戦いが終わり、十数年の時が経った夜。
日向美海は何か思うところがあったようで?

※アンジュ・リリンクの日向美海ルートのその後的なものを簡単に書いただけです

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ちょっと前に脳内に浮かんで来て、一生離れない概念を共有したかった…

※読む前に注意事項
・アンジュ・リリンクの美海ルートのその先的なお話
・アルドラ目線で進行
・アルドラが実質オリ主みたいなキャラ付け
・美海がややキャラ崩壊
・概念の基礎的な部分なので、過去回想多め
・性行の匂わせっぽい描写あり

以上OKな方は是非読んでってください



第1話

とある日の夜。

 

「君が…いつまでたっても手を出してくれないのが…悪いんだからね…?」

 

息を荒くし、俺を押し倒してくる美海に対し、俺はこう思うことしか出来なかった。

 

 

───────どうしてこうなった?

 

 

 

 

 

 

俺と彼女───日向美海の出会いは、高校時代だった。

 

 

 

ある日、突如として繋がった5つの世界。

それらを管理する為に作られた人工島『青蘭島』の『青蘭学園』に俺が編入したのが、全ての始まり。

異能を持つ少女『プログレス』と、その力を引き出す存在『αドライバー』として、俺達は出会った。

 

「改めて、私は『日向美海』!青蘭学園高等部2年生!」

 

同じ寮住まい、同じクラスという事で、必然的にチームを組むことも多かった俺と美海。

世界の敵『ウロボロス』との知られざる激闘や、世界間のいざこざに巻き込まれつつも、俺達は少しずつ絆を育んできた。

 

やがて俺は、美海の専属αドライバーとなった。

この頃になると、俺は美海の明るさやひたむきさ、芯の強さにすっかり惹かれていた。

逆に美海の方も、この頃にはこんな自分を支えてくれる俺に惹かれていた…というのは、後に本人から聞いた話である。

 

告白は、美海の方からだった。

関係を深め、2人でデートをした帰り道。

 

「私、君のことが好き。だから、これからも私と一緒にいて欲しいなって思ってる」

 

今でも鮮明に思い出せる、あの告白。

彼女の想いに、俺は応えた。

 

「俺も…美海が好きだ。ずっと一緒にいよう」

 

 

 

それからは、プログレスとαドライバーとしても…恋人としても、親密な関係を築いてきたと思う。

仲間達にからかわれながらも、切磋琢磨し、実力を磨いてきた。

 

しかし同時に、幾度も大きな壁に直面した。

美海の目指す『私の戦いで、見てくれたみんなを笑顔にしたい』という理想と、その理想を目指すが故の挫折。

ウロボロスが仕掛けてきた、世界の命運をかけた最大の決戦。

それぞれの思惑が絡み合う、5つの世界の衝突。特に、世界を維持する鍵となる『世界水晶』を狙っての世界間の全面戦争は苛烈を極めたものだ。

 

だが、俺達がそんな危機を乗り越えられたのも、仲間達と支え合い、助け合っていたからだった。

そして、仲間達と共に戦い続け、俺達は遂にウロボロスの殲滅に成功。

その際に発生した大量の『エクストラ』により5つの世界の接続も完全に安定し、平和を掴み取ったのだ。

 

 

 

 

それから時は流れて。

俺と美海は28歳になり、現在は社会の荒波に飲まれながら、2人で共に暮らしている。

一応世界接続を安定させた功労者のチームとして、現在住んでいる一軒家を無償提供してもらったが、あくまで住まいを手に入れただけの話。

とある理由で貯金をしているのもあり、やはりその日の生活の為には働かなければならないのである。

 

仕事から帰った俺は、疲れた身体に鞭打って飯を作り始める。

そうしていると、美海が帰ってきたようで、リビングのドアが開いた。

28歳になった美海は、明るい雰囲気はそのままに、年相応の落ち着きを見せる一方、身体も色んな部分が成長している。彼氏としては素晴らしいの一言だ。

 

「たーだーいーまー…」

「おかえり、晩飯はピーマンの椎茸詰めな」

「何、その私に対する嫌がらせみたいなおかず!?」

「冗談だ、ハンバーグな」

 

ソファーに倒れ込んだり即座に起き上がったり、動きが忙しい美海。

幸いというか、美海が苦手だったピーマンと椎茸に関しては荒療治と味の工夫で克服させたので、実際にピーマンの椎茸詰めを出しても食べられるとは思うが。

そんな事がありつつも、出来上がったハンバーグを食べながら、美海と仕事の愚痴や他愛もない話題で盛り上がる。

 

 

俺達は、今日も勝ち取った平和を謳歌していた────

 

 

 

 

 

──────というのが、今日寝る前までの俺の記憶だった。

あの後は風呂に入り、そのまますぐに疲れて自分の部屋で眠ってしまったのだが、何故か俺は暗い部屋の中で、黒い下着姿の美海に押し倒されている。

何か言おうとすると、美海が口を開いた。その目は何処か濁っているようにも見える。

 

「私、ずーっと待ってたんだよ?君とこういう事、したいなって」

「み、美海?」

「でも、君はぜーんぜん手を出してくれないもんね。じゃあ私から動かないとね?」

「あの…美海さん?美海さーん?」

 

そうこうしている間に、美海は俺のズボンを思いっきりずり下ろしてきた。

驚いて声を上げる間もなく、美海は俺の股間の上に跨ってくる。なんとなくだが湿り気を感じるので、濡れているのかもしれない。

美海はそのまま顔を俺の耳元に近づけてきて、囁いた。

 

「─────今夜は、寝かせないからね?」

 

 

その瞬間、俺は失敗を悟った。

──────指輪、もっと早く買えば良かったな。と。

 




続きは美海とアルドラ君のみぞ知る(ぇ

概念自体は大好きなので皆妄想してけ←

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