サンサはその後これから大迷宮を一緒に降りてくれる人に予め挨拶をした後に、大迷宮の下見をして、そうして準備が完了した後はスメゾレ荘2層目の温泉で1日まったりしたりしていた。
そうして一週間が経過した。
サンサは店の手術室の前でカミーユを待っていた。
そうして時間が経過すると手術室からカミーユが出てきた。
「調子はどうだ?」
サンサはそう言い、出てきたカミーユを見た。
カミーユは見た目は余り変わらないが、なんとなく雰囲気が変わったようなオーラを出していた。
「骨を全部ミスリルに代替、筋肉を培養した古竜の筋肉に代替、皮膚を強化人肌ゴムにして、腎臓を1個取ってもう1つの腎臓を強化し、空いた空間に妖精の魔臓を移植、ついでに脊髄にサイバネ仕込んで脳に痛み制御と思考時間増加のチップを埋め込んでも見た目はあんまり変わらないもんなんだな。」
サンサはそう言った。
「正直やり過ぎたとは思っています、でも身体強化が不可逆でないと聞いたらやるしかないと思ってしまいました。」
そう笑みを浮かべながら言った。
そうして2人は店を出て、適当な野蛮なカフェで話し始めた。
そしてサンサはカミーユに殴っても良いか?と聞き、了承したカミーユを素手でぶん殴った。
「ここまで強化すれば中層の中盤までは攻撃をくらっても傷1つつかないだろう、貯金の6割払った甲斐があった。」
ある程度実験をしたサンサはそう締める。
「肉体の方は分かったが思考の方はどうだ?」
そう言い、カミーユの席にある肉菓子を突然落とした。
それを見たカミーユは直ぐに皿ごと肉菓子を回収し、何事も無かったかのようにナイフで肉菓子の骨を割って食べ始めて言った。
「瞬発力はこうして上がりましたし、思考もスムーズに出来ますね。」
それを聞いたサンサはそれは上出来だと言い、
「でも、あんまり肉体強化は過信してはいけないよ、肉体強化は色々便利だが、存在性が高まると殆ど意味をなさなくなるからな。金で買える強さなんてそんなもんだ。」
サンサはウォッカ味のコーヒーを飲みながらそう釘を刺した。
実際身体改造をする場合、手札を増やす改造を強者は好むが、純粋な身体能力強化はあまり好まれない。
結局のところは存在性が全てだからだ。
特A上位からZ-で表される存在性は強さというものの全てであろう。
存在性が上がるに連れ、強さは加速度的に上昇していき、肉体改造の加算は雀の涙ほどになってしまう。
「とは言え、私にとってはとても大きい差なので、早速今日から活用させてもらいますよ。」
カミーユはそう言い、
「では行きましょうか、大迷宮へ!」
と大声を上げた。
そうして2人はふ菓子風豚の丸焼きを食べ終わり、大迷宮に向かったのだった。
「ところで野蛮なカフェって何ですか?」
「適当に入っただけでなんにも知らない。」
存在性についてはそんなものがある程度の認識で構いません。
私の世界観にとっては重要ですが、この物語ではそこまでの鍵にはならないので。
存在性は自らの存在の強さです、存在性は本人とその周囲にあり、低い存在性の効果を低め、差がありすぎれば塗り潰すことができます。
よって全く同じピストルでも低い者が高い者を撃てば弾かれ、高い者が低い者を撃てばバズーカを撃ったような傷になるような違いが出ます。
他もそうです、存在性の低い空間で息が出来なくなれば、低いものは一瞬で死に、高いものは差がありすぎればそもそも酸欠にすらならなくなります。
いつも3行空白を入れて区切りや場面転換をしてきてましたが、どうも区切り方を変えるべきか気になって迷いました。他にも良い案があれば教えてください。
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今のまま3行空ける
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