このクソゲヘナがぁ!!!
最初はクソゲヘナの羽沼弟の視点です
昔、とある言葉を聞いたことがある
『平和は剣によってのみ守られる』…と
たしかにこんな弱肉強食な社会だったらそれが言えるかもしれない
逆に言えば、力が無いものは虐げられる運命だってことだ
しかし、人間はそうならないため集団を作り社会を作った
集団とは、集団防衛の為にあり。混沌を避けるためにある
_____だが、俺が通っているゲヘナはどうだ?
集団であるにも関わらず、「自由と混沌」が校風である
いかれてるだろ……常人ならこんな所に入学しようなんて思うやつはいないと思う
………俺も入学したくなかった、もっとミレニアムとかに行きたかった
まぁあんま機械とかには興味なかったけど
____え?じゃあなんで
俺の姉貴が
__________
よっす!俺の名前は
ゲヘナ学園のピカピカの一年生、姉の命令で万魔殿に所属している可哀想な人間だ
いやね?ほんとは万魔殿じゃなくて風紀委員会に入りたかったんだよ
だってこっちの方が正義っぽくてかっこいいいし……特にヒナ先輩が
それを姉貴に話すじゃん?そしたら____
『なにぃ!!!ヒナの所にか!?絶対に許さん!!』
俺かわいそすぎだろ
とゆーわけで俺はこの万魔殿にいるってことだ
「おい!何をボサッとしてるんだ!早くイブキの為にプリンを買ってこい!」
ほら、また来た
「いや姉貴が勝手に食ったんだから姉貴が買ってくるのが普通だろ!!姉貴が買ってこい!」
「なにを!?貴様ぁ………歯を食いしばれ!」
「ちょま「ドゴォ!」ぐわっ!」
マコトに殴られたキョウカは、少しだけ体を浮かせてすぐにドサッという音と共に地面に倒れ込む
「いつつ___」
「いいか!?姉の命令に従うのは世の常だ!もう一回ぶん殴るぞ!」
「あー!それってパワハラーー!!!よしじゃあこっちもこの部屋を爆発させるからなぁ!」
「や、やめろ!お前が言うと洒落にならん!」
「うるせー!またあの
「あれ何円かかったと思ってんだ!絶対にやめろ!!!」
「そんなんに金使うならもっと違う所に金使えよ!
ぶぁーーーーーーーーっか!!!!!!!!!!!!!」
「なにを!」
「やるか!」
いつも通りの微笑ましい光景。これをソファで静観している少女がいた
「…………」
コノヤロー!
ヤルカコノー!
(……相変わらず仲良しですね………)
「今日とゆう今日は許さん!給料をカットしてやるぅ!」
「そんな事したら俺とイロハ先輩がどうするか分かるよな……?」
「え、私?」
「な、何をするつもりだ…………!」
「イブキを連れ去る!!!」ズキューーーン!
「!!!!!!!」
「なるほど、ありですね」
「イロハ!お前まで!」
その時。
醜い争いをしている最中に天使様が乱入してくる
ガチャ
「イブキだよー!」
そう、彼女の名前は
ダダダッ
ガシッ!
「イブキは誰にも渡さん!!!」
「うわぁ!」
バカマコトは叫びながらイブキを抱きかかえ、逃げてゆく
「あ!待ちやがれ!」
キョウカもマコトを追って走り出す
今日もゲヘナは平和である!!!
__________
「はぁ……はぁ…………くっそ!」
ゲヘナ学園の十字路でひとり、肩で息を切らしている。
どうやら逃げ切られたようだ
「あぁぁぁ………また姉貴に逃げられちまったのか」
「大丈夫?なんか大変そうだけど___」
「ああ、大丈夫だよ」
キョウカはろくに相手の顔の確認もせずにそう返答する
___しかし、それが後悔へと繋がってしまった
「貴方も大変ね、あんなのの弟だなんて」
「ほんとそうだよ………はぁ………
ところであんたはいったい誰なん………だ____」
「久しぶりね。元気そうで良かったわ」
「ヒナさん!?!?!?」
「うわっ、びっくりした……」
「た、大変申し訳ございません!私めが貴方ともあろう方になんとゆう無作法な……これは例え私と姉が腹を切って詫びようとけっして償いきれないほどの屈辱を与えてしまったでしょうに……!そのように気軽に私めに接していただけるなんてこの世の全ての幸福をかき集めても足りないほどの幸福…いや、幸福とゆう言葉ではとっても言い表すことの出来ない幸せが私に襲いかかってきております!あぁ、私はなんと幸運なんでしょう、きっとこの場面をアコ行政官に見られたらあの人は発狂して爆発するに違いありません!!」
「そ、そうね……」
(相変わらずね)
「いいの気にしないで、私が勝手に話しかけただけだから」
「そ、そうですか……」
「万魔殿はどう?楽しめてる?」
話は自然と雑談に突入する
「ま、まぁ…いつも姉に振り回されてます……こんなんだから俺は風紀委員が良かったんですけどね__」
「そうね、風紀委員会にあんなに目を輝かせながら部活動見学まで来てくれたのに入らなかったのは驚きだったわ……後で調べてみてあのタヌキの弟だと知った時のほうが驚きだったけど」
「ほんとですよ、風紀委員に入るって姉貴に聞いたらめっちゃ拒否されて…万魔殿に入らざるえなかったんですよ」
「それは災難ね」
「その仕事も…最近だったらフウカ先輩を助ける事ばっかです」
「ふふっ、貴方みたいな優秀な男の子が風紀委員会入ってきてくれたら嬉しかったけど………」
「たしかに、組織内に一人でも異性がいたら少しばかり雰囲気も変わるかもしれませんからね」
「いや…そうじゃなくて………」
「…………?」
彼はとてつもない鈍感野郎であった
「まぁこのキヴォトスに男子生徒って珍しいですもんね」
「……………そうね」
「はい……あ、いそがしかったですよね?すみません」
「いや、私は話せて嬉しかったわ」
「ははは、そう言ってもらえると嬉しい限りです。
では俺はこれで」
「__________そうね、じゃあまた今度」
そう言って二人はそれぞれ反対方向の道に進んでゆく
__________
「……あぁ、やっぱ風紀委員会に入りたかったなぁ」
面白みも何もない廊下で、一人つぶやく
(……やっぱ異性の人が組織内に入ったらちょっと雰囲気が変わるんかな?俺ってずっと周りが女子だけだったからあんまよく分からんなぁ……)
どうやらさっき話したことを頭の中で再整理しているようだ
「男子生徒か………俺も一度しか会ったことねぇからなぁ」
そう、彼は一度だけ同年の同性の生徒と顔を合わしている
そう、あれは確か会議の時
うちの姉貴がめっちゃ失礼してトリニティの人を追い出したんだよなぁ。
がちすんません
それで二回目の会議で初めて見たんだよ
名前は確か__ラインハルト・ハイドリヒさんだったはず
姉貴くらい身長が高くて体はスラッとしていたけどどこか筋肉質
顔はなんか……えっと…………昔読んだ本に出てきた北欧系?ゲルマン系?ってやつなのか?
それがたぶん一番しっくりする
まぁけっこう美形な人だった
それなりに女子からには人気があると思う
それに物腰柔らかだし……時々えげつない暴言吐き出すけどずっと敬語で接してくれる
きっとお金持ちなんだろうなぁ
衣服は俺達万魔殿みたいに黒いけど、あっちはもっと黒い。深黒ってゆうの?それに帽子も中央に鷲っぽい生き物がデザインされたかっちょいい物だった
武器はたぶん拳銃だね
でもなんか憧れちゃうなぁ……あんな人間だったら俺もモテモテなのかなぁ……
きっとあんな人って頭の中でも敬語で考えてるんだろうな
でも…………
ちょっと目が怖かったな
__________
場所は変わってモモフレンズショップ
「どうしよう………この子かわいすぎる!」
「こっちも愛くるしすぎます!!」
「……………そうですね」
「わわっ、ヒフミにハイドリヒ。これこの店限定だぞ!」
「おぉぉ!ほんとだ!初めて見ました!!!」
「……………すごいですね」
「ハイドリヒさんもどうですか?この黄金ウェーブキャット!」
「すみません、私はペロロ様しか勝たんなので」
「なんだと!?これもいいぞ」
「ほら!モモフレンズにはペロロ様以外にもたっくさん可愛い娘がいます!」
「いえ、やはりペロロ様が一番です!!」
こっちも楽しそうだった
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