黒上采南は生存者でない   作:ソフ

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いっぱい説明する回。


第2話 隠しごと

「ねえ、まだ歩くの?」

 

 田舎のつまらない道路にこれまたつまらない采南の愚痴が響く。二人はこれから一緒に暮らすため、小町の住むアパートに向かって歩いていた。

 

「あと二十分ってとこかな」

「まだそんなにかかるの!?」

「しょうがないだろ。私みたいな怪しい組織に属する人間は僻地で影を潜めるしかないの」

 

「やっぱり怪しい組織じゃん!」

「まあな。それについては否定しなかっただろ?」

「そういや巧くかわされてた気がする! この卑怯者!」

 

 采南はそう言って小町の肩をポコポコ叩く。動きに勢いはあるが、威力は明らかに抑えられており、肩たたきにすらなっていない。

 

「私が話をかわしたんじゃない、采南が私をかわしたんだ。まあその後、采南は地面の小石をかわせなくて転んだわけだけど」

「きーー! うるさいうるさい!」

 

 采南の肩を叩く力が強くなる。この威力ならかろうじて肩たたきと言えるだろう。しかし相変わらず肩たたき以上ではない。

 

「まあまあ、お詫びに私たちの組織について教えてあげるから許してくれ」

「ほんとだよ! 私ほとんど何も知らないまま連れてかれてるんだから!」

 

 采南は頬を膨らませて小町を睨みつけるが、小柄なこともあって全く迫力がない。

 小町は「私についてきてるのは半分采南の意思だろ」と言いたくなったが、それでは采南の機嫌が一層悪くなるだけなので、ぐっと堪えて小町の属する組織について説明を始めた。

 

「さっきも言ったけど、私たちの組織は大赦とは対立関係にあるんだ。まあ組織とは言ってもほとんど烏合の衆で名前すらないんだけど、一般人からの理解はそれなりに得られているみたい」

「そもそも私まだそのタイシャとかいうのがよくわかってないんだけど」

 

「大赦は人類の敵である天の神から、少し前までこの四国を護ってくれていた神樹と呼ばれる神様を祀っている組織。神樹は人々に燃料なんかの資源を供給してくれていて、その恵みの供給量を調整していた大赦はこの四国で大きな力を持っていたんだ」

「はあ……ってちょっと待って! ここ四国なの!?」

 

 采南はあまり理解ができずにぼーっと聞き流していたが、二回目の四国という言葉が耳から抜ける直前に引っかかり、驚きの声をあげる。

 

「ん? ああ、采南が目覚めた場所は香川県大橋市。そして今向かってるのがその隣にある大束町。西暦時代とは名称も違うし、言っても分からないと思うけど」

「そんな……私いつの間にか海まで渡ってたんだね……」

 

 采南は何故かその場に膝をついて落胆する。

 

「そんなに嫌だったか……?」

「だってそれって私を助けてくれた人は海の向こう側にいるってことだよ? 会いに行きづらいじゃん!」

 

 膝をついて落胆したかと思えば、今度は勢いよく立ち上がって小町に顔を近づける。

 

「だからその人はもう……」

「私は信じないよ!!」

 

 少し考えれば300年前の人間が今も生きている可能性なんてゼロに等しいとわかるはずなのに、采南は頑なに信じようとしない。采南自身がその例外だからまだ希望を持っているのか、それとも心のどこかではもう死んでいると思いながらも認めたくないだけなのか、小町には分からなかった。

 

「……話が逸れた。大赦は神樹の恵みを私たちに分配してくれていたとはいえ、その内訳やそもそも大赦がどれだけ恵みを抱えているのかは不透明で、それを快く思わない人たちがいたんだ」

「それが小町ちゃんの組織に繋がるってこと?」

「ああ。で、ここから先の話をするにはまた別の知識が必要になる」

 

 小町は一呼吸おき、もう一度口を開く。

 

「西暦時代に天の神はバーテックスをたくさん送り込んで、人類はほとんどそいつらに殺された。采南も実際に見てるだろ?」

「う、うん……」

 

「でも神樹が四国に結界を張ってくれたおかげで、その中にいる人たちだけは無事だった。最終的に天の神は四国の外を灼熱の炎で包んで、残された人たちは結界の外に出られなくなったんだ」

「…………」

 

 采南は黙って小町の話に耳を傾ける。自分にも関係のある話だからか、とても集中しているのが小町にも伝わる。

 

「それから300年、勇者と呼ばれる大赦お抱えの戦士たちの活躍によって遂に天の神は撤退。バーテックスとともに覆われていた炎も消えたことによって、人類は再び四国の外に出られるようになった」

「…………」

 

「ちなみに少し前までその炎に包まれていた場所にいたのが采南。だから采南はずっと炎の下で眠っていたんだよ」

「そんな……私は……」

 

「信じられない気持ちはわかる。だから私はそのことで采南を問い詰めたりしない。……で、話を戻して天の神撤退と同時に神樹は消滅。これまで恵みを与えてくれていた神樹はいなくなり、資源の大半を神樹に依存していた人類は再び自分の足で歩かないといけなくなった」

「神様、消えちゃったんだ……」

 

 采南はなんとか話についていこうと頑張って相槌を打っている。その薄っぺらい相槌から話についていけてないことは容易に想像できるが、小町はそのまま話を続ける。

 

「甚大な被害を受けたとはいえ、四国の外にはまだ莫大な富が残っていると予想されている。人類はそれを求めて行動範囲を徐々に拡大していこうとしていたんだけど、そこで大赦は四国の外への立ち入りに制限をかけたんだ」

「それは……どうして?」

 

「外の安全がまだ確保されていないからだと大赦は主張してる。でも真の狙いは神樹の恵みの代わりになるものを先に押さえて、権力を保持し続けるところにあるんじゃないかと言われているんだ。だから私たちは、それを阻止しようと壁の外の解放を求めているんだ」

「ふ、ふうん……」

 

 一通りの説明が終わったが、采南はその半分近くが理解できなかった。

 

「それで、結局その陰謀論みたいなのに付き合ってねってこと?」

「組織の意向に従わなければならない場面ではそうなるな。まあそんな場面なんてないと思うけど」

「ほんとかなあ……」

「繰り返しになるけど、采南は基本的に私んとこにいるだけでいいんだ」

「うーん……」

 

 采南は疑いの目を向ける……が、小町のまっすぐな瞳を見て流石にそろそろ信用してもいい気がしてきた。

 

「わかったよ……それにしても、私たちの生活をめちゃくちゃにしたあの化け物はいなくなったんだね」

「勇者が天の神を追い払ってくれたらな」

「勇者……」

 

 さっきは引っかからなかった勇者という言葉。今度は采南の胸に強烈に引っかかった。

 

「勇者……? 勇者……勇者……」

 

 明らかに様子がおかしいと感じた小町は采南の顔を覗き込む。すると次の瞬間、采南は突然声を張り上げた。

 

「そうだ! それだよ!」

「……何が?」

「私は勇者に助けられたんだ!」

「……!?」

 

 そう、それは忘れもしない記憶。みんな避難して人のいなくなった田舎の一軒家。停電で電気のつかなくなった家に引きこもり、最後まで逃げようとしなかった大嫌いな母。あの絶望的な状況で、采南の家の周りをたった一人の『勇者』が守っていた。

 

「じゃあ采南が感謝を伝えたい相手って……」

「勇者だよ! そう名乗ってたわけじゃないけど、間違いない!」

「そ、そうなのか……」

 

 思ってもみない情報に小町は一瞬思考が止まる。そこに追い討ちをかけるかのように采南は小町に語りかける。

 

「いや〜、でもこれってかなりでかい情報だよね!」

「どういうこと?」

「だって勇者は大赦お抱えの戦士なんだよね? その大赦に聞けば、案外すんなり見つかったりして!」

 

 采南はもう既に勝利を確信しているかのように早口で捲し立てる。

 

「てなわけで、人探しはまず最初に大赦をあたろうよ!」

「あ、ああ……そうだな……」

 

 これは大変なことになってしまった。小町は舞い上がる采南の隣で心の底からそう思った。

 

  *

 

 それからしばらく歩き続け、やっとのことで小町の住むアパートまで到着した。

 それは崩壊した謎のタワーが近くにあることを除けば、ごく普通の場所に立地しており、少なくとも生活に不便することはなさそうに見える。

 

「なんだ、まったく僻地じゃないじゃん」

「先にハードルを下げておけば、受け入れられる範囲が広くなるだろ?」

「それはそうかもしれないけど……」

 

 中に入ると、ワンルームの部屋が視界に入る。ここで二人暮らしをするには少し狭そうだ。

 

「とりあえず私の服を貸すから、一緒に夕飯でも買い物に行こうか」

「え!」

 

 小町が荷物を整理してから采南に話しかけると、采南はソファーに座って小町があげた柿大福を口に運ぼうとしていた。部屋にあがって早々、かなりの寛ぎようだ。

 

「ひょっほまっへへ……」

 

 そう言いながら采南は柿大福を勢いよく頬張る。よく味わって食べてほしかった小町はあげなきゃよかったと少し後悔した。

 

「おっけー! じゃあ着替えてくるね!」

「あ、ああ……」

 

 采南が患者衣から着替え終えると、二人は近くのイネスタウンに惣菜を買いに行った。

 

「これと、これと……あ! あれも美味しそう!」

 

 采南はよほどお腹が空いていたのか、惣菜を次から次へと買い物カゴへと放り込んでいく。

 

「こんなに食べられるのか?」

「任せて!」

 

 不安がる小町に采南はぐっと親指を立てる。しばらくまともに食べてなかったであろうことに免じて大目に見ていると、最終的に一会計で六千円もの出費になった。

 

「いや〜、いっぱい買ったね〜」

 

 スーパーからの帰り道、采南はレジ袋を僅かに揺らしながら満足げに小町に話しかける。

 

「9割以上采南のだけどな」

「小町ちゃんが少食すぎるんじゃないの?」

「采南も買いすぎなんだよ」

 

 些細な言い争いをしていると、突然小町のスマホに通知音が鳴った。

 

「げっ!」

 

 通知の内容を確認すると同時に、小町は顔を顰めてため息まじりの声を漏らす。

 

「どうしたの?」

「私の友達がうちにお邪魔してるってさ」

「え! まさか今度こそ変な人……!?」

 

 采南は小町が怪しい組織の人間なこともあり、小町の友達は危険人物なのではないかと警戒する。

 

「失礼だな。変わったやつなのは否定しないけどさ」

「うっ……」

「采南のことは私から伝えとくから一度会ってみる?」

「もし危ない人だったら私帰るからね!」

「どこにだよ……」

 

 小町は采南の意味不明な発言に気怠げにツッコミを入れながら、帰りの時間をたっぷり使って友人に采南のことを伝えた。

 

「つ、疲れたあ……」

 

 アパートに到着した采南はレジ袋を地面に置いて愚痴をこぼす。イネスから自宅まであまり距離がないとはいえ、采南はかなりヘトヘトになっていた。

 

「ずっと重たい袋をぶらぶらさせてたからだろ。お行儀が悪いな」

「ずっと歩きスマホをしてた小町ちゃんに言われたくないよ! そんなに何を伝えることがあったの!」

 

「まあな。それよりもし私の友達がさっき買った分を欲しがってたら、ちゃんと分けてあげてよ?」

「やだなあ、当然でしょ! 私そんなに食い意地が張ってるように見える?」

「今のとこそう見えるぞ」

 

 薄い会話をしながら部屋にあがると、そこにはお淑やかそうな少女が制服姿で寛いでいた。

 

「おかえり〜って、もしかしてあなたが采南って子?」

 

 采南と目が合うと、少女はものすごい勢いで采南に近寄ってきた。お淑やかそうな印象が一瞬にして爆散するほどの勢いに采南は一歩後ずさる。

 すると少女は一歩後ずさった采南に二歩近づき、采南の全身を舐め回すように観察する。

 

「マッチの言ってた通り小柄だね〜。かわいい!」

「マッチ……?」

「そ。小町だからマッチ!」

「はあ……なんというか独特だね……」

 

 予想通り困惑している采南を見て、小町は思わず苦笑いをしてしまう。

 

「紹介するよ。こいつは千竈七海(ちがまななみ)。ナナって呼んでる」

「ナナとサナ。うん、いい感じ!」

「な、何が……?」

「響きだよ響き! もう既にアタシたち相性バッチリな感じがするよね!?」

 

 七海は目を輝かせながら采南にグイグイと迫る。

 

「私は既に相性サイアクな感じがするんですけど……」

「あはっ、さなりんは面白い冗談を言うねっ!」

「さ、さなりん!?」

 

 あまりニックネームで呼ばれる経験のなかった采南は、風変わりな呼び方に動揺を露わにする。

 

「小町ちゃん! 私この人苦手!」

「まあまあ。こんなんだけど、いい子だから」

「そ。アタシこんなん且ついい子! てなわけで、ここらでちょいとよろしくの握手でも!」

 

 七海はそう言いながら笑顔で手を差し出す。采南は渋々握手に応じた。

 

「ところでさなりんが手に持ってるそいつは何かな?」

「これは今日の晩ご飯……」

「ほう、この馥郁たる香りの正体はお惣菜だったか!」

 

「良かったらナナも食べてくか?」

「ほんと? じゃあちょっとだけ!」

「おーけー。それじゃさっさと準備しちゃおうか」

「はいはいさー!」

 

 小町の言葉を聞き、七海は人数分の取り皿とコップと箸を棚から取り出す。狭い室内とはいえ、七海はどこに何があるのか完璧に把握しているようだ。

 小町と采南は買ってきた惣菜と飲み物を小さなテーブルに並べ、準備ができると三人はテーブルを囲うようにして座った。

 

「それじゃあ新しい出会いに乾杯〜!」

 

 七海はコップいっぱいに注がれたジュースを持ち上げて乾杯を促し、ちょっとした歓迎会的なものが始まった。

 七海は采南に興味津々で、次々に質問をぶつける。

 

「さなりんは勇者を探してるんだよね?」

「うん……」

「出身は?」

「兵庫県」

 

「なるほどねー。頑張ってね、マッチ」

「七海ちゃんは手伝ってくれないの……?」

「いや〜、アタシも手伝いたいんだけどねー」

 

 七海が小町に視線を送ると、小町はやめてくれという視線を送り返す。

 

「なんで!? 七海ちゃんにも手伝ってもらおうよ!」

「私にも色々と事情があるんだよ」

「むぅ……」

 

 今にも不満を爆発させそうな采南を見て、七海はぱっと話題を切り替える。

 

「ところで、さなりんはこれからどうするの?」

「そりゃあもちろん人探しだよ! ねっ、小町ちゃん!」

「それなんだけど、今忙しいから少し先でもいいか?」

「そんな! 約束が違うよ!」

「今すぐにでも手伝うとは言ってなかっただろ?」

「ひ、ひどい! この卑怯者!」

 

 采南は小町に対して怒りを露わにする。とりあえず暇を持て余すことになると判断した七海は采南に一つ提案をする。

 

「じゃあさ、塾に通ってみない?」

「え! それって……勉強!?」

「いいんじゃないか? この先必要なことだし」

 

「やだよ! なんでここにきて勉強なんか……!」

「塾と言っても、アタシたちと同じくらいの子がやってるものだから気楽だと思うよ。それにさ、これは人探しの手掛かりになると思って言ってるんだよ? だから騙されたと思って通ってみない?」

 

 嫌がる采南を七海は優しく説得する。急な塾の勧誘に胡散臭さを感じる采南だったが、人探しに繋がるなら悪くないような気がしてきた。

 

「わ、わかったよ……」

「よしきた! 塾にはアタシが連絡を入れとくから、さなりんは早速明日から行くといいよ」

「うん……って明日!?」

 

「そ。『ナズナ塾』っていう、かつて防人だった人たちが学校の勉強についていけるよう、リーダーの楠芽吹って人が立ち上げた勉強会なんだけど、誰でも手ぶらで参加できるなのが特徴なんだ」

「サキモリ?」

「それは塾に通ってる人から聞くといいよ。アタシなんかより断然詳しいから」

「はあ……」

 

 采南の明日以降の予定も決まったところで、今日の歓迎会モドキはお開きとなった。

 七海を玄関まで見送ると、七海は小町にそっと声をかける。

 

「アタシは帰るけど、あまり無理はしないでよ?」

「ああ、わかってる」

「どうせあのこともさなりんに言ってないんでしょ?」

「何? あのことって」

「……采南には関係ないことだ」

「だと思った。正直隠し通せるようなものじゃないと思うけど……ま、後悔のないようにね」

 

 何やら意味深な会話をしているが、采南には何のことだかさっぱりわからない。

 

「あっそうだ! さなりんにはこれを渡しとくね!」

 

 小町と会話を交わしていた七海は、突然思い出したかのように采南に振り向き、小さな鍵を手渡した。

 

「これは……?」

「この部屋の合鍵だよ」

「いいのか? ナナには一本しか渡してないはずだけど」

「あれからいっぱい複製したからね。軽くお小遣い数か月分は費やしてるんだから!」

「なんでだよ……」

 

 七海の奇行に小町は困惑を隠せない。

 

「もし鍵をなくしちゃったらアタシに連絡してね。マッチには1000円、さなりんには300円で売ってあげる!」

「人んちの鍵で商売するなよ」

 

「じゃあもし小町ちゃんが鍵をなくしたら私に言って。七海ちゃんから仕入れた鍵を特別に800円で譲ってあげるよ!」

「合鍵の転売って前代未聞だな……」

 

「あははっ。それじゃあ今度こそ本当に帰るけど、二人とも仲良くするんだよ? 喧嘩しちゃダメだからね?」

「任せて!」

「うんうん。じゃっ、またね〜!」

 

 七海は最後に采南に声をかけると、笑顔で手を振りながらアパートを後にした。

 

「……じゃあ今日はもうゆっくりしてようか。采南も疲れただろうし、眠くなったら私のベッドで寝ていいから」

「え! いいの!?」

 

 采南は小町の言葉を聞くとすぐにベッドに飛び込む。恐らく久々であろうベッドの上を気持ち良さそうに転がる采南を見て、小町は思わず微笑んだ。

 

 

  * * *

 

 

 采南がとっくに眠りについた真夜中。小町は同じアパートの別の部屋で一人の女性と向かい合う。

 

「例の子とは接触できたかしら?」

「はい。一緒に暮らすことになりました」

「うまくいったようで何よりだわ」

 

「……あの、あいつの発見場所は聞いてないんですか?」

「聞いてないけど、それがどうかしたの?」

「いえ、別に……」

「……? とにかく、ちゃんと面倒見てあげるのよ」

「……ええ、わかりました、"お母さん"」




以上、いっぱい説明する回でした!

次回、第3話「小さな居場所」
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