FAIRY TAIL 妖精の魔装者   作:コブー

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『なんとかマッスルバルカンを倒せた。俺に助太刀してくてたのはマーメイドヒールに所属する魔導士だった。マーメイドヒールは女性だけのギルドで有名だった。そんな彼女はいつも仕事帰りに8年前に行方不明になった兄を探しているそうだ。助けてくれたお礼に俺も彼女の兄を探す手伝いをする事にした。』


ガルナ島
緊急S級クエストクリア!したのに・・・


 

マッスルバルカンを討伐したリョウタは依頼者から報酬金を貰って頭に包帯を巻いてた。

 

「それじゃ。何かしら分かったらそちらに連絡する」

 

「すまない」

 

「気にしないでくれ。アンタのフォローが無かったらマジでヤバかったからな」

 

リョウタはマッスルバルカンを討伐した後、リョウタを助太刀してくれたマーメイドヒールの魔導士と会話をしていた。

 

「改めて助けてくれてありがとな!」

 

リョウタはそう言い手を振って別れた。

 

 

 

ー数分後ー

 

 

「それにしても10万Jが100万Jとはね」

 

報酬金額が変わった事は知っていたが、今回のクエストレベルがS級クエストって事は知らないリョウタだった。

 

「おーい!リョウタ!!」

 

「え?エルザ!?」

 

リョウタが前を見ると魔導四輪に乗ったエルザがやって来た。

 

「ちょっ!!?顔色悪いって!!どんだけ飛ばして来たの!?」

 

リョウタは慣れた土地では無い為に1日で依頼場所に来たのにエルザは半日で魔導四輪でやって来た。流石S級魔導士である。

 

 

ー翌日ー

 

 

エルザの魔力を回復させる為に2人は宿に泊まって魔導四輪に乗ってギルドに帰還していた。

 

「マーメイドヒールの魔導士が助太刀してくれてマッスルバルカンを倒せたのか」

 

「まぁね。しかしS級クエストか・・・」

 

「ギルドの2階にS級クエストのボードがある。S級クエストは本来、S級魔導士じゃないと受ける事が出来ないクエスト。もし勝手にS級魔導士でもないのにS級クエストを受けたら罰がある。最悪破門だ」

 

「・・・え?それじゃ俺ってルール違反したの?」

 

リョウタは破門される事に青ざめる。

 

「いや、今回は依頼の調査ミスで起きた事だ。リョウタは何も悪くない」

 

「それを聞いて安心したよ」

 

「早く帰ってミラに顔を見せてやるんだな。アイツが1番心配していたからな」

 

「了解!・・・あ、そうそうエルザに聞きたい事があるんだけどさ」

 

「なんだ?」

 

「さっきのマーメイドヒールの魔導士に助けてくれお礼に俺も人探しの手伝いをするんだ」

 

「そうなのか」

 

「それでその人が探してる人の名前が【シモン】って言うんだけど・・・聞いた事はある?」

 

「っ!?・・・いや、知らないな」

 

「んー。そうか」

 

リョウタはエルザが動揺した事に気づかなかった。

 

 

 

ーフェアリーテイルー

 

 

リョウタとエルザは無事にギルドに帰って来た。

 

「ただいま戻りました」

 

「た、ただいま」

 

「あ、エルザお帰りって!リョウタ無事だったんだね!」

 

出迎えてくれたのはレビィだった。

 

「お帰りなさいってリョウタ大丈夫!?」

 

ミラがリョウタを見て近づく。

 

「だ、大丈夫だよ!頭に包帯あるけど大丈夫だよ!!」

 

ミラを見てリョウタは心配かけてしまったなって罪悪感が出た。

 

「マスターただいま戻りました」

 

「うむ。よくぞ戻った。エルザが間に合ったたのか?」

 

エルザは帰還報告をマカロフにしていた。

 

「いえ、マーメイドヒールの魔導士が助太刀してくれてリョウタがマッスルバルカンを倒せたようです」

 

「そうか。何はともあれ無事で良かったわい」

 

「それとマスター。今年の試験にリョウタを推薦してもよろしいですか?」

 

「む?入ったばかりのリョウタを?」

 

「試験までにリョウタはきっと成長すると思いますので」

 

「分かった。今後のリョウタの活躍次第で検討しておこう」

 

「ありがとうございます」

 

エルザはそう言いギルド全体を見るとある事に気づいた。

 

「ところでナツとハッピーとルーシィとグレイが居ませんが仕事ですか?」

 

 

ピシッ!!

 

 

遂に気づいてしまったか、と言わんばかりの空気が漂う。

 

 

「え?何この空気?」

 

 

リョウタはギルド全体が不穏な空気になって疑問になる。

 

「えっと・・・実は・・・」

 

マカロフは説明しにくそうに説明する。

 

 

実はリョウタがマッスルバルカンの討伐依頼と発覚した翌日にナツとハッピーが勝手にS級クエストボードからS級クエストを受けてルーシィを連れてS級クエストに行った。

 

ナツ達を止める為にグレイが追いかけたが、帰ってこなかった為にグレイもS級クエストに行ったか、もしくはナツに無理矢理連れてかれたの2択になったのだ。

 

 

説明を聞いたエルザの顔が怒りに変わる。

 

 

「今すぐあのバカ共を連れて帰ってきます!!」

 

 

そう言いエルザはギルドから出ていった。

 

「はぁ・・・」

 

マカロフが溜息を吐くとリョウタがある事に気づく。

 

「・・・あれ?ナツ達が何のクエストに行ったかエルザに言いました?」

 

 

ピシッ!!

 

 

2度目の空気が凍る感覚が起きた。

 

 

「・・・親っさん。エルザに伝える為に一緒に行ってきますね」

 

「・・・帰って来たばかりでスマンの」

 

「胃薬を置いておきますね・・・行ってきます!」

 

 

 

魔装者リョウタのS級クエストはまだ終わらなかった。

 

 

 

 





マーメイドヒールの魔導士・・・誰なんだろ?(すっとぼけ)
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