くっそ!くるっそ!
(某悪魔の博士風)
裏切り者探し
コンコンコン
「失礼します」
そしてハイドリヒはもう何度目かも分からないこのやり取りをする
「ラインハルト・ハイドリヒ、ただいま到着しました」
「はい、ご苦労さまです」
中には珍しくナギサ一人だけである
「どのようなご要件でしょうか?ナギサ様」
なんだろ…いつもはあのやかましい女とセクシーFOXと一緒にいる事が多いからな……なんだ?
「単刀直入に命令します。
このトリニティ内にいる裏切り者のリストを作ってください」
「……今なんと?」
なんだ?今この女なんて言った?
「ですから、裏切り者のリストを作成してください」
「……たいへん恐縮ながらお聞きしますが、近頃なにかございましたか?」
いきなり裏切り者を粛清しろって言われるのもおかしな話だ。ぜったい誰かに吹き込まれたに違いねぇ
「以前部下からそうお聞きしました。エデン条約も近づいてきていますので良い機会かなと」
「………」
「お願いしますよ」
「了解しました、最善を尽くしてまいります」
「うふふ、期待してますからね?」
「あと4日後に報告に来てくださいね」
「………え?」
_____4日後_____
「長官、これがめぼしい裏切り者のリストです。
なにせ時間がたりませんからいかにも怪しい人物しかピックアップ出来ませんでした」
「ごくろう、こんな短い期間でよくやってくれました。では紹介お願いします」
「は!一人目は
トリニティでは珍しい転校生ですし、何より校内での奇行が目立っています」
「奇行?」
「はい、明らかに普通のトリニティ生とは違う明らかにスラム生まれのような、まるで誰かに戦闘の技術を教わってきたかのような行為が度々見られます」
「なるほど」
「他にもミカ様が転校を手伝ったという情報があります」
「なるほど、ミカ様が…ですか……」
「二人目は
彼女は一見モモフレンズのペロロ様が好きな普通の女子高生のように見えますが、度々ブラックマーケットに出向きます」
「もうコイツが裏切り者じゃないですか」
「それにあの極悪人の『ファウスト』である事が判明しています」
「じゃあすぐにでも逮捕できるってことですね」
「実は……この人はナギサ様と個人的な友人だと言う情報があります。二人でお茶会も開いていたりするそうです」
「…………なぜか嫌な予感がするのは私だけでしょうか」
「右に同じく……3人目は
元々は成績も優秀で様々な組織から勧誘を受けていましたが、最近はテストの結果も悲惨で校内でよく変態行為をするとこで有名です。以前我々武装親衛隊も逮捕したことがあります」
「とんでもなくやばい奴らですね」
「はい、その通りです」
「あと、彼女について調べてくれましたか?」
「
「はい」
ナギサ様がコイツもリストに入れて欲しいって聞いたけどなんなんだろ?まさかファウストくらいやばい奴だったら……
「この人は一言で言ってしまえばただの馬鹿です」
いきなり罵倒してくる部下にハイドリヒば驚きを隠せない
「とゆうのも自分は正義実現委員会のエリートだと言い張り、2年生のテストを受けてボロっクソに赤点だったマヌケです」
「なるほど、自称エリートのアホですね。よくこんな人間がこの高校に入学できましたね」
「報告は以上となります」
「分かりました………いい機会です、これからもスパイと思われる人間を摘発してくれませんか?
武装親衛隊だけではなく正義実現委員会やシスターフッド、救護騎士団の内部にもお願いします。許可は取ってきます」
「了解しました」
きっと裏切り者は何処にでもいるだろうからな……一応他の機関にも探らせとこう
この判断が後々大変なことになったりいい方向に進んだりすることを彼らはまだ知らない
__________
「……こ、これは何かの間違いでは?」
「いえ、信用できる有能な部下を使ったので信憑性は高いです」
「ひ、ヒフミさんが!?」
どうやら友人であるヒフミがリストに乗っていて驚いてるようだ
「はい、この人は度々ブラックマーケットに出入りする姿が確認されています
他にもあの悪名高い『ファウスト』であることが分かりました」
「嘘ですよね?……しかもファウストだったなんて………
あぁ、これはきっと夢なんですね。早く覚めればいいんですが」
「落ち着いてください、現実です」
「じゃ、じゃあヒフミさんがブラックマーケットに何度も出入りするあのファウストでしかも何回かテストにも行かずに単位を逃している不良とでも言いたいんですか!?」
「はい、そのテストの日にモモフレンズと呼ばれるペロロとやらのライブにいるところが確認されています。おそらくそのライブに行くことが目的かと」
「う、嘘です……………」
「本当です、心労はお察ししますがこれは現実です。
速やかに対策を練らねばなりません」
「その点についてはもう済ませております」
さっすがナギサ様だ
「補習授業部を作ろうかと」
「……………」
「幸いにもリストの全員が成績の振るわない者なのでなにかと理由付けは出来そうです」
「私としては全員保護拘禁することを推奨します」
「ひ、ヒフミさんを牢屋にぶち込む気ですか!?」
「どうせこのまま退学まで持ち込む気でしょう。結果は大した変わりませんよ」
「………保護拘禁はしなくて大丈夫です」
「ではどうなさる予定で?」
補習授業部なんて物作って本当の裏切り者を探し出す気か?
そんなまどろっこしいことやるよりも何かと理由つけて調印式まで保護(意味深)する方がいいと思うんだが……
「”先生”を補習授業部の顧問にします」
??????????
「せ、先生ですか?……あのシャーレの!?」
「はい、彼女ならきっと上手くやってくれるはずです」
先生の噂はよく知っている。
連邦生徒会が突如として設立した様々な特権を有している組織『
様々な学園に介入する事が連邦生徒会長によって許可されており今までに介入してきた所では輝かしい功績を残してきたという情報が届いている
いちばん着目すべき情報はヘイローが無いとゆうことであろう。つまり俺達みたいに”神秘”の力が無いから一発の銃弾でも致命傷だ。
はっきり言ってこのキヴォトスで暮らすのは危険すぎる
「そのような大人の手を借りなくても我々武装親衛隊がいますのでお気になさらずに。
可及的速やかに手を打ちます」
「いえ、大丈夫です」
「了解しました」
やっぱ上司には逆らえないんだよ
くっそ!くるっそ!
「ではハイドリヒさんはヒフミさんのところへ行って補習授業部の部長になるよう伝えておいてください」
「了解しました」
__________
さーてと、ここにいるはずで……お!いたいた
ハイドリヒは今、モモフレンズのショップの中に来ていた
「すみません、少々お時間いただけませんか?」
「わ、私ですか……?」
「はい、阿慈谷ヒフミさんですよね」
「は、はい…」コクッ
「お伝えしたいことがございますので店から一旦退出してもらいたいんですが」
「す、すみません!今この子にするかこの子にするかとっても迷ってて……」
なるほど、テストよりもライブに行く事を優先するだけあるな
「ちょっと近くの喫茶店に来てもらうだけでいいんですが」
「すみません!この『まんまるペロロ様』か『まるまるペロロ様』かどちらにするか迷ってて………しかも最近出費が重なって………」
同じじゃね?
「そ、そうですね……では私が2つとも買いまs「ほんとですか!!!」」
「ありがとうございます!!!!!」
「……」
2つで15800円した
__________
「いやーありがとうございます。ケーキも奢ってもらっちゃって」
「いえいえ、私が強引に連れ出したので………」
本日の出費16820円……喫茶店でのケーキ代で1020円
「では本題に入らせてもらいます」
「はい」
「貴方には『補習授業部』の部長になってもらいます」
「………はい?」
当然のように聞き返す
「はい、貴方は最近ライブに行ったりしてテストを受けていませんよね?」
「お、お恥ずかしながら………」
「それを危惧なさったナギサ様が補習授業部を作って赤点を回避させようとしています。
つまりみんなで勉強して退学を防ごうって部活です」
「なるほど、退学を…………退学!?」
「はい」
「た、たたたたた退学ですか!?!?」
「はい」
「そ、そんな……退学だなんて………」
「大丈夫です、試験は3回ありどれか一つでも全員合格点を出せれば免除されますから。時間もたっぷりあります」
「そ、そうですが……あ、全員で合格点を出さなければいけないんですね」
「はい、顧問にはあのシャーレの先生に就いてもらう予定です」
「せ、先生ですか!?」
「たしかにヒフミさんはよくご存知な女性でしょうね」
「……それってどうゆう意味で」
「貴方がファウストの正体で度々ブラックマーケットに出入りしているのはすでに判明しています。さっそく逮捕したい案件ですが、ナギサ様が………」
「な、なるほど………」
「とゆうことですので、お願いします」
「は、はひぃ………」
よし、一件落着。
あとは一応正義実現委員会に一人部員を移籍させるって伝えとかなきゃだなぁ………
嫌だなぁ………
_____移動中_____
「ふぅ、今日は特に何も事件もなく平和な一日ですねぇ」
「そうですね」
正義実現委員会のとある部屋の中でハスミとマシロはクッキーをつまみながら談笑している
「それにしてもコハルは何処へ?」
「たしか物品室にいr「コンコンコン」……?」
「誰でしょうか?………どうぞ」
ガチャ
「失礼します、お久しぶりです」
「あら、ハイドリヒさんじゃないですか」
「本日はお伝えしなければいけないことがありましてですね」
「何でしょうか?もしやスイーツの新作が「コハルさんを引き抜きに来ました」」
「コハルさんを!?」
「り、りりりゅうう理由をきっきききいてててtも?????」
「そんなに動揺しないでください、べつに武装親衛隊に引き入れるわけではありません」
「じゃ、じゃあ何処に………」
「そのうち新設される補習授業部に引き入れます。
理由はお分かりかと」
「ぐううぅぅぅぅ、たしかにコハルの成績は振るわいませんが彼女は正義実現委員会の大事な一人です!」
「ナギサ様からの命令です」
「それなら仕方がありませんね……でも一生その補習授業にコハルさんが所属するってわけではないんですよね?」
「はい、目的を達成できれば抜けれますが……出来なければ退学処分になります」
「た、たあいがくぅ!!!???」
「でも準備期間はたくさんあります、大丈夫ですよ。
そのうちシャーレの先生が迎えに来ますからその時はお願いします」
「え!ちょっとまってくd「バタン!!」」
「ふぅ」
帰りにクレープでも食べるか
誤字報告ありがとうございます!!!