忠誠こそ我が名誉inトリニティ   作:もりもりバナナ

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おや?聞き覚えのあるタイトルだなぁ



シスターがこんなに怖いわけないじゃないですか

「はい、引き続き作戦を続行してください」

 

「了解しました……実行部隊にはそう連絡しておきます」

 

ガチャ

 

ふぅ、これで一段落つけるな

 

ハイドリヒはここ数日ずっと仕事漬けである

 

とゆうのも……

 

「失礼します、レジスタンスについての作戦立案の会議の時間です」ガチャ

 

「はい、了解しました」

 

このように、思ったよりも対処すべき問題が多いのである

 

流石に一日16時間労働はきついな……でも段々慣れてきたぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議室にて

 

「それでは、レジスタンスについての対策会議を始めます」

 

レジスタンス…か……そんなの高校生活で聞けるとは思わなかったわ

 

「まずレジスタンスについて説明します。

奴らは不良の集まりで、最初こそはバラバラで各自スケバンやら何やらでしたが、リーダーである八幡(やはた)レーベの登場とともに各自団結し始めました」

 

「それからは自分等を『レジスタンス』だと名乗り、様々な場所で局所的な戦闘をしています。その主犯格でありリーダーである八幡レーベが何処に潜んでいるかはまだ調査中です」

 

「一つ質問です、彼女らの目的は?」

 

「はい、『トリニティからの独立』や『資金の獲得』を主に活動しています、それ以外にもありますが『預言者によるトリニティの統治』や『偉大なる聖戦のための準備』などですがこちらは少数です」

 

「なるほど、トリニティの不穏分子ですね

見つけ次第即時逮捕しましょう」

 

「しかし、問題がありまして……」

 

「問題?」

 

なんだ?めっちゃ強いのかぁ?

 

「奴らのバックにはシスターフッドがいます」

 

「なに!それだったら迂闊に手を出せないじゃないか!!」

 

一人の隊員がそう嘆く

 

「……どうやらレジスタンスの長であるレーベはシスターフッドと関係が深いという情報が入ってきました、この情報が本当であったらもし攻撃しようものならレジスタンスとシスターフッドは共同して攻撃してくるかもしれません」

 

「さ、サクラコ様はなんと!?」

 

「『身に覚えがない』と一貫しています……」

 

「で、では我々はこのまま指を咥えて黙って傍観していろとでも言うのか!?」

 

「これに関してはしかたがないでしょ!奴らの力を見くびっていはいけない!」

 

あーだこーだ!

 

わんやわんや!!

 

そーでもないこーでもない!

 

隊員が各々言い争いを始める

 

そこでハイドリヒが……

 

「すみません、質問があります」

 

「な、何でしょうか?」

 

「結局問題って何でしょうか?」

 

「!」

 

「!!」

 

「!!!」

 

空気が一瞬冷える

 

「だ、だから奴らのバックにシスターフッドが「それの何処が問題なのでしょうか」……へ?」

 

「いいですか、あちら側(シスターフッド)のサクラコさんは関係してないんでしょう?」

 

「い、いえ、シスターフッドが関わっている以上、絶対にサクラコ様も「なら好都合です」な、なんですと!?」

 

「もしそのサクラコさんが関わっているのであれば一緒に逮捕してしまえばいいんです。

大義名分は我らにあります」

 

「し、しかし…それではシスターフッドと戦争に……」

 

「まぁティーパーティーからの指示だって言えばきっと大丈夫でしょうけどね」

 

「だけど相手はあのシスターフッドです!きっとティーパーティーからの要請だとしても蹴ってきますよ!」

 

「それこそ好都合じゃないですか」

 

「ちょ、長官……何を言っているのかが分かりません………」

 

「頭に従わない足は切り落とすに限ります、そのうちその足が頭を蹴り飛ばすかもしれません」

 

「そ、それでは無関係なシスターフッドも「その団体に属しているという時点で無関係ではありません」……」

 

「それとも、貴方は仕事に感情を持ち込んでいるのでしょうか?」

 

「い、いえ!そのようなことは……」

 

「長官、我々に感情は不要でありロボットのように働けと仰るのでしょうか」

 

一人の隊員が仲間をかばうように言い返す

 

「いいえ、感情は大切です

我々のこの素晴らしい建造物や考えは感情から来ているものでしょう?」

 

「な、なら……」

 

「しかし、この銃撃戦が絶えないキヴォトスで最終的に生き残れるのは最も効率的な組織です、所属する団体よりもたった一人の親友を選ぶような人間はこの社会では生き残れません。トリニティが内戦していた時に孤立していた学校は大きな学校に取り込まれたのがいい例です」

 

「……」

 

「流石です!長官!!」

 

この演説じみた説教に、蔑んだ目で見るような人間もいれば称賛の眼差しを向ける人間もいる

 

やはりたとえ武装親衛隊でも一枚岩にはいかないんだな……そうだ!

 

「分かりました、一応サクラコさんとは話し合ってみましょう」

 

「本当ですか!ありがとうございます!!!」

 

一応合う約束はしとこう

 

さて、会ったこと無いけどどうなんのかな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____移動中_____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つ、着いた……おどろおどろしい建物だなぁ

まぁうちの建物(褐色館)も大した変わんねえか

 

「長官、緊張します」

 

「落ち着いて下さい、決してゲヘナのように野蛮な人間ばかりではないでしょうから」

 

「うぅぅ、もし生きて帰れたらスイーツが食べたいですぅ」

 

「大丈夫です、帰りに買ってあげます」

 

「わあ!ありがとうございますぅ!!」

 

危機感なさすぎだろ

 

「では、行きましょうか」

 

そう言って武装親衛隊はシスターフッドの本拠地へと足を運ぶのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコンコン

 

「……どうぞ」

 

ガチャ

 

「失礼します、武装親衛隊長官、ラインハルト・ハイドリヒです

お初にお目にかかります」

 

「はじめまして、シスターフッドの歌住(うたずみ)サクラコと申します

本日はどうされましたか?」

 

どこか異様な雰囲気を醸し出すサクラコ

 

(や、やばいいいいい!)

 

(ぜったい人ころしてるよぉ!)

 

武装親衛隊の二人は怖気づいてしまっている

 

「はい、本日はお聞きしたいことがございまして」

 

「私に聞きたいことですか?」

 

「はい、サクラコさんが我々と敵対している組織、『レジスタンス』と関わってるという情報をお聞きしましてですね。その真相についてお聞きしたく」

 

(ちょ、長官!?)

 

(ストレートすぎますぅ!)

 

「なる…ほど、はいそうです。

私は実はレジスタンスに協力しています」

 

「……」

 

「!!!?」

 

「!?!?」

 

「って言えば、ハイドリヒさんはどうしますか?」

 

「もちろん武装親衛隊の長官として仕事を遂行するまでです」

 

「ふふふ、素晴らしい忠誠心ですね」

 

「お褒めいただきありがとうございます」

 

「ちょっと意地悪しすぎましたね、我々とレジスタンスが関わっているという噂がありますが噂は噂です、我々もシスターフッド内で調査しましたがそのような事実は確認されていませんでした」

 

「なるほど……信用してもよろしいでしょうか」

 

「どうでしょう」

 

「…………分かりました、信用しましょう」

 

(信用しちゃうの!?)

 

(でもここで「お前を殺す」なんて言ってみなよ、すり潰しにされちゃうよぉ!)

 

「他に何かレジスタンスの情報はお持ちになられていませんか?」

 

「そうですね………あ、どこかの分校とも一枚噛んでいるという情報をシスターからお聞きしました」

 

「分校ですか…分校レベルで協力されているとこちらとしても厄介ですね」

 

「もしそのようなことがあれば我々も行動を起こすのであしからず」

 

「それはありがとうございます」

 

どうやら協力体制は築けたようだ

 

「しかし、まだ入学してすぐだというのに精力的ですね、流石ハイドリヒ家です」

 

「ふふふ、武装親衛隊の長官としてハイドリヒ家の家長としてこれからも邁進していきます」

 

(たしかに)

 

(イケメンだし身長高いし運動神経バツグンだし頭いいしお金沢山持ってるしリーダーシップ持ってるし多趣味だしいっつも敬語だし物腰柔らかだし……あれ?非の打ち所なくない?)

 

(いや、案外意外と怖い所もあるんじゃない?)

 

「では、御暇させてもらいます」

 

「はい、いつでも来られてくださいね」

 

「ありがとうございます。帰りますよ、二人共」

 

「「は、はい!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こ、怖かったぁ」

 

「ね………長官殿は流石ですね」

 

「はい?なぜですか?」

 

なんでだろ……俺なんかしたっけ?

 

「だってあんなに怖い人(サクラコ)にあんなに強気に話せるんですよ!」

 

「あんなの怖くもなんともありませんよ、こんなんで怖がってしまっては武装親衛隊の長官は務まりませんよ」

 

「す、凄いですぅ」

 

「では行きましょうか、スイーツ店に」

 

「お、覚えていてくれたんですか!?」

 

「当たり前でしょう、ちょうど私も食べたかったんですよ」

 

「やったぁ!」

 

「い、一生ついていきます!」

 

「ふふふ、ありがとうございますね」

 

こうして二人がハイドリヒの虜になった





すみません、実はあの有名YouTuberにめっちゃ影響を受けてまして……
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