本当に今日はうんざりすることばかりだった
それだけははっきりと断言できることは間違いない
ネルフに接近することになったがまさかここまで急展開になるとは少し想定外ではあった
私はゆっくりと帰宅するためにアパートに向かっていた
だがその間も男性に監視されていることを気配で察していた
誰かというのは言うまでもない。ネルフの関係者だ
少しインチキであるが、尾行者の頭の中をこっそりと観察者の権限を使ってみた
ネルフの保安諜報部の人間である。私のことを行動監視しているようだった
大きなため息をつきたくなったが、そういうことをするとさらに疑われる
それだけは避けなければならない。私は観察者としてこの世界の行く先を見守るために移住してきたのだから
1度自宅アパートに戻ってから私服姿に着替えると近くにあるスーパーで夕食の食材を買うために再び外出した
尾行者はスーパーまでついてきたが店内には入ってこなかった
「今日の夕食は何がいいかしら」
さすがにスーパーの中にまでは入ってこないようだ
男性がこんな時間に1人でスーパーに入るとさすがに疑われると判断したようだ
まだ仕事の帰宅ラッシュの時間ではないのだから
私は邪魔な視線が少し弱くなったことに安堵しながらも今夜の夕食のメニューを考えながら
スーパーの店内にある食材をよく見ていた
料理は『かつての僕』と『今の私』の唯一の共通な趣味である
第二東京市にいたころもよく自炊をしていた
やっぱり毎日自分で作るのは楽しいものがある
1人分というのは少し寂しいこともあるが、お弁当で簡単に済ませるのではあまり良くない
栄養面から考えてもしっかりとバランスが取れたメニューにするには自炊はかなり効果的である
「今夜はカレーでも作りましょうか」
私は玉ねぎやジャガイモなどのカレーを作るのに必要な野菜を買っていく
カレーのルーも買っていくと自宅アパートに向かった
スーパーの外に出るとすぐに尾行されていた
本当に気持ちの良い物ではないがここで露見させるわけにはいかない
知らないふりをすることが極めて重要である
「本当に面倒な世の中ね」
私は本当に小さなことでつぶやきながらも自宅に向かっていった
自宅アパートに到着すると早速料理をすることにした
これからカレーを作る。
少し時間がかかるが、少し多めに作ればカレーは1日置いても食べることができる
1日寝かしたほうがおいしくなる時もあるのだから
「具材をカットしていきましょう」
買ってきた野菜などを包丁でカットしたり皮をむいたりするなどして下ごしらえを行う
そしてカレーのルーなどを使ってカレー本体も並行して作っていった
慣れているので別に難しいことは何一つない
私は手慣れた作業で次々と調理を続けていった
少し多めに作ると完成した。
私は今日の夕食分のカレーを皿に入れる前にご飯を入れてそれからカレーを皿に入れて食べた
「いただきます」
(カレーを作っている時の絵)