【青学三次】コユキの外付け倫理観スパイが撤収するまで 作:後追い先生
特に感想は、削除されてしまったものも含め、全て何度も目を通してはニヤニヤしていました。
前話の支援絵も本当にありがとうございます。感激です。バニーガールガード本当にかわいい。https://www.pixiv.net/artworks/136416010
(URLが正しく貼れていないかも。申し訳ないです。)
さて、青学三次も大いに盛り上がって、もうこんな駄文は書かなくてもいいかとも思いましたが
感想欄の方々の応援に背中を押され、ひっそりと第2話を投稿させていただきます。
整合性やキャラ解釈、表現の拙さなど気になる点も多いと思いますが、
これはダメだと思ったらいつでもブラウザバックしていただければと思います。
ゴールデンフリース号の事件に繋がるまでを、ぼちぼち進めていきます。
それはゴールデンフリース号の事件よりも少し前。
進級を控えた、原作開始前最後の3月のこと。
▼春から青学生交流スレ その56
314:春から名無しの青学生
学生証と制服届いた!これで春から青学生か
315:春から名無しの青学生
おめ!
316:春から名無しの青学生
どんどん届き始めてるな
そろそろ引っ越し準備しないと
317:春から名無しの青学生
スパイ引退勢は引越し大変ね
318:春から名無しの青学生
中学スパイは本当によくやる
319:春から名無しの青学生
自治区引きこもりはやっぱ楽よ
どの店も爆発しない
320:春から名無しの青学生
外部も楽しいよ。キヴォトスの中学生みんなかわいい
321:春から名無しの青学生
中学スパイ引退組だけど、進学先告げた時に泣かれた~。心痛む~。
322:春から名無しの青学生
>>320
こいつ捕まえた方がいいだろ
323:春から名無しの青学生
内部組はおいしい飯屋とか教えてくれ
最近の自治区がどうなってるかよく知らん
324:春から名無しの青学生
友人の雰囲気がおかしいんだが、これ引っ越しの護衛とか頼んだ方がいいやつ?
325:春から名無しの青学生
前夜にも押しかけられるぞ(n敗)
326:春から名無しの青学生
内進ワイ、トラブルを高みの見物
327:春から名無しの青学生
>>325
中坊でもキヴォトス人ってはっきりわかんだね
328:春から名無しの青学生
ちょっと相談してもいい?
多分何か配送ミスがあるっぽくて
329:春から名無しの青学生
内地はミクさんのライブ行きやすくて助かる
330:春から名無しの青学生
内部生だけどスパイ適性検査落ちた
高校でも青学継続かぁ……
331:春から名無しの青学生
>>328
事務連絡は別スレだぞ
332:春から名無しの青学生
飯は青学が一番おいしい。あと安全(重要)
333:春から名無しの青学生
>>328
学生証の名前でもミスってた?事務方に連絡したら
334:春から名無しの青学生
返ってくるスパイほんとにお疲れ様。外は怖いわやっぱ。
信じられるのは分校の娘だけ。
335:★328
それが名前も制服のサイズもも完璧なんだけど、完璧だからこそおかしいというか
でも届いたのがミレニアムの制服と学生証で……
336:春から名無しの青学生
は?
337:春から名無しの青学生
どういうこと?
338:春から名無しの青学生
コスプレ衣装が届いたんじゃないの?
そういう部活とか店もあるって聞く
339:春から名無しの青学生
わざとミレニアムに書類出しただろ
340:春から名無しの青学生
誰かのが間違って届いたんじゃね?
341:★328
>>338,340 名前は私のだし学生証も多分本物
>>339 ないない!ちゃんと願書は青学に出して入試も受けた
控えもちゃんと持ってる
【画像URL:青学願書の控え(受付印あり)】
342:春から名無しの青学生
控えあるのか
343:春から名無しの青学生
まだ届いてないだけなんじゃないの
事務官スレにいない?
344:春から名無しの青学生
個人情報のアップ良くない……とか言ってる場合じゃないか
書類は本物っぽいな
345:春から名無しの青学生
>>341
生徒会の下っ端だけど、データベースにヒットしない。
故障なら流石にミクさん案件だから報告上げてくる。
346:★328
>>345 お願いします。
347:春から名無しの青学生
これで何とかなるでしょ
348:春から名無しの青学生
でも制服が違うのはおかしくない?
ーーー以下しばらく雑談が続くーーー
360:★七武生
調べてきた。328居る?
361:春から名無しの青学生
だから第八校舎近くの爆盛ラーメンがまじで旨くて
チャーシューが苦にならない若返りにマジ感謝
362:春から名無しの青学生
若い頃はウーロン茶なしで焼き肉食べてたなって
363:★328
>>360
わ、七武生直々に!?
お手数かけて申し訳ない。直りそうですか……?
364:春から名無しの青学生
とうとう来たか
365:春から名無しの青学生
七武がスレに来るの珍しい
366:★七武生
>>363
結論から言うと、学籍が削除されてる
何者かがデータを改竄した可能性が高い
367:春から名無しの青学生
改ざん!?
368:春から名無しの青学生
は???
369:★328
えっ
370:春から名無しの青学生
事務が間違って消したんじゃね
371:春から名無しの青学生
流れ知らないんだけどどういう状況?
372:春から名無しの青学生
青学netに入られたってこと!?
やばない??
373:春から名無しの青学生
>>371
328あたりから読み直してこい
374:春から名無しの青学生
全知botの仕業か?よく青学netに出没するだろ
375:【全知】
よ■■し■か?
376:★管理AI
不正アクセスを検出しました。該当アカウントを停止します。
377:春から名無しの青学生
うわ出た。
378:★七武生
普通の不正ログインなら今みたいにセキュリティが検知したはず……なんだけどね
ところで328さん。あなたの任務についてなのですが。
379:春から名無しの青学生
任務?
380:春から名無しの青学生
(普通の不正ログインとは)
381:春から名無しの青学生
何か指示ありタイプのスパイなの?
382:★328
……はい。
383:★七武生
あなたには【白兎】の監視を命じていましたね……?
384:春から名無しの青学生
あっ(察し)
385:春から名無しの青学生
えっ
386:春から名無しの青学生
あーそれは……
387:春から名無しの青学生
どういうこと?白兎って何?
388:春から名無しの青学生
まじか
389:春から名無しの青学生
おぬし原作キャラ担当であったか
390:春から名無しの青学生
黒崎コユキじゃねーか!
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ピンポーン、と。部屋に響いた間の抜けた電子音を聞いて、私は足早に玄関へ向かった。
立ち上がった拍子にメガネがズレたけど、今は気にしていられない。
インターホンの相手も確認するまでもないだろう。
こんなタイミングで部屋を訪ねてくるのは、恐らく一人だけ。
ドアを開けると、やはりそこには、見慣れたピンクのツインテールが揺れていた。
「にははっ!ミツバちゃん、
玄関先の黒崎コユキの眼前に、私は黙って届いた学生証を差し出した。
コユキちゃんは体を乗り出して、少し首を傾けながらそれを覗き込む。
内容を確認したのだろう。きらきらした瞳が細められ、みるみる口角が片方上がっていく。
すっかり見慣れたドヤ顔。
私は無言のまま、ズレたメガネを戻し、再び手元に目を落とした。
定位置に戻ったレンズ越しに見える学生証には、
ミレニアムの校章と、紛れもなく、『淡井ミツバ』と私の名前。
「コユキちゃん。これ、どういうこと。」
「にはは!ミツバちゃんも合格だったんですね!いやー、これでまた3年一緒ですね!」
「……えっと、私がミレニアムに受かる訳なくない?」
火事場の馬鹿力ってやつじゃないですかぁ~?、なんてコユキちゃんはご機嫌に体とツインテールを揺らしているが、これは本当にまずい。
私に課せられた任務 ―黒崎コユキの監視― は中学卒業まで、高校進学と同時に撤収が諜報部の指示だ。当然、私もそれに賛成だった。
私みたいなのが、これ以上コユキちゃんに深入りして、原作を壊すわけにはいかないのだ。
いや、そもそも私は試験を白紙で終えたはず。
一緒に受けたいと、ごねられたから受験だけはしたが、合格するはずがない。
というか真面目にやっても難しいでしょあの試験は。
中学生に解かせる問題か?大人の矜持が傷ついたぞ。
なんてぐるぐると巡る思考を遮るように、コユキちゃんは私の手を取って、そのまま遠慮なく部屋に上がり込んだ。
勢いよく手を引かれて、ずり落ちそうになったメガネを慌てて支える。
のっそりとメガネを定位置に戻せば、段ボールから出したばかりの真新しいミレニアムの制服を、コユキちゃんは目を輝かせて見つめていた。
「コユキちゃん。ハッキングしたでしょ。」
ぎくりと、コユキちゃんの体が跳ねて少し強張る。視線だけをゆっくりとこちらに向けて、すぐにそらした。
「いや~。何のことでしょう。ハッキングなんてしてませんよ。」
「絶対したでしょ。私がミレニアムに受かるはずないもん。」
「…確かにミツバちゃんの点は低かったですね。」
白紙は普通0点なんだよ?
じっと視線を送ると、コユキちゃんはあー、とかうー、とか言いながら身体をわちゃわちゃと揺らした後、だって!と声を荒げた。
「先にやってきたのは向こうじゃないですか!」
?
「試験問題、難しすぎなんですよ!!
あの入試は、私たちの友情を引き裂こうとしてるんです!!」
??
「だったらこっちもやり返さないと!」
???
「だからこれは正当な権利です!」
????
いや、そのりくつはおかしい。
コユキちゃんは誇らしげに胸を張った。
私は頭を抱えた。これは困ったなぁ。
この娘の為を思えば、本来叱ってあげるべき行為だ。
でも、コユキちゃんなりに考えた行動なのだろう。そう思うとどうにも可愛らしくて、強く言い聞かせる気になれなかった。
変わらない倫理観にどこか安堵すら覚えつつ、私はいつも通り彼女に向き合うことにする。
そうだ。
彼女を叱るのは、もうすぐ訪れる『先生』の役割。
私なんかが勝手に触れて良いことではない。
いつも通り、矯正なんてしようとせず、丸め込んでしまえばいい。
私はメガネのフレームをふんわり定位置に戻し、コユキちゃんに向き直った。
「…コユキちゃんは、私をミレニアムの合格者名簿に入れた、ってことでいいのかな?」
「にはは!そうです!
この黒崎コユキに掛かれば、学籍を書き換えることなんてーー」
「私が合格した事で、落ちた人は居ないの?」
コユキちゃんの表情が固まった。
やっぱり。
恐らくこの娘は、合格者名簿をただ上書きしたのだろう。
他の人のことは頭から抜け落ちていたはずだ。
コユキちゃんはいつも、悪気はあっても悪意はない。
「……代わりに誰かが落ちたのなら、それはダメだよ。私は喜べない。」
そしてコユキちゃんには、案外この手の説得が効く。誰かを本気で貶めるつもりはないからだ。
コユキちゃんを正しく導くべきなのは、いつか来る先生だ。私は彼女の倫理観に触れるべきじゃない。
その上で、コユキちゃんの暴走を制御する為に、私が取った方法。
それは、友人として身勝手に、拗ねて怒ることだった。
「コユキちゃん。元に戻そう?
私は、自分のせいで人が悲しむのは嫌だよ。」
方便であると同時に、本心でもある。
ただでさえ、
仕方ないことだとしても、それは最小限に抑えなければならない。
私たちは本来、異物なのだ。
いつのまにか下がっていた視線を戻す。
レンズ越しに、俯き口元を固く結んだコユキちゃんが見えた。
私はメガネのフレームに触れた。意味もなく掛け直す。
「コユキちゃん。ね、お願いーー」
「……それなら!」
コユキちゃんは勢いよくこちらに向き直った。
「上書きしたのは戻して、ミツバちゃんを追加するだけならどうですか!?」
……それは。
「……いや、そうじゃなくて……」
「いいですよね!?これなら、他の誰にも迷惑かけてませんよ!」
いやまぁ私の理屈に則ればそうなのだが。それは結局解決になってなくて…
でもこれも彼女なりに考えた結果を正面から否定するのは…
なんて、あれこれ思考を彷徨わせていると、コユキちゃんはグッと私に近づいて、私はわっ、と思わず仰け反った。
少しズレてしまったレンズ越しに、彼女は真っ直ぐこちらを見つめている。
普段はキラキラと輝きを湛えた瞳が、今は不安げに揺れていた。
「……ミツバちゃんは、私と一緒に居るの、嫌ですか?」
うっ………
そう言われると辛い。
「そんなことはないけど……」
「ならいいですよね!?ね!!?」
「……はぁ。しょうがないなぁ。
ダメって言ってもやるんでしょ?」
「やった!そうと決まれば…はっちゃー!」
「わ。わ。靴は履かせて…。」
コユキちゃんは改めて私の手を取ると、そのまま兎のごとく部屋を飛び出した。
行き先は間違いなく、コユキちゃんの部屋だろう。
強引に部屋から連れ出されながら、ぼんやりと考える。
コユキちゃんの暴走は止め損なったが、これはこれで悪くないのではないか。
合格者名簿に付け加えるということは、すなわち
本来変化しないはずの制度の改竄は、当然検知されやすい。
特に今年の会長は、ミレニアムを愛するあの超合理主義者、調月リオ。
スパイなんて不穏分子は向こうからお断りされるだろう。
その後、青学の支援制度を使って本校に戻ればいい。
なんて自分に言い聞かせながら。
私は、コユキちゃんに手を引かれて、彼女の部屋まで駆けていくのだった。
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数週間後。
わたし は ミレニアム の 入学式 に いた !
??????????
うーん。キャラがブレブレな気がする。
一応主人公については、以下のことだけ決まっています。
名前:淡井ミツバ
派閥:保守穏健派
特徴:コユキよりやや小柄、ミレニアム生徒Aの様な大きな丸メガネ、メガネ、メガネ
魅力的な本文を書ける物書きさんは本当にすごいと実感します。
<夜中>とりあえず書け!下手でもアウトプットしなきゅ上手くならん!とにかく書け!
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<翌朝>なんだこの駄文は……
この繰り返しでした。
私も続きを書いたんだから皆さんも続き書いて♡ぜひ読ませて♡