とある酒場の店員 作:イタク
椿に渡す
「てなわけでこの装備を溶かして腕の装備を制作してくれませんか?椿さん」
「…………」
その行動に流石の椿も黙ってしまう
「お主は何故【剣姫】の武具を持って来ている?」
「貰いました」
「貰ったてお主……まぁ貰った経緯は聞かぬが……」
椿はアイズの武具を手に持ちながら
「それよりこの武具を改たに作るとしたら……耐久力が下がるのだが……」
「それは全く構いませんよ、重要なのは、この装備が私が着けれる装備にする事ですから」
「まったくお主の注文はいつも変わって居るから大変何だが……」
椿は鍛冶場に火を付けると
「所でいつまでに出来れば良いアイク?」
「明日の朝まで」
「急だのう……アイク……ならまた今度ダンジョンで試し斬りを手伝ってくれアイク」
「…………またですか」
これによりアイクはまた椿の試し斬りに手伝う事になるのであった
アイクは朝になるとテントはを出ると日の出がちょうど差し掛かる
「…………いつもよ癖で起きてしまった」
アイクはいつもの酒場の癖で起きてしまい手持ちぶさになり派閥連合いやフェファイトスファミリアが使っている鍛冶場から"カーン、カーン、カーン"と鉄を叩く音が聞こえてくる
「……」
アイクは鍛冶場から聞こえている音から朝まで一日中鍛冶をしていると考え自身が椿に依頼した仕事に少し罪悪感を感じると派閥連合の炊き出しのテントに向かう、そこにはたった1人で朝の仕込みをしている店員が居た
「シルさん……」
「あっおはようございますアイクさん!」
そこには包丁を使い野菜の皮剥きをしているシルさん……本来10人ぐらいでやる仕込みをたった1人で朝の仕込みをしていた
「仕込み……ですか?」
「はい!」
満面な笑みを浮かべながら仕込みをしているとアイクも時間があったので近くにある包丁で皮を剥きをする
「シルさん……なんで朝から仕込みをしているのですか?」
「…………私は……アイクさん達冒険者様みたいに戦えないので……今私が出来る事をしようと」
「それで……派閥連合の朝食を……と」
「はい」
「…………」
アイクは深く語らないが目の前の酒場の店員が汗を流していると
「私も手伝います」
「リュー姉さん」
「にゃフフフアイク!ミャー達も居るニャ!」
その言葉にいつもの酒場のメンバーであった
「今日は珍しくクロエのテンション高いんだから」
「いつもの事ニャルノア……」
「そう言うアーニャは元気無いね」
「んにゃ~…………眠いニャ」
アーニャは頭をかきウトウトしながらも目の前の食材に目を向け
「アイク……何つくるにゃ?」
アーニャの言葉に全員がアイクに向く……現在ここに居る豊穣の女主人の中で、ミアに次ぐ料理が上手いアイクだったからだ……次にクロエ、アーニャとルノアは同じぐらいでたまに競いあうそして厨房に立たせてはいけない人は最近不味くない料理を作れる用になれたリューそして…………絶対に厨房に立たせてはいけない黒い神秘を作り出すシル…………
「…………」
アイクは少しため息を付き少し考える
(このメンバーで料理が上手いのはクロエさん位…………まぁ人よりも上手い位で大量の料理を作るとなると……ルノアさんとアーニャにも手伝って貰うとしても圧倒的に人が足りない……かと言って姉さんを厨房に立てさせる訳にも行かない……特にシルさんは絶対にダメだ……)
アイクは1人で考える現在このメンバーで出来る料理を
だがしかし……アイクは
(うんムリ(ヾノ・∀・`))
「少し待って下さい」
「「「「「???((ニャ?))」」」」」
アイクは調理用のテントを出た
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十数分後アイクは2人の冒険者を引きずる
「何をする!アイク」
「そうですよ!アイク!」
そこには黒髪のエルフと桃色の髪に白い服を着たヒューマンだった
「だって逃げようとするから」
「だからと言って引きずらなくても良いじゃあないですか……」
「それもそうだいきなり飯作るのを手伝えとは!」
「それもそうですが!私は夜中まで回復魔法をかけていたのですよ!?」
「…………いやだって……人手が足りないから……それにヘイズさんは絶対に手伝ってくれると思ったもので…………」
アイクはヘイズを手から離すと「キャ」かわいらしい声を出しお尻を触りながら立ち上がると周囲を見渡すととある人物と目が会い急いで跪まつこうとするがその人物の鋭い目に気がつき少し深呼吸すると
「…ま……まぁ……アイクの頼みだし手伝って上げても良いですよ?」
「先ほど言ってた発言態度が全然違うじゃあ無いか!?【女神の黄金】!」
「まぁ……私はアイクと知り合いですし……手伝って上げても良いかなー……と思いましたので」
「何故そうなる!?」
「ニャ……ヘイズ様」
アーニャはヘイズの正体を見るとシルの後ろに隠れリューとクロエ、ルノアはアーニャを守るかの如く前に出るとリューが
「……アイク…………どういうつもりですか?」
「……この人料理上手いので手伝って貰おうかと思いまして」
「だとしても……それは少し酷くないかニャ?アーニャがびっくりする程怯えているニャ」
「…………そうだった」
それはアーニャは元フレイヤファミリアとはあまり良く無かった……が
「大丈夫だよ?アーニャ」
「シッ……シル…でっ…でも」
「大丈夫!いざとなったらアイクさんに全責任取って貰うから!」
「おい……シル…」
「アイクさんは黙ってて!」
「あっ……はい」
「せっ……責任……アイクが責任……」
「そう責任!もし何か起きたら!……アイクに全ての責任を取って貰って……」
シルは「結婚」と言おうとするが……
「「「それはダメ!」」ニャ!」
クロエ、ルノア……そして何故かフィルビスがシルの口を抑える
「ちょ皆~~!!」
「シルそれはそれだけはダメニャ!」
「そうだよ!それは絶対にダメー!」
「そっそうだそこのヒューマンと猫人が言う通りそれはダメだ!」
その光景にヘイズは止めようとするがシル……いやフレイヤ様の神託により距離を取らなければならずどうすれば良いのか分からずヘイズは混乱していた
「…………まぁ取り敢えず……スープを作るので手伝って下さいヘイズさん」
「あっ……はい」
アイクとヘイズはなれた手つきで調理器具を取ると
「所で何のスープを作りますか?」
「…………うーん……そうですね」
アイクは既に仕込みを準備していた物を確認すると
「ここは無難にポトフを作りますか」
「分かりました」
2人は慣れた手つきで大きい鍋に水を入れ火を付け料理をするのであった
「ん?……私は何故呼ばれたんだ!?」
フィルビスは何故呼ばれたのか分からなかった
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「旨い!」
そこは派閥連合本部であった
「さぁ豊穣の女主人出張版臨時限定メニューニャ!」
アーニャの声に冒険者達が朝飯を食べにゾロゾロと集まる
「美味しい!」「こんなところでこんな美味しい料理を食べられるとは……」「ほんとこれ美味しいっす!」「何だかほっとする味……」
「…………」
冒険者達が一人一人と集まり匂いにつられ来たり人が集まり興味本意に近づく冒険者が集まりまだす
「さぁ食べるニャ!」
「一品しか無いですが……どうぞ」
「リューそんな事言わないの!さぁ美味しいから食べて行って」
「なっ……何で私が…………どうぞ」
クロエが少し遠目で見る冒険者に近づき料理を渡し、リューは少し申し訳無さそうに料理を渡すとルノアは不器用なリューにツッコミを入れる、フィルビスは何故自分もここに居るのか疑問に思いながらも料理を配る
しかし豊穣の女主人の料理を食べた1人があることに気がつき厨房に向かう
「…………やはりアイクですか」
「げっ」
アイクは逃げようとするが一緒に料理をしているヘイズにより阻止される
「ありがとうございます【女神の黄金】」
「いえいえ重傷者なのに料理をする狂った人間に私1人では抑えきれなかったので……」
アミットはゆっくりと近づき見慣れた鎖を取り出すと
「さぁ……アイク…………覚悟して下さい」
その後厨房には声のない小さな悲鳴が聞こえるのであった
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派閥連合本部テント
「さぁ準備は整った……」
そこには派閥連合本部で作戦の確認をする、フィン、リヴェリア、ガレス、アイズ、オッタル、シャクティ、アミットと袋?が集合していた
「んー!んーーーんーんー!」
「……じゃな……アイズの防具が完成した……どうだアイズ?」
「んーんー!」
「うん……大丈夫……」
「よし……では最後の作戦の確認をする……が」
フィンは各パーティーリーダーに顔を合わせ頷くが1人だけ無表情のままだった……だがフィンはそれで良いと……いや良くはないが彼女はいつも通りだがその後ろには
「ん!ん!んー!」
茶色い袋は何か不気味に動き何かを喋りうごめいていた
「…………」
アミットはそっと腰の武器を取り出すそれはアミットが唯一所持している武器と呼べる棒でそれをその袋に叩きつけた
ボッコ
「んーーー!!!」
「静かにして下さい」
アミットは全力で棒をふるい"ポコ""ポコポコ"
「んーんー」
しかし袋は静かにせず何かを訴えようとするがアミットはそれを無視し続けて棒を叩きつけるが黙らなかった
「ん!!ん!んーーー!」
「……やはりダメでしたか……なら…………」
そう言うとアミットは自身のポケットからポーションを取り出すとその袋にかける
ポマポタポタ
「んーーー!……ん?……ん!!……ん…………ん……Zz……Zzzz」
その袋は急に大人しくなりそれは……寝た……
「さぁ話の続きをしましょう」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
その場に居る全員が黙りこみどう言えばいいのか分からず全員がフィンの方を向き「どうにかしろ」と言わんばかりでフィンはため息をつくと全員の代わりにフィンが口を開く
「えーと皆が混乱するるから質問するけど……その袋は?」
「アイクですが?何か?」
「そっ…………そうか」
(((((いや……何で?)))))
あのオッタルでさえ疑問に思うのであった
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フィンの作戦を聞いたあとアミットは軽く説明をする
現在アイクは身体は無事だがまだ体力が戻って居らずその為ギリギリまで寝かせ体力の回復を計りたいと言うヒーラーとしてのお願いを話した
「と言うわけでアイクは直前まで眠らせます」
「だが……良いのかのう?……それだとアイクは目がさまさないんじゃあないか?」
「問題ありません……アイクは命の危機と判断したならば本能で起きますので」
「そっそうか……じゃが」
「問題ありません」
「そっそうか」
アミットの変な圧力にガレスを初め全員が黙ってしまう
「たがどうする?どうやってアイクを運び出す?」
オッタルの意見は至極当然だった第一級冒険者は全員戦闘して第二級冒険者はレベル4しか参加しない少数精鋭となっているその為もしアイクの運送をするとしたらレベル3の冒険者しか居ない……しかし
「それなら……私はレフィーヤしか居ないと思う」
そこはアイクと一緒に本体を叩くアイズの言葉だった
「レフィーヤか?」
「うん、リヴェリア、レフィーヤしかアイクの適任は居ないと思う」
「だがレフィーヤは後衛の魔道師だ……流石にアイクの輸送には荷が重いと思うのだが……」
「確かにそうだね……アイズその根拠を聞こうか?」
「上手く……説明出来るか分からないけど……レフィーヤは魔法が強くて……あとベルとの……魔法が凄かった」
その言葉にアミットを覗き全員がその名前に心当たりがあったそれは
強化種のミノタウロスとの死闘、18階層の強化種の階層主との戦闘…………そしてレベル4の
「…………ベル•クラネルか」
フィンはベル•クラネルを考えるると、親指が疼きが一瞬弱まった……
「!!」
フィンは自身の親指の疼きが弱まり目を大きく開き
「良いだろ、アイズの推薦でレフィーヤとベル•クラネルをアイクの輸送を手伝って貰おう」
その発言に全員が注目する
「フィン……それはお主勘か?」
「あぁそうだ……僕の勘だ」
「そうか」
ガレスとリヴェリアは深く聞かなかった……だがしかし長年月日が流れひとつだけ確かな事……それはフィンの勘は信頼しそして、勝利する事を確信していた
「さぁ行くよリヴェリア、ガレス」
「あぁ」
「おう」
今日の作者の独り言
…… 突然ですが 今年も終わりになりますね……1ヶ月の一回のペースになりますが投稿しようと思います
来年もよろしくお願いします