忠誠こそ我が名誉inトリニティ   作:もりもりバナナ

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やっべ、ディアボロが主人公の小説の構想が思いついちまった。
皆は読みたい?

『構想内容』

ディアボロが何らかの理由で誰か(まだ決めてない)にゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの能力から助けてもらえて何やかんやするお話。


読みたい???



そこのけそこのけ俺が通る!

 

「なぁ、ミカとハイドリヒはどういう関係なんだ?」

 

走行中の戦車の上でくつろいでいる俺達に、アズサは問いかけてきた

 

「一応上司と部下です……まぁミカさんがティーパーティーに居続ければの話ですがね」

 

「ちょっと〜〜〜嫌味?」

 

ごもっともだ

 

「よかった」

 

「アズサちゃん?良かったも違くない?」

 

多分だけどアズサはなんの裏も無く言ったんだろう…え?どうゆうこと?

 

「そうゆうアズサちゃんはハイドリヒ君とはどうゆう関係なのさ」

 

親友(・・)だ!」

 

アズサは似合っている明るい笑顔でそう元気そうに答える

 

__すると、それに反応する輩が現れた

 

 

「………アズサさん、今長官との関係は『親友』だと仰りましたよね?」

 

そう、戦車のキューポラから上半身を出している師団長だ

 

「うん?そうだけど………」

 

「よしっ!」グッ

 

うわ何だこいつ、急にガッツポーズなんかとりやがって

 

「まだそうゆう関係じゃないなら私が長官と……えへへ///」

 

「何か言ったか?すまないがキャタピラの音で上手く聞き取れなくて__」

 

「何も言っておりません!!!」

 

うっさ!

 

そんなやり取りをしていると__

 

 

「師団長!前方の建物に伏兵あり!攻撃を開始します!」

 

「了解だ、確実に仕留めてやれ!」

 

どうやら接敵したようだ

 

ズドオォォォン!!!

 

「よしっ、私達も戦車から降りt___

 

「大丈夫ですよ。ここで観戦してましょう」

 

「え?」

 

「そーだね、疲れちゃったもんね〜〜〜」

 

「半分ほど貴方のせいですがね」

 

「な、何を言っているんだ?敵はすぐそこまで迫ってきてるじゃないか!」

 

「敵を殲滅しました」

 

「そうか、じゃあ早く下車して戦闘を____

 

___え?今なんて言った……?」

 

アズサの耳に想像もしていなかった言葉が入る

 

「敵は少数だったのでもう殲滅しちゃいましたよ」

 

「………」

 

アズサは俺の横で呆然としている

 

「さっすが第一SS装甲師団だね☆」

 

「感謝の極み」

 

 

 

「__あれ?決してアリウスが弱いわけじゃ………」

 

「我々が強いんですよ。アズサさん」

 

俺は優しくアズサの肩を「ポンッ」と叩いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦車が、兵隊が、群れをなして廃墟の街を突き進んでゆく。途中何度も行軍を止めながらも列をなして___

 

キュラキュラキュラキュラ

 

 

「武装親衛隊のお通りだぁ!そこを退けぇぇぇぇっ!!」

 

奇声を発しながら進んでゆく

 

「おらぁ!このボケカスのタコ共がぁ!」

 

こらっそんな下品な言葉遣いしてはいけません。仮にも貴方はトリニティ総合学園の生徒なのですから

 

そんな事を考えながらも、戦車の上で足を組みながら部下たちの戦闘を達観する__これぞまさしく指揮官の本来あるべき姿だろう

 

なんで俺が前線でゴリラとステゴロしなくちゃいけないんだ___

 

ズドオォォォン!!!

 

「よっしゃ!命中だ!」

 

「…………」

 

俺の座っている下に備え付けられてある主砲(8.8cm砲)が轟音とともに火を吹き、向かいにある建物の二階を見事に爆発させてみせた

 

「アズサさん!ここを突っ切れば糞ベアトリーチェの部屋ですか?」

 

「ま、まぁ方角的にはあってる………でも次の突き当りを右に行ってそれから左…その次は右斜め前に進まないといけなi___

 

「そんな心配は必要ありません」

 

「?」

 

アズサは不思議そうな目つきで首を傾げる

 

「そもそも市街地戦に戦車は不向きです……それはアズサさんもお分かりでしょう?」

 

「ああ、街には伏兵が潜んでいる可能性が大いにあるからな。戦車はかっこうの的だ」

 

うん、実際にロケットランチャーを担いだゲリラが市街地に入り込んだ敵を痛めつけたのは良く知られている。ソマリア内戦とかは有名だ

 

「ではその伏兵とやらは一体どこに身を潜めているでしょうか__そう、建物です。奴らは道路を駆け回る敵を仕留めようと部屋の中、あるいは地下、あるいは屋上で今か今かと敵が現れるのを待ち望んでいます」

 

「そうじゃんね。じゃぁ戦車とは一旦お別れで私達は降りて戦ったほうが良くない?」

 

ミカが珍しく的を射た発言をする……俺がそれを聞けたのは生まれて初めてだ

 

__じゃなくて

 

「アズサさん、確か方角はあってますよね」

 

「だけどもあってるのは方角だけだ。戦車が進める道路を進まなければならないからここを右に__

 

「全軍方角はそのまま全速前進!」

 

「!?」

 

「は、ハイドリヒ君!?前は建物だよ!?!?」

 

「えぇ、勿論存じ上げてますよっ」

 

「じゃあなんd「だからこそ、です」」

 

俺は話を続ける

 

「相手は道路を進む敵を待ち構えてます。逆に戦車が建物に突っ込んでくるなんて想像もしてないはずです」

 

「だ、だとしても___

 

 

「長官!前方の建物に突入します!!」

 

「よっしゃ!行っちゃってください!!!」

 

「うおおおおおおおおおおおおお」

 

キュラキュラキュラキュラ!

 

戦車は更にキャタピラの回るスピードを早める

 

 

「何処かに捕まってください!振り下ろされないように!」

 

「うっ!なんでいつもこんな感じになっちゃうかなぁ!?」

 

「流石ハイドリヒだ。いつも私の想像の上を行く」

 

 

「突っ込みます!」

 

「っ!」

 

 

 

 

ドゴォォォォ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっそ!敵はすぐそこまで迫ってきてるらしいじゃないか」

 

司令室っぽい場所で、アリウス生がそう嘆く

 

「それに先輩、相手には戦車があるそうですよ……我々の対戦車火器で撃破出来ますかね?一応RPG-7ならありますけど………」

 

「そこは心配するな。戦車は市街地の伏兵に弱いとは勿論知ってるだろう?戦車が細い道に来た時ロケットランチャーをぶっ放してやれ!」

 

一人の生徒が豪快に笑うが、もう片方の生徒はどこか難しそうな顔をしている

 

「___ん?どうかしたか?」

 

「いえ。戦車が市街地戦には弱いだなんて誰でも知ってるじゃないですか__じゃあ敵も知ってるはずでは?」

 

「そんなわけないだろ。そもそも知ってたらここまで戦車で来るわけがない。だが戦野を突っ込ませてるってことはそんな簡単なことを知らないおバカちゃんが指揮をしてるんだろ」

 

「………そうでしょうか」

 

「そうだそうだ!そうに決まってる!ガッハッハ!」

 

「………」

 

(そんなわけない。仮にも敵の大将はハイドリヒ長官だ……きっと緻密に計算された完璧な作戦で我々を欺いてくるに違いない__ましてや突っ込んでくるなんて事があるはずがない)

 

いつにも増して笑っているその姿は、果たして満身から来ているものなのか手柄を立てるチャンスだと浮かれてるからなのか……それとも双方ともからなのか

 

どちらにせよアリウス側の指揮官がこんな感じだと兵士の方も厳しくなるだろう

 

そう、まさしくこのように

 

 

「とにかく私は前線の状況を確認してきますね。どうせすぐそこでしょうし」

 

「あ、私も行くz____

 

 

 

 

ドゴォォォン!!

 

「ぎぇふっ!」

 

「せんぱい!?」

 

突然壁から生えて来た灰色をした戦車の砲身に顔面を強打され、一瞬にして気を失う

 

「な、なぜ戦車が……っ!」

 

 

 

 

「進め進めぇ!どうせこの戦車は壊れやしないさ!」

 

「どうやらここが司令室だったようですね」

 

壁を突き抜けた先には沢山の通信機にそれに追従しているアリウス生、そして壁にはアリウス分校の敷地のマップらしきものが貼り付けられていた

 

「なぜここに武装親e、ぐぁっ!」

 

「なぜこいつらは無傷で来れてんだぁぁぁぁっぁ!!」

 

ドゴォ!

 

「ギャッ!」

 

 

「___皆ごめん」

 

アズサは轢かれていくアリウス生を目の当たりにして、思わず謝罪の言葉が口からこぼれ出てしまった

 

それほどにもこの作戦(突貫)は非情だったのだ

 

「このスピードを維持してもっと突っ込んでください!」

 

「了解!」

 

その横では黒い制服の奴らが楽しそうに笑い合っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

 

皆さんは覚えているだろうか?梔子ユメの存在を

 

彼女は生まれた身は違えど年下の弟がいる、それがハイドリヒだ

 

その弟と初めて対面したのは彼女が20歳の時

 

この時なんやかんやあって彼女は今、ハイドリヒの実家に住んでいる(詳しくは『拷問?いえ尋問です』を読んでくださいっ!)

 

その間いったい彼女は何をしているのだろうか?

__少し覗いてみよう

 

 

 

場所は射撃練習場。家の敷地内にこんな施設があるのはトリニティのお金持ちならではだ

 

その中でユメは練習に勤しんでいる

 

「ひぃん………また外れちゃった」

 

彼女のはるか前方には人形を模した的が6つ。

そのうち4つの頭部が完全に削れている__いや良く見てみると肩の所まで消えて無くなっていた

 

「その意気ですよ、お嬢様」

 

ユメの隣でメイド服を身に纏っている獣人がそう慰める

 

「しかし先程よりも若干反応スピードが素早くなったのではないでしょうか?」

 

「えっへん!」

 

(おぉ…揺れてる揺れてる)

 

何処とは言わないがめちゃくちゃ揺れてる

 

「でもこんな銃が眠っていただなんて……以外だったよ」

 

「私も同感です。まさかあそこに____

 

 

 

 

_____

 

 

 

 

梔子ユメが初めて家に訪れたあの日、彼女は話し合いをしているハイドリヒを放っておいて探検に出ていた

 

 

『__広い庭だね。それに何処まで歩いても豪華な装飾にしっかりと整備されている植物………くるっそ!』

 

『わっ、どうしたの先生』

 

『いやべつに?べつに私よりも年下の男の子が私よりもちゃんとしてて優しくて将来有望なお金持ちだってことに嫉妬なんかしてないからねっ!』

 

『そっか!』

 ↑

なんの疑いもない純粋無垢な眼差し

 

『うぐぅ!』

 

『?』

 

(どうしたんだろ……)

 

先生を横目に庭園を歩いていると、ユメに悲劇が舞い降りた

 

 

『お腹でも痛いn___わっ!」

 

 

ズコッ!

 

 

『だ、大丈夫!?』

 

『いてて……平気だよ!』

 

どうやらコケてしまったようだ

 

『でもなんか出っ張りが……うん?なにそれ?』

 

ユメが指をさしたその先には、ユメを転ばせた謎の茶色いトンガリがあった

 

『石じゃない?』

 

『……ちょっと気になるから取ってみるね』

 

ガシッ

 

(あれ?意外と重い……)

 

そう考えながらもユメは片手でその石と思われる物を地面から引き出していく

 

 

ズモモモモモモ

 

『___えっ』

 

『……意外と大きいね』

 

ユメの手には何やらサブマシンガンが入れそうなほどの大きさの木箱が握られていた

 

『もしかしてさ…宝箱じゃない!?』

 

『え!開けよ開けよ!』

 

二人の幼気(20代)はウキウキになって箱の蓋と思われる場所に手をかけ、ゆっくりとそれを持ち上げてゆく

 

___すると

 

 

 

『………わぁ』

 

中からは光り輝く金銀財宝…ではなく、二つの馬鹿でかい拳銃(・・・・・・・・・・)が相入れる形で収納されていた

 

『…拳銃?それにしてはちょっと大きすぎな気が………うん?』

 

ユメはその白銀の銃と黒鉄の銃の間になにかの文字を見つける。おそらく名前だろう

 

そこにはこう記されていた

 

『えっと__なになに?

対化物戦闘用13mm拳銃_____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャッカル?』

 





Q.なぜ武装親衛隊の戦車達は市街地でも戦車を進めれたの?途中攻撃されなかった?

A.攻撃される前に攻撃すれば攻撃されません。
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