とある酒場の店員 作:イタク
「…………」
アイクは目を覚めるとそこはダンジョンでは無く見慣れた病室の天上だった
アイクは起き上がろうとするが体が何かにつけて纏わりつく
「?」
アイクは何事かと思うと体は既に鎖で完全に固定され目の前には聖女と呼ばれるアミットが薬を作っていた
「…………」
アミットさ目覚めたアイクに気がつき互いに目を合わせるが直ぐにアイクは瞳を閉じ…………二度寝に入ろうとする
と
アイクの頭に激痛が走る
「…………痛いです」
アイクは叩かれた場所をさすろうとするが手が動けなかったため何とも言えない表情をする
「アイクが目覚めたのに目を閉じるのが悪いんです」
そこにはアイクが無茶な魔法を使用するといつも無言で治療してくれている少し変わった女性だった
「すいません」
アイクは素直に謝ると鎖を外しながら
「詳しくは聞きませんがまた、無茶な戦いをしましたね」
「緊急時でしたので」
「貴方は緊急時が多いいんです……何せアイクの魔法は」
「アミットさん」
そこには真剣な表情をしそれ以上喋らないでくれと言わんばかりの顔だった
「…………失言でした」
アミットはそう言うと黙々と薬の調合を行う
「所で……私の退院は?」
「明日です」
「なら治ったな」と考えアイクは部屋から出ようお考えるがアミットはそっと
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「ようやく出れた」
アイクはいつも通り【ディアンケヒトファミリア】に支払いを終えるといつもの酒場に向かう
「アイクやっと帰ってきたニャ……」
そこにはアーニャを初め豊穣の女主人の娘達の殆どが揃っていた
「あっ……アーニャさん?……皆さん?」
アイクはゆっくりと後退ると一歩ずつ進む
「オミャーとシルのせいで全然サボれなかったニャーー!!」
その言葉と同時に店員達は「「「「ニャー!」」」」と猫人族が一斉にアイクに襲いかかるのであった
その日豊穣の女主人には
『一週間休憩無し給料無しで働きます』
と書いたプレートを首にかけるアイクとシルが居るのであった
「…………シルさん説得したんじゃあ無いんですか?」
「えっと……その~ミア母さんは説得しましたよ!……ミア母さんは……でもアーニャ達が」
シルはゆっくりとアーニャ達の方を向き
「説得出来ませんでした!ごめんなさい」
あのシルさんが説得出来ないある意味理不尽の……いや面白がってあえてしなかったのか……もしくは何かがあるお考えてもいるのが、アイクは良く分からないが
「まぁ当分真面目に働くか」
アイクはそう言い店の掃除をするのであった
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数日後
アイクとシルはアーニャ達の罰として朝から無休で働いていると1人の白い髪の冒険者が朝から来ていた
「シルさん今日も弁当ありがとうございます!」
「ベルさん今日も頑張って下さいね」
「はい!」
そのような会話をしていると少し気になったアイクは2人の話声の元に行く
「シルさん私にも彼を紹介してくれませんか?」
その言葉にシルは少し顔を膨らませ少々複雑そうな顔をするが
「ベルさん会うのは初めてでしたね、この方はミア母さんと一緒でいつも厨房で料理を担当している……変なバイトさんです」
アイクはシルの雑な紹介に頭を悩ませるが
「初めまして私の名前はアイク•レアだここで料理を担当しているよろしく」
「あっ僕の名前はベル•クラネルです!アイクさんよろしくお願いします!」
アイクは一応とある剣姫が教えてくれた事を思い出しながら、握手するために手を差し出すとベルはすぐにその意味を気がつくとベルはすぐにアイク手を握り握手した
「とはいえ私はバイトの身だいつもここに居るわけでは無いがよろしく頼む……」
アイクはシルの方を指指し
「この可愛い小悪魔には気を付けて下さいねクラネルさん、一瞬でドロドロの関係になりますので」
「アイクさん酷いですー!」
シルはアイクの肩をポカポカと可愛らしい音をならせながら叩く
「ほら見ろベル……このシル可愛い表情そしてこの叩きかた……神々でも一瞬で惚れてしまうぞ」
「たっ確かにそうですね」
ベルは顔を赤く染めながら横を向く
「もしシルを彼女にしたい時は私に言って下さいね、全力で手伝いますので」
「ほっ惚れていませんよ!?」
ベルがこえたかだかに言うとアイクはシルの方を向くと手招きしながら
「シルさんやシルさんや」
「何ですかアイクさんや」
「もし結婚式を上げる時は私を呼んで下さいね……結婚式の司会役は私がしたいので、それに最高の料理をミアさんと提供しますので」
「はい!その時は全力でお願いしますね」
「あの!僕の話を聞いてますか!?」
「勿論聞いてますよクラネルさん」
アイクはダンジョン……いや正確に言うとダンジョンの18階層の出来事、特にベルの魔法にいやスキルか?と考えて興味を持ちベルをじっくりと観察する
「アッアイクさん……僕に何か付いてますか?」
「いえ……私の幼馴染みがたまに貴方の話をするのでつい気になってしまいすいません」
アイクは軽く頭を下げる
「アイクさんの幼馴染み?それはいったい誰ですか?」
ベルは不思議そうに頭を悩ませるベルがここ最近かかわり合った人物だとすれば
「もしかしてリューさんですか?」
「違いますよ?ちなみにですがリューは私の姉さんです」
「えっそうなんですか?」
「そうですよ」
(えっでもアイクさんとリューさんは違う種族だったはずアイクさんはどうみてもエルフに見えないし……)
ベルは種族が違うのに姉と呼んだ事に疑問に思っていると
「リューとアイクは同じファミリアなんですよ」
「えっそんなんですかシルさん」
「そうですよベルさん」
「えっそれじゃあもしかしてアイクさんはリューさんと同じ元冒険者だったんですか?」
「いえ私は冒険者では無いですよ?」
「そっそうなんですか」
その事に少し驚く、少しリューから元探索系のファミリアだと聞いていており、同じファミリアのアイクさんも元冒険者だと考えるがまさかの冒険者では無いと聞いて少し落ち込む……が
「でもベルさんアイクさんは実はリューよりも強いですよ」
「そうなんですね……えっ……ええぇ!?」
ベルはリューがレベル4の元冒険者だと知っているため驚きが隠せないしかもアイク自身は冒険者では無いと言うそんな人物が居るのかと考えてしまうが現に今自身の前に存在する
「まぁお陰でギルドや神々のスカウトがうっとしいですけどね」
アイクはやれやれとと頭を悩ませるが
「それはそうですよ」
もしそんな人物がギルドやファミリアに所属して無い人物が目の前に居ると声をかけるのも当然であった
「まぁそんなギルドやファミリア、あとはそうですね神々とかも、そんなうっとうしい人物は汚職の証拠を調べ上げダンジョン前に全員吊しさし上げましたけどね」
「え~~~!神を……吊し上げる!?」
「えぇそうです?それが何か?」
アイクは頭を傾げベルは混乱する、どのような人物であれ神にてを出すのはおそれ多くもし自身が死に天界に戻ると何されるか分かった物では無く、現にどのような人物であれ、気の知れた主神の神以外にに手を出す人物は居ない……そう本来居ないのだ
………………ここ酒場の主人とバイトだけ別だ
「まぁでも汚職が無い人や神には何もしませんげとね……証拠が無いと何も出来ませんので」
アイクは頭を悩ませるがしかしそれよりも神に手を出す男にベルは混乱するが直ぐに落ち着くと
「所でアイクさん」
「何ですか?」
「アイクさんは料理はミアさんと同じ位できるんですよね?」
「えぇまあミアさんの方が美味しいですが……いつか超えてみせます」
アイクは珍しく握り込むと
「なら僕に料理を教えてくらませんか?」
「ムー確かに私では料理を教えるほど上手くありませんが」
シルは頬を膨らませるが
「まぁアイクさんは料理を教えるほど上手ので別に良いですけどねいいです」
シルは少し怒りながら言うとアイクはベルに聞こえない小声で
「私が見たベルさんの事を教えるのでどうですか?……それにシルさんのお気に入りの用ですので色々と教えておきます」
その言葉にシルは悩む(ベルが見えない角度をとり顔はフレイヤ様になる)
「それなら良いですよ」
シルの了解を得ると
「じゃあ明日でも教えますね」
「ではよろしくお願いします!」
ベルはそう言いうと人混みの中に消えた事をシルが確認する
「それでアイクさんは何が目的ですか?」
「……少し気になる事があるので探りを」
「探り……ですか」
シルは何かを考えるが
「まぁ良いでしょ、だけどあまりあの子に……いやいっそのこと任せるべきかしら?そしたらあの子は」
シルは途中から口調だけフレイヤ様に変わり何かを考えていると
「まぁ良いわアイク貴方が思うよいにやって貰って良いわそれがあの子成長に繋がりそうだし」
アイクは神フレイヤが神の伴侶(オーズ)を探しているのは知っているがいつも神フレイヤが求めている人物では無かった……そして現在最もそれに近い人物がベルになっているそれにアイク自身初めてフレイヤ様と行動し砂漠の国でフレイヤ様の神の伴侶(オーズ)と思われた少女を助けたがそれはフレイヤ様が求める者では無かった……
その結果となるがフレイヤ様はもし神の伴侶、オーズに出会ったら見守る事になっている為フレイヤファミリアの団員はベルに直接手助けするのを禁止したが目の前のアイクはファミリアの団員では無い為「禁止に入るのかしら?」と考えるがアイク自身ベルの事を「調べたい事がある」らしく彼にとっても重要だと判断した
「ではベルの事頼むわね彼は私の神の伴侶(オーズ)になれる可能性があるから」
フレイヤ様はそう言い残し酒場に戻る
(…………怖……どんだけ気に入っているんだ?)
アイクは人の身で神を図るのは難しいがそれでもある程度知っていた……そのつもりだったが今の神フレイヤ様はそれを越してしまい少し恐れてしまうが
(さて……それはそうと)
アイクはふと町中のチラシを見ていた
「もう少しで祭りか……シルさんの料理をどうにかしないと」
そこには祭で新作料理を創作するシルにどうにかまともな弁当を作るのか悩むのであった
「もう黒い物体を人に食わせる訳には行かないな……店の評価にも繋がるし」
アイクはミアから渡された物を店の前にチラシを張る
『グランドデイ限定弁当発売予定!又通常弁当の大幅増加!』
そうそこにはいつもの祭と思われているのであった
次回
グランド•デイ編
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