絶対に笑ってはいけないアビドス高校24時   作:ケイゾーイビ

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お久しぶりです、FOX小隊が全員実装させそうで嬉しくて書きました。
よろしくお願いします。


13話

食堂で食事を済ませて、休憩している教室に戻って来た先生とアビドス高校の生徒達。

「セリカさん、痛いです」

私はドラゴンブレスラーメンの腹いせに、セリカから腕をつねられていた…

「あのラーメン、いつから…?」

「セリカにバレない様に、極秘で数週間まイテテテテテ」

「まーまーセリカちゃん、ラーメン美味しかったから許してあげようよー」

「…ふん!」

つねった部分を思いっきり引っ張られ、激痛の痛みから解放された。

 

「あ、助かった…ありがとうホシノ様」

「崇め奉りなさい…なぁ〜んてね」

「ん、控えよろ〜」

「ホシノ先輩が教祖ですか…それならエビフライを神にするのはどうでしょうか?」

ここに救いはあったと、お祈りする私を見たシロコとノノミは新手の宗教でも始めそうなノリをした。

「ノノミちゃん、それどういう意味?」

「エビフライ教か、美味しそうだね」

 

ガラッ!!

 

「ハァ〜…アホなことやって無いで、教室に着きましたから入ります…よ?」

私達に呆れた目線を送るアヤネは、教室の扉を空けた。

その光景は、新たな展開の幕開けである。

 

「これは…なんですかね?」

 

アビドスポイント

教室に敷き詰められた布団。

 

ブー!ブー!ブー!

 

お、タブレットに連絡が来た。

「えーと何々、腹ごしらえも済んだし少し仮眠を取りませんか?だって」

「これ、制服で寝るんですか…?」

「おじさん、いつもの枕が無いと眠れないんだけど〜?」

「ミニお泊り会ですね〜」

「ちょっと待って、これ私の布団もあるな」

 

 

「ん、なら先生と一緒に寝る」

 

!?

 

「…は?」

「ちょ!?シロコ先輩!?」

「シロコ!?何言ってんの!?生徒と褥を共にしたなんてことが露呈したら、鉛弾の応酬が始まっちゃうからね!?」

 

 

ん?なんかスゴイ見られてるな?

「先生、今なんて言いました?」

「え?何が?」

中でもジト目のレーザービームが、エキゾチックなノノミが代表して物申した。

「何ですか?褥を共にしたって…エロおやじみたいな表現で可愛くないです、やめて下さい」

「あぁ〜そこかぁ〜…」

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

アヤネ・アウト!!

 

辛辣なノノミと、ホッとする私を見たアヤネは轟沈した。

 

バン!「あぅっ!」

 

真面目なアヤネのいつまで経っても慣れないこの環境、しかし容赦なくゴム弾を撃ちケツバンアーミーさんは去って行った。

「先生〜?そこって何のことかな〜?」

「さぁ、何だろうねぇ…?」

「惚けちゃって〜…」

「分かった!この話はやめよう…ハイやめやめ!」

何処と何処から鉛弾の応酬が始まるのか、失言を聞き逃さないホシノ。

私は誤魔化し、もみ消した。

 

〜数分後〜

 

「じゃ、おやすみ〜」

眠れなくてもいいので、電気を消して全員布団でふて寝した。

勿論嫌な予感しかしなかった、そもそも急に仮眠とか絶対におかしい。

無論、ここにも笑いの刺客が…

 

 

高校生の修学旅行、就寝時に変なテイションになることがある…

しかしそんな油断をすれば、直ぐ様ケツにゴム弾が飛んでくる。

この暗い部屋では音だけが頼りだ。

と、静まり返った教室に…

 

 

『粛清!粛清!粛清だ!』

 

!?

 

…校内放送が響き渡った。

 

『粛清!粛清!粛清だ!』

 

 

静かな教室で急に粛清の催促、面食らうアビドス高校の生徒達。

 

 

〜♪〜♪〜♪

 

!?

 

急に流れて来た演歌のイントロ。

 

アビドスポイント

曲は浪○節○よ、人○は。

 

〜♪〜♪〜♪『全員粛清だ〜♪』

 

 

しかし、最初に面食らった空気を引き継ぎ全員セーフ。

 

 

『…おいカムラット!?これはどういうことだ!?誰も笑わないじゃないか!?』

気持ちは分かるけどなぁ…

「あ〜…ゴメンねチェリノ、よく考えたらさぁアビドスとレッドウィンターってあんまり接点無いね…?」

これから交流とか、あるのかなぁ…?

私が忘れてるだけかもしれんが、それはあってはならないことだな…

 

そんな油断している私に…

『おいカムラット!そちらがその気なら、こちらにも考えがあるぞ!』

「…え?」

…爆弾が放り込まれる。

 

『今度シャーレに偉大なるレッドウィンター連邦学園が誇る、工務部を送り込む』

 

!?

 

私は慌てて飛び起きて、校内放送のスピーカーにすり寄った。

「待って!待って下さい!それだけは勘弁して下さい!神様仏様チェリノちゃん!」

『えぇ…』

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

「チェリノちゃん!?放送室にいるの!?納得が行くまで話し合おう!」

『…誰がチェリノちゃんだぁ!?おいらのことは偉大なるチェリノ書記長と呼べ!』

校内放送で猛抗議するチェリノ、明かりが付いた教室にケツバンアーミーさんが現れた。

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

バン!「あぁっ!…あれ?熱くない?」

 

いつもと違うセリカの様子に構うことなく、ケツバンアーミーさんは私に耳打ちして去って行った。

「えーと…ドラゴンブレス弾、カンバンだってさ」

「カンバン?あ〜弾切れかなぁ…?」

「火花が布団に引火する危険があるから、ここからは全部ゴム弾を使うそうです」

 

 

「…いいことが悪いことか分かんないんだけど!?」

セリカは素直に喜んではいなかった。

 

〜数分後〜

 

『…いいだろうカムラット、この前おいらがカムラットがやってる寿司屋に寄った話を書くことで手を打とうじゃないか』

「はい分かりました!ありがとうございます!」

『忘れるんじゃ無いぞ!』

怒り心頭のチェリノを、何とか説得して事なきを得た。

どんな交渉条件だよ…

「あの…レッドウィンターの工務部ってそんなにヤバい生徒達なんですか?」

ふと疑問が浮かぶアヤネ、私は出来るだけ分かりやすく答えた。

「あ〜部長の趣味がストライキとデモと工作なんだけど、要求に渋々応じるとするでしょ?それを理由に新たなストライキやデモを始める生徒達なんだよね…」

 

 

接点が無い分、見聞の低さが功を奏し宇宙ネコ状態になり全員セーフ。

一方ホシノはレッドウィンター連邦学園のことを知っていたので、口を大きく開けて笑いを堪えた。

 

 

しばらくふて寝していたら…

 

「全員粛清だ〜全員粛清だ〜…改めて思うと何でチェリノは、あんな楽しそうに言うんだろうね?」

 

私はボヤく様に独り言を言った。

静まり返った部屋の中だ、声の大きさは関係無かった。

 

 

「…つまり、先生は何が言いたいんですか?」

暗くて分からないけど、この声はノノミだ。

 

 

「うーん…わかんにゃい」

「フフッ…(笑)」

「ア”ァ”…フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

ホシノ・ノノミ・アウト!!

 

噛んだ私のカウンターを喰らったノノミと、口を大きく開けて笑いを堪えていたホシノが轟沈した。

部屋の明かりが付いたら、いつの間にかホシノとノノミが来ていた…

 

!?

 

…私を見下ろす様に、しかめっ面で。

「いやいや!待って待って!何?何が?」

「今のは何ですか?…何処にネコちゃんがいるんですか?」

「…おじさんも先生のネコちゃん、可愛がりたいな〜」

「フフッ…(笑)何だよ(笑)先生のネコちゃんって!?違う違う!ちょっと噛んだの!噛んだだけでネコちゃんなんていません!」

ホシノとノノミのネコちゃんネコちゃんと猛抗議、そこにケツバンアーミーさんも加わりサッカーで選手と揉める審判みたいになった。

 

〜数秒後〜

 

バン!「あ痛…」

バン!「痛っ!」

 

抗議虚しく、ゴム弾が撃ち込まれた。

しかし…

 

ガシッ!!

 

…抗議は一部認められていた。

ホシノとノノミに両腕を掴まれ、私は四つん這いにさせられた。

「え?ちょ…何これ?」

目の前にいるケツバンアーミーさんは、あるものを取り出した。

 

スッ…

 

アビドスポイント

スリッパ。

 

「…え?」

 

ケツバンアーミーさんは大きく振り被って…

ペシッ!!

「あいってぇ!?」

…私の頭にスリッパをフルショットした。

 

そのままベチャっと布団にうつ伏せで顔からダウンし、ホシノとノノミは私に掛け布団を掛けた。

「…寝よっか」

「そうですね〜」

ホシノとノノミ、そしてケツバンアーミーさんは解散した。

部屋が暗くなり、しばらくふて寝してると…

 

 

「チックショ〜…覚えてろよ…」

とても小さな声で、ボヤキが聞こえた。

 

「フフッ…」

一連の流れを対岸の火事が如く、やり過ごしたシロコとアヤネとセリカは、布団の中で笑いを堪えた。

 

アビドスポイント

監視が見逃したからセーフ。

 

 

突如始まった睡眠妨害ネタ、勿論アビドス高校の生徒達に仮眠を取らせるつもりは無く。

次なる刺客か襲いかかる。

私が痛め付けられ、しばらくすると…

 

 

『うあぁああああーーーー』

 

!?

 

…不可解な声が聞こえていた。

 

 

『うあぁああああーーーー』

 

!?

 

「ちょっと何なのこの音!?」

「これはあれだ、蚊だ」

「蚊!?」

部屋の明かりが付いた。

セリカはキョロキョロ周りを見渡した。

蚊、苦手なのかな…?

 

『うあぁああああーーーー』

 

飛び回る蚊と格闘してると…

「あ、今私の腕にいるな」

…腕に止まったので。

 

…ペチンッ!!

 

叩いてみた。

 

 

『うあぁああああーーーー』

 

「あ、逃げられた…」

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

シロコ・セリカ・アウト!!

 

「もう〜!!何なのこれ〜!!」

姑息に逃げ回る蚊に、シロコとセリカは轟沈した。

 

バン!「ん"っ!」

バン!「あぁっ!」

 

ドラゴンブレス弾は無くなったが、ケツバンアーミーさんは容赦がない。

 

『うあぁああああーーーー』

 

「お、また来た!」

再び蚊の襲撃に格闘していると…

「あ…」

…私はアヤネと目が合った。

「…え?何ですか?」

「アヤネ、動かないでね?」

私は静かにアヤネへ接近し…

 

…ペチンッ!!

「あぅっ!」

 

…額に止まった蚊を叩いた。

 

 

『うあぁああああーーーー』

 

「あ、逃げられた…」

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

シロコ・アヤネ・セリカ・アウト!!

 

「もう〜!!ワザとやってるでしょ!!」

「いやそういう訳じゃないよ…?」

今度はアヤネが巻き込まれ、3人轟沈した。

 

バン!「ん"っ!」

バン!「あぅっ!」

バン!「あぁっ!」

 

蚊が止まった額をシバかれ、更にケツバンアーミーさんにお尻をシバかれるアヤネは大損だった。

 

「〜っ!!」

「分かったセリカ、私にいい考えがあるから武器で蚊を狙うのやめよっか?」

鬱陶しい蚊を撃ち落とそうと、アサルトライフルのマガジン残弾数を確認し、コッキングレバーを引いたセリカを止めた。

「…ん?いい考えって何?」

「まぁそろそろ義理は果たしたし、ここらが潮時だろうね…」

私はタブレットでモモトークを起動し、ある生徒に連絡を送った。

「…取り敢えずこれで様子見、寝よ寝よ」

「本当に大丈夫なんでしょうね?」

「私もこれ以上、スリッパを喰らいたくないから…」

手で頭を押さえる私を見たセリカは、不本意ながら納得し布団に戻った。

 

 

しばらくふて寝していると。

 

『うあぁああああーーーー』

 

 

蚊の強襲を受けた、しかし…

 

『…ガラッ!!』

『うあぁああああーーーー…は?』

『コォーユゥーキィー!!』

 

!?

 

…放送室は地獄の一丁目となった。

『ぎゃあぁああああーーーーななななな何でユウカ先輩がここに!?』

『さぁ何でかしらね…?』

『…まさかさっきの!』

 

『ガタガタッ!!バァンッ!!ガシャーンッ!!』

 

「ちょっとちょっと!?アビドス高校の放送室を破壊しないでよ!?」

音だけで何が起こってるのか察した私は、堪らず注意を促した。

『先生の裏切り者!私の居場所をユウカ先輩に密告したの先生ですよね!?』

「いやいや、私はコユキの場所を密告なんてしてませんけど?」

『ならどうして!?』

 

 

「う〜ん…さっきモモトークでユウカさんに、待ち人が放送室に現るって送ったかもしれないけど」

『うぅ〜らぁ〜ぎぃ〜りぃ〜もぉ〜のぉ〜!!』

「心外だなぁ〜そもそも笑いの刺客としての役目を、程々にして切り上げて逃げれば良かったんじゃない?」

『っ…』

「途中から楽しくなって続けたでしょ?ちょっとやり過ぎたよね?」

 

私は途中で気が付いたけど、コユキは明らかにノリノリで私が止めなければいくらでも続けていただろう。

殺戮を楽しんでるんだよコユキは、引くこと覚えないとね。

その結果、逃げる時間も使い切った。

『う”あ”ぁ”あ”あ”あ”あ”ー”ー”ー”ー”』

『当て身っ』

『ドゴォ!!』

『グェ…』

 

 

『…先生とアビドス高校の皆さん、お騒がせしました』

「あ、うん…お構いなく」

何か聞いてはいけない、エグい音が聞こえた様な…?

触れないでおこうか。

『後はこちらでケジメ、付けときます』

ケジメって怖いな、セミナーはヤクザじゃないんだから…

 

『…ところで先生?』

「…は?」

 

…とか思ってたら、ヤクザより怖い方がもう1人放送室にいた。

『…?何をそんなに驚いているんですか?』

「いや!あ!な〜んだ!ノアさんもいらっしゃったんですね!」

『はい、ユウカちゃんに付いて来ました』

怖っ!余計なこと言うのやめよっ!

「そうなんだ、全然気が付かなかった…ゴメンね?」

『先生にお聞きしたい事があります』

「はい?何ですか?」

『先生はコユキちゃんの居場所、ご存知でしたよね?』

 

 

「…いや、知らなかったよ?」

ウソは言ってない、本当でもないけど。

『ては何故、ユウカちゃんに連絡したんですか?』

「私は確かにユウカさんに連絡したけど、コユキがいるなんて言ってないよ…?」

『確かに”待ち人”が、としか書いてませんね…?』

あのさぁ…

何でユウカに送ったモモトークの内容、ノアは当たり前の様に知ってるんですかね…?

「そうだよぉ〜?よく知ってるねぇ〜?」

『…』

あヤバい、食い気味過ぎたか…?

 

 

『では4分55秒前に先生が”そろそろ義理は果たした”とは、誰に対してどういう意味で言ったのですか?』

 

!?

 

しまった!記憶シリーズだ!

 

 

「…そんなこと言ったかなぁ〜?」

『確かに聞きました、間違いありません』

「この世はその…義理と人情で回ってるって言いたかったのかも?」

私は生徒に忖度しない先生でいたい、例え他の生徒を敵に回したとしても。

 

 

『…それが最後に言い残す、ラストワードでいいですか?』

「ちょっと何言ってるか分からない…」

『…』

 

 

『え!?先生がケジメのタイキックを!?』

「ケジメのタイキック!?次キ○玉に当たったらもう助からないぞ♡」

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

ノアから告げられた、不意打ちケジメのタイキック発言で全員轟沈した。

『まぁ…これで許してあげますよ』

「ありがとうノア、本当に助かる」

「もぉ〜!!また何いってんの!?先生のバカァ!!」

「分かってくれセリカ、さっきのスリッパで私のHPは1だから本当に助からない」

アサルトライフルのストックで、私を殴ろうとするセリカはギリギリで踏み止まった。

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

バン!「あぁっ!」

 

タイキックは免れたが、ケツバンアーミーさんのお仕置きは逃れられない。

『それではアビドス高校の皆さん、これから先も気を付けて下さい』

こうしてセミナーからやって来た、笑いの刺客達は放送室から去って行った。

ひとりの生徒を簀巻きした状態で。

 

 

笑いの刺客が去り、落ち着いてふて寝するアビドス高校の生徒達だが…

睡眠妨害ネタはまだ続く。

 

 

しばらくしていると今度は…

 

『ザァー…ザァー…ザァー…』

 

!?

 

…海のさざ波が聞こえた。

「…今度は何?」

「…波の音ですか?」

「…海ですね」

波の音に困惑する、セリカとアヤネとノノミの声がした。

すると今度は…

 

『あっつい…暑くて干からびそう…動いてないのに暑いよ~…』

 

!?

 

…ホシノの声が聞こえた。

「待って、何これどういうこと…?」

「ん…これはホシノ先輩じゃなくて音声」

「音声?録音された声なの?」

シロコが聞き間違えるはずもなく、これは事前に録音された音声の様だ。

 

『あっつい…暑くて干からびそう…動いてないのに暑いよ~…』

 

 

何度かホシノの音声が繰り返された。

 

 

『あっ↑↓つい…↑↓暑くて↑↓干からびそう↓↑…動いてないのに↑↓暑いよ~…↓↑↓↑』

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

シロコ・セリカ・アウト!!

 

編集されたホシノの声に轟沈した。

「…なんなのもぉ〜!!」

「えぇ…なにこの、何?」

耳を押さえて布団の周りを無駄にグルグル歩き回るセリカを見ながら、私は音声を分析した。

 

アビドスポイント

小鳥遊ホシノ(ビブラート)

 

バン!「ん"っ!」

バン!「あぁっ!」

 

部屋を明るくし、お尻をシバくケツバンアーミーさんは明かりを消して去って行った。

 

 

『あっつい…暑くて干からびそう…動いてないのに暑いよ~…』

 

「…ハァ〜、チッ」

「フフッ…」

 

セリカの露骨なため息と舌打ちに、ノノミが巻き込まれたがセーフ。

 

 

『あっ↑↓つい…↑↓暑くて↑↓干からびそう↓↑…動いてないのに↑↓暑いよ~…↓↑↓↑』

 

 

更にホシノのビブラート攻撃も慣れたのか、全員セーフ。

 

 

度重なるホシノの音声に、終わりが見えて来た…かと思えたが。

 

『アッ↑↓ツイ…↑↓アツクテ↑↓ヒカラビソウ↓↑…ウゴイテナイノニ↑↓アツイヨ~…↓↑↓↑』

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

シロコ・ノノミ・アヤネ・セリカ・アウト!!

 

別の編集された音声に轟沈した。

「もぉ〜!!なんなのぉ〜!!くぁwせdrftgyふじこlp!!」

セリカは耳を塞いで、布団の上でのたうち回った。

「なんだよこれ…原型ないじゃん」

 

アビドスポイント

小鳥遊ホシノ(デクナッツ)

 

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

バン!「あぁっ!」

 

部屋を明るくし、お尻をシバくケツバンアーミーさんは明かりを消して去って行った。

この睡眠妨害ネタ、セリカの荒れっぷりが尋常ではない。

シロコとセリカはあれか、耳が良いからダメージもその分デカいんだろうな。

 

 

ところでさっきから気になったけど、ホシノは笑って無いな。

私はホシノの布団を、暗闇の中でチラ見した。

 

あれ…?

まさか…寝てるのか…?

 

掛け布団を頭から被る様子を見るに、寝てるっぽいけど。

 

 

正直このネタ、数年越しに聞くと意味合いが変わってくる超ブラックネタなのだ。

それを聞かずに爆睡してるなら、まぁ良かったと思うべきか。

後で起きたら、少し話をしようかと考えながら私はふて寝を続けた。




次は寿司屋の番外編書きます。
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