ハイスクールD×D~これどっちが悪魔?~休止中 作:トライグルー
それではどうぞ!
それはいつも通りの放課後オカルト研究部の部室にて事件は起こった。
「リアス先輩今日赤土先生休みだったんですけど何か聞いてますか」
「なにも聞いてないわ霧夜からは部活には来ると聞いていたけどイッセーはなにか聞いてない?」
そんななか霧夜ともう一人の人物が部室入りその時は赤土が来たと全員が思ったがその予想は見事に裏切られた。
「あ、赤土先生どうしたんですか今日校舎の方には来ていないと聞きましたが?……………あなた…誰?ここには人払いの結界が張ってあるはずだけど…それにあなた人間じゃないわね」
そこにいたのは赤土とは打って変わって身長も顔つきも違う少女であった。
「や、やだなぁ自分達の顧問の顔も忘れるとは酷いじゃないかリアスさん?」
「気安くよばないでくれるかしら?
それに残念だったわね誰の差し金か知らないけど私達の顧問の先生は男よ。それにあなたはもう一つミスをしているわそこにいる霧夜はその顧問の孤児院で住んでるのよ。ねぇ霧夜?」
だが霧夜は顔をひきつらせながらリアスの質問に答えた。
「いや…先輩実は…この人本当に赤土先生ですハイ…」
「「「えぇ!?」」」
それもそうだ赤土はこの前まで男しかも身長もリアスを越えているしかし今そこにいるのはリアスと同じくらいの身長の少女つまり赤土はこの前から元に戻れてなかったのだ。
「せ、先生まさか性転換なされたんですか?でも身長まで変わってる…まさか!他の少女と精神が入れ替わったとか!?」
「一誠くん君はもう少し頭を使いなさいそもそも私は人間じゃないんだ姿形など私にとっては至極無意味なんだよ。でもね……戻れないんだ…」
「あらあら、元の姿にもどれないのですか?」
「残念ながらそうだ朱乃さん実はこの前変化の類の能力を使って失敗してしまってね戻れなくなってしまったんだ(黒歌に驚かされてこうなったなんて言えない…)」
「なら今日は先生が元に戻る方法を探しましょう!」
「大丈夫だよ一誠くんそんなことしなくても時間が経ばもどるよ多分…」
「そうよイッセーそれにあなた仕事をさぼりたいだけでしょ」
「でもいつまでもこのままって訳にもいかねぇだろ?どうすんだ?」
「んー元に戻ろうと奮闘してもだめ、時間が経っても治る見込みは低いとなると…あとは俺をミンチにするしかないぞ?」
「いや先生いくらなんでもミンチは無理があります死にますよ…しかもそんなことを生徒にやらせる気ですか!?」
「いや、誰も君たちに介錯をたのむわけじゃないよ。でも手伝ってくれるならお願いしたいな」
さらりと赤土は自分をミンチにするしかないと言い放ったが流石のリアスもその言動にはツッコんだ。しかしここで霧夜も爆弾発言をする。
「ならイッセー俺の八極拳の組み手相手になってくれないか?」
「え?俺で良いなら全然いいぜ。でも武術なんでやったことのない俺なんかでいいのか?」
「いや…霧夜くんそれだけはやめとけ君の八極拳は危険すぎる。一誠くんも絶対にやめた方がいい」
「あら先生いくら能力持ちの霧夜でも所詮は人間流石に悪魔の身体に傷を付けるのは難しいと思うわその上であなたは止めるんですか?」
「悪魔の肉体構造がどうか知らないが霧夜の八極拳を並の人間がまともに食らったら心臓が破壊されるよ?」
「いや、どんだけだよ!?霧夜お前本当に人間か?」
「もちろん俺は人間だよ能力を持ってるってこと以外はね(ならあの麻婆神父にその言葉を言ってやれよ)」
「まぁ取りあえず赤土先生の件は保留ということで。みんな仕事の時間よ」
「了解しました!」
そうして一誠、子猫、木場はそれぞれ依頼主の元へと転移、移動していった。
「さて、先生あなたの件ですがいくらお兄様の元執事とはいえあなたは半吸血鬼…肉塊にされては再生できるとは到底思えません。なので他の方法はないですか?なるべく穏便なもので」
「んー他の方法となると…結界内で爆hゲフンゲフン衝撃を与えれば元に戻るかもしれないぞ?」
「衝撃ですか…朱乃なにか良い案はあるかしら?」
「そうですねぇ電流を流してみるのはどうでしょう?」
「い、いや朱乃さんそれ結界必要ないと思いますが…しかも電流は電流でも消し炭になる程の電流ならごめんですよ?」
「ならどうします?知っての通り私の魔力は破滅の力を宿しているので力になれないんですが」
「その点は心配しないでくれ今回は霧夜くんにも協力してもらうつもりだから」
「そうですか…それにしても霧夜あなた魔術の心得はあるの?」
「え?あぁ多少はな…でもなにをすればいいか」
「その点は心配いらないよ霧夜くん君には君にしかできない仕事を用意するからちょっとこっちに来てね。あ、そうだリアスさん達は結界の製作に専念してくれ」
そうして霧夜と赤土は部室からでていきどうするかを話し合った。
「で?どうする気だ流石にリアス達の前でミンチはマズいしだからと言っていつまでもそのままって訳にもいかねぇだろ?」
「その件なんだが霧夜お前の宝具なんでもいいから一つ貸してくれ投影したやつ」
「なんで!?今回の件と宝具関係ないだろ!」
「そこだよ!いいか?まずお前の宝具を元に戻る道具だといって俺が持つその後にお前はリアス達の結界を補強してくれ、最後に準備が整ったら合図するから 壊れた幻想(ブロークンファンタズム)で一気に爆発しろそうすれば粉々になって元に戻るしかも俺はその場からこっそり移動して別の場所で復活するからなにも問題はない! 」
「なる程ねぇ…まぁしょうがねぇ協力するよほらこれでも使え」
「え?これって…あれじゃねぇか?彼の槍…」
「もちろんそうだけど何か問題でも?どうせ壊れるんだ贅沢に行こうぜ!」
「でもこの槍はマズいってそれに『先生!結界の準備整いました』ハーイすぐ行きまーす…取りあえず包帯とか布とか覆う物を適当に投影してくれ!」
そうして霧夜に布切れを投影してもらい赤土はその槍へと巻きつけた。しかし焦って巻き付けたせいで所々見えている部分もあった。
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「じゃあ始めようこの箱状の結界に入ればいいのかい?」
「ええ、そうですちなみにあまり派手な事はしないでくださいそこまで頑丈な結界ではありませんから」
結界の中にはいるとリアスから説明を聞き赤土は霧夜の方を向いて頷くすると霧夜も理解したのか集中し始めた。
「(トレース・オン…材質解析…補強完了…)」
「さてこれを使うか…」
「…先生それはセイクリットギアですか?見るところ金色の槍のようですが」
「えぇっと…セイクリットギアかどうかは知らないけどまぁ元に戻るための道具さ、アハハハハ(汗)」
リアスが疑うのも無理はない赤土が持っているそれは第四次聖杯戦争でランサーが使っていた宝具ゲイ・ボウに他ならないそれを霧夜は投影し赤土に渡したのだった。
「(霧夜の奴めだからいわんこっちゃないゲイ・ボウなんて投影して魔力の無駄遣いだろうに)」
そして霧夜による結界の準備も整い赤土は合図を出した。
「(ブロークンファンタズム!)」
その瞬間ゲイ・ボウば赤土の思ってる以上の爆発を起こし赤土の体は木っ端みじんに吹き飛んだ。しかし煙のせいで中の様子が伺えないリアス達はただただ待つしかなかったそして。
「ふぅ、やっと戻れた…やっぱりこの姿がしっくりくる(霧夜の野郎後でぶっ飛ばす!)」
「あれ、赤土先生!?結界の中に居ませんでしたか?なのに何故…」
「きっと使ったアイテムのせいだろう戻るにあたって少し位置ズレが発生したらしいしね」
「でも元に戻られてよかったですわね先生」
「そうだね、一事はどうなるかと思ったよ」
そんなこんなで戻れたこと喜んでいるとそこへ一誠達が帰ってきた。
「おっ!赤土先生元に戻ったんすね!一時はどうなるかと思ってましたが解決してよかったっス」
「ありがとう一誠くんそれよりも何か報告する事があるんじゃないかな?その左手の件も含めてね」
「あぁ!そうでした部長実は…」
「そう…こまったわね堕天使と遭遇ししかもあなたが悪魔に転生しているとバレたの…」
「すいません部長」
「はぁ、そんなに気にしなくてもいいわイッセー今回は事故だったんだから。でも決して一人で堕天使と戦うなんてバカなマネはしちゃだめよ」
「はい…わかりました…今日は帰ります…」
そうして一誠は部室を後にした。ちなみに霧夜は既に帰っており部室に残っているのは霧夜と一誠を除く全員である。
「彼はまだ初心者とはいえ少し厳しすぎるのでは?」
「だからこそよ…堕天使なんかに可愛い下僕を奪われてたまるもんですか…」
「だが無理もいけないよリアスさん彼はまだまだ未熟な、しかも生まれたての悪魔なんだほんの数日でセイクリットギアを出したことくらいは誉めてやっても良いと思うがね」
「ですが先生彼にはもっと強くなってもらわなければならないんです!堕天使に殺されないようにするためにも…」
「そこは心配しなくてもいいと思うよなんせ彼はポーンの駒を八つも使ったのだろ?なら成長の見込みありだ。それにチェスでいうポーンは一番最初に動くことが多いが最後の方で相手の陣地に入り強くなる。気長に待てば良いさ」
「わかりました…」
「ではこれで私も失礼するよこちらにも色々と仕事があるんでね…」
そうして赤土は部室を出ようと扉の方へとむかったが扉の前で立ち止まりリアスにこう告げた。
「あぁ、そうだ一番大事なことを言い忘れるところだった」
「なんです?」
「そのポーンといえど仲間を捨て駒にしないやさしさと信念その心だけは大切にしなさい。そうすれば君の下僕はきっとその期待に応えてくれるだろう」
そうして赤土は部室を出て行き帰路についた。
「朱乃彼は一体何者なんでしょうね…到底お兄様の元執事とは思えないわ」
「あらあら、考え過ぎでは部長?もしかしたら彼は教師として部長にアドバイスを送ったに過ぎないかもしれないのかもしれないと私は思いますわ」
「そうね…考え過ぎよね…」
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赤土は孤児院に帰るために夜道を歩いていたしかし赤土は別のことに気づいていた。
「堕天使風情が人間の尾行とは精が出るな俺をつけたところで一晩中町の中を歩き回ってもいいんだぞ?あとウチの生徒が世話になったらしいしな…」
そこに現れたのはロングコートを着た中年位の男で背中には黒い翼が生えていた。
「ッチ、気づかれていたか…それに確か生徒といったなつまりあの悪魔はお前の教え子か…ならばこの際好都合だ貴様は人間と言えど悪魔と結託しているつまり殺さねばな!」
「はぁ~お前この状況で俺に勝負を挑む気か?こんなとこでお前らの力を解放なんてしたら野次馬やら見物客やらがこぞってやってくるぞ?」
「なんだ貴様やけに我々に詳しいがもしや悪魔か?」
「いや俺は人間だよ♪でもご丁寧に人払いの結界まで張らなくてもいいんじゃねぇの?」
赤土が空を見上げるそこは綺麗な夜空ではなく紫色に濁り歪んでいるまさに結界の中だった。
「フンッ、人間風情が…これから殺されるというのに逃げもしないとは随分と余裕だな?まさか殺されると悟って諦めたのか?」
「ククッ…諦める?諦めるだと? 成程、お前たちらしい言いぐさだ天使でいることに耐えられず欲望に負け堕天使したお前たちのな、人間をなめるなよ堕天使来い闘ってやる! 」
「フフっ、ハッハッハッハッハッハ!こいつは面白い!こんな人間は初めてだ!人間風情が堕天使に楯突くとは。いいだろう名前くらいは覚えておいてやる貴様名はなんという?」
「赤土修也だ堕天使名乗らせたんだからお前も名乗れよ?」
「おっと失礼した我が名はドーナシーク冥土の見上げに覚えけ!」
ドーナシークは名を名乗ると光の槍を数本作り出し赤土に投げた。そしてその槍は着弾すると爆発し爆発した場所には少し傷を負った赤土が立っていた。
「(何故だ?直撃したはずだが…それにあの男笑っている?)」
「ハッハッハッ!楽しいこんなに楽しいのは久しぶりだ…いいだろうドーナシーク貴様をカテゴリーA以上の敵と認識した…」
「なにを言っているカテゴリーA?バカにするな!人間!」
「バカにしてねぇよ…『 拘束制御術式、第3号、第2号、第1号、開放。状況Aクロムウェル発動による承認認識…目前敵の完全沈黙までの間、能力Cを限定解除開始。 』さて私も職業柄教師なのでね…では教育してやろう本物の化け物の闘争とやらを!」
「ほざけ!」
雰囲気の変わった赤土に戸惑いつつもドーナシークはさらに光の槍を作り出し赤土に投げはなったしかし赤土は片手にジャッカルを生成その槍を全て撃ち落とした。そして光の槍を撃ち落としても止まることを知らないジャッカルの弾頭はそのままドーナシークの後ろへと着弾し大量の砂埃をあげた。
「なんだ!?その武器の威力は…」
「やはり久々に使うと改めて凄い銃だな…だが…雑魚とこれ以上遊ぶほど俺は暇じゃないんでね」
赤土はまるで自分が勝ったという口振りで話したしかしドーナシークはその言葉の意味をすぐに理解することとなる。
「ガハッ!ッ?羽…がッ!どこからだ!?どこから攻撃が」
ドーナシークの2枚の羽と両足はジャッカルの二発の弾丸によって同時にもぎ取られたしかし赤土は光の槍を撃ち落とす以外は発砲しておらずドーナシークは混乱していた。
「ふぅ…一発はともかく二発同時操作は骨が折れるな…」
「どうして弾丸が…貴様光の槍を撃ち落とす以外にはその武器を使っていないはず…何故だ!」
「なら一つお前に良いことを教えてやる俺は半分人間だがもう半分は吸血鬼だあと俺は能力で弾丸の軌道を操れるから攻撃できた♪つまりお前の油断が招いたことだドーナシーク」
「そんな…無茶苦茶な…しかしまてよ半吸血鬼…弾丸の軌道を操る能力…まさか貴様ノスフェ『そこまでだ黙って死ね』」
赤土はドーナシークの額にジャッカルを突きつけ引き金を引いたそしてドーナシークが死ぬと結界も解除され赤土は死体の処理をし孤児院へと帰って行った。
はい、ドーナシークさんがログアウトしました。
ちなみに補足ですが赤土の教師の服装はホテルリオに泊まるときのアーカードのスーツと考えてください。