迷宮街ジパリア

王国と帝国に挟まれた小国群に位置する大陸最大の迷宮街である。

小国群の中にありつつも未だどの国からも支配されていないこの都市は無法地帯と化していた。

 

しかし、それでも人は集まり続けた。

迷宮の戦利品はあらゆるモノを呼び寄せた。

富、名誉、力、その他の迷宮へ行く価値のある利益を

不和、争乱、死、その他の戦利品が引き起こす災禍を

そして、それらを求める者たちを。

ロマンを求める冒険者も、迷宮全てを欲する商人も、表を歩けぬ無法者も、命令に従う軍人も、食いっぱぐれた農民も、その他数多の人間を。

 

そしてまた一人新たな人間が迷宮街を訪れた。

名をサンサーラ・ソーラー

では、見ようか。

迷宮と街と彼の行く末を。

毎日18時30分投稿予定
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