とある酒場の店員   作:イタク

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当日アイクはヒューマンの姿で出かける


皆で食べ歩き(アイクの自己負担) 中編

「皆お待たせ~待った?」

 

シルは少し息をきらせ走っていた

 

「大丈夫ですよシルさんそんなに待って無いです」

 

「アイク嘘は駄目ニャンシルは15分遅刻ニャ」

 

そこには普段仕事着では無く各々の私服だった(ポンコツエルフの姉は除く)

 

「私も私服には無頓着だが…………やはり私の姉はポンコツエルフだった」

 

アイクは仕事に慣れたリュー姉さんだがポンコツエルフを抜け出したと思っていたが結局抜け出せて居なかった

 

「アイク……仕事でもリューはポンコツニャ」

 

「そうニャアイク……ルノアは女捨てている感があるけどリューはそれ以上に元がポンコツ過ぎて仕事以外何も出来ないニャ」

 

「確かにリューはポンコツだけど何で私の事が出るかな!?クロエ!」

 

そこにはアーニャ、クロエ、ルノア、の3人が

 

「ニャハハハハ」

 

「笑って誤魔化すなこのバカ猫!!」

 

ルノアはクロエを追いかけ周りを走り出しアーニャは笑う

 

「ポンコツ……私が……ポンコツ」

 

「アイクさん……リューが」

 

落ち込むリューに慰めようとするシル、クロエは逃げそれをルノアが追いかけそれを見たアーニャは笑う

 

「…………何故こうなる」

 

アイクは頭を悩ませながら全員と街を歩くのであった

 

「アイクさんどこ行きます?」

 

「特に何も……ただ街を歩いているだけです」

 

「つまり……何も考えて無いと」

 

「そこはシルさんが考えて下さい」

 

「しょうがないですねでは私に任せて下さい私が()()()()()()()を見せましょう」

 

「なっ」

「ニャ?」

「ニャ!」

「あっ!」

 

シルは年上として威厳を見せようとするとリュー姉さん、アーニャ、クロエ、ルノアが反応する

 

「そうですね……先ずは皆でリューの服を選びましょ」

 

シルは先頭に立ち洋服屋に案内するのであった

 

「ここはシルさん」

 

「以前とあるエルフの冒険者様に教えて頂いたエルフ御用達のお店です」

 

そこには大量の洋服があり姫様のような服や男装可能な服アイクが知らない服が大量にあり服にあまり興味が無いアイクは思考停止しポンコツの姉は少しチラチラと服を見ていた

 

「リュー突撃ニャ~!」

 

「アッアーニャ!?」

 

「行くニャ!」

 

「ちょとはしゃぐなバカ猫!」

 

アーニャはリューを押しながら店に入ると悪のりしたクロエも続きルノアはそんな彼女達を注意するべく店に入る

 

「あれ?アイクさんは入らないんですか?」

 

「女性服専門店の用ですし……それに今入ると後ろに居る猫に殺されそうなので……」

 

アイクは背後を指に指すとそこにはアレンが居た

 

「まったく今日は女性のみって言ったのに」

 

シルは頬を膨らませながらアイクを見るとアイクは即座に姿を消した

 

「レベル4に気配を感じ取らせない冒険者は第一級冒険者だけですので……それにアレンさん以外は女性のみの用なので大丈夫かと」

 

「まったくしょうがないんですから」

 

シルは言葉とは裏腹に少し怒っていた

 

「まぁ落ち着いて下さいシルさん……まぁ女性専門店の店に男が入ると……後が怖いので私はあそこの喫茶店で待っています……そしてこれ服代です」

 

アイクは皮袋をシルに渡し

 

「これを気にリュー姉さんの服を買って下さいそれともし欲しい服があったら次いでに買っても構いませんよ」

 

アイクはそう言うと服屋から離れ喫茶店に入るのであった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アイクは注文した飲み物と茶菓子を食べながら以前とある人物にススメられた本を読んでいると

 

「アイク!何故逃げたニャ!」

 

「そうニャそうニャ何でアイクだけそんな美味しそうなお菓子を頼んでいるニャ!」

 

「アイク服ありがとでも美味しそうなお菓子を先に食べるのは確かにちょとズルい」

 

「でも皆楽しんで居たよね?」

 

アーニャを初めクロエとルノアがズルいと言わんばかりに言っていたがシルは楽しんでいたよと言うとクロエとルノアが口を濁るが

 

「関係無いニャ!アイクが美味しそうな食べ物を一人占め何てズルいニャ!」

 

しかし1人のアホ猫には通じなかった

 

「…………ならここで食べる?」

 

アーニャはその言葉を聞くと急ぎメニューを見るとそこには明らかに高い値段が書かれていた

 

「たっ……高いニャ」

 

「圧倒的ニャ」

 

「こんなん頼んだらあっという間にお金が無くなるよ~」

 

3人は値段と睨みながらメニューを見ていると

 

「所でシルさん姉さんは?」

 

「リュー?リューならあそこだよ」

 

シルは指を指しシルが教えてくれた方を見るとそこには真っ白に燃え尽き白くなったリュー姉が居た

 

「私は…………姉なのに……弟のお金で服を何着も買うなんて……もしアリーゼ達が知ったら笑われる」

 

リューは小声で後悔の音を発していた

 

「…………何が起きたんですか?」

 

「皆でリューに似合う服を何着か出したんだけどほらリューて綺麗だから全て似合ったからアイクさんが渡したお金で全て買ったら結構な値段になってそれを教えたらリューが燃え尽きたの…………あっあと私達も2着位買ったよ」

 

シルはアイクから貰った皮袋を渡すと殆ど無くなっていた

 

「……結構使いましたね」

 

「駄目でした?」

 

シルは上目遣いで可愛い顔をしながらアイクを見ると

 

「…………シルさん可愛い顔するのを止めて下さい…………困ります」

 

返して貰った皮袋から残ったお金を抜きアイクは()()()()()を取り出した

 

「今回は多く持って来ているので大丈夫です」

 

アイクはテーブルに皮袋を置くと"ドサ"ととてもお金が出すとは思えない音が出た

 

「ニャ!」

「ニャ!?」

「えっ……」

 

3人はアイクが新しく出した皮袋を見る

 

「リュー姉さんが何か注文したら奢りますよ?」

 

その言葉を聞いた3人は急ぎ立ち上がり白くなっていたリューの所に行くのであった

 

「フフじゃあ私は……」

 

シルは3人が居なくなると直ぐに注文するのであった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お腹一杯ニャ」

「満足ニャ」

「…………美味しかった」

「えぇ本当に美味しかった」

「だね~また行きたいね~」

 

五人は満足しながら歩いていた

 

「いや喫茶店で満足して貰ったら困るんですけど」

 

「でも満足したニャ」

 

アーニャは満足したと喋り全員が同意した

 

「これあと数日までだったけど…………まぁ良いか」

 

アイクは少し残念そうにチケットを出す

 

「…………そこら辺の人にでも渡そうかな」

 

アイクは近くに知り合いが居た為近づこうとするとクロエとルノアがアイクの手を止める

 

「ちょと待つニャ!?」

「アイクそのチケット良く見せて!」

 

突然の出来事にアイクはチケットを見せる

 

「やっ……やっぱり見間違いじゃあ無かったニャ」

「凄い…初めて見た」

 

アイクが出したチケット見て驚く

 

「これ豪華客船のチケット……しかも最上階の…………」

「何でアイクがこれを持って居るニャ!?」

 

「1ヶ月前にガネーシャ様の依頼を受けてその報酬をシャクティさんがくれたんです……シャクティさん忙しくて行けないそうなので報酬としてくれました」

 

「今すぐ行くニャ!?」

「よっしゃ!皆さっさと行くよ!」

 

2人は両手で引っ張り出す

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…………うぅ駄目だったニャ」

「まさかドレスコートじゃあ無いと入れないとは」

 

クロエとルノアは落ち込み何故ドレスコートを持っていないのか悔やんで居た

 

「クロエ、ルノア、落ち込まないで下さい…」

 

「そうニャ次行けば良いニャ」

 

リューとアーニャの二人は落ち込んだ2人を慰める

 

「それにしてもチケットを置いてシルとアイクはどこ行ったニャ?」

 

「さぁ?……着いた瞬間二人は直ぐにどこかに行ったので分かりません」

 

リューとアーニャは周囲を確認すると近場の宿屋から2人が出てきた

 

「2人共どこ行ってたニャ!?」

 

「アーニャ落ち着いてください」

 

アーニャは怒りリューはそれを宥めていた

 

「アーニャ少し落ち着いて」

 

「そうですアーニャさん落ち着いて下さい」

 

アーニャは今でも爆発しそうになりながら堪えているとアイクはクロエとルノアに近づき

 

「クロエさんルノアさんそんなに落ち込まないで下さい大丈夫ですよ」

 

「でも私……ドレスコートの服持ってないニャ」

「私も……持ってない」

 

「大丈夫ですよちゃんと用意してくれていますので」

 

「ニャ?」

「えっ?」

 

アイクは2人を引っ張り出すと先程アイクとシルが出てきた宿屋の部屋に案内した

 

「ここにニョルズ様とデメテル様からドレスコートを預かって居ます」

 

「本当ニャ?」

「私達の…………ドレスコート」

 

2人は急いで自信の名前が書かれている札を見つけ汚れ防止用の皮を外すとそこには明らかにオーダーメイドのドレスコートを見る

 

「ニョルズ様…………」

「デメテル様…………」

 

2人は自身の主神に感謝していた

 

「あとリュー姉さんはアストレア様から預かったリュー姉さんのドレスコートがあるから確認してね」

 

その言葉を聞いたリュー姉さんは目を見開き自身の名前が書かれているドレスコートの方に向かう

 

「アーニャさんはシルさんが選んだドレスコートがあるので着替えて下さい」

 

「シっ…………シル」

 

「アーニャ速く着替えようじゃないと豪華客船に乗り遅れるよ」

 

「分かったニャ!」

 

アーニャは急いで服を脱ごうとするとシルはまだアイクが居た為に止める

 

「アーニャ!?まだアイクさんが……」

 

「大丈夫ニャシル、アイクなら……ほら」

 

シルはアーニャの言葉にアイクが居た場所を見ると

 

「…………えっ居ない」

 

「シルも甘いニャアイクなら味の変化でちょとした未来予知出来るニャさぁ速くシルも着替えるニャ」

 

「うっうんそうだねアーニャ」

 

シルは少し驚きながらも自身のドレスコートに着替えるのであった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…………」

 

「…………」

 

アイクは自身の着替えようの部屋に行くと何故かヘイズがベッドに座って居た

 

「…………」

 

アイクは無言で着替えようと部屋にある着替えようのカーテンを閉めた

 

「何故無視するですか?アイク」

 

「いや幻覚かと思って」

 

「幻覚ではありませんフレイヤ様の着替えを覗かれない為に今私がここに居るです」

 

「アレンさんでは無いんですね」

 

「アレンさんだと貴方を殺しそうなので代わりに私が来ました本人も嫌がってましたし」

 

「確かに……」

 

アイクは着替えを終えカーテンを開ける

 

「着替え速いですね」

 

「まだ種族が安定していない時速く着替えないと行けなかったので気がついたら着替えるのが速くなりました」

 

「そうですか……」

 

アイクは事前に用意し部屋に置いていたケースを取り出した

 

「その中にフレイヤ様達に渡す宝石があるんですね」

 

「はいプリンガルに頼んだら快く聞いてくれました」

 

「でしょうね……フレイヤ様に身につけて頂ける物ですから目をクマを作りながら作りそうですしそれに私達女性陣もデザインを決めるとき激しい口論になりましたもの」

 

「…………それ笑えませんね」

 

「まぁそのおかげで良いものが出来ましたよアイク」

 

ヘイズは「そうですねー」と笑いながら廊下を見ると1人の女性冒険者は首を横に振った

 

「まだの用ですね…………アイク着替え終えたらお伝えしますのでここから動かないで下さい」

 

「いやもう動けないですよ」

 

アイクは窓から外を見るとそこにはフレイヤファミリアの団員が周囲を警戒しながら一部の団員はアイクを見ていた

 

「もしここから抜け出そうとすればアレンさんに殺されそうですしそれに他の団員がそれを許さないでしょう」

 

「分かっている用ですねアイク」

 

アイクはヘイズから離れベッドに座り女性陣の着替えを待つのであった




ヘイズとの2人は予想外だったが着替えが終わるまで少し話すのであった

ヘイズ「フレイヤ様喜んで頂けるでしょうか」

アイク「大丈夫ですよ」

ヘイズ「だと良いんですけど」
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