友人との待ち合わせに余裕を持たせた『私』は適当に時間を潰す為の場所を探してたが、駅の付近のカフェはだいたい人が多くいて落ち着かない、仕方なく少し遠くてもいいかと適当に歩いてると[Cafe undone]という看板を見掛ける、知る人のみぞ知る場所というのはよく聞く言葉だがその言葉が良く似合う雰囲気の店だ扉にはOPENの札が下がってることからやってる事はわかる。
入店すれば外の雰囲気とのイメージどおりの落ち着いた店内、他に人はいないかと思っていたが1人だけいた、(正確にはマスターさんもいるのだが)その人が『私』の入店に気づき振り向く、目を奪われた、おそらく数瞬は『私』は間抜けな顔をさらしただろう、カウンターに座るその人の近くを無意識選んでいた、待ち合わせするならカウンターではなくテーブル席を選ぶとこをこの瞬間はその人に思考が支配された。
席に着けばマスターからメニュー表を渡される、飾り気のないシンプルなメニュー表何も無ければその雰囲気に合わせて珈琲を頼んでいただろうがその時の『私』は少し先の隣にいるその人の頼んでるものを気にしてしまった、「そちらの人は何を飲んでるんです?」マスターに言ったのかその人に聞いたのか正直曖昧なレベルの問いかけだが「ミルクティーだよ、ここのミルクティーは美味しいの」とその人からかえってきたマスター特に何も言わないがそれにするかい?と問いかけるように見ていた。
ミルクティーが届くと同じくらいのタイミングて友人からのLINEが届く[わるいもう少し遅れる]いつもならまたかと思うとこだが今はありがたいと感じた、普段の『私』なら声を掛けに行く事はしないだろうに
「すいませんさっきはいきなり声をかけてしまって」
「ん?ああ、大丈夫だよミルクティーほんとに美味しからね誰かに伝えたかったとこだから」
少し飲む確かに美味い、今までペットボトルの紅茶しか飲んだことは無いがそれとは違うものであった
「どう?美味しいでしょ?」
ニコリとしながら聞いてくる姿に目を再び奪われた
「はい、すごく美味しいです」
「だってマスターさんよかったね」
軽く微笑んでるマスターよほど自信があるのだろう
「あなたもさっき初めて頼んだばかりでしょう」
どうやらその人は常連では無いらしい、偶然の出会いと言えるだろう
「あの…お名前をお聞き…カランカラン!
騒がしい入店音カフェに似つかわしくない動きで入って来たのは友人だった、似つかわしくないこやつをここにいさせるのは面白くないので残ってたミルクティーを飲み干し友人のとこに行く「少し静かに入れないのか?」
「急いでたんだ仕方ないだろ?」
悪びれる様子は無いまぁこういうヤツだ仕方ない、取りあえずそいつ外に放り出しお代を払い出ようとしたとこに
「アメ…私の名前あなたは?」
「『』です楽しかったです」
「なんだじゃましちまったか?」と奴はニヤニヤしている、「うるさい」一発肩を小突いて駅向かうまたここに来れるように記憶に残して