とある酒場の店員 作:イタク
「…………暇だ」
アイクは残されたのに不満は無いがそれでも暇だった本来なら直ぐにでも他の所に向かいたかったがアイクこ分身体の魔力が切れアイク本人に全ての情報を受け取り完全に動けなくなるなった
(まぁ逃げようと思えば逃げれるけど)
アイクは監視のヘイズを見ると笑顔だが目は笑っていなかった
(アミットさんが来るまで待つか…………寝よ)
アイクは何も出来ないと感じ取り一眠りした
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アイクは夜になると目を覚ましテントの外がざわめき始めた
(どうやらフィンさん達が来たようだ)
アイクは自身を見ると既に鎖は解かれ体が軽くなり体内の毒が抜けた事を実感する
(どうやらアミットさんが解毒したようだな)
アイクはテントを開くとそこには既に冒険者達がテントを建て宿営準備をしていたアイクはアミットにお礼を言うべく少し歩いていると
「あー!寝坊助が起きたニャ!」
突然後ろからの声が聞こえ振り替えるとアーニャは笑顔でアイクに抱きつく
「アッアーニャさん!?何でここに?」
「ミア母ちゃんからアイクを助けに行けって言われて皆で助けに来たニャ!」
その言葉にアーニャさんが来た方を見るとリュー姉さんを始めクロエやルノアなどレベル4の従業員で固まっていた
「大丈夫ですか?アイク」
「ほんと毒でやられたって聞いたときは焦ったよ」
「それニャ?アイクミャーと別れたあとこっちに来たって聞いてほんのすこーし心配したニャ」
「心配かけてすいません」
「そうニャ、アイクはミャーが居ないと直ぐに怪我するニャ」
(…………それは無いな)
アイクは1人無言でなって居り
「それで……今は何を作って居るんですか?」
「今は…………スープを作ってますアイク」
リューの歯切れの悪るく少し疑問に思い
「スープですか……」
アイクは鍋の方を見て……何かを感じとり直ぐにスープを飲む…………
「ブゥー……ゲホゲホ……何ですかこの味は…………」
アイクはあまりの味に飲んだスープを口から吐き出してしまう
「…………リュー姉さん……」
「ちっ違うんですアイク!」
リュー姉さんの慌てように疑問に思うが目の前の姉はミアのお陰で少し美味しく食べられるようになったが以前はあまりのポンコツで不味く食べられる物では無かった……一種の才能だと感じる程に
アイクは口を拭きながら
「何が違うんですか?リュー姉さん?」
「えっとそれは……その」
アイクはまたリュー姉さんに料理を教えるかと考えているとアーニャとクロエ、ルノアの目が横に向いて要ることに気がつき疑問に考えていると
「だーれだ」
突然アイクの目を隠され冷や汗を背中にかく……それはいつも聞いている甘い声だったそう知っているのだとのような人物でも一瞬で仲良くなり豊穣の女主人である意味ミアよりも恐ろしい女性…………そして何よりミアがあきれる程の壊滅的な料理の才能が皆無の女性を
「…………えっと…………えー」
しかしアイクは名前が言えなかったいや言える筈が無かった彼女が、ここに要る筈がない何故なら今回はあまりにも危険な場所そんな彼女の保護者達が黙って要る筈がない、そう要る筈がないのだ
だがしかし彼女の声は……
「もう!黙って居るなんて酷いですよアイクさん!」
彼女の手が外れアイクはおそるおそる振り返ると
「どうです?私の自信作のスープのお味は?」
「…………」
アイクは無言になり近くに要る筈ずの護衛のアレンを探すがどこにも見当たらず
「シッ……シルさん?」
「はい!でっお味はどうですか?」
アーニャやクロエ、ルノアはアイクの方を向くと「不味いって答えて」と言わんばかりにアイクの方を見るが
「この前のスープより美味しです…………」
「やったー」
シルは嬉しそうに満面な笑みをだす……そうアイクはシルに甘いのだ姉の恩人もあるが義理とは言えリュー姉さんとは姉弟の関係にあり根本が似ている為リューとアイクはシルに甘々なのである
「…………アイクシルに甘々なのニャ」
「この姉弟……変な所似てるよね~」
「そうニャ、アイクの尻を触ろうとすると全力で投げる、リューと一緒で手加減なんて出来ないニャ」
「それはクロエだけ!!」
「それはクロエだけニャ!!」
それはいつもの酒場の会話だが
「いや冒険者でも神の恩恵の無いシルさんが来ても大丈夫何ですか!?……その保護者の方には?」
(あのフレイヤファミリアがこんな危険な場所に連れて行く筈が無いのに…………しかも味がしないとなると…………本人のようだし)
アイクは周囲を見渡すがオッタル、ヘイズ、ヴァン、の3人しか居なかった……どこかに隠れて居るとしても恐らく近くに居るフィンが気がつく筈だがその様子が無いとなると
「黙って来ちゃいました……テヘ」
シルは舌を出し甘い表情をする
(…………師匠…………大変ですね…………貴方の神は)
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その頃フレイヤファミリアのホームでは
「フレイヤ様!」
「フレイヤ様ーー!!」
神フレイヤの姿が無くフレイヤファミリアは緊張状態になり
「どこに行った!?」
「知るかバカ猫」
「俺達に当たる前にその猫の鼻で探せ」
「いや猫だから探せないだろ?バカ猫」
「この駄目猫が」
そこにはアレンとガリバー兄弟が今でも一触即発の状態になっていた本来それを止めるのがフレイヤ様だが現在そのフレイヤ様が居ない為抑えが効かずまたたまに止めてくれるオッタルも居ない
互いに武器を取り出し斬りかかろうとするとそこにヘディンが割り込む
「少しは考えろ脳筋共」
ヘディンは怒っていたが冷静に話しかける
「恐らくフレイヤ様はオッタル達の後を追って、ファミリア連合の所に居るだろう」
「なら今からでも行くぞ!」
「アレン駄目だ」
ヘディンは眼鏡を上げながら
「フレイヤ様は絶対にオラリアから出るなとの神託だ……恐らくこの事を見越しての言動だろうが」
「何故だ?」
「あの方自由は我々では止められない止めてはならない……それはおまえ達も分かっている筈だ」
「ちっ」
「それにあそこにはオッタルとヘイズ、ヴァンが要る…………それに他派閥の人間とはいえ狂ったバカ弟子のアイクが要るのだアイクはファミリアの団員では無いが貸しがある、しかもアイク自身の教示が許さない、もしフレイヤ様が危険な目には合う前に魔法で離脱する」
「あの雑魚がか?」
「アレンお前が一番知っている筈だ我々の中でも一番多くアイクと戦っているお前なら……な」
「…………チッ!」
アレンは舌打ちしつつも会議室からでる
「バカが話を最後まで聞け」
「それで……どうするヘディン」
「アルフリッグお前達兄弟は先に町の巡回に回れ、この状態が闇派閥の人間が何もしない訳が無いだろ……それからヘグニ」
「フフフ……何だ我がしゅ……宿敵よ」
「ヘグニお前は団員から数名引き連れダンジョンに行きポーションの材料を取ってこい……今回はフレイヤ様の神託でポーションの殆ど渡してしまった今のうちに材料を貯めて置きたい」
「わっ分かった……我が宿敵よ」
「?」
ヘディンはアレンを除き何故か反抗せず命令に忠実か疑問に残る……本来ならフレイヤ様の神託が無ければ言う事を聞かない奴らだが
(何故反抗せず言う事を効く?)
ヘディンは疑問に思いながらホームに向かうと
「オイ!それはそこじょあねえ!こっちだ!」
「悪い!今持って行く!」
「今回は回復役の手が足り居ねえ!怪我は最小限だ!」
「「「おう!」」」
「武器の点検を急げ!予備の武器もだ今回、高レベルの鍛冶は殆どが出ている」
そこには既にいくつかのグループが出来ておりヘディンは少し驚いていた
(何だ……これは)
ヘディンがホームに降りて来た事を知った二人がヘディンに近づく
「「ヘディン様」」
「何が起きている?レミリア、ラスク」
「はい実はヴァンとヴァンが出る前にヴァンから少し指示がありまして、最近オラリアの街の治安が悪くなり……フレイヤ様に我々の成長を見せる絶好の機会だと教えて貰い我々フレイヤファミリアの力を見て貰おうと思いいつでも動ける準備をしていました」
「ほう」
ヘディンはここ最近のファミリア内の変化に気がついていた……何故ならヴァンが戦術と戦略を教えをこうようになりそれ以外にもガリバー兄弟に連携について教えをこう団員が居たからだ……それ以外にもヘイズに回復魔法についての連携の話し等をしている所を見かけていた
(あの狂ったバカ弟子が助言したのか)
ヘディンは少し笑うとすぐに状況を整理した
「フレイヤ様はいつも例の兎の成長に夢中だ……だが我々も成長している所をフレイヤ様に見て貰う絶好の機会だ」
ヘディンは全団員に告げる
「我らの成長を」
「「「「「「はい!」」」」」」
後日談になるがこの事を知った神フレイヤは眷属の成長に大変喜んでいた
「あの子達の魂が輝いているわ……これもアイクのお陰ね」
しかしその事を知らないアイクは急に優しくなったフレイヤに困惑するのであった