オラたちの恐竜日記 推しを救うためにシナリオをぶち壊す 作:もちもちピノ
原作:クレヨンしんちゃん
タグ:オリ主 残酷な描写 アンチ・ヘイト 転生 クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記 転生 夢小説 ケモナー
オラたちの恐竜日記のナナにガチ恋した
ケモナー女が転生しシナリオを壊す話。
転生者が推しを救うために奮闘する。
転生者
前世
姪っ子とクレヨンしんちゃんの映画を見た際にナナに一目惚れ。
以来ナナのためにグッズを買い漁り
アンチにレスバした過去がある。
享年 22歳
「あっあっ」
その日私は恋に落ちた。
春日部に引っ越してきてこんなに衝撃的だったのは初めてだ。
明智川ナズナは恋をしてしまった。
恐竜に……
そして前世の記憶を思い出した。
(あっこのキャラは!前世の私が推し活していた恐竜ナナじゃん)
――――――――――――――――――――
巷では恐竜ブーム
「うざっ」
ナズナはドライな女であった。
「恐竜のどこが魅力的なの??わかんない」
ため息をつきながら河川敷に行く
その時一匹の白犬とすれ違う
「野原のところの犬?なんでこんなところに??」
興味本意でついてきてしまった。
河川敷に行くとなぁーという声が聞こえた。
その姿声の主を見た瞬間全身がつんざくような衝撃が走る。
艶やかな淡い色の背中クリーム色のお腹クリっとした目そこに映える赤い帆と羽毛。
「はうっ!!」
それは前世の記憶……………姪っ子と共に映画見た時彼を見つけた スピノサウルスの子供のナナ
恋愛歴なし歴22年の私に恋という概念を教えてくれたキャラそこからゲーセンでナナのぬいぐるみを取るために五万課金 キャラグッズを買い漁りその帰りに飲酒運転の車に轢かれて死んだ。
目の前にナナとシロがいることは防衛隊に会う前。
「アン!アン!」
シロに吠えられた。
ナズナはハッとし「大丈夫怖くないよ」と引き攣った笑顔で誤魔化すナナは縮こまっていて出てこない。
(まずいぞまずいぞ)
せっかく防衛隊より仲良くなれるチャンス逃すわけにはいかない!
私は早速バナナを取り出す。
(本来ならネネちゃんが渡すのが原作だ いいのか)
欲と理性がゆらゆらと動くとナナがそっと近寄り
バナナを食べようとする。
「あっごめんね剥いてあげるよ」
急いで剥いてあげ手渡すと食べてくれた。
「なぁ」
(ぎゃわぃぃぃこの世の最高傑作だよ 今すぐ
私の家に持って帰りたい!!しかし原作が…………
原作??)
さらに思い出すとナズナは顔を青くする。
(そうだナナはバブルのビームで崩壊した1009の瓦礫からしんちゃんとシロを守るために………………死ぬんだ!!!!)
バナナを渡し終わり挨拶をし「またここに来る」と言い残し急いで家に帰ってノートや記録をまとめる。
「ここがあの映画の世界…………異世界転生したってことか……………」
ナズナはこの世界の全ての線を繋ぎ合わせたあと決意する。
「監督と脚本家覚悟しろよ!!!この私がナナの生存ルートを作ってやるわ!!!」
私は決めたこの作品の物語を潰すこと。
愛するナナを守るために立ち上がると
――――――――――――――――――――――――
翌日 私は決行する。
「春日部防衛隊と出会わせずビリーとも会わせないフラグはこれだけでも……」
河川敷に再び向かうと春日部防衛隊がナナを取り囲んでいた。
「!!クソ遅かったか!!しかし」
急いで河川敷を降り春日部防衛隊と会う。
「はぁはぁ………やあおはよう」
春日部防衛隊達はざわつく。
「誰??」
「ほら春に転入してきたナズナちゃん」
「あんまり話したことないよね」
「ボクも」
やっぱりこの結果かよ……
するとしんのすけが近づき「よっ ナズナちゃんだよね 春日部防衛隊に入れてもいいぞ」
その言葉に周囲は驚く
「えぇ!!なんでしんちゃん紅一点は私だけって」
ネネちゃんはさらに驚いた。
(転生者チートか??こんだけ早く仲良くなれるなんて)
「ただし 補欠♡」
しんのすけが尻を叩く。
「原作通りだ………」
「原作って??」マサオくんが尋ねると首を横に振り「なんでもないと」答えるとシロがナズナの周りを周り頭を擦り付ける。
真似してナナも……………(あんぎゃぁぁ推しが近い死ぬこんなサービスなんて初めて好き!)
夏の暑さか今にも倒れそうだ。
そして原作通り野原家にナナを居候させることに………
「原作主人公には勝てない!!」
本当は私の家に保護したいが強い力によりとんとん拍子に進んでしまった。
ノートに新たに書き記す。
その一 描写されたシーンの改変は不可能。
そのニ 描写外の世界は改変可能。
「しかし私は諦めない一日ナナを見張ろう」
その日からナズナは野原家に朝早く通い続けた。
「おはようございます」
「あら朝早いのね しんのすけナズナちゃんがきたわよ」
「ナズナちゃん〜」
しんのすけの肩を持つ。
「さてナナとシロを連れて散歩に行こう!」
「おおっ」
原作とほぼ同じだが私が介入したことにより少しずつ状況が変わる。
野原家と仲良くなりご馳走を振舞われたもちろんナナも原作ではナナはバナナかドックフードしか食べないが描写外つまりは映画では見れないところでは魚を食べている。
「ワイルドなナナ可愛い……」
小さな声でいう心臓がバクバクする。
自分の絵日記にはナナの事しか書かれていないナナが何をしたとかナナの仕草とかナナ尽くし
「ナナ♡」
もうナナしか頭にない。
そして原作のターニングとなる出来事が起こった。
野原家に行くとナナが早足で逃げていく私は思い出したあのシーンをナナが蝶々を追いかけようとししんのすけの頬に誤って怪我をさせてしまうシーン
「原作だとここで野原家の絆が深まるのしかしそれと同時に物語が進行する急げ!!」
ナズナは原作のありとあらゆる所を見て回る。
「はぁはぁまだきてないみたい」
後ろを振り向くとナナがいる。
「ナァ!!」
「ナナ!」
こんなの原作にはない。
ナナが逃げようとし強く尻尾を掴んだ。
「ナナ行かないで!!お願い!!しんちゃんは!大丈夫だから!!」
「ナァ!ナァ!」
振り落とそうとしているが恋のパワーは無限大だ
「私は………………私は………………ナナの事を愛してるの!!!!」
その瞬間 世界の時が止まる。
そのシーンをしんのすけらは見ていた。
ナズナは気づいた。
「あっあっ」あまりの恥ずかしさに赤面してしまう。
「ほうほう」
「種族を超えた愛」
しんのすけとボーちゃんは察し
「これって多様性か?」とひろしは唖然とする。
「ナァ!」
ナナも薄々気づいていたみたい。
そして原作通りお風呂に入る展開だがそのシーンに私がいる扇風機のシーンで自分がいる状況に感謝をする。
めちゃくちゃ興奮して記憶にないがめちゃくちゃ幸せ
こんなに幸せでいいのかと思ったがしんのすけが明日河川敷で風間くんらとサッカーをやるらしい。
そこでハッと気がつく。
「サッカーはやめようよ」
「なんで??」
しんのすけは聞き返すが次のシーンでビリーが来てその後大変なことになるとは言えない。
「ほら最近暑いし……風間くんらと」
「ナズナちゃん変だぞ」
しんのすけにそう言われた。
そして親が迎えに来てナズナは帰っていくが
(やりたくはないけどやらなきゃ)
朝早く起きナズナは大きなバックを持ちナナをこっそり連れていくことにした。
「ナナはここにいたら確実に死ぬだから私が救わないと」
もう原作もシナリオもどうだっていいナナが無事ならそれで
ナナの体は重くなかなか動かない。
「何しているの??」
「しんちゃん??」
そこに次々と野原家が起きさらにはシロ大好きなナナまで…………………
「ナァ??」
「…………」
朝から朝食を一緒にいただく事になったがその空気は重苦しい。
「ナズナちゃんなんであんなバックを??これじゃまるで」
「ナズナちゃん……………訳を話して」
野原夫婦は優しい。
「ナナが死ぬから…………」
とぼそっという瞬間ポロポロと泣き出した。
「ナナを救えるのは私だけ私がナナを救う愛しているんだもん」
野原夫婦は困惑するがしんのすけは黙って聞いている。
「私がナナを救うのナナの死ぬ運命から」
みさえは思わず声を張る。
「ナナが死ぬ?私が救う??訳のわからないことを言わないで!!あなたがやっていることは誘拐!ナナの気持ちを考えたことあるの!!」
「みさえ………………」
ひまわりは泣き出してしまった。
その隙にナズナはナナを連れて行こうとするがシロが立ち塞がる。
「どいてよ」
ぎろりと睨みつけたがいまだにどかない。
「ナナ…………一緒に来てよ」
ナナに手を差し出すがナナは思わず手を噛んでしまった。
「いった」
噛まれた噛まれた。
「怯えたナナも可愛いね」
その時 しんのすけが立ち塞がる。
「ナズナちゃんナナが怖いって…………」
「そんなこと言ってないナナは喋らないもん」
ナナに血まみれの手で笑顔を向けるがナナは後退りする。
ナズナはそそくさと自宅に帰っていく。
「こんな物語なら壊してやるから」
ナナに噛まれた傷を包帯で巻いたが痛みが引かない
「あんなナナ原作になかったな………可愛かった」
狂気の笑顔をする。
春日部防衛隊予定通りサッカーをしていたがナズナが来ない事に気がつく。
「しんのすけ…………ナズナちゃんは??」
「…………」
何も言えない。
そして案の定ビリーと絡む。
「逃げて」
春日部防衛隊が逃げていく……………
三葉虫のグループから逃げる時メイン画面時間帯を計算して
「いまだ……………」私は三葉虫たちが把握していない後ろに石を投げ3人を気絶させた。
私はこの世界のルールを知っている。
映画にない画面ならば改変可能。
私はそのルールを駆使し物語の穴を潜り抜ける。
春日部防衛隊をそのルールの隠れ穴に誘い込み隠れた。
「ナ……ナズナちゃん??」
しんのすけがそういうもう隠す必要はない。
「防衛隊のみんなよく聞いて私は…………異世界から来た転生者っていう奴なんだ」
風間くんは驚いている。
「転生者??」
「うん これから話すことは全て真実だよ」
春日部防衛隊のみんなに全てを話した私の元いた世界の事……これからどうなるかナナの結末も……………
ネネちゃんは真剣にいう。
「まさか私達はアニメの世界の人だったなんて」
ボーちゃんは「ナズナちゃんは本当は別の世界の人間」
「ナナ死んじゃうの??」
マサオくんが不安げに言う
「ナナが…………」
風間くんもそういうナズナの言葉の一つ一つに嘘は感じられなかった。
しんのすけも珍しく真面目に聞いていた。
シロも真面目に……………ナナはショックを受けていた自分の死について。
「どうすればナナをたすけられる」しんのすけは言う
そのような結末なら変えればいいと思ったのだろうが
「シナリオに出ている部分は無理みたい 例えるなアニメで朝ごはんを食べるシーンがあるでしょ食べ終わったシーンの間そこは変えられるの食器を洗浄機に入れるかめんどくさくてそのままにするかそこには無限の可能性があるの 私がリアルおままごとの時シーンが終わる空白の時間を探していたから」
なんだか訳がわからなかったのでボーちゃんがわかりやすく説明する。
「つまりはこういうこと…………ボクが石を探す河岸にはいろんな石があるその中で拾う石が形や色がナズナちゃんの世界の人に認識されてないされていなければ……………ボク……………にしか石の形がわからないつまり認識されていないところ」
みんなはそのわかりやすさにオーとなっていたが
その空白の時間をどう活用しナナを救うのか考えた。
「とりあえず帰ろうよ……………」
マサオくんがそういうと春日部防衛隊は今日は解散した。
「しんちゃん私謝ってから帰る」
「うん」
転生者だからと調子に乗りすぎたのかもしれないナズナは野原家に再び行き謝り自身が転生者であることを話しナナの結末やこれからを話した。
「家壊されるのかよ!ああっ」
「ナナが死ぬ??」
野原夫妻はショックを受けていた。
「とりあえずその空白の時間なんとか活用しなくちゃな……………」
ひろしはそういうのには詳しいがみさえは信じていなさそうだった。
「私達がアニメの世界の住人だとしてアニメに出てきたシーンは改変不可能でそれ以外は改変できるとか訳がわからない 頭がパンクする」
「とりあえず親に言って今日は泊まります………」
そして今日は泊まる事になった。
「画面上の時間までまだある それまでに準備できるところはやろう」
バックのなかにある手作りクロスボウとナイフ武器だ。
みさえが声をかけてきた。
「ナズナちゃん何それ」
「ナナを守るために徹夜で手作りしたものとナイフです 私はナナがいればそれでいい」
再びみさえが聞く。
「そういえば愛してるって言ったらしいわね ナナに」
「はい………………ナナが好きです」
その目は本気だった。
そして時間は過ぎていくとナズナはナナに近寄る。
「ナナ 私はあなたを死なせない」
ナナがどう思っているのかはわからないそれまでにやることは一つ画面外は自由だから何してもいい。
フードを被り直しナナに顔を寄せる「ナナ目をつぶっていてね」
その口にキスをした。
「…………私の思い通じた??」
「ナッ……………」
やっと意味がわかったらしい。
「おやすみ」
――――――――――――――――――――――
運命の時が来た。
もうすぐティラノロボがやってくるビリーが来る。
どっしん
「キタ」
私は早速外に出た。
クロスボウで他のロボットがいないから警戒しつつ確認する。
「来るよあのシーンが」
やっぱり野原家の叫びと共に来た。
「ローンがあと32年残っているのに!!」
このシーンきたーっておもった。
ナナに噛まれた痛みが疼く………
「んぐー推しにキスとかさ夢女子の夢じゃん
私かっこよ」
自分を褒めた。
そしてビリーが車でみんなを乗せビリーが住む場所に行く。
話の展開通り………
ナズナはビリーの家についたあとにビリーに全てを話した。
「君がナナのことを知っているなら…………」
「ナナの秘密は本物の恐竜であること偶然蘇らせたことそして本名はスピ太郎や」
めちゃくちゃ驚いて目を丸くする。
抵抗虚しく原作はどんどん進んでいく描写されたシーンの改変はできないそういうルールには逆らえない。
ナズナは焦っていた。
(シーンがどんどん進んでるどうしよう)
無意識に爪を噛んでいた………手の痛みよりナナの方が心配
(神に逆らう悪魔になってでもナナを守り切る)
「とうとう最終シーン……………ナナが暴走してる」
ナズナは考えた。
(このままではナナが確実に死ぬ私はどうすれば)
ふと最終シーンでナナの説得シーンの穴を見つける。
「ちょっとかして!」
「えっ」
売間の商品を投げこちら側にナナを向かわせる。
そして同時にしんのすけも移動。
「ナナ!!」
ナズナはニヤリと笑う。
「よしいい位置」
ナズナは位置を考えた上で移動させたのだ。
そして最終シーンでナナがしんのすけを守るシーンでの瓦礫が落ちるシーンを改変することができた。
位置をずらしたことで瓦礫の重みを軽減しナナを救い出すことに成功した。
ナナは疲れて倒れ込んだがすぐに目を覚ます。
「ナァ?ナァ!!」
みんなが歓喜に包まれる中ナズナは空に向かって言う。
「ざまみろ!!監督!脚本家!!!!私は!やり遂げた!!」
無事に改変したあと倒れ込んで笑った。
夏休みが終わり
よしなが先生に絵日記を提出する。
「よしなが先生!私ね 将来はビリーと一緒働きたいんです!ナナのそばにずっと」
ナナ………これからもずっと大好きだよ。
夜中 謎の声が響く
何を言っている。お前のやったことは原作レイプだ
主人公にでもなったつもり??
「はぁはぁ」
ベッドから飛び起きた。