ハイスクールD×D~これどっちが悪魔?~休止中 作:トライグルー
それではどうぞ
ある日の休日それは赤土の何気ない一言から始まった。まさかあんなことになるとも知らずに。
「なー霧夜ーお前ってさ…固有結界は固有結界でもfate/zeroの切嗣の固有結界って使えんの?」
「え?なんだよ突然…んーたしかに固有結界はアーチャーの能力で要領はわかってるけど…あれは自らの体内に展開するやつだし特典として貰ってないから無理だと思うぞ…」
「でも可能性はあるんだろ?なら今日は休日だし練習してみようぜ?」
「練習って…衛宮切嗣の魔術刻印が無いのにどうやってやるんだよ」
「そこはとりあえず作ればいいだろ?パパッと」
「とりあえずって…簡単に言うけどどうすんだよ。それに固有結界にも色々あってだな…」
「じゃあ適当に体内にアーチャーの固有結界を展開してみればいいんじゃね?」
「適当すぎるわ!殺す気か!?そんなことしたら体内から剣が飛び出して血だまりの出来上がりだよ!」
そんなこんなで言い争っていると黒歌が混ざってきた。
「二人ともさっきからなに言い争ってるんだにゃ?」
「ちょうど良いところに来たな黒歌。実はな霧夜に新しい能力を開花させようと思って奮闘中なんだがどうにもこうにも上手く行かなくてな…」
「へぇ、確か剣が飛び出すとか聞こえたけどいっそのこと飛び出したまんまたたかえばいいんじゃにゃい?」
「ソウダヨな~うん…それもありだな…霧夜やってみよう!」
「赤土もそう思うかにゃ!」
「………だよ…」
「にゃ?」
「アウトだよ!なんでそんな危険な状態で戦わないといけないんだよ!動いただけで激痛だよ!…はっ!お前らまさか…他人事だと思って楽しんでるだろ…」
「いやそんなことはないにゃ!」
「ソウダヨ君のことを思ってだよアハハー」
「お前らなぁ…いい加減にしろよ!」
その瞬間霧夜は無意識の内に固有結界を展開した。しかしその風景はアーチャーのものともましてや衛宮士郎のものともちがう一言で表すなら時計のような空間に彼らはいた。
「にゃにゃ!?」
「なんだここ!?固有結界だと思うがこれは時計?」
「あっ…やべぇ…知らねぇ固有結界張ったから…魔力が切れて…」
だが霧夜は魔力切れで気絶一瞬で固有結界は解除され彼らは元の世界に戻ったしかし。
「ん?…おいまて…結界を展開してたのはものの数秒くらいだよな?なのになんで時計が数十分も進んでるんだ?まさか…」
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『アッハッハッハッハ♪まさか無意識に自ら固有結界を作り出すなんて人間の成長というものは本当に面白いね!』
(なにもない空間この笑い方…忘れられる筈もないアイツだ…)
『そうだよ君を担当した神様だよ♪よくわかったね霧夜くん』
『忘れるはずねぇだろそれに人の心を勝手に読むのはやめろ!』
そこにはどことなく無邪気さと神々しさを体現したかのような存在が座っており霧夜はいつのまにかその存在と対になるよう椅子に座っていた。
『悪い悪いこれでも神様なんで人の心を読むのは癖みたいなものなんだ』
『そうかよところでここはどこだ?』
『どこって君の心の中、正確には精神世界と言った方がいいね。人間には本来自分以外の誰にも踏み込めない領域というものを無意識に持っているものだから。そしてその心の風景を魔力を用いて表したのが固有結界というものだと私は思うよ』
『でも俺の心は見ての通りなにもないぞ?それなのにあの固有結界を発動できたこれはおかしくないか?』
『だからこそだよ♪固有結界とゆうのは心象風景を具現化する大禁呪。ならば君の心のように真っ白なキャンバスに独自の世界を…自らが望む世界を描けばいいのさ!』
『なるほど…その結果がさっきの固有結界だとでも?道理はわかるけど不確定じゃないか?』
『確かに不確定だでもね転生者というのは奇跡の塊にすぎないのさ。そしてその奇跡と切嗣の固有結界、さらにはこのおふざけが早く終わらないかというのを無意識に考えていたからそれに作用して発動したに過ぎない。結論からいうと君には魔術刻印なんて必要ないんだよ♪』
『でも所詮はコピー商品本物には到底追いつけないだろ?』
『おいおい、君はそれでもfateの特典を貰った転生者かい?それにね特典というのは所詮どれもコピー商品なんだよ本物なんてあげられるほど私達は凄くない』
だがその存在は続けざまにこう答えた。
『でも本物に近づけることはできる。あとは衛宮士郎の、偽物が本物に叶わないなんて道理はないという言葉を胸に刻んでおくと良い』
そしてその存在はあるものを霧夜に手渡すと消えていきそれと同時に霧夜も目を覚ました片手に何かを持っていた名残を残して。
「あ、おきたにゃ赤土霧夜が目覚めたにゃ!」
「みればわかるよ黒歌それよりも霧夜大丈夫か?相当無理をしたらしいが…」
「ん?…あぁ、ところで何時間寝ていた?」
「ざっと一時間位だな、詠唱なしだとそこまで魔力を消耗するもんなのか?」
「いや、そんなことは無いと思うけどもしかしたら気絶するのは必然だったのかもな」
「どういうことだ?」
「気にするなそれよりもお前こそどういうことだ?」
「えーっとこれは…」
霧夜が赤土を見て呆れた。それもそうだろう今の赤土の姿はいつもの姿ではなく黒歌と同じくらいの身長、少し膨らんだ胸元そして何よりも見た目が違ったのだ。
「お前いつから女になった?つか俺が寝てる間になにがあった!?」
「いや、それが…俺も自分の能力を改めて確認しようと遊び半分で変化してたら黒歌が驚かすもんだからこうなっちまったんだよ」
「おいおい、まるでアーカードの少女版みたいだな?」
「言うなよ…それより黒歌!俺をなでるのをやめろ!」
「だって赤土かわいいんだもんやめられないにゃ♪」
赤土が霧夜と話している間黒歌は赤土をペットを可愛がるように撫でていた。
「ハハハッまるでペットだな赤土。罰が当たったんじゃないか?」
「うるせぇ!見てないで何とかしてくれ」
その後黒歌の赤土への撫で攻撃は小一時間続いたという。
今回はなんとなく書いてみました。