遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
気付いたら30話でした。
それは、オヤジと強く慕った大海賊──〝白ひげ〟エドワード・ニューゲートを殺害した〝黒ひげ〟を討つべく仕掛けた戦いだった。
それは、白ひげのナワバリを侵す憎き黒ひげを討つ為の戦いだった。
ポートガス・D・エースと〝不死鳥〟マルコ他白ひげ海賊団の残党達は、エースを新たな旗頭とし、白ひげの意思を受け継ぐ覚悟を決めたエースがマルコ達を率い、勢力を拡大する黒ひげ海賊団に全面戦争を仕掛けたのである。
両軍の総力戦となる程の大規模な戦いは、若くして新たな四皇となった〝狩人〟カリュウ・D・トルコの扱きのかいもあってかバナロ島の時とは比べ物にならない強さに成長していたエースの奮闘もあり、黒ひげを相手に拮抗していた。
しかし、そこへ
「ゼハハハハ!
仕方ねェ。ここは一時休戦……昔みたいに仲良く共闘といこうじゃねェか
「何が悲しくてテメエと〜〜〜ッ!
くそ!アイツをぶっ倒したら次はテメエだティーチ!!」
エースが怒りの咆哮を上げるのも無理はない。
白ひげを殺した憎き仇との共闘を余儀なくされたのだ。
「カハハハハ!
ロジャーの息子と白ひげの力の後継者!最高だ!
だが、それでも最強はこの俺だ!!」
解き放たれた強大な覇王色の覇気が大地を揺らす。
〝鬼の跡目〟ダグラス・バレットが介入したこの戦いに、大海賊時代は〝五皇〟時代に突入したことを世界は悟る。
「邪魔すんじゃねェ!!
━━〝大炎戒・鬼火〟!!! 」
そして、白ひげの意思を受け継いだ海賊王の息子であるポートガス・D・エース、世界で唯一二つの悪魔の実の能力者となったマーシャル・D・ティーチ、海賊王の後継者とも目されるダグラス・バレット……果たして誰が新たな皇帝の地位に就くのか…。
「カハハ!面白ェ!
受けてやる!来いッ──火拳のエース!!」
まるで、荒れ狂うこの時代を表すかのように、エースが作り出した複数の炎の龍が空へと昇り、空を駆け回ると天候が急変する。炎で気温が急上昇したことで雷雲が発生したのだ。それはまさしくエースの怒りそのもの。
「おれは白ひげに代わる王になる!
━━〝
エースの宣言と共に降り注ぐ雷。
✮✮✮✮✮
場所は
ここは、王下七武海の一角にして、世界最強の剣士〝鷹の目〟ジュラキュール・ミホークの本拠地だ。
そして、望まずして四皇になってしまった大海賊──〝狩人〟カリュウ・D・トルコの第二の故郷でもある。
「ほほぅ。
エースのやつ、暴れてるみたいだな。いいぞ、もっと暴れろ。そのまま、俺に代わって四皇になっちまえ!!」
「望まずして四皇にまでなったのは、あとにも先にもお前くらいだろう」
現在、この島にはトルコが里帰りしたことで、彼が率いる狩人海賊団の面々も滞在中だ。トルコは師匠の鷹の目と酒を酌み交わしている最中である。
「火拳のエース……いや、今は〝
頂上戦争後、お前が鍛えたのだったな」
本来なら敵対関係にあるはずの四皇と王下七武海が同じ島に滞在し、尚且つ寛いでいるのは大問題なのだが、この島に関してのみは、世界の均衡とはまったくもって無縁。そもそも、世界最強の海賊の一角と世界最強の剣士が師弟関係にある時点で、勢力バランスも何もないだろう。
「鍛えたというか、ボコボコにしたというか…。
しかもほんの1、2ヶ月くらい」
「おれがお前にそうしたように、身体に叩き込むのも修行の一環だ。寧ろ、口で説明するよりも身体に直接
奇跡的に、トルコと鷹の目の師弟関係は未だに海軍にも世界政府にも知られてはいない。これが公になってしまった場合、鷹の目は間違いなく七武海の地位と権利を剥奪されてしまうはずだ。
もっとも、もしそうなってしまったとしても鷹の目はそれを意に介しもしないだろう。この島も、トルコが旗を掲げるだけであり、海軍と世界政府はおいそれと手を出すことができないのは変わらずじまいだ。
つまり、トルコにとっても、鷹の目にとっても、何一つ問題ないということである。
「あーそれは確かに」
その一方で、トルコと鷹の目の師弟関係だけでも大問題だというのに、そこにさらに、トルコがエースを鍛えたのを知った海軍と世界政府は黙っていられるはずもない。
ただでさえ、エースは海賊王の息子なのだ。エースの動向は海軍と政府にとって最重要事案の一つ。
その証拠に、エースの懸賞金額が頂上戦争後、すでに二度も更新されている。一度目は頂上戦争終結後すぐだった。海賊王の息子であることが発覚し、生き残ったことで、倍額の11億ベリーに懸賞金に跳ね上がったのである。
海賊王の息子であることを踏まえると、懸賞金額が低すぎた気がしなくもないが…。
しかし、今回は前回と違う。
エースは黒ひげとの此度の戦争で拮抗した力を見せただけではなく、突如介入したダグラス・バレットを相手に黒ひげと共闘したとはいえ、痛み分けに持ち込んだのだ。
頂上戦争時よりも遥かに強くなり、白ひげ海賊団を己が受け継ぐことを全世界に知らしめたのである。
白ひげ海賊団二代目船長 〝
そう、〝海賊王〟ゴールド・ロジャーの息子としてではなく、〝白ひげ〟エドワード・ニューゲートの意思を受け継ぐ者として、エースは飛翔したのだ。
「焔魔、黒ひげ、鬼の跡目。
四皇の領域に足を踏み入れんとする強者達が続々と湧いて出る時代……か。海賊王ロジャーが暴れた時代に逆戻りしつつあるのかもしれんな」
黒ひげ海賊団船長 〝黒ひげ〟 マーシャル・D・ティーチ 懸賞金22億4760万ベリー
世は、此度の戦いをこのように呼んでいる。
白ひげ亡き後、新たに四皇となった〝狩人〟カリュウ・D・トルコ。そのトルコは四皇になる前、〝五番目の皇帝〟と呼ばれていた。つまり、此度の戦いは空白となった五番目の皇帝の座をかけた……いや、荒れ狂うこの時代は四皇から五皇時代に突入したと言っても過言ではなく、此度の戦いは五皇の最後の椅子をかけた戦いのようなもの。
そう、これは〝椅子取り戦争〟である……と。
レベル6最悪の脱獄囚 〝鬼の跡目〟 ダグラス・バレット 懸賞金29億4400万ベリー
ただ、マリンフォード頂上戦争から大きく飛翔したのは、なにもエース達だけでない。
麦わらの一味船長 〝麦わらのルフィ〟 モンキー・D・ルフィ 懸賞金5億6000万ベリー
焔魔、黒ひげ、鬼の跡目。それに加えて、頂上戦争にてポートガス・D・エース救出の最大の功労者でもあり、立て続けに世界を揺るがす前代未聞の事件を起こし続ける〝麦わらのルフィ〟。麦わらのルフィを含めたこの4人は今、世間で〝悪の遺物〟達と呼ばれている。
麦わらのルフィは前者3人に比べると実力は劣るものの、
これまでの問題行動の数々と、バーンディ・ワールドとの激戦で覇気を完全覚醒させたことで、海軍と世界政府はこれまで以上に警戒せねばならぬ存在となってしまった。海賊王の息子であるエースとも義兄弟で、〝海軍の英雄〟ガープの孫にして、世界最悪の犯罪者である〝反逆竜〟ドラゴンの息子となれば、当然といえば当然。
おまけに、麦わらのルフィは今、海賊王の右腕──〝冥王〟シルバーズ・レイリーに弟子入りし、鍛えられている。しかも、トルコに少しばかり扱かれたこともあり、それが麦わらのルフィが同世代に比べて頭一つ抜き出ている要因になってもいる。
冥王に弟子入りしたことについては、海軍と世界政府はまだ把握してこそいないが…。
「まあでも、エースは白ひげのあとを継いで、白ひげの遺産を守るのが一番の目的であって、海賊王にも四皇という肩書きにも興味がないだろうから、俺の後釜はルフィがなってくれたらいいですかね」
「赤髪に加え、お前までか…。随分と
だが、トルコまで期待を寄せていると発覚すれば、警戒度はより一層上がってくる。それに、麦わらのルフィが大切にしている麦わら帽子は、赤髪のシャンクスが海賊王から譲り受け、大切にしていたもの。そんな大切なものを麦わらのルフィは託されているのだ。四皇の2人から期待を寄せられるルーキー海賊など、星の数ほども海賊蔓延る大海賊時代でも、麦わらルフィしかいない。
しかも、麦わらのルフィ率いる麦わらの一味には、この世界で唯一〝古代文字〟を解読できるオハラの生き残りである〝悪魔の子〟ニコ・ロビンもいる。政府と海軍だけではなく、
「それより
その点は問題ないはずだ。麦わらの一味は少数精鋭だが曲者揃い。とくに、一味No.2の〝海賊狩り〟ロロノア・ゾロは厄介な存在だ。
「ふッ…」
「あ!
俺とは違って、
驚くべきことに、ロロノア・ゾロが鷹の目に弟子入りしていたのである。つまりそれは、トルコの弟弟子になったということだ。
一味の船長が冥王の弟子で、一味の副船長的な立ち位置のNo.2が世界最強の剣士の弟子にして現四皇の弟弟子。もはや、同じ世代と比べても抜き出ているのは頭一つどころではない。
「まだまだだがな。
だが、お前の部下のキャベンディッシュとの斬り合いのおかげもあり、ロロノアは確実に成長している」
ちなみに、そのロロノア・ゾロは現在、狩人海賊団の剣士──〝海賊貴公子〟キャベンディッシュと斬り合っている。ロロノアにとってキャベンディッシュは格上の剣士。格上の相手との戦いは間違いなく、ロロノアをより高みへと導くだろう。
ただ、刺激を受けるのはなにもロロノアだけではない。
「負けじとキャベンが
後輩の台頭に、あのキャベンディッシュが刺激を受けないわけがないのである。
ここにきて、遂にキャベンディッシュがさらなる高みへと上り詰めたのだ。恐らくだが、狩人海賊団立ち上げメンバーの1人でありながら、キャベンディッシュだけ懸賞金が10億ベリーの大台に到達していなかったのを気にしていたのもあるのだろう。
その悔しさを糧に、キャベンディッシュは努力した。
元々、天才型ではあったのだが、これでようやく、キャベンディッシュもひと握りの強者の領域に足を踏み入れたのである。
「!
(やべェのが来るッ〜〜〜!!)」
ハンコック、ヤマトと並び、狩人海賊団の大幹部としてますます躍進することだろう。
「これが
受けてみろロロノア・ゾロ。
━━〝極剣〟
トルコと鷹の目の視線の先にて、覇王色の覇気の覚醒者となったキャベンディッシュの剣から漆黒の覇気の稲妻が迸り、先輩としての意地をロロノアに見せつける。
「いい部下を持ったな。
しかし、部下に覇王色の覇気持ちが3人もいては、ますます四皇の座から退くことなどできんだろうな」
世は大海賊時代。
白ひげ亡き後、大きく荒れ狂った時代。
この時代の頂点に立つのは果たして…。
「大海賊時代なんてクソくらえ」
一つだけ言えるのは、望まぬして頂点に上り詰めつつあるのは、あとにも先にもカリュウ・D・トルコだけだろう。
✮✮✮✮✮
四皇から五皇時代へと突入しつつあるこの時代、もっとも海賊王に近いのはいったい誰なのか…。
陸海空、生きとし生ける全てのもの達の中で、最強の生物と恐れられる百獣か…。
天候を支配する世界最強の女海賊か…。
海賊王の船の見習いから四皇にまで上り詰めた赤髪か…。
新たな時代──〝悪の遺物〟達の誰かか…。
荒れ狂ったこの時代、誰か次の海賊王になるのか、誰にも予想できないのかもしれない。
「今日こそ息の根止めちゃるけェ。
覚悟せェ……狩人ォ!!」
一つだけ言えることがあるとするならば、この世界にはもう、安全な場所などないかもしれないということだ。
「よりにもよって今日来るなよ……
まァでも、
ただ、海賊達の勢いが増す一方で、その海賊達に対抗し、排除すべく、正義を掲げる者達がより一層、正義を滾らせるのは当然のこと。いや、それはもはや、正義とは名ばかりの憎悪とも呼べるのではないだろうか…。
マリンフォード頂上戦争後、当然の流れではあるが海軍も変革を余儀なくされた。
海軍元帥の座からセンゴクが退き、新たな元帥が誕生したのも変革の一つだ。しかし、新たに元帥の座に就いたのは前元帥であるセンゴクが推した青キジでもなく、上層部が推した赤犬でもなかった。
「しっかし、まさか
新たに元帥の座に就いたのは、黄猿ことボルサリーノ。
どのような状況であろうとも柔軟に、悪く言えばのらりくらりと交わすことができるボルサリーノは、案外この荒れ狂った大海賊時代に相応しいのかもしれない。
天竜人からの無茶な要求すら、飄々とした性格のボルサリーノなら上手く対応できるだろう。
何より、海賊撲滅に並々ならぬ執念を燃やす赤犬の力は今この時代、現場に必要不可欠。椅子に座らせておくには勿体ない力だ。
「ボルサリーノが上におってくれりゃあ、わしも自由に立ち回りやすいけぇのぉ。貴様ら海賊をこん世界から根絶やしにする為にゃあ、それが一番じゃ!!
━━〝大迸発〟!!! 」
「
━━〝
しかし、ボルサリーノが元帥の座に就いた一番の理由は実のところ、海賊蔓延る荒れ狂った大海賊時代を終焉させる為……などという大義名分には程遠いものだ。
「こんな狂犬が覇王色持ちだったとは…。
世も末だな!
━━〝
「貴様をこの世から葬り去れるんじゃったら、なんじゃってえぇ!
━━〝活火山〟!!! 」
マリンフォード頂上戦争後、私怨に駆られ、暴走と言っても過言ではないほどに海賊を討伐し続ける赤犬。その力こそが、この大海賊時代に対抗する為には必要だと、赤犬を元帥に推した海軍上層部だが、それではあまりにも被害が大きくなりすぎると前元帥センゴクは反発。センゴクだけではなく、いつもはだらけきった青キジですらも、赤犬が元帥になることには強く反発した。その結果、このまま行けば赤犬と青キジが元帥の座を巡って衝突してしまうと判断し、消去法として、ボルサリーノが元帥の座に就くことになってしまったのである。
そう、これがボルサリーノ元帥誕生の経緯だ。どっちつかずの正義を掲げていたボルサリーノが、赤犬と青キジの衝突を避ける為、間を取って元帥に任命された。結果的には、赤犬と青キジが衝突することも、その衝突によって海軍最高戦力のどちらかが離反することもなく、そこにさらに、大海賊時代に対抗する為に世界政府が実施した世界徴兵によって新たな海軍大将と戦力を加えることにも成功したのである。
だが、真実とは時に残酷なものだ。
海軍上層部は赤犬を元帥に推していたが、当の本人である赤犬は元帥になることなど微塵を考えてもいなかった。赤犬の心にあるのは海賊撲滅。そのなかでも、トルコに対する
「お前もう海賊でいいだろ!?」
「殺すッ!!」
〝海軍の英雄〟ガープが海賊王ロジャーに向けた思いよりも、遥かに強く、大きく重い。
「サカズキさんたまんねェよ!かっけーなァ!
らはは!時代はやっぱ〝徹底的〟だぜ!!」
五皇時代に対抗すべく、海軍が新たに設立した部隊──〝海殺隊〟。海賊を殺す為にのみ力を奮う殺し屋集団。無論、率いるのは赤犬で、赤犬の為に設立されたようなものだ。
所属する部下も海賊に並々ならぬ怨みを持ち、赤犬の徹底的な正義に共感する過激派ばかり。とくに、世界徴兵で海軍に加入し、
「無礼者!
なにが徹底的な時代じゃ!時代は常にトルコじゃ!未来永劫それが変わることなどない!
━━〝
「ぐほッ〜〜〜か、海賊女帝!?
せ、世界一の美女に蹴られんのは男の夢だが、こりゃあ遠慮しときたいぜ!!」
もっとも、赤犬率いる海殺隊が相手にするのは、赤髪、カイドウ、ビッグ・マムと並ぶ海の皇帝。率いるは、超少数精鋭でありながらも、ビッグ・マム海賊団を相手に痛み分けにまで引き込むことができる猛者達。
彼らの戦いは、この荒れ狂った時代の象徴そのもの。
「派手な
気合い入れてやるか!!」
✮✮✮✮✮
赤犬率いる海殺隊との激戦を終え、
「派手な送別会になったな。
しかも……くくッ〜〜〜はははははッ!
あ、青キジのヤツ、赤犬の後始末に駆り出されて、くくく、〝火消し屋〟になってやがった!」
相手は赤犬率いる部隊。
「ふ、ふふふ、か、海軍大将が火消し屋とは……だ、ダメじゃ〜〜〜ふふッ…」
当然、無傷とはいかなかったものの、全員がトルコにつられて笑えるほどに元気なのはさすがの一言に尽きる。あのハンコックが笑いを堪えて震えているのはなかなかに稀な光景だ。
ただ、トルコとハンコック、皆の笑い声も束の間、静寂が訪れる。
交わる視線。
片方の視線からは申し訳なさ。
「
もう一つ視線からは一抹の寂しさ。
「寂しくなるな。
だけど、この1年ほどの期間、エネルはよくやってくれた。感謝している」
トルコとエネル。
この2人の最初の出会いは最悪の一言に尽きた。
空島を恐怖で支配する
それほどまでに、トルコとエネルの間には実力差があった。無論、今もそれは変わることはない。
しかし、トルコとエネルの関係は、敵から主従関係へと変化した。かつて、己を神であると自称していたエネルが、今ではトルコを神のように崇め讃えいる。言うまでもなく、トルコは神のように崇め讃えられることを嫌がってはいるが、それでも、エネルがこの世界で従うのは、カリュウ・D・トルコただ1人だろう。
「主よ、おれは必ず狩人海賊団のもとに戻ってくる。
おれは狩人海賊団の
そのエネルだが、一時的に狩人海賊団から離れることとなった。エネルは今日、己の目的を果たすべく、方舟〝マクシム〟に乗ってただ1人……
「気を付けて行ってこい。
俺達はお前が改造してくれたこの〝シンシア号〟でお前を待っているからな」
一抹の寂しさを感じながらも、かけがえのない仲間となったエネルの意思を尊重し、トルコは見送る。
決して、今生の別れではないのだ。
今日、狩人海賊団から主戦力が1人抜ける。だが、決して弱体化することはない。トルコと皆は、エネルが帰る場所を守り抜くべく、これまで以上に世界を騒がせるはずだ。
気付いたらもう4月に……早すぎる。
キャベンディッシュ大覚醒。
一応、王子様だしね。ブルジョア王国がどれほどなのかは知りませんけども。ナルシストな王子様から本当の王様に成長したことで、ハクバも克服というか、抑え込み?屈服させ?完全一体化した模様。剣術の天才、怪物から大天才へ…。
それによって、覇王色の覇気に目覚める。
一人称も、ぼく(キャベンディッシュ)、おれ(ハクバ)、ぼレ(ハーフ&ハーフ)から、私(真・キャベンディッシュ)に落ち着いた模様。
此の度、先輩としてロロノア・ゾロに二度目の敗北を…。
美剣から極剣に進化。
海賊貴公子から海賊剣聖にジョブチェンジ。
▪️落とし前戦争から椅子取り戦争、そして時代は五皇時代へ…。
エースを新たに旗頭とした二代目白ひげ海賊団VS黒ひげ海賊団の落とし前戦争の場に、バレットが乱入したことにより、二代目白ひげ海賊団&黒ひげ海賊団の臨時同盟VSダグラス・バレットによる五皇の座をかけた椅子取り戦争勃発。
バレットの懸賞金がエースとティーチより高いのは、1人で引き分けにまで持ち込んだ為である。
これにより、エース、ティーチ、バレット、ルフィの4人は海賊王、白ひげとの繋がり、エース(ロジャーの息子)、ティーチ(グラグラの実の能力者)、バレット(元ロジャー海賊団で鬼の跡目)、ルフィ(麦わら帽子の後継者などなど)から、悪の遺物達と呼ばれている。最悪の世代という呼び名はない模様。
▪️五番目の皇帝と五皇の違い。
五番目の皇帝はあくまで、四皇に匹敵、または準ずる、はたまた凌駕する力を持っているトルコだけを指していたトルコのみに適用されていた異名。
五皇はそのまま、5人の海の皇帝達。
でもまだ五皇は決まっていない。エース、黒ひげ、バレット。この3人が最有力候補なだけ。
つまり、ルフィは六番目の皇帝?
まるで皇帝のバーゲンセールや…。
覚醒したのはキャベンディッシュだけではない。
赤犬って、覇王色持ってるのかな?ガープとセンゴクも持ってるし……まるで覇王色のバーゲンセールや。
▪️大迸発
大噴火の覇王色ver.
▪️活火山
大迸発のラッシュ。
トルコの新技もチラッと…。
▪️沙羅双樹
防御技の菩提樹に覇王色を纏わせつつ、二本の斧を斜め十字に構えて受ける強化した防御技。
そして、扉絵通りに……少し遅れて、エネルは