芳村「この20区に特等捜査官がかなり来ていると聞いてね」
ヨモ「何故急に増員したんですかね」
芳村「噂なんだが20区にあの兄妹がいるそうだよ」
ヨモ「まさか!?!?!?」
トーカ「あの兄妹?って誰なんですか?」
芳村「トーカちゃんたちは知らないのも当然だよ。10年前喰種討伐作戦が決行された。その対象が喰種兄妹だよ」
トーカ「その兄妹は生きていますよね!?」
芳村「あぁ。特等捜査官30人を同時に相手しても倒せなかったそうだ」
トーカ「嘘ですよね!?!?名前は何ですか!」
芳村「兄の名前は黒鉄梓。最強の喰種だよ。そして妹の方は一切の情報がない」
トーカ「でも特等捜査官30人を同時に相手して生き残るのは不可能です!」
ヨモ「兄の方は可能だ。身体能力は有馬の10人分と言われている」
トーカ「有馬貴将の事ですか!?!?!?」
芳村「そうだ」
ウタ「今後はどうするの?」
芳村「できるだけ目立たないようにしないとだね。特等捜査官がいるならここはもうほぼ安全じゃない」
本屋
雪「やっぱりこの作品面白いです!お兄ちゃんに勝手に外出したら怒られるけど新しく発売した本を買わないといけなかったから許してもらえるかな?」
店員「564円になります」
雪「はい!」
店員「まいど」
雪「公園で読もうかな?」
特等捜査官たち「待ちなさい」
雪「は、はい」(捜査官!?しかも特等捜査官が6人!?)
特等捜査官たち「その服装・・・・・もしかして例の喰種兄妹の妹か?」
雪(どうしよう!)
特等捜査官たち「捕獲するぞ!」ダッ
雪「私はあなたたちと争いたくありません!」ガガガガガガ
特等捜査官たち「羽赫と鱗赫!?兄の方は全赫を使える!こいつも使える可能性が高い!気をつけろ!」
雪「ついて来ないで!!!!」ダッ
特等捜査官たち「逃すな!!!!追え!!!!!」ダダダダダ
公園
雪「ハァハァハァ・・・・・やっぱり私は複数使用したらダメだ!」ポタッポタッポタッ
ダダダダダ
ブシャ
雪「カハッ!!!!」ポタッポタッポタッ
特等捜査官たち「これでもう動けない!」
雪「どうして・・・・・私・・・・・・人なんて・・・・・食べてない・・・・・のに・・・・・痛いよ・・・・・」ポロッポロッ
特等捜査官たち「嘘をつくな!!!!!!人間の皮を被った化物!!!!!!」
ブンッ
パシッ
梓「死ぬ覚悟は出来てるか?」
特等捜査官たち「嘘だろ!?逃げろ!!!!!」
梓「逃すか」
ブンッ
グシャリ
ポタッポタッポタッ
梓「複数の赫を使うな。お前の体が持たない」
雪「ごめんなさい」
梓「先に傷を治せ。あと勝手に外に出るなよ?探したぞ」
雪「うん・・・・・」
梓「あの店にお前を預けるか」
雪「嫌!お兄ちゃんと離れたくない!」
梓「おれも一緒にいるから安心しろ」
雪「本当・・・・・?ずっとだからね・・・・・」
梓「あぁ・・・・・」
あんていく
ガチャ
芳村「いらっしゃい。!?!?」
ヨモ「何者だ!」
梓「敵対しにきたんじゃない。ただここで匿ってもらいたいだけだ」
芳村「その子は!?酷い怪我だ!」
梓「あぁ。食べ物を食べさせたい。人間の食べ物で構わない」
一同「!?!?!?」
トーカ「ちょっと待ってください!その子は喰種なんですよね!人間の食べ物は食べられないのは知ってますよね?」
梓「知っている。だがおれの妹は特別人間の食べ物で栄養が取れる体質なんだ」
芳村「そんな事がありえるんですか?」
梓「あぁ。さっきも言った通り雪は喰種の中でかなり珍しい存在だ。人間の世界で生きていく事も可能だ」
芳村「わかりました。では何が食べたいですか?」
雪「ホットケーキ・・・・・」
芳村「わかりました」
梓「雪の事は任せた。おれはお前たちを守る。それが条件で問題はないな?」
芳村「はい。お願いします」
梓「ありがとな。大人しくしてるんだぞ雪」
雪「うん」
ガチャ
バタン
西尾「あの人の殺気やべーな!」
金木「すごい威圧感でしたね!」
ヒナミ「でも優しそうだったよ?」
月山「君は雪ちゃんでいいのかな?」
雪「はい・・・・・」
月山「かなり美しいね。今度僕とお食事はいかがかな?」
西尾「やめろこの変態野郎!」
トーカ(雪さんって子すごく守ってあげたくなる感じがする)
芳村「どうぞ」コトッ
雪「ありがとうございます。いただきます」パクッ
芳村「どうですかな?」
雪「すごく美味しいです!」
トーカ「本当に人間の食べ物を食べられるんですね!」
雪「はい!どうしてなのかわからないんですけどね」
芳村「どうしてこの20区にきたんですか?」
雪「元々私とお兄ちゃんは1区に居たんですけど私が危険だと感じだお兄ちゃんは1番安全な20区に移動しようって言ったんです!」
芳村「確かに1区は危険だね。CCG本部があるからね」
トーカ「そんな所に住んでたんですか!?」
雪「はい!何度も私は死にかけましたがお兄ちゃんが助けてくれました!」
トーカ「2人は何の赫なんですか?」
雪「私は基本的に羽赫を使ってますが同時に鱗赫を使う事があります!」
一同「!?!?!?」
トーカ「同時に使えるんですか!?」
雪「はい!一応あらゆる赫を完全再現する事もできます!お兄ちゃんは全赫を同時に展開する事もできるんです!」
芳村「すごいですね!」
雪「赫の数が増えれば身体能力も上がるりますよね。それに私たちは撃ち合えば撃ち合うほど赫が成長しつづけます!」
ヨモ「最強って言われるわけだ・・・・・」
雪「でも私だけ同時展開するとデメリットがあるんです」
月山「デメリットとは?」
雪「全身に激しい激痛に加えて赫の暴走をする可能性があります」
芳村「もしかして雪ちゃんは赫者に変異出来るのかい?」
雪「半赫者までです・・・・・」
芳村「なるほど・・・・・」
雪「お兄ちゃんからは2度と使うなって言われています。危険な目には合わせないからって」
芳村「そっか。ありがとう教えてくれて」
雪「いえ!情報共有しとかないといけないので!」
1区
梓「・・・・・・・」
スタッスタッ
有馬「ゼロ・・・・・」
梓「その名で呼ばれるのは久しぶりだな有馬」
有馬「唯一倒せない喰種はお前だけだからな」
梓「そうかもな」
ハイル「梓さん・・・・・」
梓「大きくなったなハイル」
ダッ
有馬「いくなハイル」
ハイル「梓は危険じゃありません!」
有馬「奴は400人以上の捜査官を殺している。S4レート暴虐のゼロ」
梓「2人の死神に会えるとは光栄だな」
有馬「今日昼頃特等捜査官数人を殺したそうだな」
梓「妹を傷つけた。死んで当然だ」
ハイル「どうしてですか!喰種はすぐに再生できるでしょ!私たちはすぐに死ぬ生き物なんだよ!」ポロッ
梓「ならおれを殺せばいい。そしたら喰種と人間の均衡は崩壊して人間側が有利になる。妹が幸せになるまでは死ぬ気はないけどな。本当ならお前たちと手を組みたい所だがお前たちのトップがおれを相当警戒しているからな」
有馬「庭の出身って分かっていたか」
梓「当然だ。リゼもそこ出身なのもな。リゼはどこにやった?」
有馬「さぁな」
一ヶ月後・・・・・・
あんていく
バンジョウ「そっか!リゼさんはここには居ないんだな!」
金木「はい!」
ドンッ
ヤモリ「コンコン!お邪魔しまーす!!!!!」
バンジョウ「ヤモリ!?」
トーカ「何壊してるんだよ!」
ヤモリ「あの女の匂いがするなぁあぁぁぁ!!!!」
ガシッ
金木「ガハッ!!!!」
トーカ「テメェ!!!!!」
ドカッ!
トーカ「くっ!アヤト!!!!!」
アヤト「弱いな姉貴。親父と一緒だな」
トーカ「父さんは私たちのために戦って死んだんだよ!!!!!」ガガガガガガガ
ギギギギギギ
アヤト「赫はこうやって使うんだよ!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ
グサグサグサ
トーカ「カハッ!」
バタンッ
アヤト「お前の羽じゃどこにも飛べない。地面に這いつくばってろ」
ニコ「アヤト君カッコイイー!」
金木「トーカちゃん!」
ガシッ
ヤモリ「ふん!!!!」
グチャグチャグチャグチャグチャ
ヤモリ「すげー!!!!!全然壊れねー!!!!!ハハハハハ!!!!!!!」
雪「金木さんを離してください!!!!!!」
ヤモリ「あ?誰だお前」
ニコ(この子は!?例の妹君!?!?!?)
アヤト「なんだお前」
雪「離してって言ったの!!!!!」ギョルルルルルル
ダッ
ヤモリ「その複数の赫を使えるということは君はゼロの妹だね!!!!!」
アヤト「こいつが!!!!」
雪「カハッ!!!!」ポタッポタッポタッポタッ
ヤモリ「なるほど!同時使用できない体質なんだねー!君を誘拐すれば最凶の喰種を手駒にする事ができる!」ダッダッダッダッ
ニコ「でもヤモリ?その子を傷つけたら殺されるわよ?この世で最凶の喰種を敵に回すといくらアオギリでも彼を止められないわ。」
ヤモリ「それくらいわかっているさ。だから妹君には少し眠ってもらうよ」スタッスタッスタッスタッ
プスッ
雪「こ・・・・れは・・・・Rc抑制・・・・・どうして通る・・・・の・・・・・・」バタンッ
ヤモリ「女性は粘膜以外にも通る箇所はあるんだよ」
金木「雪さん!!!!」
ヤモリ「ふっ」
ドカッ
アヤト「バンジョウ!隻眼やろうをバックに詰めろ」
トーカ「待て・・・・よ・・・・クソ野郎!!!!」
アヤト「じゃあな姉貴」
スタッスタッスタッスタッスタッスタッ
バタンッ
トーカ「金・・・・木・・・・・」バタンッ
1時間後・・・・・・
梓「血の匂い・・・・大丈夫か?」
トーカ「梓さん・・・・・」
梓「何があった?」
トーカ「ごめんなさい・・・・・雪さんと金木が・・・・・アオギリに・・・・・」
梓「なるほどな・・・・・ゆっくり休め。あとは任せろ」
スタッスタッスタッスタッ
芳村「梓さん・・・・・すみません・・・・・」
梓「気にするな。おれが頼み事したのが悪い。おれは奴らを潰す」
芳村「梓さんお願いします!どうか娘だけは殺さないでください!」
梓「妹はおれに取って命そのものだ。もし妹を傷ついたり殺されていたらおれはこの世界を破壊する」
芳村「もし!雪ちゃんが傷つけられていたらその時は私の命を奪っても構いません!この責任は親の責任です!」
梓「・・・・」
芳村「どうかお願いします!」
梓「わかった」
芳村「ありがとうございます!」
ヨモ「トーカ」
トーカ「なんですかヨモさん」
ヨモ「彼の力を見た事があるだろ?」
トーカ「はい・・・・・私が鳩に殺されそうだった時・・・・・」
回想
クレオ「大丈夫か亜門君」
亜門「まどさん!!!!」
クレオ「君は少し休んでいたまえ」
ラビット「・・・・・・」ガガガガガガガ
クレオ「丁度いい亜門君!アカデミーで習った事のおさらいをしようか!羽赫の喰種はスピードに頼り切った単調な攻撃が特徴だ」
ラビット「ハァ!!!!!」ブンッ
サッ
ラビット「ハァハァハァハァ・・・・・」
クレオ「だが気分的に持久力不足。短期決算を逃せば戦闘能力が著しく低下する」
ラビット「チッ!」ダッ
シュン
ドサッ
クレオ「なぁ!あのメスの喰種娘を連れていただろ?何処にいるのか教えてくれないか?だって可哀想じゃないか?母親と離れ離れじゃ!早いとこ殺してあげないと」
ラビット「ウァァアァアァ!!!!!!」
ダッダッダッダッ
ザシュ
クレオ「馬鹿め!私が今まで何人のクズどもを葬ってきたと思っている?」
ドサッゴロゴロゴロ
クレオ「もう死ね」
ブンッ
ラビット「!?!?!?」
ギンッ
クレオ「な!?!?!?」
亜門「いつの間に!?!?」
梓「大丈夫か?」
ラビット「梓さん!?」
クレオ「まさか本当に20区に!?何故貴様がここにいる!!!!」
梓「おれが何処にいようが勝手だろ?お前あの子の母親を殺したそうだな」
クレオ「だからなんだ!お前には関係ないだろ!さっさと消えろ!そいつを殺す!」
梓「生憎この子には妹がお世話になっているからな」
クレオ「なら死ね!!!!!」ブンッ
ドンッ!!!!!!
亜門「蹴りだけでクインケを吹き飛ばした!?!?!?」
クレオ「ぐっ!!!!」
ビリビリビリ
梓「!」バッ
ラビット「うわ!」
スタッ
梓「有馬」
ラビット「この人が有馬貴将!?!?!?」
有馬「ここは私に」
クレオ「まさか0番隊が来るとは・・・・・」
梓「今はお前と戦う気はない」
有馬「そうだな。お前を倒せるとは思っていない」
梓「行くぞ」
ラビット「は、はい」
クレオ「何故逃したんですか?」
有馬「奴には誰も勝てない。おれは何度も奴と戦ったが傷つけることすら出来なかった」
クレオ「!?」
亜門「大丈夫ですか!真戸さん!!」タッタッタッ
クレオ「問題ないさ亜門くん。それより今の喰種だけ逃げる事だ」
亜門「どうしてですか?我々捜査官は喰種を倒さなければいけません!守る為に!」
有馬「確かにそうだ。君の正義はとても評価しているよ。だが奴はS4レート。暴虐のゼロ。妹が危険に晒されれば奴は誰であろうと確実に殺す。特等捜査官が何人いようと誰も勝てない。上の連中は奴を放置する事を決定した」
亜門「!?」
クレオ「それだけ奴が危険だと言うことだ。奴は今まで400人以上の捜査官を殺してきた。その気になれば我々の本部を壊滅させることだって出来る」
亜門「そんな・・・・・」
現在・・・・・・・
ヨモ「有馬・・・・・・」
トーカ「CCGの死神が避けるほど梓さんが強いって事ですよね」
ヨモ「そうだ。赫を出さずに身体能力だけで特等捜査官とやり合う奴はいない。この世で最強なのは彼だろう」
アオギリアジト
マルデ「突撃ぃぃいぃぃいぃぃぃぃ!!!!!!!!」
捜査官たち「うぉおぉぉおぉぉぉ!!!!!!!」ダダダダダダダダ
喰種たち「うがあぁぁぁああぁぁあぁぁ!!!!!!!」
ブシャブシャブシャ
あんていくside
カヤ「全員潜入出来ました!」
ヒナミ「入見さんすごい!」
カヤ「ヒナミちゃんにもいつかできるわよ」ナデナデ
芳村「カヤちゃん。CCGの動きは?」
カヤ「アオギリが押されています。CCGが優先です!」
梓「おれが時間を稼ぐか」
芳村「いえ。私にお任せください。あまり目立ちたくないのではありませんか?」」
梓「そうだな。お前に任せる」
芳村「2人をお願いします」
梓「あぁ」
屋上
篠原「なんだ?すごく嫌な感じだ!」
黒磐「不自然だ!」
亜門「篠原さん!」
篠原「亜門か!無事だったか!」
亜門「さっき!」
ダンッ
一同「!?」
マルデ「どうした篠原!」
篠原「奴だ」
マルデ「!・・・・・・・・篠原・・・・・死んでもいい優秀な奴だけ手元に残せ。お前らが勝てないなら誰も奴を倒せない」
篠原「聞いたか亜門!お前は引け!」
亜門「おれも戦います!」
篠原「上官命令だぜ?ここは聞き分けな」
亜門「おれは・・・・もう・・・・・」ギュ
篠原「足手まといだけにはなるなよ」
亜門「はい!」
篠原「いけるか平子」
平子「はい」
ダダダダダダダ
ザシュザシュザシュザシュ
ドサッ
亜門「やりましたか?」
平子「あぁ」
梟「・・・・・・・・」ピキピキン
亜門「な!?」(クインケが壊れた!?)バキッ
篠原「くっ!我々の負けだ!」
梟「・・・・・」バッ
亜門「うわっ!?」
平子「くつ!」
バタンッ
篠原「磐!」ダッダッダッダッ
黒磐「うむ!」ダッダッダッダッ
ドカッボカッ
ドサッ
篠原「プロトタイプって何処までよかったっけ?」
黒磐「無茶をするきか?」
篠原「しましょう!」
黒磐「乗った!」
ギュィィィィィ
黒磐「アラタ!!!!」
篠原「喰いな!!!!」
ボンッ
黒磐「やるか」
篠原「あぁ」
黒磐、篠原「ハァ!!!!!」シュン
ギンッギンッギンッギンッ
亜門「すごい!!!」
平子「赫者」
亜門「赫者?」
平子「耐えうるのか?」
黒磐「凄まじい性能だな!!!!」ブンッブンッブンッ
篠原「自分で喰わせるなんて!ガハッ!!!!!」ポタッポタッポタッ
黒磐「篠原!!!!!絡みついてる!!!!!」バキッ
篠原「まずいねこれは!!!!喰いつくされる!!!!」ポタッポタッポタッ
梟「悍ましい武器だ」
梓side
梓「誰だ」
カヤ「え!?」
ヒナミ「誰かいるの!?」
エト「初めましてゼロさん」
タタラ「いきなりだがアオギリに入りませんか?」
ノロ「・・・・・」
梓「断る」
タタラ「ですが妹君の首が飛びますよ」
雪「お兄ちゃん!」ポロッポロッポロッ
梓「首の周りに赫?」
エト「そうだよ。殺されたくなかったら私たちの仲間にならないとね」
カヤ「卑怯者!!!!」
タタラ「こうでもしないと彼は仲間にならない。それにこの世で戦えるのは有馬貴将ぐらいだろ?」
梓「わかった。その代わり条件が3つある」
エト「なーに?」
梓「1つ。金木研の解放。2つ。CCG総本部には攻めるつもりはない。3つ。妹に今後関わるな。飲まなければお前たちを殺すだけだ」ギロッ
一同「!?!?!?!?」ゾクッ
エト「その条件を飲むよ。戦ったら絶対に勝てないからね」
タタラ「1つ目の条件は大丈夫そうだ。たった今ヤモリは倒された。金木研とやらにな」
梓「そうだな。血の匂いが濃くなった」
バッ
雪「お兄ちゃん!!!!!」ポロッポロッポロッ
ギュ
梓「怪我はないか?」
雪「大丈夫だよ!それよりアオギリに入らないで!!!!」ポロッポロッポロッ
梓「お前に付いた赫を外す方法はあいつらの指示に従うしかない。おれはお前を失いたくない」
雪「私は大丈夫だから!」
梓「おれは傷つくお前を見たくない。だからお前はあんていくの仲間と一緒に過ごせ。20区には被害を出さないようにおれがなんとかする」
雪「嫌!!!!私をひとりにしないで!!!!!」ポロッポロッポロッ
トンッ
雪「お兄・・・・・ちゃん・・・・・」
ギュ
梓「妹を頼む・・・・・」
カヤ「梓さん・・・・・!」
梓「仲良くしてあげてくれ」
ヒナミ「うん!」ポロッポロッポロッ
梓「行くぞ。」
スタッスタッスタッスタッ
CCG拠点
捜査官たち「第4から第10部隊壊滅!!!!!!応援を!!!!!」
マルデ「どういう事だ!?」
捜査官たち「暴虐です!!!!!暴虐の喰種です!!!!!!」
マルデ「くそおぉぉぉぉおぉぉぉ!!!!!!」ドンッ
屋上
タタラ「こんな短期間で壊滅までさせるとは・・・・・恐ろしいな」
エト「この世で最凶の喰種と評されるだけの事はあるね」
梓「お前たちの目的はなんだ」
エト「喰種たちの解放」
梓「コクリアか」
エト「当たり」
梓「わかった」
スタッ
梓「きたか。金木」
金木「僕もアオギリに入れてくれませんか?」
タタラ「あぁ」
梓「あんていくの仲間を守る為か?」
金木「はい」
タタラ「お前はアヤトと組め」
金木「わかりました」
梓「おれは1人でいい。その方が動きやすい」
タタラ「わかった」
あんていく
芳村「そういう事だったのか・・・・・」
カヤ「はい・・・・妹を人質にされ首に赫を埋め込まれてます」
コマ「本当に卑怯者だねアオギリは・・・・・」
ヨモ「そうしなければ彼を従わせることは出来ない」
芳村「彼はあの戦いで数分でいくつもの部隊を壊滅させていた。特等捜査官を数名殺したそうだ。雪ちゃんは目覚めたかい?トーカちゃん?」
トーカ「あれから目覚めてません」
芳村「兄と離れ離れになったのがかなり精神にきたんだろうね・・・・・目が覚めたら教えてくれないかい?」
トーカ「わかりました」
CCG本部
マルデ「アオギリの目的は以前としてわからない。だがそこは大した問題じゃない!1番の問題は暴虐が動き出した事だ!」
捜査官たち「本当に動き出したのか!?何年もおとなしくしていたよな!?何故今更!」
マルデ「アオギリに所属している事がわかった。奴を止めるためには妹を盾にしなければならない。だが妹の後ろに奴がいる事を忘れるな!奴はS4レート暴虐の喰種!捜査官を400人以上殺している!もし奴と対峙した時命を落とす覚悟をしとけ!」
捜査官たち「嫌だ!死にたくない!!!!」ポロッポロッポロッ
ガチャ
有馬「私が足止めします」
マルデ「有馬」
有馬「0番隊が暴虐の喰種を足止めします」
マルデ「お前は優秀な部下だ。死なすわけにはいかない」
有馬「今まで何度も奴と戦っています。死ぬ事はありません」
マルデ「信じよう!」
コクリア
篠原「例の物は出来てるかい?」
研究者「出来てますよ!君が鈴屋君だね!ジェイソンを1人で倒したそうだね!」
鈴屋「ほとんど死にかけでした!」
研究者「ハハ!これが君のクインケだよ!」
鈴屋「わぁ!」タッタッタッ
研究者「ん?」
バキンッ
研究者「うぁあぁぁぁあぁぁ!!!!!」
篠原「あちゃー・・・・・」
鈴屋「篠原さん!この武器に名前をつけていいですか?」
篠原「あぁ!持ち主が決めてもいいことになっているよ」
鈴屋「じゃあジューゾーズジェイソンにします!」
ピーピーピーピーピー
篠原「なんだ!?」
研究者「侵入者です!」
鈴屋「行ってきます!!!!」ダッダッダッダッ
篠原「什造!」ダッダッダッダッ
コクリア入口
アヤト「行くぞ眼帯」
金木「あぁ」
梓「扉は開けておく」
金木「お願いします」
梓「あとで向かう」
アヤト「あぁ」
ダッダッダッダッ
ザシュ
タタラ「赫で無理矢理こじ開けるとは・・・・・」
エト「相当頑丈な赫だね!」
ブンッ
スタッ
タタラ「やるのか?」
梓「お前たちは先に行け」
ハイル「どうして・・・・・」
梓「ハイル」
ハイル「梓・・・・駆逐させてもらいます!」
梓(そんな顔をするなハイル・・・・・)
ハイル「・・・・・」ダッ
ギンッギンッギンッ
宇井「ハッ!!!!」ブンッ
ギギギギギギギ
ハイル「宇井特等!?」
宇井「無茶をするなハイル!こいつは暴虐だ!1人で挑もうとするな!!!!」
ハイル「すみません!!!!」
黒磐「本当にアオギリに所属しているそうだな」
法寺「そうですね。でもここはコクリア!収容できるかもしれません」
有馬「お前はここで終わりだ」
ハイル「ま、待ってください!」
梓「おれを本気で捕らえれると思っているのか?」
有馬「おれは本気だ」チャキンッ
梓「梟の赫から作ったクインケか。SSSレートか。厄介だな」
黒磐「フンッ!!!!!」ブンッ
梓「だが甘い」
ギョルルルルルルル
ガシッ
特等捜査官たち「!?!?!?!?」
有馬「ハイル」
ハイル「ハァ!!!!」
ガキンッ
ギンッギンッギンッ
バキンッ
ハイル「嘘!?」
宇井「ハイル!!!!!!」
梓「殺すわけないだろハイル」ナデナデ
ハイル「梓・・・・・」ポロッ
トンッ
ハイル「うっ・・・・・」
ギュ
梓「今のお前と戦うつもりはない。じゃあな」
ダンッ
有馬(梓は一体誰を解放しようと)
コクリア最深部
鯱「大人しく死ねぇぇぇぇ!!!!!」ボカンッ
ドジャー
金木「ガハッ!」ポタッポタッ
鯱「死に損ない。ふんっ!」ブンッ
バシッ
鯱「なに!?お前は!」
梓「あいつはおれの友達だ。殺させはしない」
バッ
鯱「とんでもない奴が攻め込んできたな」
梓「早くここから出ろ。今しかないぞ。それにリゼは死んでいない」
鯱「それは本当か!だがあのガキからリゼの香りがするぞ!」
梓「そうだな。だが金木も被害者だ。何者かにリゼの臓器を移植されて半喰種になった。本人も望んで喰種になったわけじょない」
鯱「そうだったのか・・・・・」
梓「捜査官も増えてきているな。分身でも作り出しておくか」パキパキパキ
鯱「!?!?!?」
梓「お前は捜査官の足止めをしろ。お前は喰種たちを護衛しろ」
赫1「・・・・・」コクッ
赫2「・・・・・」コクッ
ダッ
別フロア
鈴屋「すごく興味があるんですよね!双子の片方を殺したらもう片方はどうなるのかね?」
黒奈「シロ!」
奈白「うん!」
ギョルルルルルル
ギンッギンッギンッ!
カランッ
鈴屋「ありゃりょ」
黒奈「今よシロ!!!!」
奈白「うん!!!!」ダッ
鈴屋「・・・・・」ニヤッ
グサッ!
奈白「うっ!」ポタッポタッ
黒奈「大丈夫シロ!?」
奈白「大丈夫・・・・!治る!!!!」シュゥゥゥ
鈴屋「間に合いますか〜?」チャキンッ
グサッグサッグサッグサッグサッ
奈白「うぐっ!」ポタッポッポタッ
黒奈「鈴屋!!!!!」ダッ
ギョルルルルル
サッ
鈴屋「アハハハハ!!!!!」ビュンビュンビュン
グサッグサッグサッグサッ
ドサッ
黒奈「これが・・・・レイか・・・・」ポタッポタッ
スタッスタッスタッ
ギュ
鈴屋「そろそろトドメをさしますね!」
奈白「レイ!!!!!」ダッ
黒奈「シロダメ!!!!!」
鈴屋「えい!!!!」ブンッ
奈白「あ・・・・・」
ギンッ!
鈴屋「おっとっと!あなたは!?!?」
赫1「・・・・・」
鈴屋「赫の分身体!?!?これは撤退するしかないですね!」ダッ
赫1「・・・・・」スゥ
黒奈「あっちが安全?」
赫1「・・・・・」コクッ
黒奈「いくよシロ!」
奈白「うん!」
ダッダッダッダッダッ
最深部
亜門「眼帯!!!!!」ブンッ
暴走金木「!?」ガンッ
亜門「何故あの時私を殺さなかった!!!!何故だぁぁあぁぁあぁぁぁ!!!!!!」ブンッ
ザシュザシュザシュ
暴走金木「・・・・・」ポロッポロッ
亜門「ただの喰種でいいんだな!!!いいんだな!!!!!!」
シュゥゥゥ
金木「もう・・・・・喰べたくない・・・・・」ポロッポロッ
亜門「そうか」
ドーーーーーーーン
亜門「なんだ!?」
アキラ「隻眼の梟!!!!!!」ギロッ
ビュン
CCG本部
マルデ「扉を破壊されて大量の喰種たちが逃げた!この戦況をひっくり返したのは他でもない隻眼の梟と暴虐だ!特に暴虐はS4レート!こいつだけは必ず殺さなくちゃいけねー!!!!総員暴虐の妹を探し出せ!妹を人質にすれば確実に奴は抵抗しない!」
有馬「マルデ特等。暴虐と戦闘した時の話をします。以前よりかなり強くなっています」
捜査官たち「なんだと!?まだ進化するのか!?」
法寺「彼の赫子を切ることすら出来ませんでした」
黒磐「彼の赫子さえ取れれば我々にも勝利がある!私の憶測ですが彼の赫子は戦えば戦うほど成長すると予想する」
篠原「だが最優先は妹の確保だな」
ハイル「マルデ特等!私の話を聞いてください!」
マルデ「伊平上等か。なんだ?」
ハイル「暴虐はアオギリに操られているだけだと思います!妹を人質に取られてる可能性が高いと思います!」
マルデ「根拠は?」
ハイル「妹が安全に暮らせるようにするんだったら私たちの本部を1番最初に潰してると思います!」
マルデ「確かにありえるな・・・・・じゃああいつは共存を望んでいるのか?」
ハイル「その可能性はあると思います!現に彼から仕掛けて話は聞いた事ありません!私たちが妹を狙うから反撃するしかなかったと思います!」
篠原「確かにそうだな・・・・・捜査官たちは何度も暴虐に遭遇してる者もいるが殺されていない者もいる」
マルデ「では奴の妹を保護しろという事か?」
ハイル「はい!」
マルデ「はぁ・・・・・よし!作戦は暴虐の妹を最優先に保護する事だ!いいな?絶対に傷つけるんじゃないぞ!奴がキレたらなにをしでかすかわからんからな!いいかお前たち!!!!!」
捜査官たち「はい!!!!!」
アオギリアジト
暴走金木「あぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁあ!!!!!!」ドカンッドカンッ
黒奈「暴走・・・・・」
奈白「しかもなんですかあの赫!?」
梓「赫者?いや半赫者って所か」
暴走金木「あぁあぁあぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!!!!」シュン
グチャ
ポタッポタッ
梓「落ち着け金木。大丈夫だ」
金木「梓・・・・さん・・・・僕はなんて事を・・・・・」ガクガク
梓「ペッ。これくらい大したことはない」シュゥゥゥゥ
黒奈、奈白「大丈夫お兄ちゃん?」
梓「大丈夫だ」(分身はあの後見ていないな)
金木「ごめんなさい梓さん!」ガクガク
梓「落ち着け金木。ゆっくり深呼吸をしろ」
金木「スーハァー」
梓「そうだ」
黒奈「お兄ちゃん?私たちは今後何をするの?」
奈白「私たちはお兄ちゃんに従う」
梓「そうか。なら頼みがある」
黒奈「なに?」
梓「おれの身に何かあった時妹を頼む」
奈白「うん!」
20区
雪「ここは・・・・・」
トーカ「目が覚めたんですね!」
ヒナミ「よかった!」
トーカ「店長を呼んでくる」
ガチャバタンッ
雪「お兄ちゃんは・・・・・?」
ヒナミ「アオギリの人たちに無理やり従わされてます・・・・・」
雪「そうだよね・・・・・この首輪のせいで・・・・・」
ガチャ
芳村「目覚めたようだね雪ちゃん」
雪「ご迷惑をかけてすみません」
芳村「気にしなくていい。それにあんな事があったんだ」
雪「アオギリの目的ってなんですか?」
芳村「わからない。だがCCGを本気で潰そうとしているのは確かだね」
トーカ「梓さんがその気になれば!?」
芳村「一瞬だろうね。だが有馬率いる部隊と互角のようだよ」
雪「私を守る為に・・・・・」ポロッポロッ
CCG本部
ハイル「有馬先輩」
有馬「なんだ?」
ハイル「私1人で梓に会いに行きます!」
有馬「許可できない。奴は暴虐だ。殺されるぞ」
ハイル「梓は無闇に人を殺したりしません!きっとなにかあったんです!」
有馬「わかった。私も行こう」
ハイル「ありがとうございます!」
有馬「おれも奴と話があるからな」
地下鉄
スタッスタッスタッスタッスタッ
有馬「そこにいるんだろ」
スタッスタッスタッスタッスタッ
梓「何しにきた」
ハイル「梓!」
梓「いい加減にしろハイル。お前とおれは敵同士だ」
ハイル「雪ちゃんを人質に取られてるんじゃないんですか?」
梓「・・・・・・」
ハイル「私たちで保護します!」
梓「ふざけるな・・・・・お前たちを信用できると思っているのか?雪を囮にするんだろ?」
有馬「梓。おれを信じてくれ」
梓「有馬」
ハイル「私たちは絶対に雪ちゃんを守る!」
梓「雪はアオギリの幹部に赫の首輪を付けられている。おれが裏切ったとわかれば妹の首が切られる」
有馬「アオギリの幹部を殺せば解除されるのか?」
梓「おそらく解除される」
有馬「わかった」
梓「それと問題が起きた」
有馬「問題だと?」
梓「あぁ。おれは赫で分身を作ることができる。だがその分身した赫は意思を持っている。気をつけろ。分身で弱体化してるいるが強いぞ」
有馬「当たり前だろ?お前の分身なんだからな」
梓「ふっ・・・・・」
有馬「お前に聞きたい事がある」
梓「例の話しか」
ギュ
梓「ハイル」
ハイル「私は梓の味方だから!自分一人で抱え込まないで!私が力になるから!」
チュ
ハイル「あ、梓!?!?」カァァァ
梓「あんなに小さかったのがこんな美人になるとは。それに本当に強くなったな」
ハイル「梓と有馬先輩たちのおかげだよ!」
梓「そうか。早くここから離れろ。アオギリのメンバーがくる」
有馬「わかった。いくぞハイル」
ハイル「はい!」
タタタタタタ
喰種たち「さっき美味そうな人間の女がいた気がしたんだが!こっちから匂うな!」
ガシッ!
梓「追いかけてみろ。殺すぞ」ギロッ
喰種たち「!?!?!?」ゾクッ
梓「失せろ」
喰種たち「うわぁあぁぁぁあぁぁ!!!!!」ダダダダダダ
梓(おれはハイルの事が好きなんだな)
CCG本部
ハイル(梓にキスされた!!!!嬉しい!)
宇井「ハイル少しいいか?」
ハイル「ひゃい!?み、宇井先輩!?」
宇井「どうしたハイル?顔が赤いぞ?」
ハイル「大丈夫です!それよりどうしたんですか?」
宇井「ハイルは暴虐を味方だと思っているのか?」
ハイル「はい。私たちが手を出さなければ梓は襲って!!?!?」
宇井「ハイル!!!!何故暴虐の名前を知っている!?」ガシッ
ハイル「そ、それは・・・・・」
宇井「答えるんだ!」
ハイル「痛いです!」
バッ
宇井「す、すまない」
ハイル「暴虐・・・・・梓の事を全部話します」
16年前
ハイル(4歳)「来ないで!!!!!誰か助けて!!!!!」ポロッポロッ
喰種たち「いただきだ!!!!」
グチャ!!!!!
喰種たち「そ、そんな!?!?!?何故ここに!?!?!?」
梓(16歳)「何の罪もない子供を喰うのか?」
喰種たち「ぼ、暴虐のゼロ!?」ガクガク
梓(16歳)「それにここはおれのナワバリだ。さっさと失せろ」ギロッ
喰種たち「うわぁぁあぁぁあぁぁ!!!!!!」ダダダダダダ
梓(16歳)「もう大丈夫だ。お前が強くなるまでおれが育ててやる」
ハイル(4歳)「うっ!」ポロッポロッ
ギュ
梓(16歳)「よしよし」ナデナデ
現在
ハイル「私が10歳になるまで育ててもらって戦闘の技術を教えてもらいました。そして私が使ってる鬼神は梓の赫なんです」
宇井「そうだったんだな」
ポロッポロッ
ハイル「今まで隠していてすみません!私喰種捜査官失格ですね!」ポロッポロッ
宇井「そんな事ない。ハイルは彼と。喰種たちと共存を望んでいるんだね?」
ハイル「はい!」
宇井「わかった」
あんていく
ガチャ
芳村「梓くん」
入見「梓さん」
古間「梓くん」
梓「雪は元気か?」
芳村「意識を取り戻しました」
梓「そうか。芳村。エトの正体が少しCCGにバレている」
芳村「!?」
梓「CCGは次の戦闘の準備をしている」
入見「場所は何処になるんですか!」
小間「教えてください!」
梓「次の戦場はここ20区だ」
一同「!?!?!?」
梓「妹を安全な所に移動させてほしい」
芳村「梓さんはどうするんだい?」
梓「アオギリとCCGをぶつける」
一同「!」
梓「その間に雪に赫を埋め込んだ奴を殺す」ギロッ
一同「!?!?!?」ゾクッ
芳村「梓さん!エト!娘だけは見逃してください!前にもあったと思います!私の命を奪っても構いません!娘だけはどうか!」
梓「お前には感謝している。そんな恩人の命を奪えるわけないだろ。それにお前の娘は世界を憎んでいる。母親の仇を取ろうとしている」
芳村「仇ですか?」
梓「そうだ。和修家を滅ぼそうとしているんだろうな」
芳村「V!?」
入見「和修家ってなんですか?」
小間「よくわからないんだけど」
梓「和修家はCCGを使った喰種だ」
入見「どういう事ですか!?」
小間「喰種がCCGを使った!?意味がわからないよ!?」
梓「喰種の数を調整する為に作られた組織だ」
入見「どうしてそんな事を!」
梓「この世界を楽に支配する為だ」
一同「!?!?」
梓「だが和修家にも問題が出た」
芳村「問題ですか?」
梓「おれが存在した事だ」
入見「梓さんを倒さない限り世界を支配できないって事ですね!」
梓「そうだ。おれの目的は人間と喰種の共存が目的だ」
小間「協力しますよ!」
梓「あんていくは助け合いだったな。ありがとう」
芳村(彼は今まで沢山の人と喰種を殺してきた。だがそれは妹を守る為に仕方なく殺してきたんだろう。本当は殺したくなかったんですね)
梓「おれから最後の頼みがある」
芳村「頼みですか?」
梓「あぁ。今から5年後喰種たちは共存できると考えている」
入見「そうなんですか!?」
小間「5年後ですか!」
梓「共存したと同時に最凶の喰種が世界を破壊する」
芳村「最凶の喰種!?もしかして!?」
梓「おれが世界の敵になる。躊躇するな。おれの中に2つの人格がある」
小間「その人格と入れ替わるという事ですか!?」
梓「そうだ。そうなる前におれがおかしくなってると思ったらその時は全力で殺してくれ」
一同「!?!?!?」
梓「妹には知られたくない」
芳村「わかりました。この事は一部にしか離しません」
梓「ありがとう。もう一つ話す事がある。金木についてだ」
芳村「はい」
梓「共喰いを繰り返している」
入見、小間「まさか!?」
芳村「赫者になろうとしているのか」
梓「鯱に一方的に殺されかけていたからな。もう少し遅れていたら死んでいた」
芳村「そうですか。彼を救っていただきありがとうございます!」
梓「気にするな。あいつはおれにとって光だ。あいつはおれと同じ夢を持っている。共存だ。おれはあいつに託そうと思う。おれにはやるべき事があるからな」
スタッスタッスタッ
5時間後梟討伐作戦が決行された。芳村は娘を守る為に隻眼の梟としてCCGと戦い敗北した。梟が倒れたと同時に隻眼の梟の奇襲を受けて最高戦力を打ち負かした。
屋上
隻眼の梟「キタァァアァァァァ!!!!!!」
有馬「・・・・・・」
ガガガガガガガ!
サッ
ザシュ!
隻眼の梟「ギャアァァアァァァ!!!!!」ブンッ
ザシュ
有馬「・・・・・」ブンッ
ザシュザシュザシュ
隻眼の梟「ギャルルルル!!!!!」
有馬「!」
隻眼の梟「ゴクッ!」ダダダダダダ
広場
梓「雪・・・・・どうしてここに・・・・・」
雪「お兄ちゃんの事が心配で来たの!」
梓「妹を離せ」
篠原「離した瞬間おれたちを殺すでしょ?」
黒磐「お前は強すぎる。妹を盾にしないとお前を捕えるのは不可能だからな」
梓「人間風情が調子に乗るなよ」ギロッ
捜査官たち「!?!?!?!?」ゾクッ
ハイル「梓・・・・・落ち着いて・・・・・」ポタッポタッ
梓「ハイル・・・・・何故怪我を・・・・・」
ハイル「梓にやられたんです・・・・・」
一同「!?!?!?」
梓「そうか・・・・・おれは抵抗しない。だが条件がある」
篠原「条件?」
梓「妹を信頼できる奴に預けたい。だから少しだけ自由にしてくれ。それが終わったらお前たちの言う通りにする」
篠原「お前さんを信用できると思うのか?」
マルデ「おれたちはお前が恐ろしいんだ」
梓「おれが恐ろしい?」
黒磐「お前がその気になればCCGを潰せるだろ」
梓「おれは今までお前たちがしてきた事を許してきたんだぞ」
マルデ「どういう事だ!」
梓「お前たちが何度も妹に大怪我を負わせてきた。本来ならもっと早くに潰せていた。だがおれは妹に大怪我を負わせた奴だけ殺してきた。何もしてこない捜査官は見逃してきた」
マルデ「お前の目的は何だ!」
梓「叶わない願いだ。信用がないといったな?」
マルデ「そうだ!」
梓「ハイルを人質にしろ」
捜査官たち「何をいっているんだ!おれたちの仲間だぞ!それにお前に何のメリットがある!」
マルデ「そうだ!それじゃおれたちがデメリットでしかないぞ!」
梓「ハイルはおれが育てた」
一同「!?!?!?」
梓「妹と同じぐらい大切だ」
ハイル「マルデ特等!梓が言っている事は本当です!」
マルデ「何故今まで黙っていた!」
ハイル「すみません!」
宇井「その話は私が黙っておくように言っていました」
マルデ「何故そんな事をした宇井!」
宇井「混乱を招く恐れがありました」
梓「今はどうでもいい。早く妹を解放しろ」
ザシュ!
雪「お兄ちゃん!!!!!」ポロッポロッ
ハイル「有馬先輩!?」
捜査官たち「有馬貴将だ!!!!!最強の捜査官だ!!!!!それにあのクインケは梟だ!!!!!SSSレートのクインケ初めて見た!」
梓「有馬・・・・・」ポタッポタッ
有馬「安心しろ・・・・・・妹は必ず双子の喰種に預ける。だから今は眠れ」
梓「お前を信じる・・・・・そしておれを・・・・・」ドサッ
有馬「わかっている。妹を解放してください」
マルデ「いいや!こいつも収容する!」
有馬「約束を守るのがいいと思います。彼を収容出来たとして脱獄出来るほどの力を持っています」
マルデ「そうか・・・・・お前が言うのであれば従おう」
有馬「ありがとうございます」
黒磐「早くここから離れなさい」
雪「待って!お兄ちゃんは!?」ポロッポロッ
黒磐「暴虐は我々の手に落ちた。もう会えない」
雪「そんな!?嫌だ!!!!!お兄ちゃん!!!!!!」ポロッポロッ
梓(ごめんな雪・・・・・じゃあな・・・・・・・黒奈・・・・・奈白・・・・・妹を頼む・・・・・・)
4年後
ハイセ「これでビックマダムの討伐は完了ですね!」
鈴屋「そうですね!黒い死神のおかげですよ!」
六月「先生!怪我は大丈夫ですか?」
ハイセ「大丈夫だよ!」
スタッスタッスタッ
梓「よく倒せたなハイセ!」
ハイセ「梓さんと有馬さんのおかげですよ!」
梓「そんな事ないさ。じゃあおれは戻るな」
ハイセ「はい!お疲れ様です!」
外
梓「外の空気は美味しいな!」
ハイル「先輩!」ギュ
梓「ハイルか!どうした?」
ハイル「私と宇井特等でお昼どうですか?」
宇井「ハイル?梓さんが困ってるぞ?」
梓「いや。丁度お昼にしようと思っていた。ここは奢らせてくれ!」
ハイル「やった!先輩の奢りだ!」
CCG本部
マルデ「有馬。梓とあの青年はどうだ?」
有馬「2人は記憶を失っています」
マルデ「青年はお前との死闘で記憶を失ったんだろ。だが梓の方は何故記憶を失った?」
有馬「わかりません。ですが全盛期の力はないようです」
マルデ「そうか。お前でも対処出来そうか?」
有馬「はい。今の状態なら勝てます」
マルデ「奴が暴走した時の対処はお前に任せる」
有馬「わかりました」
ラーメン屋
梓「美味そうな匂いだな!」
宇井「梓さんは食べれないでしょ」
ハイル「そうですよ!」
梓「何言ってるんだよ?食える決まってるだろ?」
宇井「どういう事だ!?」
ハイル「先輩は喰種なんですよ!」
梓「おれはクインクス班のリーダーだぞ?喰種じゃないぞ。おっちゃん!いつものラーメンを3つ頼む!」
店主「へいまいど!来てくれてありがとな梓くん!」
梓「店主のラーメンが美味すぎるからいけないんだぜ?」
店主「いいこと言ってくれるじゃねーか!よし!サービスだ!チャーシューおまけに4つ全員に入れておいてやるよ!」
梓「ありがとな!」
ハイル「先輩!」
梓「急に大声出してどうした?」
宇井「どうしたじゃないですよ!いつからここに通ってるんですか!」
梓「3年半前かな。ほぼ毎日くってるぞ!」
店主「栄養バランスが偏るからあまり来てほしくないんですがね」
梓「夜はちゃんと野菜を買ってるぞ!」
ハイル「先輩ダメです!私が先輩の家で料理を作ります!」
宇井「その方がいいかもね」
店主「よろしく頼むよ!」
ハイル「はい!」
梓「おれの話を・・・・・」
ハイル「先輩には拒否権はありません!」
梓「う、宇井!」
宇井「諦めてください!」
梓「店主!助けてくれ!」
店主「健康でいて欲しいからな!」
梓「わかったよ」
帰り道
宇井「じゃあ任せたよハイル」
ハイル「はい!先輩の健康は私が守ります!」
梓「宇井!お前もこいよ!」
宇井「すみません!用事があるので!」
梓「そうか!じゃあまた明日な!」
梓の家
梓「入ってくれ」
ハイル「おじゃまします!では作りますね!」
梓「よろしくなー」
ハイル(梓と2人っきり!嬉しい!ってあれなんだろう)
ピラッ
ハイル(これは梓の日記!?)
梓(これを読んでるということはおれの人格は奥底に眠ってるんだろう)
ハイル(人格!?)
梓(おれには人格が3つ存在する。一つ目は妹を必ず守るという人格。二つ目はハイルと過ごした人格。そして最悪の3つ目はこの世界を滅ぼす人格)
ハイル(そんな・・・・・今の梓は私と初めて出会った人格!?)
梓(これを読んでるなら今の人格から逃げろ。世界を滅ぼす人格は必ず同じ自分を殺しにくる)
ハイル「梓?」
梓「どうしたハイル?」
ハイル「なんでもない。何食べたい?」
梓「ハイルの得意料理でいいぞ」
ハイル「わかった!」
私は心のどこかで梓を怖がってるのがわかった。今の梓は私を助けてくれた梓と変わらなかった。とても優しくて全く怖くなかった。4年前の梓は殺気に満ちてた。それでも私と過ごした関係を覚えていた。あの時の梓は私を救ってくれた人格と妹を大事にする人格が混ざった存在だったのかもしれない。
CCG本部
マルデ「どういう事だ!」
黒磐「謎の喰種が暴れているという事か」
捜査官たち「はい!まるで暴虐みたいな喰種です!」
マルデ「暴虐なわけあるか!あいつは今おれたちの管理下にある!それに有馬たちが監視している!」
捜査官たち「ですがあの戦い方は暴虐そのものなんです!」
マルデ「だが犠牲者は出ていないんだろ?」
捜査官たち「はい!」
黒磐「どういう事なんだ?暴虐と同じ戦い方で誰も殺していない?」
マルデ「暴虐は妹が危険になるなら相手を殺す。自分からは襲うことはない。だが今回はその暴虐に似た喰種は襲いにはくるが誰1人殺していないって事だ」
有馬(まさか・・・・・・)
街中
ハイル「梓!宇井先輩!今日は何処を捜査するんですか?」
梓「確か20区に危険な喰種が現れたそうだ」
宇井「あぁ。襲いはするが相手のクインケだけを破壊してその場を去るそうだ」
ハイル「何が目的なんですかね?」
宇井「何が目的かはわからないが危険であるのは間違いない。現にクインケを破壊された捜査官たちは他の喰種たちに襲われて大怪我を負っている。早く見つけて捕らえないといけない」
ハイル「そうですね!」
スタッ
バッ!
宇井「お前が例の喰種か」
暴虐?「・・・・・」
ハイル「全員黒いローブに身を包んでちゃんと顔を隠していますね」
梓「強そうだな。俺が相手をする」
暴虐?「そこにいたんだね・・・・・お兄ちゃん・・・・・」
一同「!?!?!?」
梓「おれがお兄ちゃん?知らないな」
パカッ
雪「本当に忘れちゃったの?」
ハイル「雪ちゃん!?」
宇井「暴虐の妹!?」
梓「すまないな。おれはお前の事を覚えていない。だが仮に覚えていたとしてもおれとお前は敵だ。ここで捕らえさせてもらうぞ!」チャキンッ
雪「私はそう簡単には捕まらないよ。黒!白!」
ブンッ
ギンッ!
梓「赫を出してなかったら攻撃をモロに受けていたな!」
黒奈(お兄ちゃん・・・・・)
奈白(以前とは全くちがう・・・・・あの時言っていたのはこの事だったんだ・・・・・)
スタッ
ハイル「私たちも加勢します!」
宇井「これで3対3だな!」
梓「お前たちは何が目的だ?」
雪「お兄ちゃんを救いにきた!」
梓「意味がわからないな」
雪「本当は分かってるんじゃないの?人格の事」
梓「!?」
ハイル「!?」
宇井「人格?どういう事だ梓?」
梓「お前は本当に・・・・・」
雪「お兄ちゃんには人格が3つ存在する!その中で1番お兄ちゃんが恐れている存在がいる!それが破壊衝動の人格。言い換えるなら本能!」
梓「本当に妹のようだ・・・・・・」
雪「もう1人の自分は何処にいるの!」
梓「何処にいるのかはわからない。だがあいつは前のおれが分身を作り出した時本体のところには戻らず何処かで力を蓄えている!本体を超えて取り込む為に!」
雪「じゃあ力を蓄えて終わったら!?」
梓「俺を取りこんでこの世界を破壊する」
宇井「そんな事させるわけにはいかない!」
ハイル「方法は他にもあるはずだよ!何かないの梓!」
黒奈「お兄ちゃん!今のお兄ちゃんならもう1人の人格に勝てるの?」
梓「勝てない。今のおれは全盛期の半分でしかない。奴はきっと全盛期と同じぐらいの力を蓄え終わっているはずだ」
闇梓「正解だ。流石はおれだな」
一同「!?!?!?!?」ゾクッ
闇梓「どうした?黒?白?それに雪。おれに会いたかったんじゃないのか?」
黒奈「梓さんじゃない!」
奈白「お兄ちゃんを返して!!!!」
雪「お兄ちゃん!そんな奴から体を取り戻して!」
闇梓「無駄だ。梓の人格はおれが消滅させた。二度と会えない」
雪「そんな!?」ポロッポロッ
宇井「こいつが本能か!」
ハイル「嘘だ!嘘だ!」ポロッポロッ
梓「何故ここがわかった!」
闇梓「お前とおれは元々一つだ。お互い自分の場所がわかる。まさか知らなかったのか?」
梓「おれはわからなかった!」
闇梓「だろうな。おれとお前じゃ既に力の差があったからな。おれは常に成長し続ける」
梓「おれが時間を稼ぐ!その間に全員逃げろ!!!!」
ハイル「でも梓は!」
梓「おれはいい!早く逃げろ!」
ハイル「嫌だ!」
ギュ
ハイル「宇井先輩話してください!!!!」
ダッ
宇井「私たちでは勝てない!有馬さんに伝えるのが先だ!」ダッダッダッダッ
ハイル「梓!梓!!!!!」ポロッポロッ
梓「お前たちも逃げろ」
雪「逃げない!私も手伝う!」
黒奈「私も手伝います!お兄ちゃんを取り戻せるなら!」
奈白「とっとと終わらせてお兄ちゃんと平和に暮らすんだから!」
闇梓「馬鹿な奴らだ。力の差も測れないのか」ギョルルルルル
雪、黒奈、奈白「!?!?!?」
グサッグサッグサッ
梓「うぐっ!」ポタポタポタポタ
雪、黒奈、奈白「お兄ちゃん!!!!!!」
闇梓「取り込ませてもらうぞ。これでおれは全盛期以上の力を手にする事が出来る!!!!」
梓「させ・・・・る・・・・・か・・・・・!!!!!」ギョルルルルル
グシャ!
闇梓「中々やるな」
梓「おれたち・・・・・じゃ奴には勝てない・・・・・・早く逃げろ・・・・・・」ポタポタポタポタ
雪「嫌だ!」ポロッポロッ
梓「黒奈!奈白!約束を果たせ!!!!!」
黒奈、奈白「お兄ちゃん!?わかった!」ポロッポロッ
ダッ
雪「何してるの2人とも!?お兄ちゃんを置いていかないよ!」ポロッポロッ
黒奈「くっ!」ポロッポロッ
奈白「わかってます!でも今の状況では勝てません!」ポロッポロッ
ダッダッダッダッ
闇梓「逃げられたか。まぁいい。雪はあとで取り込めばいいだけだ」
梓「どういう事だ!妹まで取り込む必要はないはずだ!」
闇梓「忘れたのか?おれたちの母親はどんな赫だったか忘れてしまったのか?」
梓「まさか!?」
闇梓「そうだ!あいつにもあるんだよ!辺りを燃やせる特殊な赫がな!」
梓「炎の赫!?」
闇梓「そしておれたちの戦えば強化されていく能力を合わせれば最強になれる!誰にもおれたちを止められない存在になるのさ!」
梓「そんな事させてたまるか!」ギョルルルルル
ボカーーーーーン!!!!!
ダッ
闇梓「チッ!油断した!地下に飛び降りやがった!時間稼ぎをするつもりだな!」ダッ
その後ハイルたちは梓の事情を全て話した。その混乱と同時にCCGトップは殺され旧多の策略によりCCGのトップに付き金木を竜に変える作戦を始めていた。計画通り金木は竜となり東京の街を滅ぼそうとした。だが喰種と人が協力し金木を取り戻すことに成功した。そして金木たちは竜を完全に止める為にリゼの所に向かった。旧多を倒しリゼを殺して全てを終わらせた。
地上
闇梓「金木じゃないか。久しぶりだな。それになんだその大群は?」
金木「あなたを止めに来たんです。梓さん」
闇梓「おれを止める?笑わせるな。お前が1万回挑んだ所でおれに擦り傷すら与えられない」
金木「あなたの言うとおりです。でも力を合わせればあなたにだって勝てます!」
闇梓「生意気だな」
マルデ「全員突撃!!!!!!!」
一同「うぉおぉぉおぉぉぉ!!!!!!」ダダダダダダダダ
闇梓「馬鹿な奴らだ」
金木たちは2000人近くいる捜査官と喰種で暴虐に勝てると思っていた。だが現実は甘くなかった。暴虐は分身を2体作り出して戦わせた。そこからは少しづつ押されていった、
数時間後
金木「梓さん!もうやめてください!」
闇梓「やめるつもりはない。おれは世界を破壊する」
スタッ
一同「!?!?!?」
闇梓「雪か。何しに来た?まさかおれを止めに来たなんて言わないよな?」
雪「お兄ちゃんを取り返しに来たんだよ」
闇梓「前にも言っただろ?梓はもういない」
雪「お兄ちゃんは生きてる!」ギョルルルルル
ボォォォォォォ!
闇梓「なに!?!?」
グシャ!!!!!
闇梓「ぐっ!」ポタポタポタポタ
一同「あの暴虐に傷を!?それになんだあの赫は!?燃えてる!?」
闇梓「目覚めたか!」
雪「私は短時間で全赫とお母さんの力を完全に扱えるようになった!もう苦しくない!」
闇梓「ハハハハハ!!!!面白いな!!!!お前はやはり母の力を受け継いだようだな!」
雪(私の赫は強いけどお兄ちゃんはお父さんの力を受け継いでる!長引けば私が不利になる!早く終わらせなきゃ!)ダッ
ギョルルルルル
バンッ!
闇梓「くっ!」(ぶつかればおれの赫は燃える!長引かせなければ!)ダッ
雪「逃がさない!!!!!」ダッ
闇梓「!?」
ボンッ!!!!!!
ボカーーーーーン!
一同「すげー!あの暴虐を圧倒してやがる!」
金木「雪さん・・・・・」
トーカ「辛そうな顔して・・・・・・」
ヒナミ「雪ちゃん!」ポロッポロッ
鈴屋「これは僕たちじゃどうしよも出来ませんね」
マルデ「兄妹の戦いだ。もしあの子が勝てないなら誰も暴虐は止められねぇ」
ボカーーーーーン!!!!!
雪「ハァハァハァ!」
闇梓「クソ!!!!」ポタポタポタポタ
雪「これで終わりにする!!!!!」ボゥゥゥゥゥ
ポタッポタッポタッ
雪「カハッ!」ポタポタポタポタ
一同「!?!?!?」
闇梓「完全ではなかったようだな!」
雪「そんな・・・・事ない!!!!」ポタポタポタポタ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
闇梓「竜か」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
トーカ「金木と同じ!?」
金木「同じだけど違うよ!僕は無意識になったけど2人は自分たちの意思で竜になれる!」
ドカンッ!!!!!
雪(竜化)(力が上がってる!?このままじゃ!)
闇梓(竜化)(これで終わりだ!!!!!)
グサッ!!!!!!
一同「嘘だろ!?もう暴虐を止められる奴はいないって事かよ!?」
パラパラパラパラ
雪「カハッ!」ドサッ
ポタッポタッポタッ
スタッ
闇梓「ハァハァハァ!流石は妹だ!これで終わりだ!」ダッ
金木「雪さん!!!!!」
トーカ「雪!!!!!」
ヒナミ「雪ちゃん!!!!!」
闇梓「ぐっ!?な、なんだ!?」ギョル
マルデ「何が起きている!?」
闇梓「な、何故!?アガアァ!?」
雪「この感じ・・・・・」ポロッポロッ
タッタッタッタッ
ハイル「梓!!!!!」ポロッポロッ
闇梓「ウガアァァアァァァアァァァ!!!!!!」ギョルルルルル
グチャ!!!!
スタッ
一同「!?!?!?」
マルデ「暴虐が2人!?」
金木「梓さん!」
トーカ「2人に別れたって事よね?」
梓「よく頑張ったな雪。ハイル」
雪「お、お兄ちゃん!」ポロッポロッ
ハイル「梓!」ポロッポロッ
梓「今までありがとうな。幸せになれよ」
雪「お兄ちゃん!?」
ハイル「まさか!?」
シュン
梓「場所を変える」ブンッ
闇梓「うぐ!?」
ドンッ!!!!!
スタッ
梓「お前の弱点はわかっている」
闇梓「おれに弱点?あるわけないだろ」ダッ
ブンッ!
バンッ!
ググググググ
梓「確かにお前と一つになってた時はなかった。だがおれとお前は今分裂している」
闇梓「だからなんだ!」
バッ
梓「おれとお前は同じ心臓で動いている」
闇梓「!」
梓「気付いたか。おれが自分の心臓を潰せばお前も一緒に死ぬ」
闇梓「待て!やめろ!雪たちが悲しむぞ!?いいのか!?」
梓「そうだな。だけどな。おれが大切にしてるのが傷付いてるのを見たくない。だから自分の命で守れるならおれはお前と一緒に死んでやるよ」
闇梓「よせ!!!!!」ダッ
ギョルルルルル
グシャ!
梓「カハッ!」クラッ
闇梓「ウガアァァアァァァアァァァ!!!!!!!」シュゥゥゥゥ
梓「これで・・・・・終わった・・・・・」ポタポタポタポタ
ドサッ
梓(世界は平和になる・・・・・・金木たちのおかげで人間と喰種は一緒に生存していく・・・・・おれがずっと願ってた事だ・・・・・・雪とハイルが幸せになれる世界をようやく・・・・・・おれは・・・・・今からそっちに行くぞ・・・・・リゼ・・・・・・有馬・・・・・)シュゥゥゥゥ
ダダダダダダダダ
雪「お兄ちゃん!!!!!」ポロッポロッ
ハイル「梓!!!!!」ポロッポロッ
ギュ
梓「雪・・・・・ハイル・・・・・」
雪「死んじゃだめだよ!!!!!」ポロッポロッ
ハイル「私は梓を愛してる!側にいてよ!!!!死んじゃダメ!!!!!」ポロッポロッ
梓「おれも愛してる・・・・・ごめんな・・・・・もう一緒にいる事はできない・・・・・だがおれはお前たちの側でずっと見守っているよ・・・・・」シュゥゥゥゥ
ハイル「梓!!!!」ポロッポロッ
雪「消えないで!!!!私まだお兄ちゃんがいないとだめだよ!!!!」ポロッポロッ
梓「大丈夫だ。お前には沢山の仲間と友達がいる。だから大丈夫だ」シュゥゥゥゥ
ハイル「うっ!」ポロッポロッ
雪「うっ!」ポロッポロッ
梓「時間のようだ・・・・・おれはお前たちの中にいる・・・・・見守っているよ・・・・・・幸せになれよ・・・・・またな・・・・・」シュゥゥゥゥ
10年後
雪「お兄ちゃん。遅くなってごめんね」
ハイル「こんな山奥に1人にさせてごめん」
雪「でも梓見て。私たちの子供だよ!私の子は清水だよ!」
清水「あうー!」
ハイル「私の子はセシリア!」
セシリア「あう?」
雪「お兄ちゃんが守った世界で生まれたんだよ!だからこの子たちの成長を見守っててね!」
梓「見守っているよ」スゥゥゥゥ
ハイル「梓!?」バッ
雪「今声が聞こえた!」
清水、セシリア「あう!あう!」
ハイル「雪ちゃん。梓はずっとそばに居るみたい」ポロッポロッ
雪「私も感じてる」ポロッポロッ