忠誠こそ我が名誉inトリニティ   作:もりもりバナナ

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今回めっちゃ短いです。

すみません。



過保護と過干渉

 

トリニティにて

 

「………」

 

「ナギちゃんそんなに心配なの?」

 

「それは……はい、未だにセイアさんを送り出してしまったことを後悔してるくらいですから…」

 

「もー心配しすぎ!ハイドリヒ君も同伴してるんだしさ、多分大丈夫だって!」

 

「ミカさん……」

 

ミカは親友を慰めようと大きな声で笑う。いつものように笑うその姿には少しだけ不安感が含まれていた

 

「ですが、セイアさんの事です。はしゃぎ過ぎて迷子になってるかも……」

 

(心配の仕方がもう保護者のそれじゃんね)

 

「セイアちゃんだってそんな心配されるような年齢じゃなくない?一応セイアちゃんだって生徒会長なんだからさ〜ね?」

 

そんなんじゃありません!!!

 

「うわっビックリしたー…」

 

ナギサは拳を握りしめ、その場で大声を上げて席から立つ

 

「か、彼女の非弱でか弱い体だったら……きっとミレニアムの機械に踏みつけられてフニャフニャに踏みつけられているに違いありません!」

 

「この女面倒くさ」

 

「絶対に粉々に…いや、ロボットに捕えられて………くっ!今すぐ正義実現委員会と武装親衛隊の混成軍団を今すぐミレニアムにっ!」

 

「いや駄目だよ!?戦争になっちゃうじゃん!」

 

「そんな事言っている場合じゃありませんからっ、きっと今頃ハイドリヒさんから逃げて何処かに……」

 

「あーもう、一旦ハイドリヒ君に連絡するから落ち着いてっ」

 

痺れを切らしたミカは、スマホを取り出し慣れた手つきでモモトークでピン留めされているハイドリヒの場面へ移行して電話をかける

 

 

プルルルルッ

 

プルルルルッ………プルルルルッ

 

3コール

 

普通の社会人ならこれまでに出なければ失礼に値する

 

__しかし

 

プルルルルッ

 

プルルルルッ………プルルルルッ

 

プルルルルッ………プルルルルッ………プルルルルッ………プルルルルッ

 

「___?」

 

「……」

 

何コール経とうが決して出ない

 

「あっれー?今忙しいのかな___」

 

「うわぁぁぁぁぁ!!!」

 

「うるっさ」

 

「きっと、きっとハイドリヒさんも捕まってしまったんですよ!!」

 

いきなり喚き散らすナギサにミカはしかめっ面を隠せない

 

「落ち着いてナギちゃん。ロールケーキ食べる?」

 

「いえ、ミレニアムにミサイルを「当身」っ!!!」

 

ドサッ

 

「………」

 

「み、ミカ様……」

 

入口付近で現場を見ていたティーパーティーモブは、顔面蒼白でミカの顔と地面に倒れているナギサに視線を交互に送る

 

「ねぇ貴方」

 

「は、はいっ!」

 

「ナギちゃんは疲れちゃったみたいだし休憩室に運んであげてくれない?」

 

「…え、えっと……「この私がお願いしてるんだよ?」ヒィッ!は、はい!了解しました」

 

そう言い残すと彼女はナギサの両足を己の両脇で挟み、引きずるように退出するのであった

 

 

 

 

「はぁ…まっ、大丈夫なはずだよね。ハイドリヒ君もいるし」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

現場にて

 

 

ズドドドドドドドドドド!!!

 

「うわぁぁぁぁっ!コレは非情にまずい気がするっ!」

 

セイアはエンジニア部の部室でアバンギャルド君の猛攻を受けていた

 

遮蔽物に隠れている彼女はいつしか粉々になるかもしれない…そんな状況だ

 

「くらえっ!ティーパーティーさんの仇っ!」

 

「死んでないっ!」

 

「同じような状況じゃんっ!!」

 

「くっ!!!」

 

(確かに敵の攻撃で手も足も出ないこの現状…彼女(アスナ)にとって死してる身体と同じかもしれないな)

 

セイアは未だに攻撃に移せない

 

 

 

__するとコトリが

 

「うわぁぁぁ!

先程他のトリニティの方に違う機械を説明している途中で起きた爆破のせいでアバンギャルド君の回線が狂って勝手に目に付く物全てを攻撃するモードになってしまいました!悲しいことに完全に機械の中枢を破壊せねば止まらなくなってしまってます!」

 

「実に端的な説明感謝するよっ!」

 

ドドドンッ!

 

少しづつ応戦するもなにかと致命的な一撃を与えられない__

 

「くそっ、ここでハイドリヒがいたら……駄目だ。私から突き放したじゃないか」

 

「そういえばなんでいないの?」

 

「お手洗いさ」

 

「手を洗ってるんだね!」

 

「違う違う……アスナ先輩そうじゃない…」

 

談笑してるが決してそんな事が出来る事態じゃない

 

いくら弾幕を食らわせようが一向に倒れない化物が目の前に存在しているのだ

 

「カリン、その自慢の狙撃銃で頭をふっ飛ばすことは出来ないのかい?」

 

「ちょっと難しいな…銃撃を食らってすぐにダウンするのが目に見える」

 

「ふむ…よし。アスナ、君に命令する」

 

「はーいっ!」

 

アスナは元気に答える

 

「まず君はここから勢いよく飛び出して敵の射線を誘導するんだ。その隙にカリンが体と頭の付け根らへんを正確に撃ち抜く…こうすれば確実に撃破出来るはずだ」

 

「…セイアさんは?」

 

「私は司令官だ、さぁ行くのだ!勇猛果敢なる戦士たちよ!」

 

「おっけー!」

 

ダッ

 

アスナは遮蔽物から身を乗り出し、敵の攻撃を誘う

 

流石C&Cだと言うべきだろうか__その動き一つ一つに無駄はなく、上手く敵を陽動出来ている

 

「今っ!」

 

「了解」

 

カリンはデカい狙撃銃を担ぎ上げ、首元に狙いを定める

 

 

 

ズドンッ!!!

 

 

銃声よりも砲撃音に近い音が部屋の中で響き渡り

 

対象の首は確実に吹き飛んだ

 

「………」チョイっ

 

アスナが少しだけ指で盗れた頭を触ると、少しだけあったかくなっており断面からは複雑な回線が露出している

 

「これは…」

 

「これは回路の中枢を担っていた頭部と武装や行動を担っていた体を確実に分離させることが出来たためアバンギャルド君の暴走は確実に止まりました!これにて跡形もなく消し去ろうとしてたエンジニア部の部室は無事平穏を保つことが出来るという事です!」

 

「た、端的な説明ありがとう……」

 

こうして、アバンギャルド君は撃破されたのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃

 

「………」

 

「そ、そんな拗ねないでよぉ…結局20連敗した後違うゲームで30連敗した挙げ句私が煽り散らかした事は謝るからさ〜〜〜」

 

「………」

 

「もしかしてまだ私がハイドリヒが取ろうとしたアイテムボックスを全部横取りしたり、無敵状態でタックルしたり、衝突して崖から落としたりしたこと怒ってる?ご、ごめんって〜〜〜っ!」

 

「………」

 

「いや〜〜〜あ、それじゃなかったら私が死体撃ちをしまくったこと?それともガードレールに押し付け続けて最後はクラッシュさせたこと?もしくは貧乏神をなすりつけたこと?」

 

「……………」

 

「ごめんって〜〜〜いたたっ!ちょっ、頭グリグリするのやめてっ!」

 

 

 

 

 

「またやってるよ…お姉ちゃん悪ふざけしすぎ」

 

「アリスも悪ふざけしましたよ?」

 

「王女は特別です」

 

「?」

 

 




各学園に実力者っていますよね

・ゲヘナ学園
空崎ヒナ(ゲヘナ風紀委員委員長)
陸八魔アル(便利屋68社長)
パンちゃん(生物兵器)

・トリニティ総合学園
美園ミカ(パテル分派ホスト)
剣先ツルギ(正義実現委員会委員長)
蒼森ミネ(救護騎士団長)
歌住サクラコ(シスターフッド長)
ラインハルト・ハイドリヒ(トリニティ武装親衛隊長官)

・ミレニアムサイエンススクール
美甘ネル(Cleaning & Clearing部長)

・アビドス学園
小鳥遊ホシノ(アビドス対策委員会長)

___って感じですかね?多分もっと強い生徒とかはいると思うんですけど。
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