(注意)
仮面ライダーカブト天を継ぐもののネタバレを含みます
-渋谷跡地-
渋谷跡地にて加賀美と風間大介とやさぐれた矢車が勢揃いしており、立ち塞がったZECTのメンバーと正面から向き合っていた。
三島「時代遅れが…まとめて殺されに来てくれた…」
加賀美「あいつがZECTのリーダーだ」
風間「嫌な風が吹いていますね…」
矢車「お前ら…今、俺を笑ったか?」
(HEN-SHIN)
三島「変身」
(CHANGE GIRAFFA STAG BEETLE)
三島がマスクドライダーギラファへと変身して3人に襲い掛かるが、3体のゼクターが飛来して3人が同時にゼクターを掴み取った。
(((HEN-SHIN)))
加賀美•風間•矢車「「「変身!!」」」
(CHANGE KICK-HOPPER)
(CHANGE DRAGONFLY)
(CHANGE STAG BEETLE)
キックホッパー、ドレイク、ガタックと3人のライダーが降臨し、一斉にそれぞれの敵へ駆け出した。
皐月Side
結「皐月さんも資格者なの!?」
皐月「私は資格者ではないですが、全てのゼクターを扱えるんです!!」
結「凄い…僕はやっぱりヒカルが蹴っ飛ばしたサソリのゼクターかな?」
皐月「あぁ…ヒカルさんが乱暴に蹴っ飛ばした影響で今、修理中なんだ…」
結「えぇ!?壊れちゃったの!?」
皐月「20年前の旧式だからね…いくら頑丈な素材で作られてるからって、長い年月が経って少しづつ劣化も始まってるから、時々メンテナンスしてるんだ…」
結「君はゼクターの開発者だったりする?」
皐月「うん…君が出会ったギラファも私が作ったものだよ」
結「へぇ…ってあれめちゃくちゃ強いじゃん!!」
皐月「そう。めちゃくちゃ強い…」
結「なんでそんなやばいやつ作ったの!?」
皐月「仲間を人質に取られちゃって…けど…私の弟が監禁場所を見つけてくれる筈…」
結「人質…」
皐月「さぁ…渋谷跡地はもう少しだよ…急いで!!」
結「うん!!」
その時、皐月のスマホが鳴り響き、着信に出ると皐月は思わずにやりと笑みを浮かべた。
皐月「噂をすれば…」
結「誰から!?もしかして…」
皐月「さぁ…結君は先にお父さんの元へ!!私は私の使命を果たす!!」
結「うん!!」
一方で三島に挑む加賀美だが、ギラファの力に押されて首を掴まれてしまっていた。
三島「まだ…わからないのか?お前は私に勝てない!!」
ギラファのパンチが炸裂して加賀美は吹き飛ばされて、一瞬で変身が解除されてしまった。
加賀美「うわあああああっ!!」
三島「ハハハハハ…ん?」
突如、ギラファの装甲に野球ボールが命中して加賀美が視線を向けると、決意に満ちた表情の結が立っていた。
加賀美「結!?」
結「今、父さんまで失ったら不味い弁当が食べられなくなる!!」
加賀美「駄目だ…逃げろ!!」
三島「ワームの貴様が人類につくのか?」
結「どっちにもつかないよ!!母さんが言っていた…僕は人とワームを結ぶ、加賀美結!!人類とワームの未来は僕が守る!!」
結の想いに答えたのかカブトゼクターが飛来して結の手の中に収まり、加賀美が驚きの表情を浮かべた。
加賀美「結がカブトに…」
結「父さん!!僕に着いてこれる?」
加賀美「当たり前だ!!」
結「変身!!」
(HEN-SHIN)
(CHANGE BEETLE)
カブトゼクターを装着してゼクターホーンを倒すと、結はマスクドライダーカブトへと変身して、その前に加賀美が立ってガタックゼクターを装着した。
加賀美「変身!!」
(HEN-SHIN)
(CHANGE STAG BEETLE)
加賀美「行くぞ!!」
結「うん!!」
一方で大賀と呼ばれるZECTの隊長がザビーに変身して苦戦を強いられる矢車と風間であったが、矢車がキックホッパーからパンチホッパーへとリバーシブル機能を使って変身を果たすと、パンチの連打でザビーを追い詰めていた。
矢車「ライダーパンチ!!」
(RIDER PUNCH)
風間「ライダーシューティング!!」
(RIDER SHOOTING)
矢車「デヤアアアッ!!」
風間「ハアーッ!!」
大賀「ぐわああああっ!!」
矢車「笑うからだぜ…ハハッ…」
タカイワ「調子に乗るなよ…貴様ら!!」
ザビーを撃破したものの、もう1人のZECT隊員が皐月から奪ったライダーベルトを腰に装着して、ダークカブトゼクターを手にしていた。
矢車「お前も笑ってもらおうか…」
タカイワ「変身…」
(HEN-SHIN)
(CHANGE BEETLE)
タカイワはダークカブトゼクターをベルトに装着するとゼクターホーンを倒してマスクドライダーダークカブトに変身してしまった。
風間「なっ…」
矢車「カブトぉぉぉ…」
タカイワ「貴様らには死んでもらう!!」
風間「ハッ!!」
風間が銃撃を放つがタカイワに回避されてしまい、直後に矢車のパンチが襲い掛かるが、蹴りでパンチを弾くと矢車を蹴り飛ばしてしまった。
風間「くっ…」
風間がドレイクゼクターを構えて射撃を行おうとするが、矢車を盾にされてしまい、仕方なく距離を詰めようと走り出した。
(Clock Up)
風間「何!?ぐはっ…」
矢車「クロックアップ!!」
(Clock Up)
風間はタカイワに跳ね飛ばされてしまい、矢車が同じくクロックアップで対抗するが、パンチを止められてしまった。
タカイワ「パーフェクトハーモニーで貴様らを殲滅する!!」
矢車「あぁ?パーフェクトもハーモニーも…無いんだよぉぉ!!」
(RIDER JUMP)
タカイワ「ライダーキック!!」
(Rider Kick!)
矢車「ライダーパンチ!!」
(RIDER PUNCH)
タカイワのライダーキックと矢車のライダーパンチがぶつかりあうが、矢車はザビー戦の疲労もあり、タカイワのライダーキックに押し負けてしまい、そのまま蹴りを押し込まれてしまった。
矢車「ぐおっ…あぁ…」
(Clock Over)
矢車はダメージによりホッパーゼクターがベルトから離れてしまい、変身が解除されて地面に伏せた。逃げようとしたホッパーゼクターは高速移動をしたタカイワに捕まってしまった。
タカイワ「まず…1人…」
風間「バカな…クロックアップ!!」
(Clock Up)
タカイワ「クロックアップ!!」
(Clock Up)
風間がクロックアップし、タカイワもクロックアップを発動して風間は銃撃を放つためにドレイクゼクターをタカイワへと向けるが、手でドレイクゼクターを払われてしまい、狙いが定まらなかった。
風間「くっ…」
(Clock Over)
うまく反撃が出来ず、クロックアップの時間切れを迎えて地面に倒れそうになるが、再加速したタカイワに跳ね飛ばされてしまった。
タカイワ「貴様では俺の再加速にはついてこれない!!」
風間「くっ…ライダーシューティング!!」
(RIDER SHOOTING)
風間はドレイクゼクターの羽を折り畳むと銃撃を放つが、タカイワは余裕そうな様子で手を大きく広げた。
タカイワ「来いっ!!」
風間「クロックアップ!!」
(Clock Up)
風間はクロックアップし、タカイワの反対側へと回り込み、再びドレイクゼクターを構えた。
風間「ライダーシューティング!!」
(RIDER SHOOTING)
タカイワの左右から青い光弾が襲い掛かろうとするが、突如タカイワは再加速で姿を消してしまった。
風間「バカな…何処へ…」
(Rider Kick!)
タカイワ「ウラアアアッ!!」
風間「ぐっ…ぐああああああっ!!」
背後を取られた風間はライダーキックを浴びて蹴り飛ばされて、ライダーシューティングの青の光弾の中央にまで蹴り飛ばされてしまい、直後に2つの光弾が命中して大爆発を起こしてしまった。
風間「ぐはっ…」
風間は変身が解除され、地面に倒れた衝撃でドレイクグリップが宙を舞い、タカイワがドレイクグリップを掴み取ってしまった。
タカイワ「これでお前達に戦う術は無い!!」
風間「ここまで…ですか…」
矢車「笑えよ…」
タカイワ「死ね!!」
タカイワがカブトクナイガンを取り出して矢車と風間目掛けて銃撃を放とうとするが、別方向からタカイワに銃撃が放たれてタカイワは思わず動きを止めた。
タカイワ「誰だ?」
皐月「あんた達、ZECTの思い通りにはさせない!!」
高台からレーザーレイズライザーを構えているのは、皐月であった。高台から黒のひらひらの衣装をひらめかせながら飛び降りると、1回転して着地を決めた。
タカイワ「貴様…生きていたのか!?」
皐月「あんた馬鹿じゃないの?死体も確認せずに死んだと認識するなんて…あんたって本当お間抜けさん!!」
タカイワ「何だと!?」
風間「貴方は!?以前、お会いしたことが…」
皐月「あいつは私が倒す。死にたくなかったらあんた達は下がっていなさい」
矢車「水瀬ぇぇ…」
矢車が笑みを浮かべながら皐月へ歩み寄ると皐月の肩を掴んだ。
矢車「なぁ…水瀬…笑え…俺を笑ってくれよ…」
皐月「あんたはまだ死ぬべきじゃ無い…弟に会うのはまだ先になりそうね」
矢車「影山…あぁ…そうか…なぁ、水瀬…俺の妹にならないか?」
皐月「ならない」
矢車「ふっ…」
矢車と風間は皐月の後ろに下がると、皐月はタカイワの正面に立った。
タカイワ「今更貴様が出てきたところで…お前では勝てんぞ!!」
皐月「勝てない?フフフ…ハハハ…」
タカイワ「なっ…」
皐月「アッハッハッハッハッ!!」
大笑いをあげる皐月の様子に違和感を覚えたタカイワは、カブトクナイガンを取り出した。
タカイワ「何がおかしい!?」
皐月「久しぶりにゾクゾクさせてくれそうな相手が出来て嬉しいわ。」
タカイワ「何!?それに貴様…口調や喋り方が…違う!?」
皐月「知らないの?私は2人の人間の仮面を持っている……つまり今の私はもう1つの仮面なのよ?」
タカイワ「何!?意味がわからん!!」
皐月「あぁ…ゾクゾクするってこういう感覚なのねベロちゃん…貴方の気持ちが今、よーくわかったわ!!フフフフ…」
タカイワ「ふ、ふざけるな!!貴様のようなキチガイはここで死ね!!」
皐月「ハアッ!!」
皐月はカブトクナイガンの銃撃を自身のレーザーレイズライザーの銃撃で弾いていた。
皐月「レッドカード。ZECTのあんた達はこの世から退場よ?」
タカイワ「無駄だ…ゼクターは俺の手にある。貴様のようなキチガイ女はもうライダーにはなれない!!」
(レーザーレイズライザー)
皐月「行くよ…ベロちゃん…」
皐月はレーザーレイズライザーのパーツを分割すると、ライズカードリッジ部分を腰に当ててレイズライザーベルトを出現させ、プレミアムカードをライズカードリッジへと装填して、グリップパーツと合体させた。
(BEROBA SET)
皐月は片手を振り払うような動作をしながらレーザーレイズライザーを正面に構えると、最後に笑みを浮かべながら引き金を引いた。
(LASER ON)
(PREMIUM BEROBA LOADING)
タカイワ「なんだ…それは…ライダーじゃ…無い!?」
(READY FIGHT)
プレミアムベロバへと変身した皐月は片手を腰に当てながらレーザーレイズライザーを正面に構えた。
皐月「人類だけを消してワームだけがハッピーエンドを願うなんて……フフフッ…あんたには、とびっきりの不幸をプレゼントしてあげるわ!!」