皇帝の小剣   作:橡樹一

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 今回で幕間は最後となります。
 次回から大征戦編に入るのですが、資料収集に難航しているので投稿が遅れる可能性があります。
 8月末までには投稿できると思いますので、気長にお待ちいただければ幸いです。


小剣の帰参

 大征戦が始まり僅かな時が経った頃、皇帝陛下の元へ喜ばしい一報が入った。かつて密命を帯びテラより先発したプロパトルから、STC端末発見の報が入ったのだ。

 巧みな潜入術で惑星の支配者に上り詰めていたプロパトルは、その功と徳を陛下直々に称えられ貴族の地位と治めていた惑星の統治権を与えられた。

 さらに信頼厚き懐刀に、皇帝陛下はいくつかの指令を下したとされている。そのうちの一つが、今も戦団に受け継がれし倫理監視部隊(エシカル)の育成だ。

 巧みな潜入工作に加え、陛下より認められし忠誠と人徳。これこそ、暗闘を旨とする我らが見習うべき規範である。

 

――レイヴンガード戦団、教戒官(チャプレイン)の説法より抜粋

 

 

 

 惑星に根付いていた混沌汚染浄化作戦から30日後、プロパトルの姿は連絡シャトルの内部にあった。側にはマルカドールが立ち、プロパトルの全身を観察している。

 

「新世代型の改造手術は馴染んだようだな。やはり貴様の魂は興味深い特性を持っている」

 

 致死率にして100%。処刑と変わらない施術を施されたにもかかわらず、プロパトルはその日のうちに自らの足で歩行したのだ。

 改造に完全な適応を見せたプロパトルの規格外に目が行くが、この手術を決行したマルカドールの肝も並大抵では無い。下手をすれば蘇った忠臣を自らの指示で殺していたという事実を、全く気にかけていないのだ。

 

「貴様の帰還と改造は皇帝陛下も把握しておられる。臣下の帰還、表にこそ出さなかったがお喜びであろうよ」

「非才の身ながら、身に余る光栄であります」

 

 どこか和やかな会話は、シャトルが目的地である旗艦にドッキングしたことで終わりを告げた。無言でエアロックを抜けるマルカドールを、プロパトルは静かに追従する。

 皇帝の旗艦であるブケファロスは、乗員が最精鋭の者で占められている。当然近衛であるカストーデスが通路を巡回しており、宰相であるマルカドールとすれ違う度に敬礼と共に道を空ける。

 彼らがマルカドールに付き従うプロパトルに疑問の目を向けることは無い。宰相が連れている以上、それは必用があってのことだと理解しているのだ。誰何されることも無いまま、二人は謁見の間を守る扉へ到着した。

 

「少し下がり、指示があるまで待機せよ」

 

 マルカドールの指示でプロパトルが数歩下がると、扉がひとりでに開く。その扉の奥から、威厳に満ちた声が響いた。

 

「入れ」

 

 忘れたことの無い声に、プロパトルは思わず姿勢を正す。マルカドールに無言で促されるままに、扉を跨いだ。

 広々とした室内は、赤い布と金糸で飾り立てられている。それら豪奢な装飾も、黄金に輝く玉座に座する人物の引き立て役でしかない。

 かつて将軍と名乗り、惑星統一のため軍を率いた存在。今では人類を支配する皇帝となった男は、感情を読み取ることができない表情でプロパトルを見据えていた。

 

「遅参、お詫びの言葉もございません。

 プロパトル、御前に参上いたしました」

 

 万感の思いを押さえ込み、プロパトルは跪き頭を垂れた。

 沈黙が、場を支配する。

 

「面を上げよ」

 

 数拍の後、厳粛な声が響く。言葉に従いプロパトルが視線を上げると、右手を掲げた皇帝と目が合う。その手が振り下ろされると、プロパトルの背後でゴトリと重い音がした。振り向けば、飾り柱が複数に断ち切られ倒れている。

 マルカドールは皇帝の指先をなぞるように出現した力場が、プロパトルの頭部を貫通し飾り柱を切断する光景を捕らえていた。それを口に出すことは無かったが。

 プロパトルが視界を戻せば、皇帝がゆっくりと玉座から立ち上がった。

 

「よもや、マルカドールの予想が当たるとはな。

 プロパトルよ、よくぞ戻った」

 

 その一言に、プロパトルは深々と頭を垂れる。

 

「150年ほどの間音沙汰がなかった故、我らに仕える気は無くなったのかと思っていたぞ」

 

 次いで告げられた時間に、プロパトルは跳ね上げるように視線を戻した。皇帝から、そしていつの間にか皇帝の隣に立っているマルカドールからも、冗談のような雰囲気は感じられない。

 

「ひ、150年……?

 自身の感覚では、死から20年も経っていないのですが」

 

 その一言に、皇帝とマルカドールは僅かに眉を動かした。二人はプロパトルが魂として存在している間も、ある程度の自己認識は存在していると予想していたのだ。

 

「厳密には、貴様が最後に参加した統一戦争から148年が経過している。

 肉体が妙に若いと疑問だったが、まさか単に生まれて間もないだけだとは……」

 

 マルカドールは内心で抱えていた疑問が氷解し満足そうに頷いている。

 反面皇帝は、眉間に皺を刻んでいた。時間による記憶の劣化が予想よりも少ない反面、完全な意識の断絶が存在すると判明した。内心で進めていた計画を、大きく修正する必要があると認識を改めたのだ。

 

「貴様の自己認識と実時間はずれが生じるのだな。

 後で貴様の活動についての資料を用意させる。自己認識との差がどの程度か記録し報告せよ」

「かしこまりました」

 

 礼をするプロパトルを眺めながら、マルカドールは内心で同情した。帝国成立以前の英雄として、小剣のプロパトルについて纏められた資料は膨大なのだ。公的なものに絞ったとしても、その量は目を通すだけでも数日がかりだろう。

 待ち受ける書類との格闘という未来を知らず、プロパトルは心の片隅に留めていた疑問を口に出した。

 

「閣下、私が率いていた小剣部隊は今どうなっているのでしょう?」

「今でも、支配領域の治安維持部隊における根幹として活動している。

 当時の構成員は、流石に残っていないがな」

 

 マルカドールから聞かされた古巣の現状に、かつての長としてプロパトルは内心で胸をなで下ろした。見知った部下がいない点に寂寥感を覚えるが、それでも率いた部隊が存続していることを素直に喜ぶ。

 

「貴様の経験を鑑みるに、勢力内の治安維持が目的となった小剣部隊へ戻すのは惜しい。不服だろうが、新たな部隊を率いてもらう」

「不服など、とんでもございません。

 しかし新たな部隊、でございますか」

 

 どこか口澱む小剣へ、皇帝は言を促した。

 

「気がかりがあるようだな。

 許す。言ってみよ」

「ありがとうございます。

 私はかつて陛下の元で剣を振るいましたが、それを証明する手段がありません。突如現れた若造に新たな部隊を任せることに、納得しない者は多いでしょう。おそらく軍部を中心に、小さくない反発を生むのでは?」

 

 惑星を治める長としての懸念を聞き、皇帝はもっともであると頷く。

 

「それならば心配はない。

 ときにプロパトル、改造は馴染んだようだな」

「は、はい。術後問題は見られません」

「ならばよい。

 プロパトルよ、貴公のSTC端末献上を称え帝国貴族に列する。

 そして惑星統治の実績を鑑み、新たな部隊である倫理監視部隊総督に任命する」

「お待ちください陛下!」

 

 反射的に声を張ったプロパトルへ、マルカドールの視線が突き刺さる。口を開こうとする側近を、皇帝は片手で制した。

 

「落ち着くがいいプロパトルよ。余の意向による無理な任命という話ではない。

 お前もSTCデータがいかに貴重か理解しているだろう。この大征戦を開始して以降、STCデータを発見した者には出世を約束してきた。

 貴様が所持する端末は、データ単体とは比べものにならないほど貴重な品だ。前例と照らし合わせれば、貴族に列せぬ方が問題となるほどにな」

 

 それは、プロパトルも理解している。提供された大征戦に関する資料の中に、特殊な出世の例として数度の記載がされていたのだ。

 問題は総督任命だ。帝国基準で成人もしていない若者が、皇帝の意向で新たな役職を用意された。これを愉快に思う者はごく少数だろう。

 しかも、用意された役職は軍部における特殊なものだ。悪用すれば反乱すらも可能とする重役へ、忠誠も定かでは無い新入りが座る。帝国へ長く仕える者であるほど、忠義心から反発を示すであろうことは想像に難くないだろう。

 当然、それを想定しない皇帝ではない。

 

「そして総督任命の件だが、これは前例を作りたいのだ。

 特殊な人材が帝国へ降った場合に既存、あるいは新たな役職に着くことがありえるというな」

「……陛下は、今後特殊な人材が帝国に属する予定をお持ちなのですね。

 それも、一人や二人ではない人数が」

「話が早いな」

 

 皇帝の計画に必要というならば、否はない。プロパトルは改めて跪き、頭を垂れた。

 

「貴族への叙爵、並びに総督任命、謹んでお受けいたします」

「よろしい。

 貴様が今治めている惑星をレギュラリティと名付け、新たなる帝国貴族の領土として公的に認めよう。良く治め、帝国の食糧供給に貢献せよ。

 STC端末は、移動での損傷を防ぐため惑星への安置を命ずる。帝国技術局の研究を受け入れ、周辺の土地を技術局の直轄として割譲するように。調査が落ち着いた後には、工業力として帝国への貢献を期待する。

 最後に、倫理監視部隊……そうだな、エシカルと呼称する。エシカルの構成員はレギュラリティにおいて最終教育を施すよう機関を設置せよ」

「拝命いたします」

 

 新入りに与えられる仕事量では無いが、勅命であればそれに従うことが貴族の務め。脳裏で部下への指示を計算するプロパトルの様子に、皇帝は静かに頷いた。

 

「前例が必要であることに偽りは無いが、貴様の統率能力を買っての任命ということを忘れるな。

 現在主力として動かしているスペースマリーン兵団には教戒官という精神的指導者が存在するが、些か兵団の気風に染まりすぎている」

「……と、申しますと?」

 

 プロパトルの疑問に答えたのは、苦い顔をしたマルカドールだった。

 

「兵団の伝統こそ第一であり、倫理や常識はその後に続くものであるという考えを持つ者が少なくないということだ。

 特に一部の兵団は目に余る。サンダーウォリアーほどではないにしろ、だ」

 

 プロパトルは、かつての同胞を思い出す。戦士とは名ばかりの、野蛮で理性を持たぬ暴の化身。自らが率いた小剣部隊以外のサンダーウォリアーは、平均してそのような存在だった。

 かつてテラ最後の戦いで共闘したダークエンジェルは厳粛な戦士だったと記憶しているものの、彼らが例外という可能性は十分にある。

 

倫理監視部隊(エシカル)の充足を急ぎます。我が惑星……レギュラリティから最初の構成員を選出しますか?」

「選出はしてもらうが、十分な教育を終えた後の配置は一括してマルカドールが行う。

 本来であれば総員にサンダーウォリアー手術を施したいところだが、時間も予算も足りぬ。成績優秀な者のみに行い、その者達を幹部とするように」

「承りました。

 早急に準備を整えます」

「こちらも人員選別を急がせる。励むように」

「はっ!」

 

 プロパトルの返事を聞いて満足げな表情を浮かべた皇帝は、右手を軽く挙げた。マルカドールが恭しく一礼すると、カーテンに隠された通用口へと姿を消す。

 

「プロパトルよ、貴様に会わせたい者がいる」

「私に、でございますか?」

 

 突然の話に、プロパトルは内心で首をかしげた。自らが活動した時代から百年を超える年月が経過していると聞いた今、わざわざ自分との面会を希望する者の心当たりが無いのだ。強いて言うならばかつての部下たちだが、特異な不死性を知らない以上希望する可能性は無い。

 プロパトルが脳内を渦巻く疑問と戦っていると、マルカドールに先導され二人の男性が姿を現した。皇帝に迫る長身に禿頭、そしてうり二つの外見をしている。

 

「直接の顔合わせは初めてか。

 私はアルファリウス、そしてオメゴン」

 

 二人同時に名乗ったが、肝心のプロパトルにはその名に聞き覚えが無かった。

 内心で首を捻っていると、マルカドールが一歩進み出る。

 

「このお二方こそ、陛下が先程おっしゃっていた前例を作りたい理由よ。

 かつて混沌の嵐に襲われた研究所から、一つのカプセルを救出したことを覚えているか?」

 

 瞬間、プロパトルの脳裏に苦い記憶が蘇る。カプセル救出の勅命にもかかわらず、一つを除き取りこぼした失態。

 

「忘れようはずがありません。

 勅命を受けたにもかかわらず、不徳から十全に使命をこなせませんでした」

「そう自らを蔑むな。並の者ならば、カプセルの救出どころか研究所への突入すらも不可能だったのだ。

 あの場でお前が救出したカプセルに守られていたのは、陛下の遺伝子から産み出した総主長という二十の超人だ。

 銀河は広大であり、陛下は一人では統一の手が足りぬと考えられた。故に将となるべき存在を産み出したまでは良かったのだが、汚らわしい混沌の妨害で保育カプセルは”歪み”の空間へと飲み込まれてしまったのだ。お前が守った一つを除いてな」

 

 プロパトルはその唯一の成果こそ、眼前の二人なのだと理解する。

 

「あのカプセルに、そのような……。

 では、どちらがあのときのカプセルにいたのですか?」

「そう考えるのも無理は無い。

 アルファリウス様とオメゴン様は、唯一双子として生まれ落ちたのだ。故に、貴様は御二方の恩人ということになるな」

 

 マルカドールの捕捉に、プロパトルの胸中はどこか満たされた気持ちで膨らむ。忠臣の様子に、皇帝は静かに頷いた。

 

「プロパトルよ、貴様には二人の教育係を命ずる。余やマルカドールでは満足に教えられぬ、人の情を伝えよ。ここまで成長した以上、教え込むことは期待せぬ。ただ、そのような考えがあることを学ばせるのだ。

 この二人の存在は、全総主長が余の元へ揃うまで最高機密とする。レギュラリティにて、表沙汰にならぬよう過ごさせるのだ。

 アルファリウス、そしてオメゴンよ。余の元で学ぶ時期は過ぎた。今後は、プロパトルの元学びを深めるのだ」

 

 栄誉であり凄まじい重責を命じられたプロパトルだが、皇帝の勅命に否は無い。

 プロパトルが跪くと、それに習うような動きで双子も続く。

 

「かしこまりました」

「仰せのままに」

 

 三人の声が、謁見の間に響き渡る。

 

「期待しているぞ」

 

 そう言い残し、皇帝とマルカドールは謁見の間を後にした。残されたプロパトルは、今になって任された膨大な業務に眩暈を覚える。

 貴族籍の周知に、STC端末周辺の割譲計画。学舎の建設に、倫理監視部隊員(エシカル)の選別。それに加えアルファリウスとオメゴンに対する、専用の警護隊の選抜。

 思いつくだけでも、文字通り山のような業務が積み上がっている。

 だが、これも皇帝の、ひいては人類のためであると自らに活を入れる。そしてその始まりの一歩としてプロパトルは振り返り、二人の総主長へと向き直った。

 

「私のような無学非才の身の元でどれほどの学びがあるのかわかりませんが、すこしでもお二人の血肉になるよう努力いたします」

「我らの恩人であり、帝国成立以前の忠臣であるプロパトルの話は良く聞き及んでいる」

「そちらの立場としてはやりにくいだろうが、よろしく頼む」

 

 敬意のこもった挨拶に、プロパトルは僅かに肩の力を抜いた。なによりも、自らが救い出すことができた存在が立派に成長していたという事実に内心で感動しているのだ。

 

「それでは、我が居城へ案内します。こちらへ」

 

 そう言いプロパトルが先導し、三人の男たちもまた謁見の間から姿を消した。




 ・アルファリウスとオメゴン
 総主長の中で最後に製造された存在であり、唯一双子として存在している。
 二つの肉体で一つの魂を共有しており、意図的に入れ替わった場合見分けることは不可能に近い。
 公式にも謎が多い存在であるが、本作では唯一テラに残り皇帝に育てられた説を採用している。

 ※倫理監視部隊 りんりかんしぶたい
 エシカルと呼称される、スペースマリーン兵団においての倫理的な教官。
 一般の隊員は常人で構成されており、発見した問題行動を幹部のサンダーウォリアーが指導する方針をとっている。
 あくまでも倫理面に対しての指導権のみを与えられているため、それ以外について兵団の方針や行動に口を出すことは許されていない。

 ※小剣部隊 しょうけんぶたい
 かつてプロパトルが率いたサンダーウォリアー部隊であり、彼の思想によって弱者を守り規律を重んじる文化が根付いた。
 現在では治安維持部隊の最終暴力装置として運用されており、その活躍から臣民間での人気は高い。
 加齢や度重なる戦闘の結果、プロパトルを直接知る隊員は全員引退している。

 ※新世代型改造手術 しんせだいがたかいぞうしゅじゅつ
 サンダーウォリアー改造手術を元にした技術であり、その改良型ともいえるもの。
 常人を部分的にはカストーデスに迫るほどの超人へと組み上げる有用性を持つが、僅かにでも適応しなければ拒絶反応で死に至る危険性とカストーデス製造を超える莫大なコストを必要とする。
 表向きは技術継承と改良のたたき台とされているが、実質プロパトル専用の改造技術と化している。

 ・ブケフェロス
 大征戦艦隊の旗艦であり、皇帝が座する個人旗艦。
 帝国の平均的な戦艦を容易に凌駕する超大型戦艦であり、その戦闘力もその他の戦闘艦とは一線を画す。
 公式設定では名と皇帝の乗艦であったという情報しか見つからなかったため、上記の設定は当作品の独自設定であることに注意。

 ・レイヴンガード
 黒いアーマーを特徴としたスペースマリーン戦団であり、隠密や暗殺を得意とする珍しい戦団。
 遺伝種子の不安定さという理由から戦闘同胞を揃えられないという欠点を、隠密からの奇襲という戦法で補っている。
 戦団を構成する中隊がそれぞれ独立した行動をとることも特徴の一つであり、その独立性は戦団への救援要請を各中隊長が別々に返答するほどである。

 ※レギュラリティ
 秩序の名を冠する惑星であり、皇帝直々にプロパトルの直轄と認められた帝国の新たなる領土。
 おおよそ日輪の宙域、嵐の宙域、極限の宙域が交わる地点に存在しており、近隣惑星としてタラーンとネクロムンダが挙げられる。
 技術の時代の遺産である食料生産能力とSTC端末による工業力に加え、倫理監視部隊の本部設立を決定された帝国有数の重要拠点。
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