」
「····!あれは」
ヴヴン
「フハハハ!本来なら貴様らには見せる必要のなかったものだが····運が良いな?見るがいい!これが我々が開発/生産した超大型強化外骨格。装甲も従来の戦車より遥かに凌ぐ、最新兵器『ゴリアテ』だ!」
「あんな物まで····」
[理事!派遣に過ぎないかもしれませんがIFV『M2ブラッドレー』2両とAPC『M1126ストライカー』1両の合計3両を援護車両として随伴させます!]
「すまないな、感謝しよう」
ガラガラガラガラガラ
「あ、あれは····」
「まだあんなに残ってたの?!」
「う〜ん···流石に爆弾の数が足りないかな〜」
「····どうする?よく分からないロボットはともかく戦車まででてくるのは厳しいよ」
「····先生」
「·····」
「あの時素直に引いておけば許したものを···自分たちの行動を恨むんだな」ガチャッ
「くっ!」
「総員····うtドッカーーンぐわぁ?!」
[理事?!]
[なんだ?!ど、どこから?!]
[各機、散開して被弾を抑えドッカーーン
[なっ、ストライカーが抜かれた?!]
「な、え?どういうこと?」
「この射撃って····もしかして」
「ん」
《·····つ····が·····すみません!車両の方は抜けましたがロボットの方は損害軽微です···!》
「シンジ君?!ど、何処に居るの?!」
「ちょっアビドス高校はどうしたのよ?!」
《高校の方は8割以上殲滅したのでラミエルと無人兵器に防衛を任せました!僕は1.5kmほど離れた廃ビルの上から狙撃してます!》
「な、なるほど····とにかくありがとう!」
「ん、でも助かった。ありがとう」
《皆さんが無事で良かったです!》
「シンジ····とか言ったわね?ありがとう助かったわ。····それでなんだけれどもあのロボットを破壊するのは厳しいのかしら···?」
《一応別の銃に切り替える必要がありますが破壊はできると思います····が、その場合だと莫大なエネルギーを消費するのでチャージに約2分40秒ほど貰えれば···!》
「OK分かったわ、聞いたわねあなたたち?やるわよ!」
「ん、ロボットの方は押さえて随伴してる2両を無力化する」
「指示は任せて!いくよ!」
「「「「「「了解!」」」」」」
ーーーーーーーーーー
ーーーアビドス郊外・廃ビル
ピッ
「···まさか長距離ライフルで装甲が抜けないなんてね。サイズの問題かな····?」
「···さて、『陽電子砲』!」
ヴヴン
「陽電子砲の貫徹力なら····」
《エネルギードウスル?ドウスル?》
「ここは日本じゃないからヤシマ作戦も出来ない···けれど代用なら出来る···綾波、お願いね」
((えぇ、分かったわ))
「『エヴァンゲリオン零号機』!」
ヴヴン
「エヴァ零号機を構築する時にS2機関も同時に着けておいて良かった···。ハロ!照準補正お願いね」
《リョウカイ!リョウカイ!》
「綾波!膝立ちをして、S2機関を使うから胸部拘束具の展開をお願い」
零号機〈片膝立ち
グググ
ガシャ
《電源ノ接続完了!完了!》
「よし····」ガチャッ
《磁場、気温によるズレを補正。0.003度》
「···」ピピピピピピピ
《0.002····0.001·····固定。発射可能》
ピンッ
《今だよ!》
「····っ!」ガチャッ
ドシュゥゥーーーー
ドゴーーーン
ーーーーーーーーーーーー
ーーーアビドス市街地
先生Side
ドッカーーン
「随伴の車両全機破壊を確認!」
「残るはあなただけよ!」
「チィ!貴様ら····」
「ふんっ!恨むなら自分の行いを恨むのね!」
「小癪なぁ!!!」ダッ
「シロコ!避けて!」
「っ!」ダッ
ドッカーーン
「ぐおぉ?!」ドゴーーン
「くっ!右脚が?!」
「クフフ〜♪まんまとかかったみたいだね〜♪」
「チィ、貴様ぁ!」ドドドドド
「こっちですよ〜」ダダダダダダダ
カンカンカンカン
「だから効かないとどれだけ言えばわかるかぁ?!」
「シロコ、アヤネ!今だよ!」
「っ!ミサイル全弾発射!」
「爆弾投下しますっ!」
ドッカーーン
ドゴーーン
「ぐうぅ?!」ドゴーーーン
「ひ、左脚までもだと?!」
「ナイス!シロコ先輩、アヤネちゃん!」
「今だよ!」ピッ
「何をしようと無駄だぁ!消えろ!」ピピピビ
ドシュゥゥーーーー
「マズっ?!」
「シロコ先輩?!」
「なっ?!間に合わない···!!」
「くっ!!」
ドゴーーーン
「「「「「?!」」」」」
「ビームを···」
「跳ね返してます···」
ギギギギギ
ドシュゥゥーーーー
「な、なんだと····?!」
ドッカーーン
「「「シロコ先輩!/シロコちゃん!」」」
「ん、皆····」
「はぁ···ほんと無茶をするね」
「まぁ、それがあの子達のいいところよ」
「クフフ♪そうだね〜」
ガタッ
「う、うぐぐ」
[り、理事怪我が····!すぐに治療を···!]
「まだやる気?」ガチャ
「ん」ガチャッ
「チィ···くっ、一時撤退だ!兵力の再軍備に入れ!」
[りょ、了解!]
「覚えておけ、この代償は高くつくぞ···!」
「ふん!次もまたボコボコにしてやるわっ!」
[退却命令!]
[本部から退却命令!]
[隊列を維持しつつ撤退!]
「敵兵力、退却していきます!」
「ふぅ」
「いや〜、あれこそ正に本物の三流悪党のセリフって感じだね。『覚えておけー』なんて実際に初めて聞いたよ」
「想定通り、大体上手く行った。風紀委員会相手でも通用すると良いけど·····」
《遅れました···!大丈夫でしたか?!》
「ん、平気」
「ちょっとギリギリだったけどね」
「ま、まぁ····でもありがとうね、シンジ君」
《あ、あはは····すみません。じゃあ僕はひとまず先に校舎の方へ帰ってます!》
「了解」
ピッ
「ま、私たちもそろそろ帰ろうか」
「そうですね、先生。······きっとこの次は······今までで一番大きな戦いになると思います。まずは帰って、ホシノ先輩を助ける方法を探さないといけません」
「じゃあ私たちもここで」
「はい!ありがとうございました!」
タッタッタ
「よし、帰ろう!」
「「「「はい!/ん」」」」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーキヴォトス某所
黒服Side
ピッ
「クックックッ···やはり素晴らしい。キヴォトス最高の神秘である暁のホルスも素晴らしいですが······。それ以上にシャーレの『福音の天使』のエネルギーが凄まじい····」
「それに···『先生』。もう一人のイレギュラーでかつ大人·····どう見せてくれるのか楽しみです」
「クックックッ」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーディラックの海・格納庫
「·····」
「·····なんなんだ?このざわつく感情···」
「何が起こるのか···?」
「····シンジ君、気を付けてくれ」
続く
本当遅れてすみません···
では次回予告
ーーーーーーーーーーーー
突如襲撃したカイザーを撃退した対策委員会一同
囚われたホシノを救出する為行動を開始するシャーレ
黒服と対峙する先生
調整が完了する初号機
動き始める青春の歯車
次回 新世紀エヴァンゲリオン あまねく奇跡の始発点
8話 魂の座
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