「乾杯〜☆☆☆」
AC6ランクマッチ。
今期の最終成績はSランク昇格戦到達。
───祝杯だぁ!!
───よくやったぞゴロー
───ゴローにしては頑張った方だな!
───股間ズームアップキボンヌ♡
───AC幼女キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
───リトル・ツィイー!?
───サイカワ
───めでてぇな
───ご褒美キタ☆
───ふ〜ん? エッチじゃん
「流石に昇格戦はSランカー3連戦で3連敗だったけど、勝てない部分だけ見ても凹むだけだしな! 今はここまで到達出来た事を祝おうと思うのだよ…と、ゆ〜訳で! 今回のコスプレは幼女概念リトル・ツィイーだぁ!!」
よっとっと……と呟きながらモニターから離れる。ヒザ下に履いている芭蕉ブーツには機能性が無い事と、両腕に保持したラピュタっぽいバズーカが微妙に重いおかげでバランスが取りづらい。
「およよよっ……とぉ!」
画面に対して大きくお尻を突き出すようなポーズで両腕を振り回すゴローの挙動がコメント欄に高波を起こす。
「よ〜し到着、これで全身映るじゃろ───て、キミらホント〜に変態クソザコ童貞やんな? 幼女のケツくらいで騒ぐなし」
───ご褒美ありザムァす!!
───もっと蔑んで!!
───で……うへぁ♡♡♡♡♡♡
───びゅるびゅるする…びゅるびゅる……
───ゴロチューきんんんんも
───俺の童貞を君に捧げますよ…ドゥフフ♡
───ゴローを守護れるのは俺だけだ
「にしても、今回もなかなかじゃろ? ケラちゃん最近気合入っててなー? 肩パットや脚もそうだけどこのハングレなんかは既存品を改造して作ってくれたんだぜ?」
バン☆ とポーズを決めてウインク。
(❛ᴗ˂ )⌒♡.。
幼女オペレーターとしての自覚が芽生えたゴローにとってこの程度のファサービスなどお手の物。
あざとさ100%なゴローの悪辣なやり口にまたコメント欄がザブザブと揺れる。
「…ってと、そろそろ飲むかぁ〜」
そろそろも何も最初から飲んでいる。飲まずに幼女オペレーターなんてやってられる訳がないので。
「んごッごッごッごッごッ………!!」
───ぱは〜♡
───ぽぴ〜〜
───うは〜〜〜
───このSEのために生きてる…!!
そんないつもの日常。
TSして、幼女になって、頭が狂って。
それでも生きて、生かされて。
だからこそ、その積み重ねの先に未来があった。
『洋子…』
『未来人?』
『魂を上書きして』
『もう…二度と戻らない』
『ウサさんは、二度と………』
真実を知る日もあった。
『行くな』
止められない夜もあった。
『帰ってこい、洋子!!』
叫んだ夜もあった。
どうしても、己には彼女が必要だと。
心の底から思えたから。
『なぁ洋子ちゃんさ…』
『洋子ちゃんは地獄先生ぬ〜べ〜って知ってる?』
『まぁ古い漫画なんだけど』
『ユキメちゃんってキャラが居てさ』
『そうそう、雪女のユキメちゃん』
『…その娘は1回死ぬんだよ』
『ぬ〜べ〜を大好きだったけど、それが許されなくてな』
『山の神様に魂を砕かれて死ぬんだ…』
『けどさ、ユキメちゃんを形作ってた雪の結晶のひと粒ひと粒はぬ〜べ〜の事を覚えてて、ぬ〜べ〜の事を愛してた』
『結局、魂は違うし記憶は戻らなかったけど、ユキメちゃんだった雪から産まれた2人目のユキメちゃんはぬ〜べ〜の事をもう一度好きになったし、ぬ〜べ〜もユキメちゃんを選んだんだよ』
『つまりさ』
『だから………』
届かない心もあった。
触れられない心もあった。
───それでも。
『なあ、俺は誰だと思う?』
『毛利 前田は死んだ』
『ここに居るのはゴローだ』
『前田じゃない』
『前田だった記憶のある幼女だろ、どう見ても』
『………そうだよ』
『だからお互い様だって言ってる』
『はぁ!?』
『ずっとずっと前から好きだって言ってる!!』
『言ってなかった?』
『じゃあ言う』
絶対に逃さないと、心に決めていたから。
『何回死んでも、何回生き返っても』
『魂が壊れても』
『肉体が変わっても』
『何度でも、君を選ぶ』
『だから、俺を選んで欲しい』
『愛してたし、愛してる』
『洋子さん…俺と結婚してください』
「───────はい」
これが、このTS幼女おじさんのエンディング。
もしかしたら。
ゴローの肉体は急激に成長するかも知れない。
もしかしたら。
女性しか居ない世界の未来人だった洋子の知識を活かして二人の間に子供が出来るかもしれない。
もしかしたら。
その子は
もしかしたら。
新しい幼女オペレーションが始まるかも知れない。
もしかしたら。
もしかしたら。
また、ゲームをしよう。
一緒に。
下手クソでも良い。
嘆いたっていい。
上手くならなくて、上手い人を妬んで。
たまに勝って祝杯を上げて。
みんなで、また。
いつか────────。
───と。
そんな訳で。
少し唐突かな〜とも思わなくも無いのですが、たぶんここがこの小説のゴールなんだと思います。
ここまで続けて来れて良かったですし、曲がりなりにも自分でここがゴールだと認識して終わりに出来る小説を書けたのは皆さんの応援があったからだと思います。
有り難う御座いました。
またもし作者の名前を見かける事があったらチラッとでも見てやってください。
喜びます。
それではまた、いつか。
AC6のコスプレ、誰を選ぶ?
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幼女概念C4-621
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幼女概念リトル・ツィイー
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幼女概念シンダー・カーラ
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幼児概念ハンドラー・ウォルター
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幼児概念V.Ⅳラスティ