新人類を生み出す一つの手段、それがコーラルリリース計画。そして621とエアの二人はこの計画を達成させ、星々に伝播したコーラルリリース。
 計画後、目覚めた二人が辿り着いた場所は、銃弾、爆弾、砲弾が飛び交う青き青春の世界(ブルーアーカイブ)だった。
 二人はブラックマーケットで独立傭兵として働き、数々の依頼をこなしていた。
 そんなある日、積荷の撃破依頼を達成した時、積荷の護衛依頼に付いてた敵の生徒が泣きながら膝から崩れ落ちる。
 
「依頼は失敗する、食費も無い、趣味を楽しむ事も出来ない。こんな人生ってなんなの……こんな世界、もう生きる意味が無い……」

 そんな生徒に621は歩いて傍に行き、右手を差し出した。
  
「貴方が生きる意味が無いと言うなら」
「来てください。私が貴方に意味を与えましょう。」

 その生徒は呆気を取られながらも、彼女の手を取った。 
 その選択は青き青春の物語(ブルーアーカイブ)に生み出された新たな物語。
 のちに赤き選択の物語(レッドアーカイブ)と呼ばれる、小さな火種であった。
  プロローグ
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