無個性と呼ばれた提督   作:HYDRATION

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お久しぶりです。
誤字脱字報告、ありがとうございます。
ニコにコさん、マグネリボンさん、感想ありがとうございます。励みになります。


第三十五話

 午後のスタジアムは、午前を上回る熱気に炙られていた。

 

 外野席はもう一席の余裕もない。観覧に招かれたプロヒーローたちも、その人波のどこかに紛れているはずだった。これから始まる16名のトーナメント──その一人ひとりを、品定めするように見下ろしているのだろう。

 

 解説席にいるのは二人。司会のプレゼント・マイクと、解説の相澤先生。包帯にぐるぐる巻きにされた相澤先生は、相変わらず気怠げに椅子へ身を沈めている。

 

『さぁいよいよ最終種目だぜぇ! 1対1のトーナメント戦!! ルールは簡単! 相手を場外に落とすか、行動不能にするか、あとは「まいった」と言わせても勝ちのガチンコだぁ!! ケガ上等! リカバリーガールが待機してっから、道徳倫理は一旦捨ておけェ!!』

 

 プレゼント・マイクの声が、スタジアムの空気をびりびりと震わせる。会場が、地鳴りのような歓声で応えた。

 

『でもまぁ命に関わるよーなのはアウトだぜ! ヒーローは敵を捕まえる為に拳を振るうのだ!! それじゃあ第1試合、行ってみよぉぉぉっ!!』

 

 大スクリーンに、最初のカードが浮かび上がる。緑谷出久 対 心操人使。体育祭の前日、放課後にわざわざ宣戦布告へ来たあの紫髪の彼と、障害物競走で一位をもぎ取った緑谷くんの一戦だ。

 

 僕は吹雪と並んで、生徒用の観客席からリングを見下ろしていた。トーナメントに駒を進めた生徒も、自分の出番が回ってくるまではここで待機することになっている。情報は、多いに越したことはない。クラスメイトたちと共に、固唾を呑んで戦況を見守っていた。

 

 ◇ ◆ ◇

 

 第1試合は、息を呑む決着だった。

 

 心操くんの『洗脳』に意識を絡め取られた緑谷くんが、自らの個性を暴発させることで激痛を呼び起こし、その衝撃で正気を引き戻す。そのまま心操くんを掴み上げ、場外へと投げ捨てた。骨の軋む鈍い音がマイクに拾われた瞬間、観客席が悲鳴で波打った。

 

 第2試合は、轟くんの圧勝。試合開始と同時に放たれた氷の津波が、瀬呂くんを巻き込んだままリングの外へと押し流す。テープを張る間すらなかった。

 

 第3試合、蛙吹さん対上鳴くん。距離を取って舌で搦め捕る構えの蛙吹さんへ、上鳴くんは開始の号砲と同時に全方位へ電撃を解き放った。水気を含んだ肌が、それを最悪の形で受けてしまう。蛙吹さんが膝を折ったところで、決着。もっとも、勝った上鳴くん自身も電撃の使いすぎで頭がショートし、両手の親指を立てたまま「うぇーい」を連呼している。担架で運ばれていくその姿に、観客席から温かな笑いが漏れた。

 

 第4試合は、誰も予想しなかった幕切れだった。サポート科の発目さんが、自分の作ったサポートアイテムを観客へ向けて延々と売り込み続け、ひとしきり喋り倒した末に満足げに自分から場外へ歩いて出ていったのだ。良いように宣伝に使われたことに気づいた飯田くんが、リングの上で「騙したなぁぁぁぁ!」と叫んでいた。

 

 第5試合は、芦戸さんの『酸』が障子くんの複製腕を溶かし、動きを封じて勝利。

 

 第6試合、常闇くん対八百万さん。八百万さんが個性で武装を生み出そうとした、まさにその刹那──常闇くんの『ダークシャドウ』が、彼女が何かを完成させるよりも早く影を伸ばし、一息に彼女を組み伏せた。創造が間に合わなければ、八百万さんに反撃の手はない。あまりにも鮮烈な、瞬きほどの完封だった。

 

「次は、私たちですね」

 

「うん。……作戦は、頭に入ってるね」

 

「はい。何度も、確認しました」

 

 控え室で、僕たちは戦術を入念に組み上げていた。相手は切島くん。個性は身体を岩のごとく硬化させる能力。砲撃も拳も、ほとんど通らない。厄介な相手だ。

 

 単純に考えれば、勝ち筋は見えている。吹雪の膂力で切島くんを組み伏せ、行動不能にすれば良い。USJで脳無を相手取った吹雪の力をもってすれば、硬化した切島くんを抑え込むことも、決して不可能ではないだろう。

 

 だが、その一手は最初から選択肢になかった。

 

 それは、吹雪に勝たせてもらう戦い方だ。僕はただ突っ立っているだけで、吹雪が全部片付けてくれる。

 

 でも、それじゃ駄目なんだ。

 

 全国が見ているこの舞台で。プロヒーローたちが、僕という人間の値踏みをしているこの場所で。「艦娘がいなければ何もできない指揮官」として勝つのか、「艦娘と肩を並べて戦う、碧海鎮という一個の戦力」として勝つのか。その差は、見る者には必ず伝わる。そして、それはいつか──深海棲艦との戦いで、誰が背中を預けてくれるかを左右する。

 

 だから僕は、自分の足で前に出る勝ち方を選ぶ。吹雪の力で押し潰すんじゃない。僕の頭と、僕の身体で、切島くんと正面から斬り結んで勝つ。

 

 選んだのは、持久戦だ。

 

 切島くんの硬化は、発動している間は難攻不落だ。だが、それは絶え間ない集中の上にしか成り立たない。砲撃を浴び続ければ、硬度はいつか必ず緩む。鍵は、撃ち方そのものにあった。一定の間隔で撃てば、切島くんはそのリズムを読んで硬度を上げ、合間に呼吸を整える術を覚えてしまう。だから吹雪には、間隔をわざと不規則に散らすよう指示してあった。次がいつ来るのか分からない。その曖昧さこそが、常に最大の硬度で構え続けることを強い、彼の集中を最も深く削り取っていく。

 

 その間、切島くんは間違いなく僕本体だけを狙う。吹雪を倒したところで、僕の個性という扱いだから意味がない。本体である僕を場外に出すか、戦闘不能にすれば勝ち──その理屈を、彼は正しく理解している。だから僕は、自分の身体だけで躱し続ける。鍛え上げた体術を頼りに、彼の硬化が剥がれ落ちる、その瞬間まで。

 

 ◇ ◆ ◇

 

 大スクリーンに、僕と切島くんの名が並んで点る。

 

『Bブロック第7試合っ! 騎馬戦の闘い方には苦情殺到! ヒーロー科碧海鎮!! (バーサス)……とにかく硬い! とにかく熱い! 硬派な漢! ヒーロー科切島鋭児郎ぉぉぉっ!!』

 

 ゲートを潜った瞬間、視界が春の陽光で白く灼けた。観客席から噴き上がる歓声が、肌を叩く波になって押し寄せる。隣を歩く吹雪は、その喧騒のただ中で、これから踏み込む戦場だけをまっすぐ見据えていた。

 

 反対のゲートから、赤い髪を逆立てた切島くんが両の拳を打ち合わせながら歩み出る。リングの中央、僕の正面に立った彼の瞳には、混じり気のない闘志が燃え盛っていた。

 

「碧海。悪く思うなよ。俺、ここで全力を出すぜ」

 

「うん。僕も、全力で行く」

 

 吹雪が、隣で静かに艤装を展開する。連装砲、煙突、機関部。張り詰めた空気の中で、その駆動音だけが低く唸りを上げた。

 

『試合──開始ぃぃっ!!』

 

 号砲。

 

 それと寸分の狂いもなく、吹雪の連装砲が咆哮した。初手は決めてある。最大出力の一撃で、いきなり場外を獲りにいく。決まれば儲けもの。防がれても相手の手札が見える。布石としては申し分ない。

 

 空気を引き裂いた砲弾が、白い尾を引いて切島くんへ殺到する。

 

「うおおおおっ!!」

 

 切島くんが吼えた。全身が一瞬で硬化する。ごつごつと節くれ立った、岩の質感。そして彼は、硬化した十本の指を鉤爪のように折り曲げ、リングの石畳へ深々と突き立てた。

 

 ドゥンッ──!! 

 

 炸裂。爆煙が切島くんの全身を呑み込む。その身体が後方へ大きく仰け反った──が、地に喰い込んだ十本の硬い爪が、錨のごとく彼を繋ぎ止めていた。砂塵が舞い、足元の石畳には、爪が引き摺られた抉り跡が二本、深々と刻まれている。それでも、彼の踵はリングの内側に留まっていた。

 

「効かねえな──って言いてえとこだが……今のは、ちっとばかし効いたぜ……!」

 

 煙の向こうから、不敵な声。予想の範囲内──いや、あの刹那に踏ん張る術を選び取った判断は、僕の予想を半歩上回っていた。やはり、ただ熱いだけの男じゃない。

 

「だが、もう同じ手は食わねえぞ!」

 

 煙を裂いて、切島くんが地を蹴る。その視線は、僕一点だけを刺し貫いていた。吹雪の存在は、もう眼中にない。

 

 ──予測通りだ。

 

「吹雪、作戦通り!」

 

「はい!」

 

 僕は身を沈め、振り下ろされた拳を躱す。頭上で空気が裂けた。拳が虚空を打った直後、リングの石畳が砕け、太い亀裂が放射状に奔る。掠めただけでも、僕はかなりのダメージを負っていただろう。冷たい汗が、首筋を伝い落ちた。

 

 長く厳しい訓練で身体に刻み込んだ体術が、考えるより先に僕を動かす。捉え、測り、最小限で躱す。地味な反復の積み重ねが、この極限でこそ生命線になる。

 

 切島くんの腕が横薙ぎに唸る。叩きつけ、そのまま場外まで運ぶつもりの一撃。僕は半歩退きながら上体を反らし、岩塊のような腕を腹の数センチ手前でやり過ごした。その刹那の隙を縫って、吹雪の砲弾が彼の背で炸裂する。

 

「がっ──!」

 

 前のめりに崩れかける切島くん。だが、すぐに踏ん張り、再び僕へ向き直った。

 

「砲撃は完全に無視か。徹底してるね」

 

 躱しながら、僕は短く声を投げる。

 

「当ったり前だろ! お前さえ落としゃ、それで終わりなんだからなァ!」

 

 その判断に、誤りは一つもない。本体さえ仕留めれば勝ち。砲撃は硬化で耐え凌げばいい。単純で、正しい。だが──正しいからこそ、僕の作戦は牙を剥く。

 

 吹雪の砲撃は、傷を与えてはいない。与えてはいないが、確実に効いている。硬度を保ったまま、いつ来るとも知れない砲弾を受け続ける。それは切島くんの集中を、静かに、しかし容赦なく擦り減らしていた。彼が僕へ意識を研ぎ澄ますほど、不意に背を打つ衝撃が神経を蝕んでいく。

 

 僕は躱す。吹雪が、気まぐれな間合いで撃つ。そのサイクルだけが、ひたすらに繰り返された。

 

『どうした碧海! 反撃の手段がなぁい! ひたすら躱してるだけだぞぉぉ!』

 

 プレゼント・マイクの実況に、観客席へも戸惑いが滲み出す。だが、解説席の相澤先生は何も言わない。あの人には見えているはずだ。これが、何を狙った戦い方なのかを。

 

 1分。2分。時計の針が刻まれていくにつれ、切島くんの拳の軌道が、じわじわと大振りになっていく。彼が望んでそうしているのではない。集中が削れ、繊細な制御が利かなくなってきているのだ。

 

「ハァッ──ハァッ……やるじゃねえか、碧海……っ! 俺をジリ貧で削るつもりかよっ……!」

 

 息を継ぐ間もなく振るわれた拳は、さっきよりも明確に遅い。僕は、いつもより一段深い余裕を持って躱せた。

 

「うん。そのつもりだよ。卑怯かな?」

 

「いや。漢らしくはねえが──勝つためなら、そんなこと言ってらんねーよな!」

 

 切島くんが、荒い息の狭間で笑った。汗が額を伝い、頬の硬化が薄紙のように剥がれかけている。その目の奥に、焦りが滲んでいた。このまま削られ続ければ、硬化はいずれ保てなくなる。勝ち目は、ゼロに収束する。それを誰よりも理解しているのは、他でもない彼自身だった。

 

「けどな、俺も──まだまだァァッ!」

 

 切島くんが、残った全部を振り絞って踏み込んできた。剥がれかけていた頬の鋼が、闘志に呼応して再び厚みを取り戻していく。最後の一撃に、全てを乗せている。ここで決められなければ次はない──そう腹を括った人間の、捨て身の踏み込みだった。

 

 なら、僕も賭ける。

 

「吹雪、合わせて!」

 

「はいっ!」

 

 突進してくる軌道を、僕は最後の一瞬まで見極めた。重心、腕の振り、踏み込む足の角度。すべての情報を、頭の中で瞬時に編み上げる。右ストレート、狙いは僕の胴。左へ身を流すと、岩塊じみた腕が脇腹を掠めて空を斬り、彼の巨体が前のめりに泳いだ。突き出された右腕が、宙に置き去りになる。

 

 硬化した腕は、重い。質量がそのまま慣性となり、一度振り抜けば、軌道を戻すのに時間を喰う。その一瞬を、僕は逃さなかった。懐へ滑り込み、背後へ回り込む。彼の右腕は、振り抜いた姿勢のまま、虚空で軌道を立て直そうともがいていた。間に合わない。そして僕は、彼の踏み込んだ右足を、内側から掬うように払った。

 

「うおっ──!?」

 

 硬化した重い肉体は、均衡を崩せば立て直しが利かない。重力に引かれた切島くんの巨体が、背中からリングへと崩れ落ちていく。地響きじみた重い音が、スタジアムを叩いた。

 

「吹雪!」

 

「もらいました!」

 

 切島くんが動きを止めるより早く、吹雪がその額の前へ滑り込み、連装砲の砲口をぴたりと突きつける。

 

 ──零距離。

 

 時が、止まったように感じた。

 仰向けの切島くんが、鼻先数センチの砲口を見上げている。観客席が、水を打ったように静まり返った。

 

 切島くんの顔に、ゆっくりと笑みが滲んでいく。

 

「……参った。降参だ」

 

 両腕の硬化を解き、ぱたりと地面へ手を投げ出す。

 

『勝者ぁぁ、碧海鎮ぅぅぅぅっ!!!』

 

 プレゼント・マイクの絶叫が、スタジアムを揺らした。観客席が、堰を切ったような歓声に呑まれる。吹雪が砲口を引き、ふっと長い息を吐いた。僕は切島くんに歩み寄り、手を差し出す。

 

「お疲れさま、切島くん」

 

「ハハッ……いやー、参ったぜ」

 

 差し出した手を握り、切島くんが身を起こす。その動作の一つひとつにすら、疲労が滲んでいた。

 

「碧海。お前、強ェな。強いっつーか……『勝ち方を知ってる』ってのが近いか。お前と戦って、自分の硬化の弱点がよーく分かったぜ」

 

「切島くんの硬化を真正面から砕く方法は、僕にはなかった。だから、君に頑張ってもらうしかなかったんだ」

 

「自分から疲れさせる、ってか。ハハッ、漢らしかねえが──お前らしいや」

 

 切島くんが、屈託なく笑った。その表情には、敗北の悔しさよりも、出し切った後の清々しさの方が色濃く滲んでいる。

 

「次の相手は、まだ分かんねえな。麗日か、爆豪か。気をつけろよ、爆豪はマジで容赦ねえからな。麗日もあれで、相当やるぜ」

 

「うん。ありがとう」

 

 握手を交わし、僕たちはそれぞれのゲートへと背を向けた。

 

 ◇ ◆ ◇

 

 観客席へ戻ると、ちょうど最後の第8試合──麗日さん対爆豪くんの試合が始まろうとしていた。生徒用の席に腰を下ろし、吹雪と並んでリングを見下ろす。次の対戦相手が決まる、見逃せない一戦だ。

 

 開幕、爆豪くんの掌から放たれた爆破が麗日さんへ襲いかかる。麗日さんは咄嗟に身を捌き、爆豪くんの懐へ飛び込もうとした。零距離まで詰め、無重力化で宙へ浮かせる──その狙いは、誰の目にも明らかだった。だが、爆豪くんはそれを、初手の時点で読み切っている。

 

「司令官。あの方……戦いの間、一秒たりとも油断していません」

 

 吹雪が、リングを見据えたまま、静かに口を開いた。

 

「うん。それと……麗日さんが懐に入ろうとしたのは、たぶん布石だ。本命は、別にある」

 

 予想通り、麗日さんが懐から離れた瞬間、宙へ無数の瓦礫が浮かび上がった。無重力化した礫の群れが、爆豪くんの頭上に浮かぶ。そして、数回の激突の後……それは、豪雨となって降り注いだ。観客席から悲鳴が上がる。隕石じみた質量の雨。常人なら、回避以外に取れる手はない。

 

 だが、爆豪くんは──その全てを、たった一度の爆破で蒸発させた。膨れ上がった閃光が瓦礫を残らず吹き飛ばした。麗日さんはそれをみても諦めず、なお立ち向かおうとしたが、気力より先に身体に限界が来てしまったみたいだった。

 

『勝者ぁ、爆豪勝己ィィィっ!!!』

 

 爆豪くんは、勝ち名乗りにガッツポーズの一つも返さなかった。その目は、もう次の戦いだけを睨んでいる。

 

 準々決勝。僕の相手は、彼だ。

 

「吹雪」

 

「はい」

 

「次は、これまでで一番厳しい戦いになる。燃料も弾薬も、僕の精神力も、できれば温存しておきたい。けど──温存して勝てる相手じゃない。最初から、全力で行く」

 

「了解です、司令官」

 

 吹雪の声に、迷いは欠片もなかった。僕は深く息を吸い、ゆっくりと吐き出す。

 

 準々決勝、碧海鎮 (バーサス) 爆豪勝己。

 

 雄英体育祭で僕が越えるべき高い壁が、すぐそこに聳えていた。

 




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
感想、評価などしていただけると滅茶苦茶頑張れます。

実は新作として「艦これ短編集」を投稿しています。
興味がある方はぜひ。今後も不定期で更新する予定です。

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  • ヒロアカ
  • 艦これ
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  • 両方知っている
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