ユミカから連絡が来るときはいつも決まって唐突だ。
今日も今日とて朝8時ごろに優雅な起床を決め込んでいたアヤネのメッセージアプリには、ユミカから「オフ会しよう」と短い文章が送られてきていた。
オフ会もなにも、せめてどこに行くのかぐらいは書いていてほしい、と、アヤネは溜息をつく。
『どこで? 「ランチタイム」のグルチャに飛ばしてるってことはニィレヤちゃんとシオリちゃんも呼ぶってことなんだろうけどさー』
歯を磨きながらのそのそと返信を打ち込んで、アヤネは寝ぼけ眼のまま送信する。
すると、ぽこん、と間抜けな音を立てて新たなメッセージがタイムライン上に浮かび上がってきた。
普段は色々とズボラなくせに、こういうときだけ対応がやたらと早いのがユミカという女だった。
『昔いつも通ってたとこ』
ああ、と、アヤネは返ってきた答えを見て、なんとなく用件を察する。
この前の一件を、ユミカはきっと精算したいのだ。
かつて、「日の本の怪物」と呼ばれていたGPD世界大会の覇者。それ以外にはなにも持たない、持つことを許されなかった空っぽの自分を、隠し通すことはきっと無理だと悟ったから。
でも、いくらなんでも性急にすぎるんじゃないか。
アヤネはグループチャットではなく、ユミカとの個別チャットでその旨を伝えようとタブを切り替えた、そのときだった。
着信音をスマートフォンが喚き立てる。連絡の相手は、案の定とでもいうべきか、ユミカだった。
「もしもし、ユミカ?」
『おはよう、アヤネ。文字打つよりこっちの方が早いかなって思って』
「別にいいけどさぁ、オフ会って前もって予定決めておくのが相場でしょ? ニィレヤちゃんとシオリちゃんからOKもらったの?」
責めるつもりはないのだが、どうしても細かいところが気になってついつい問い詰めてしまうのが、自分の悪い癖だ。
特に、ユミカにとってはセンシティブな話題だとわかっているのにそうしているのが。
軽い自己嫌悪を抱きつつ、アヤネはユミカからの返事を待つ。
『うん、二人ともいいってさっき返事くれた。予定については……そうだね、唐突でごめん』
「OKもらってるなら別にいいんだけど……」
『……これ以上、隠し通せないからね』
「やっぱり、その話なんだ」
電話越しに、苦笑が混ざった言葉を発したユミカが口にした考えは、答え合わせのようにアヤネの憂慮と一致した。
GBNであれば過去から逃れて、少しは楽しくてちょうどいいガンプラライフを送れるんじゃないかと──そう思っていたのは、他でもないアヤネ自身だ。
だから、ユミカの過去が今になって追いかけてくるなんて思いもしなかった……などというのは、言い訳にもならないのだろう。
「怖くないの?」
『……怖いよ。ニィレヤちゃんとシオリちゃんが私のことを嫌いだって言ったらって思うと、胸が痛い』
「……なら、別に話さなくても」
『……ありがと、アヤネ。でも……逃げても逃げても追いかけてくるなら、立ち向かわなくちゃ』
「ユミカ……」
電話の向こうでユミカはどんな顔をしているのだろう。
アヤネは想像する。
泣くのを堪えて震えているのだろうか。それとも、あっけらかんと苦笑しているのだろうか。それがわからないのが、電話のもどかしさだった。
「……もー、わかったよ。うち、今日はオフのつもりだったけど、気合い入れていくからちょっと待っててね。で、何時にどこ集合?」
『開店凸したいから10時までにガンダムベース前集合』
「もー!!!!」
電話が切れる。
気合い入れていくって言っただろうが、と、アヤネは怒りも露わにスマートフォンを洗濯籠の中に投げつけた。
人の情緒だとか思いだとかそういうものに関して鈍いのはいいとしても、そろそろ自分の想いに気づいてくれたっていいだろうが、と、アヤネはぷんすこと激怒しながら歯磨きを終えて、メイクに取りかかった。
†
お台場の埠頭を臨む一等地に建てられているガンダムベース本店。
ニィレヤやシオリもGBNへのログインの際には世話になっているそこには、ユニコーンガンダムの等身大立像が建てられている。
恋人たちや観光客、それに限らず色々な人々のランドマークとなっているガンダムの足元に、ニィレヤとシオリ、そしてユミカは屯していた。
「9時42分かぁ、アヤネ、遅いね」
「うふふ〜、アヤネさんはお洒落さんですから、きっと服を選ぶのに時間がかかってるんだと思いますよ〜?」
「れ、レイカも! あっ、こっちではニィレヤでした……ニィレヤも、そう思います!」
アヤネが聞いたら脳の血管が切れそうな言葉を好き勝手に交わしていた3人は、起動していたダイバーギアをポーチにしまい、改めて向き合う。
「こっちで会うのは初めてだったかな。ニィレヤちゃん、シオリちゃん。よろしく。ユミカだよ」
「に、ニィレヤですっ! その、ユミカさんは、GBNと変わらない感じで綺麗なのに、ニィレヤはその……地味じゃないですか?」
GBNではリアルの顔と身体をそのまま使い回しているユミカに対して、ニィレヤはうさぎを彷彿とさせるもふもふとした毛皮を手足に纏い、獣耳と尻尾もあるキャラメイク勢だ。
それもあって、今目の前に立っている、青みがかかった長髪の文学少女といった感じの外見のニィレヤ(リアルのすがた)が、ユミカの中で中々GBNとイコールで結べないのは事実だったが。
地味、というには可愛らしく丸っこくてあどけない瞳と小柄な体躯は、人目を引くのに十分だと、ユミカはそう思った。
「ううん? ニィレヤちゃんは可愛いよ。食べちゃいたいぐらい」
「かっ、かわ……あわわ、食べないでください、美味しくないです……」
「ふふっ、冗談。シオリちゃんは……」
「はい〜、わたくしも、GBNとリアルで変わらないので〜」
着ているオーバーサイズの服の布地ですら押し上げる巨大な双丘が自前だという話は以前から聞いていたが、実際に見ると凄まじい。
ユミカも胸はかなり大きな方で自信もあったが、自分より一回り近く幼い子がメートルサイズなのだと聞いた上で実物を見ると、途端にその自信もなくなってくる。
だが、それ以上に。
「ねえ、シオリちゃん」
ユミカはかつてないほど真剣な表情でシオリを見据えて、その名前を呼ぶ。
「あら〜、なんでしょう?」
「シオリちゃんの胸に、顔埋めていい?」
「ユミカさん!?」
ニィレヤがドン引きするのもお構いなしに、ユミカは衝動のままシオリへと問いかける。
「うふふ〜、どうぞ〜、ぜひこの胸でよければ、存分に甘えてくださいまし……」
「ま、ママァ……」
「やめんか!!!!」
シオリの豊かなバストに顔を埋めてその香りを堪能したいと、極めて邪なことを考えていたユミカを現実に引き戻すかのように一発の平手がすぱーん、とその頭を打ち据えた。
「痛たた……なにするのアヤネ、シオリちゃんは私のママになってくれるかもしれない女の子で」
「二発目いっとく?」
「ごめんなさい」
アヤネはにこにこと表情こそ朗らかに笑っていたものの、その目にはバチバチと火花を散らして燃え上がる殺意が宿っている。
これ以上怒らせると面倒だと知っているユミカは、恥も外聞も捨てて全力で土下座した。
プライドなど安いものだった。特に自分のは。
「あー、二人がニィレヤちゃんとシオリちゃんでいいんだよね? うちはアヤネ! っていっても、GBNでもこの顔だから全然新鮮みないと思うけど」
アヤネはなるべくGBNでのダイバールックに寄せた、ウサ耳リボンに縦セーターの上から赤いケープを羽織り、同じく赤のミニスカートにロングブーツという格好をしていた。
ユミカも今日ばかりはダサTにハーフパンツという大学スタイルは封印しているようで、ほっと一安心する。
新鮮みがないどころか、ニィレヤからすればリアルでもアヤネとユミカは綺麗なお姉さんだった、という事実に目を見開くほど驚くと同時に、密かにいつか自分もあんな大人になりたいと思ってさえいた。
だが、それは今は胸の内に秘めておくべき言葉だとわかっているから、あえてニィレヤはなにも言わなかったのだ。
「いえいえ〜、これで全員揃いましたね〜?」
「そだね、じゃあ行こっか」
「め、『MAID-MAIDEN』でしたよね? どんな場所なんでしょう……」
「行けばすぐわかるよ」
良くも悪くもね、と付け足して、ユミカとアヤネはニィレヤとシオリの手を引くように、一歩先を歩き始めた。
†
「しゅこー……しゅこー……よく来たご主人様、迎撃する」
ユミカとアヤネの案内でやってきた、ガンダムベース近くにひっそりと居を構えるメイド喫茶、「MAID-MAIDEN」。
その入り口に立っていたのは、エアガンを手にガスマスクを被っているだけでなく、ミリタリー調の迷彩メイド服にコンバットブーツという出で立ちの奇妙な女性だった。
ニィレヤはなにがなんだか、といった具合に宇宙をバックにした猫のような表情をしていたが、シオリはいつも通り楚々と微笑み、ユミカとアヤネに至っては懐かしそうな顔をしている始末だ。
「久しぶりだね、シズちゃん」
「ふぅ……久しぶり、ユミカ。アヤネ。もうこの店とわたしの存在を忘れていたのかと思った」
「忘れてたわけじゃないんだけど、まあ色々ありまして……」
「大丈夫。わたしは寛容だから許してあげよう。わ・た・しは、寛容」
ガスマスクを外して露わになった美貌にドヤ顔を浮かべているシズというらしいメイドは、薄い胸を張ってそう告げると、ニィレヤたちを席へと案内していく。
情報が洪水を起こしていて、なにがなんだかといった風情だった。
だが、店内を一望して見つけたGBNの筐体の存在に、ニィレヤはこの店がどんな場所なのかを一瞬で悟る。
「そういえばそこの二人には名刺を配ってなかった。これがわたしの名刺。ちなみにわたしは当店人気ナンバーワンのメイド。わ・た・しは、ナンバーワン」
「そ、そうなんですか……」
「うふふ〜メイド服の方がいっぱいいらっしゃるなんて、なんだかお姉ちゃんが働いてるところを思い出しちゃいます〜」
シズから名刺を受け取ったニィレヤとシオリは、それに軽く目を通しつつ言葉を返す。
名刺の表面には名前と軽い自己紹介が書かれているというその手のお店らしいものだった。
よくあるタイプか、と思って裏面を見たその瞬間、ニィレヤとシオリは驚愕に目を丸くする。
「え、えっと。シズさん……これって」
「GBNのアカウント情報と使用ガンプラですねぇ、公開していいんでしょうか……?」
「問題ない。ここは『ガンプラバトルのできるメイド喫茶』。そして『リアルでもバーチャルでも会いに行けるメイド喫茶』がウリのお店」
ニィレヤとシオリ、二人の疑問に、シズはドヤ顔を浮かべたままあっけらかんとそう答えてみせた。
「昔……まだGBNが始まったばかりの頃だったけど、ここにはすっごくお世話になってたんだよね」
席に着いたユミカは、びっくりしているニィレヤとシオリの緊張を解くように、あるいは昔を懐かしむようにそう呟く。
「うちも全然ガンプラバトルとかわかんなかったけど、たまたま会って……色々優しく教えてくれたのがここの店の人なんだよね。コバトさん、今元気?」
アヤネもまた、ユミカと同じような顔をしてシズへと問いかける。
「コバトとアヤヒは音楽活動が軌道に乗ったから辞めた。でも心配ない。この店にはわたしがいる。わ・た・しが大黒柱」
「大きく出るね、シズちゃん」
「わたしは事実しか言わない女。ところでお冷やを運んでくるから、その前に昔話にケリをつけとくといい」
ではごゆっくり、と、ユミカたち四人の着席を確認し、シズは丁寧に腰を折って頭を下げ、キッチンへと引き返していった。
「あはは、シズちゃんにはすっかり見抜かれちゃってるなぁ」
「ユミカ……」
「うん。そのつもりでここに来たから。ニィレヤちゃんにもシオリちゃんにも……私が、どんな人間だったかを、知ってほしいから」
ユミカはすっ、と目を伏せると、小さく呼吸を整えて、ボックス席の対面に座っているニィレヤとシオリへと改めて向き合った。
そして──意を決して、口を開く。
自分がいかに空っぽで、いかに非道で、いかに、多くのものを踏み砕いてきたのかを、語るために。
「……GPD、って知ってるよね。ニィレヤちゃん、シオリちゃん」
「確か、GBNができる前の……」
「実際にガンプラ同士を戦わせる、ガンプラバトルですねぇ」
「……そう。そこで戦って傷ついたガンプラは実際に壊れてしまう。どんなに思いを込めて、丁寧に、大事に作っても。腕がなければ、自分が大好きなガンプラが壊れていくのをただ見ていることしかできなかった、時代」
だから、廃れた。
GPDが衰退した要因には色々あるとユミカは考えているが、結局のところ──何度壊されても、何度でも立ち上がって壊れたガンプラを直して戦い続けられる人間なんて、一握りでしかないのだ。
最初は物珍しさに多くのユーザーが飛びついたかもしれない。だが、GPDは先鋭化しすぎた。
勝てなければただガンプラを失うだけ。
勝ち続けなければ、かけたコストに見合ったものは手に入らない。
そんな遊びに、いつまでも莫大な投資をし続けられるだろうか。
「私はそこで、色んな人のガンプラを……大事な想いが詰まったガンプラを、この手で壊し続けてきた」
「ユミカ、さん……?」
「GPD世界大会覇者。『日の本の怪物』。いろんなあだ名で呼ばれてきたけど、私は……結局、色んな人の大事なものを踏み躙って、壊して、その栄光を手に入れて……色んな人が、戦ってくれなくなった」
戦いを望む人間がいなかったわけではない。
シェリーのように、狂気的なまでにユミカをライバル視する人間はいた。
だが、そういう手合いと何度戦っても、結果は同じで。
「虚しかった。悲しかった。頑張って手に入れた勝利の先にはなんにもないんだって……そう思った。だから、GPDの公式サポート終了が決定したとき、私は本気でどうやってこれから生きていけばいいのかわからなくなった」
──GPDで勝つことしか、教えてこられなかったから。
ユミカの重々しい言葉に、ニィレヤはごくり、と生唾を飲み込む。
それがどれだけ過酷な半生だったのか、ニィレヤにはただ推し量ることしかできない。それでも、いつもにこやかなユミカの表情から笑顔が消える程度には、悲惨なことだけはわかる。
「そこで出会ったのが、アヤネとこの店で。私は……なんとか、少しは人間らしくなれたんだと思う」
髪は伸び放題のボサボサで、ボロ切れのような服を着ていた自分。「GPDで勝つこと」以外を文字通り教えてこられなかった自分。
それは「日の本の怪物」で調べればすぐにヒットするだろう。
ストリートチルドレンの方がまだマシな格好をしているほどの、惨状は。
「これが、昔のユミカさん……」
「うん。ひどい格好だよね。それに、ひどいこともいっぱいしてきた」
戦う相手へのリスペクトも敬意もなく。
ただ、勝つためだけに壊してきた。
大切な想いの結晶である、ガンプラを。
「だから、ニィレヤちゃんとシオリちゃんが……私のことを少しでも『ひどい』と思ったなら、フォースから離れても大丈夫だって言いたくて、今日は二人を呼んだんだ」
十中八九、そうなることをユミカは確信した上で、小さく苦笑した。
せっかく紡いだ縁を、手放したくはない。
それでも、自分が二人に嘘をつき続けてきたのは紛れもない事実なのだから、その報いは、受けなければならないのだ。
──だが。
「そ、それでもっ!」
「ニィレヤ、ちゃん……?」
「それでも、行き場も居場所もなかったニィレヤを、ユミカさんは助けてくれました!」
「……っ」
眦に涙を滲ませながら、ニィレヤは叫ぶ。
「GBNならお友達ができるって、そう思ってました……でも、実際はそんなこと、なくて。いっつもニィレヤが周りを見れないせいで負けてばっかりで……でも、ユミカさんは、そんなニィレヤでも、嫌な顔一つしないで、受け入れてくれました!」
「……ニィレヤ、ちゃん」
「それを言うなら、わたくしもです。なぜ、ニィレヤちゃんのお友達……という言葉を、信じるつもりになったのですか?」
「……シオリ、ちゃん」
2人から返ってきた予想外にあたたかい言葉と問いかけに、ユミカは目を見開いて思わず後ずさってしまう。
「人は嘘をつこうと思えばいくらでもつけます。でも、わたくしの言葉を、ユミカさんは疑わずに信じてくれた。過去がどうあれ、今はそれで十分なんじゃないでしょうか」
「……」
「わたくしたちは、お昼ご飯を一緒に食べるくらいの集まりなのですから。そこに過去も未来も関係ありません。だから、『ランチタイム』なのだと、わたくしはそう思っています」
シオリの言葉に、ユミカははらりと一雫の涙をこぼす。
「過去は、なかったことにできないかもしれません。でも、ユミカさんは……ちゃんと、その罪と向き合って、今は反省してるじゃないですか! なら、ニィレヤはついていきます! 嫌だって言われても、ついていきます!」
誰かに許される権利があるような罪ではないとしても、自分だけは──否、ここにいる3人だけは、ちゃんとユミカの罪を分かち合える。
そう信じて、ニィレヤは叫んだ。
過去は消えない。消すことはできない。
なら、自分たちにできることはなんだ。
それは、消えない傷をちゃんと背負って、未来に進むことだけじゃないか。
そこから逃げ続けていた自分を深く恥じながら、ユミカは涙をこぼしてニィレヤとシオリに礼を言う。
「……あり、がとう……2人、とも……」
罪が消えたわけではない。
晴れたわけではない。
それでも、少しでも、自分の痛みと過ちを分かち合ってくれるという言葉が、どれだけ嬉しいことか。
「どうやら昔話は終わったようだ」
ユミカがぽろぽろと涙をこぼし続けていると、すっかり結露で汗をかいたグラスを乗せたトレイを持って、シズがひょっこりと姿を現す。
「シズちゃん、待っててくれたんだ」
「わ・た・しは、空気の読める女」
ユミカたちを母親のような眼差しで見守っていたアヤネにドヤ顔でそう返して、シズはグラスを配膳する。
「戦らないか」
そして、どこかからか取り出してみせたダイバーギアを片手に、筐体を指してユミカたちへとシズは問いかけた。
「その言葉で色々台無しだけど……シズちゃんらしいや。それじゃ、久々にしよっか、ガンプラバトル! ユミカたちもやるよね?」
『もちろん!』
アヤネの取った音頭に乗って、ユミカたちはシズに続く形で筐体の置いてあるプレイエリアへと歩き出す。
人生は必ずしも、進めば二つが手に入るとは限らない。
ただ、進まなければ、手に入らないものをユミカは間違いなく、手に入れていた。
精算編
お待たせしました。次回、第一次有志連合戦編プロローグです。